--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007-12-12

Daft Punk/Alive 2007

 ダフト・パンクのライヴアルバム『Alive 2007』を購入。正直、もうダフト・パンクに期待するものは何もないと思っていたら、それは私の大間違いでした。ダフト・パンクって、ライヴだとこんなにもいいのか!

試聴リンク→アルバム『Alive 2007』

 ここ数年、フランス関連のダンスミュージックがとにかく盛況なのは誰しもが知っているところだけど、特に昨年からの猛攻撃ぶりは凄い。その原動力となっているのは、KitsuneEd Banger Recordsというレーベルだ。そこから一躍有名になったアーティストは、ジャスティス、シミアン・モバイル・ディスコデジタリズムボーイズ・ノイズなどがいる。今年はみんなアルバム投入したから話題独占状態だった。それもあって、全世界的なニュー・ウェーヴ、エレクトロ、ディスコパンク、ディスコハウスの大流行はまだ続いている。DJスタイルが一点集中型より節操なし型のDJの大人気ぶり(2Many Djsエロール・アルカンさんなど)も。あらゆるお膳立てが整ったまま維持されている感があり、実際、今年もそれらに翻弄されっ放しだった。クラクソンズ、アークティック・モンキーズ、ブロック・パーティなどの話題のロック・バンドのシングル曲をリミックスしているのも殆どがそれらのアーティストだったし。
 ただ、フランスのダンスミュージックといえば真っ先に思い付くのはロラン・ガルニエさんとダフト・パンクとエールなんだけど、最近はあまり目立つ作品を出してないので、過去の人になりつつあった(と私は勝手に思っていた)。パンクやロックが持つ破壊力を最大限に取り入れて今のシーンに繋がるアーティストならヴィタリックが最強だし。
 ダフト・パンクの登場時は「ダ・ファンク」の威力に倒されたけど、「ワン・モア・タイム」の懐古さに少しガッカリし(それでもクラブでかかると大喜びした)、やたらとライヴ演出に凝りすぎるのも「どうせライヴなんて行かない(行けない)し、どーでもいーや」と思ってた(ロボマスクは暑そうで大変だなと思うけど)。ジャスティスのビッキビキな音がある今、もうダフト・パンクはいらない、とかなり本気で思ってた。そんなことなかった。馬鹿だなー、私。
 で、『Alive 2007』、ダフト・パンクのライヴは一度も観たこと聴いたことがなかったので、どんなものか全く知らなかったのもあるけど、昔からなのか最近からなのか、とにかく音が分厚い。ジャスティス・プロデュースか? と思うくらいベースの音がアシッド。CD単体で聴くとペラペラした音の「ワン・モア・タイム」までキックを分厚くしているので、カッコイイ。全体的に低音が大きく、ライヴ録音なのもあって、ずっしりと音が重い。

 最初の聴き所は、1曲目「Robot Rock / Oh Yeah」と2曲目「Touch It / Technologic」。「Oh Yeah」から「Touch It」の繋がりがたまらん! ハードロックみたいなギターリフの反復、エレクトロなキックの重い鳴り、いきなりヘッドバンギングしたくなる。
 3曲目「Television Rules The Nation / Crescendolls」と4曲目「Too Long / Steam Machine」でも大騒ぎ。4つ打ちオンパレードなのに、合唱もできる。楽しい。
 5曲目「Around The World / Harder Better Faster Stronger」の、「Around The World」は、PVのおかげで私にはホネホネダンスとして定着しているので、ロボットダンスしたくなる。ちなみに何がホネホネなのかというと、これ↓

このPVを作ったミシェル・ゴンドリーさんは、映画を作るの止めて(駄作しか作れないから)、PVのみに専念してほしいなぁ。PVなら素晴らしいのに。
 5曲目以降はそれほど盛り上がらず(私的に)、ファンなら迷わず最大の聴き所となる8曲目「One More Time / Aerodynamic」は、「One More Time」がそれほど好きな曲でもないので、ライヴ音源の方が全然盛り上がるとは感じつつも、軽く流す。
 「ワン・モア・タイム」よりは、ダフト・パンクの片割れトーマス・バンガルターさんの別ユニット、スターダスト「Music Sounds Better With You」の方が全然いいので、私はそっちを聴けばいい。「Music Sounds Better With You」はこんな曲↓

 1曲空けて、10曲目「Prime Time Of Your Life / Brainwasher / Rollin' And Scratchin' / Alive」は、『Alive 2007』に於ける私のピークタイム。今のダフト・パンクを感じた。個別のアルバム作品で聴くのとライヴとでは迫力が全然違う。特に「Prime Time Of Your Life」は、ヴィタリックかジャスティスかというような超アシッディでハードロックなダンスチューン。盛り上がり盛り上がる。私はここでダフト・パンクは時代遅れという認識を改めた。
 11曲目「Da Funk / Daftendirekt」も全然今でも通じると痛感。303のアシッドベース、ブレイクビーツ、ざらついたヒップホップテイスト、そしてハウス。どっしりゆったりとしていて、超攻撃的。「Da Funk」が登場した時、ダフト・パンクは懐古主義ではあっても、先鋭的で攻撃的なアーティストだったのを思い出した。

 ダフト・パンクはカッコイイ。変なマスク被ってるけど、忘れてたけど、今もカッコイイ。今や私にとってダフト・パンク作品は家でのんびり聴くものになってたけど、またCDラックから取り出して聴き返してみようと思った。
 考えたら、KitsuneもED BANGER RECORDSもダフト・パンクから派生したレーベルだもん、今でもダフト・パンクが通じるのは当たり前だった。何つっても、カニエ・ウエストさんが「ストロンガー」に参加してもらうくらいだし、全然最新なんだよね。でも、もうちょっとフロア寄りでごちゃごちゃとデコレーションしてない作品を作ってほしいな、できれば。

 ついでにどうでもいいけど、カニエさんのオタク趣味は何とかならんのか。ジャケット絵とかジャケット絵とかジャケット絵とか。「ストロンガー」のPV↓

このPV、最初、クリス・カニンガムさんが作ったビョーク「オール・イズ・フル・オブ・ラヴ」を使ってんのかと思った。さらについでにその「All Is Full Of Love」のPV↓
スポンサーサイト

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

最近の記事
プルダウンリスト
プルダウンタグリスト
ブログ内検索
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。