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2010-05-01

M.I.A.の「Born Free」のPVは人体花火

 既に話題になっているM.I.A.の新曲「Born Free」を購入した。
 出だしは「A列車で行こう」のドラムかと一瞬思ったけど、そのすぐ後からスーサイドの「Ghost Rider」のリフが激しいドラムと重なり、猪突猛進なパンクへと雪崩れ込む。パンクとダンスの成分がロックを超上回ってて素晴らしい。こんなの作られたら、並みのロックじゃ太刀打ちできないだろ。さすが、M.I.A.の姉御は信用できる。
 歌詞も面白い。「金持ってるしぃ、自由だしぃ」みたいな嫌味っぽい歌詞。「私は自由だ!」なんて常套句は昔から色んな人が古今東西ずーっと叫んでいるけど、それをこれまた嫌味っぽく映像で表現したのが、問題のPVなんだろう。
 とりあえず、曲や歌詞のどーのこーのは置いておこう。ショック映画愛好家としては(ホラー映画でも恐怖映画でも呼称は何でもいいんだけど、観て思わず唖然としてしまうような映画や映像を好きな私としては、やはり「ショック映画」という呼称が最も好きだ)、その残酷描写にウキウキしてしまう。YouTubeでは何か規制されていて観られないので、公式サイトで観ればいいんだけど、やけに重い。ので、とりあえずの見所ショットを連続で。

この娘が
miabf01
ッパーン!
miabf02
はうあっ!
miabf03
このあんちゃんが
miabf04
あ、危ないっ!
miabf05
ッパーン!
miabf06
はうあっ!
miabf07
バラバラーッ!
miabf09

 何この『ハート・ロッカー』なPV! 爆笑っ!! とっても大好きです。が、しかし、ちょいとばかりわかり易すぎる「問題作」じゃありませんかね?
 PVを監督したのは、ジャスティスの「Strees」のPVで有名になったロメイン・ガルヴァス監督。「Stress」も「問題作」として有名だけど、「中学生が考える問題作」の域を出ていない。「ストレス社会だから鬱憤晴らし」だもん。何を伝えたいのかさっぱりわからん。「stress」のPVの第一印象は、「エイフェックス・ツインの『Come To Daddy』の真面目版」でしかなかった。
 んで、今回の「Born Free」はさらに発想が子供っぽくなっている。サンプルとして使われているスーサイドの「Ghost Rider」の歌詞も反映しているからか、星条旗な軍装の荒くれ者に若者がなす術なく殺されるだけ。そこに「生まれた時から自由」という叫びが重なる。M.I.A.の曲そのものはいいんだけど、PVには人体破壊をやったということ以上の価値はなし。

 それにしても「Stress」と「Born Free」が問題作に思える人って、普段何を観ているのだ? 『ハート・ロッカー』よりも人体破壊描写は景気が良いけど、この程度の描写があるショック映画は山ほどあんのに。まさか1本も観たことないのか? 井口昇監督の『片腕マシンガール』を観てみろってんだ。「Born Free」と『片腕マシンガール』は表現の方向性や内容が全く異なっているけど、「現実味のある演出で自由と非自由の世界を描いたから『Born Free』のPVは過激なんだ」というのであれば、そんな表現は幼稚だと思うのでございますよ。
 
M.I.A. 「Born Free」

 このPVの見所は、残酷描写でなく、いい味した顔のキャスティングにあると思う。変なヒゲの人や、変なモミアゲの人など、やたらと味のある顔ばっか。どーゆー理由で選んだのか、そっちの方が気になってしまう。

Suicide 「Ghost Rider」


Justice 「Stress」

 普通の映画なら、呆気なく殺される馬鹿ガキ集団の「やんちゃな日々」。受験社会の日本なら納得の描写ではあるけれど、北野武監督の『その男、凶暴につき』よりゃ全然大人しい。記録映像風とするなら『ありふれた事件』の方がもっと凶悪でストレス社会な感じだ。

Aphex Twin 「Come To Daddy」


 ついでに、全然関係ないけど、今の気分はこれ。
Aphex Twin 「Ventolin (Salbutamol mix)」

これは何度聴いてもいつ聴いても最高だなぁ。昔VHSで発売されていたPV集に変なPVあってそれが大好きなんだけど、YouTubeでは見つからず。

 さらについでに。
『片腕マシンガール』の冒頭。

正に「初め良ければ」ってやつ。
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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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