--------
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-09-15
母が『スクワーム』を『鉄男』と勘違いしている
もう明後日に迫るカナザワ映画祭、今日は北國新聞の朝刊とTVの北陸朝日放送で紹介されてました。
朝刊は果敢にも『スクワーム』の、最も豪快な犠牲者である貧相な顔のオッサンの顔からニョロニョロがぶらぶらしている、最も印象的かつ有名なスチールを掲載していました。
これね↓

このスチールを観た私の母は、「これ、『鉄男』みたいな映画なん?」と訊いてきました。
は? 『鉄男』? な、なにゆえに!? …………ああ! はいはい、何か顔にゴテゴテと付いているのが共通していると思ったのね。つまりこれ↓が『スクワーム』に似ていると……

まあ、似てるといえなくもないけど……とりあえず、その盛大な勘違いぶりに敬意を表して、「概ねそんな感じかも」と答えておきました。母は興味が涌いたようで、「ふーん、それなら面白そうだから、これ観るわ」といっておりました。はっはっは、『スクワーム』を『鉄男』の先入観で観ると、物凄い驚くだろうなぁ。
ちなみに『スクワーム』は、白骨死体がよそ見した瞬間に消えているとか、「オカルト」としか言い様のない変な演出が随所にあり、怪談特集としては正しい選択だと思います(というか、昔の映画はその手の「“オカルト”な表現」が多かった)。「台風に襲われ、電線が切れて高圧電流が地面に流れ、ニョロニョロしたのが凶暴化し、町民が全滅する」という物語がメチャクチャですし。電線を修理しにきた電力会社が「何か静かな町だなぁ」とのどかに終わるのも印象的でした(確かそんなだった)。この手の映画に必ず登場する見るからに脳タリンな犠牲者が悲恋にて悲哀を誘うのも良かったです(確かそんなだった)。
何にしろ、のどかな田舎が大変なことになる大変な映画は、その佇まいだけでワクワクできますね。イーライ・ロス監督の『キャビン・フィーバー』なんか、最近の作品なのに時代遅れ感が見事で素晴らしかったですし。今の日本には殆ど見られない光景です。
TVでは、夕方のニュース番組で十分間くらい紹介されていました。宣伝だから、最も耳目を集める『シェラ・デ・コブレの幽霊』の野外上映を中心にした特集でした。
かなざわ映画の会代表である小野寺さんが登場し、自宅に集まっている上映用のフィルムを紹介していました。もちろんその中には『シェラ・デ・コブレの幽霊』もありますので、自宅が大変なことになったら大変なことになってしまうな、と勝手に心配してしまいました。小野寺さんの自宅は今、世界で最も価値のある普通の住居ではないでしょうか。
また、野外上映の場所の紹介もしていました。怪談特集をするにはいい感じの場所ではありますが、蚊がとっても多いらしいので虫除け対策は必須のようです(蚊取り線香を配置するようですが)。危ない危ない、放送を観てなければそんなこと気にせず行くところでした。
雑誌、新聞、ネット、TV、とあちこちで紹介されているので、『シェラ・デ・コブレの幽霊』野外上映にはどれだけたくさんの観客が集まるか楽しみであり、心配でもあります。
ま、明後日には全てがわかります。もう興奮してきました。あとは雨天にならないことを祈るばかりです。
朝刊は果敢にも『スクワーム』の、最も豪快な犠牲者である貧相な顔のオッサンの顔からニョロニョロがぶらぶらしている、最も印象的かつ有名なスチールを掲載していました。
これね↓

このスチールを観た私の母は、「これ、『鉄男』みたいな映画なん?」と訊いてきました。
は? 『鉄男』? な、なにゆえに!? …………ああ! はいはい、何か顔にゴテゴテと付いているのが共通していると思ったのね。つまりこれ↓が『スクワーム』に似ていると……

まあ、似てるといえなくもないけど……とりあえず、その盛大な勘違いぶりに敬意を表して、「概ねそんな感じかも」と答えておきました。母は興味が涌いたようで、「ふーん、それなら面白そうだから、これ観るわ」といっておりました。はっはっは、『スクワーム』を『鉄男』の先入観で観ると、物凄い驚くだろうなぁ。
ちなみに『スクワーム』は、白骨死体がよそ見した瞬間に消えているとか、「オカルト」としか言い様のない変な演出が随所にあり、怪談特集としては正しい選択だと思います(というか、昔の映画はその手の「“オカルト”な表現」が多かった)。「台風に襲われ、電線が切れて高圧電流が地面に流れ、ニョロニョロしたのが凶暴化し、町民が全滅する」という物語がメチャクチャですし。電線を修理しにきた電力会社が「何か静かな町だなぁ」とのどかに終わるのも印象的でした(確かそんなだった)。この手の映画に必ず登場する見るからに脳タリンな犠牲者が悲恋にて悲哀を誘うのも良かったです(確かそんなだった)。
何にしろ、のどかな田舎が大変なことになる大変な映画は、その佇まいだけでワクワクできますね。イーライ・ロス監督の『キャビン・フィーバー』なんか、最近の作品なのに時代遅れ感が見事で素晴らしかったですし。今の日本には殆ど見られない光景です。
TVでは、夕方のニュース番組で十分間くらい紹介されていました。宣伝だから、最も耳目を集める『シェラ・デ・コブレの幽霊』の野外上映を中心にした特集でした。
かなざわ映画の会代表である小野寺さんが登場し、自宅に集まっている上映用のフィルムを紹介していました。もちろんその中には『シェラ・デ・コブレの幽霊』もありますので、自宅が大変なことになったら大変なことになってしまうな、と勝手に心配してしまいました。小野寺さんの自宅は今、世界で最も価値のある普通の住居ではないでしょうか。
また、野外上映の場所の紹介もしていました。怪談特集をするにはいい感じの場所ではありますが、蚊がとっても多いらしいので虫除け対策は必須のようです(蚊取り線香を配置するようですが)。危ない危ない、放送を観てなければそんなこと気にせず行くところでした。
雑誌、新聞、ネット、TV、とあちこちで紹介されているので、『シェラ・デ・コブレの幽霊』野外上映にはどれだけたくさんの観客が集まるか楽しみであり、心配でもあります。
ま、明後日には全てがわかります。もう興奮してきました。あとは雨天にならないことを祈るばかりです。
スポンサーサイト
tag : カナザワ映画祭
trackback
comment
No title
映画祭、やはり地元では盛り上がっているんでしょうね~。
早くその雰囲気に混ざりたいです(笑
ふふ、お母様ナイスですね、ウケました。
全く間違ってないと思います。
早くその雰囲気に混ざりたいです(笑
ふふ、お母様ナイスですね、ウケました。
全く間違ってないと思います。
nasuさんへ
コメントありがとうございます。
地元は、地元ゆえに、盛り上がっているのかイマイチわかりません。
昨年までのことを考えると、意外と盛り上がってないかもしれませんし。
母は、本当に『スクワーム』を観ます。驚愕ぶりが今から楽しみです。
私は絶対に激怒されますね、「騙したな!」と。
というか、映画に詳しいのか詳しくないのか微妙な勘違いです。
雨が止みますように……
地元は、地元ゆえに、盛り上がっているのかイマイチわかりません。
昨年までのことを考えると、意外と盛り上がってないかもしれませんし。
母は、本当に『スクワーム』を観ます。驚愕ぶりが今から楽しみです。
私は絶対に激怒されますね、「騙したな!」と。
というか、映画に詳しいのか詳しくないのか微妙な勘違いです。
雨が止みますように……
Powered by FC2 Blog
Copyright © いつか想い出す日々 All Rights Reserved.