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2010-08-06

色んな人がいる

 先月末に大阪で発生した2児の死体遺棄事件を知って真っ先に思ったのは、また馬鹿親の犯罪か、だ。

産経ニュース→マンション2児変死体、23歳風俗店勤務女性が不明 冬から悲鳴…育児放棄

 上記リンク先から抜粋。

 30日午前1時15分ごろ、大阪市西区南堀江の11階建てマンションで「部屋の中から異臭がする」と110番通報があり、駆けつけた西署員が、3階の部屋で幼児2人の遺体を発見した。遺体は3歳女児と2歳ぐらいの男児の姉弟とみられる。死後数週間以上経過しているとみられ、腐敗し一部白骨化していた。女児と男児はワンルームの部屋の真ん中であおむけに横たわっていた。ともに全裸でやせており、目立った外傷はなかった。部屋の窓は閉め切られ、玄関は施錠されており、エアコンや電灯はついていなかった。
 マンション住民によると、遺体が見つかった部屋では、冬ごろから複数の幼い子供が、連日、悲鳴のような泣き声を上げていたが、1カ月ほど前から聞こえなくなったという。

その後、母親が捕まり、色々と判明――

産経ニュース→【2幼児遺棄事件】結婚時に長女置き去り、ブログ「愛情」実態伴わず

 上記リンク先から抜粋。

 幼い姉弟2人の遺体が見つかった虐待事件で、死体遺棄容疑で逮捕された母親(23)が、元夫と結婚していたころ、長女(3)を自宅に置き去りにしたまま、遊びのために外出していたことが分かった。子供の世話を元夫の家族に任せきりだったことも判明。
 当時、容疑者は、長女の服を選ぶ楽しみや、長男を身ごもったことを喜ぶ気持ちをブログに書き込んでいた。
 実際は食事や入浴、寝かしつけなど現実的な子育てには関心が薄く、同居中は義母、転居後は夫にそれぞれ頼り、桜子ちゃんを自宅に置いたまま夜間に外出して遊ぶこともあった。
 ブログに書き込まれた子供への愛情は、実態が伴っていなかったとみられる。

昔からたくさんある定番ニュースの1つ。嗚呼、子供が可哀相になぁ、と思った。が、しかし、死んで良かったのかもな、とも思った(苦しまずに死ねれば良かったんだけど)。それは――

産経ニュース→給料もらえず親子3人で万引き 容疑の自称・派遣社員ら逮捕 兵庫県警

 上記リンク先から抜粋。

 スーパーで食料品などを万引したとして、窃盗の疑いで丹波市の自称派遣社員の男(32)と妻(38)、長女(15)の3人を現行犯逮捕した。同署によると、男は「10日以降でないと給料をもらえず、万引しようと思った」と容疑を認めている。

というような馬鹿どものニュースもあるから。母親が何とか踏ん張って子供2人を育てたとしても、粗雑な親から立派な子供が育つことは幸運がなければ稀なので、育った後が不幸な事態――というのもありうる。
 馬鹿親のせいで子供が死んでしまうニュースを見る度に、「可哀相だけど、もしかしたらその可哀相な子供は将来恐ろしい殺人者になってしまうかもしれない。それならば、今死んでくれて良かったのかもしれない」と思ったりもする。しかしそれでは全ての子供に犯罪者となる可能性があると考えるようなものだ。夢も希望もない。子供なんて作るだけ損、と考える人が増えてしまう。
 親が無駄に子供を殺すのは、はっきりいってしまえば子供に価値がないからだ。価値感は人それぞれなので、今回の事件の容疑者である母親にとっては、子供はもう捨てても構わない「もの」だったんだろう。

 テキトーにニュースを見た限りでは、母親は周囲から支援の話があったのに断ったそうではないか。それで生活が苦しくて精神的にも苦しくて、結局は子供を殺すことになった。苦しいなら素直に支援を――公共的にも――受ければ良かった。しかし、ぐうたらで情けない親が実際にいるので、そんな馬鹿親に公共的に税金で支援をするなんて嫌だ、と反対する人はいるだろう。苦しい中で何とか頑張って立派に子供を育てようと努力する人だっているんだから、そーゆー苦労は報われる社会であってほしい。
 たとえば『チェンジリング』のアンジェリーナ・ジョりーさんを見習え。北朝鮮で拷問にあってもへこたれなかったんだぞ(それは別の話だけど)。あんな親子こそ幸せになってほしい。
 たとえば脱北者の苦しみを描いた『クロッシング』のチャ・インピョさんを見習え。妻と子供のために命がけで頑張った父親だからこそ、死んだ息子は許してくれたのだ。最後の場面の雨は、息子が降らしたのだろう。「お父さん、僕は天国でみんなと幸せにしていますよ。そんなに悲しまないで下さい」と父親に教えるために。あんな親子こそ幸せになってほしい。
 しかし、みんながみんな強いわけじゃない。弱い者は、逃避する。それは必ずしも悪いことじゃない。生きるための本能なんだから。逃避に問題があるとすれば、その選択に価値があるかないかだ。

 クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』を観ると、日本人が今も昔も大して変わっていないことがよくわかる(そう感じてしまうように描かれている)。劇中で登場する日本兵は、負け戦が明確になり、天皇万歳と自爆する。しかし渡辺謙さん演じる栗林忠道中将は、貴重な手榴弾は、1人でも多くの敵を倒すことに使うべきだ、と説く。無駄遣いするな、と。
 「恥」を重んじる日本兵は、生き恥を晒すより、潔く散るのが素晴らしいと思った。栗林忠道中将は、「恥」よりも論理的に考えていたから、無駄遣いするな、と考えた。自爆が「潔い」のか「無駄遣い」なのかは人それぞれだけど、とりあえず今の日本人も戦時中の日本人も大して変わっていない。「恥」をかくくらいなら諦める、という点が(もちろん全員がそう考えるわけじゃないけど)。
 2児を見捨てた母親は、誰かを頼るべきだったのに、そうしなかった。そこに「恥」があったからではないか。恥ずかしいとかいう前にやるべきことがあるだろう、と怒る人はいるだろうけど、「恥」を論理的思考よりも上位に置く人にそんな理屈は通用しない。子供の身の安全を考えるより、我が身の恥ずかしさを優先してしまう。馬鹿だからね。
 馬鹿とそうでない人の違いは何か、というと、それは単純に分別すれば、短期と長期のどちらで物事を考えるかの違いだと思う。短期でしか損得(物事)を考えられない人に、その先の損得を考えろというのは無理。昔からいうじゃないか――馬鹿は死ななきゃ治らない、って。ふざけた結論で可哀相だけど、今回の事件の容疑者である母親にはそれがぴったりだ。

 今回の事件は、少子化が進む日本でどのように位置づけられているのだろうか。託児施設を増やすとか、シングルマザーの雇用環境を充実させるとか、そこら辺の予算をもっと充実させるべき、という議論が出ているのだろうか? 生活が豊かであれば、2児は死なずに済んだのかもしれない。それ以前に、核家族化が生んだ弊害なのかもしれない。社会が先進化する中で、しかし同時に村社会的なものも残すべきなのかもしれない。
 TVの情報番組を全く見ていないので、そーゆー場で何をいってるか知らないけど、たぶん児童相談所や警察を批判して、あーしろこーしろと難癖つけてんだろ。しかし、それをどうするか――予算をどうするかとかは見て見ぬふりに決まっている。
 村社会を復活させるのは一番お金がかからない対策だと思うけど、今の不況の中、村社会を復活させるのは並大抵のことじゃない。不況が悪化して、大変なことになってしまう。つまり、もっとお金がかかってしまう。お金をかけずにどうやって対策をするかとなると……高齢者の雇用かなぁ? 年金にかかる予算は莫大になっていくのだから、年金の受給時期を遅らせればいい。そのためには高齢者にもっと働いてもらわなければならない。その働き口として、育児はあって然るべきだ。
 結局のところ、「母親が馬鹿だった」で終わっちゃう話でもあるんだけど、そうなると、「母親がちゃんと育たなかったのが悪い。だからもっとちゃんとした公教育を行うべきだ」という話も出てくる。そうなると、容疑者である母親の育った家庭の収入はどれくらいだったのか、そんなことも問題になる。「そもそもの家庭」が裕福でないことがわかって初めて「教育にかけるお金の重要性」という問題も出てくる。
 子供への悪影響が問題になって漫画やアニメや映画が規制される今、日本はとっても子供に思いやりのある国なのかもしれない。しかし、どれだけ子供への悪影響を省いたところで、こんな馬鹿な大人のせいで子供が犠牲になってしまう。「子供のため」を謳って下らないメディア規制を行う人々は、それより先にやることがあると思うけどね。どうでもいいことに予算を使おうとする人々は、もうちょっと「恥」を知った方がいい。規制規制でつまんない社会になって、その結果が「親殺しをする子供」を生むかもしれないし。

 ところで、今回の事件に於ける児童相談所の及び腰な対処に批判が集まっているようだけど、いやぁ、あんなもんでしょ。専門家なんだから、警察と連携して何とでもできたかもしれない。でも、そうだろうか? 公務員なら規則を重視するだろう。その規則は、厳密な法律でなく、組織の規則なので、そこから外れるような前例のない行動は起こさないと思う。公務員が自分の判断で規則を拡大して行動を起こすなんて、『踊る大捜査線』の青島刑事みたいなのはそんなにいない。
 児童相談所が能無しばかりだとは思えない。今回の事件を教訓にして、次からはもっとちゃんと対処できる、と思いたい。いや、今までにも全国で似たような事件が何度も起きているじゃないか、という批判はあるだろう。しかし、我が身に降りかからなければ身に沁みないことってある。実際は知らないけど、対応した児童相談所に今回の事件同様の前例があったなら、それは思いっきり批判すべきだ。担当者どころか児童相談所の全員のクビを切ってもいいくらいだ。しかし、初めての事例だったなら、死んだ2児は可哀相だけど、次の対応に期待しよう。改善されないようなら、その時こそ物凄く非難罵倒すればいい。
 2児は死んだけど、その事実が活かされるように――
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Author:ばっどていすとさんどいっち
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アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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