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2010-04-25

映画と音楽に相性の良かった金沢市のたこ焼きが消える

 たこ焼きが大好き。週に最低でも1回はたこ焼きを買ってます。
 好きなのは、小立野(天徳院の近く)にある「こぶた」という店(Googleマップ)。今人気のカリカリで中はトロ~リというものではなく、どちらかというとへなっとしているんだけど、タレが独特の味で、好きになると癖になり、他の店では満足できなくなる。私もその1人で、たこ焼きといえば「こぶた」です。
 そしてもう1店、金劇ビルにあるたこ焼き屋。何十年前から同じ場所にいて、金沢市に現存するたこ焼き屋の中でも最も古い店ではないでしょうか。そこが今月一杯で閉店してしまう。

北國新聞→39年間、さよなら昭和の味 金沢・片町、母のたこ焼き店閉店へ

 上記リンク先から抜粋。

 39年にわたって昭和の味を守り続けてきた「たこ焼元祖き多乃(きたの)家(や)」が今月いっぱいで営業を終える。店を開いた北野松子さんが亡くなってから10年。かつては300パックを超えることも珍しくなかった一日の売り上げは、片町の酔客が減ったのに伴い、30パックもままならなくなった。酔客の夜食、ひいきのホステスや家族への土産を届け続けてきた片町の名物店は、惜しまれながらのれんを下ろす。
 松子さんが金劇ビル(現在の金劇パシオン)の1階で店を開いたのは1971(昭和46)年の6月だった。大阪万博の翌年、高度経済成長期の片町は、昼も夜もにぎわいにあふれていた。午後4時から午前3時までの営業時間中、客足が途絶えることはなかった。
 平成に入り、金大移転、バブル崩壊、さらには県庁移転と、客足を減らす要因が重なった。一昨年秋のリーマン・ショック後の景気後退が、とどめとなった。
 店舗を改装、大阪の名店に味を研究しにいくなど、巻き返しを図った。「あの店さえあれば食べていけるよ」。母が口癖のように言う自慢の店だったが、客足は戻らなかった。

 記事に「30パックもままならなくなった」とあるうちの1パックは私である可能性大です。
 というか、この記事で初めて店の名前を知りました。いつも「金劇ビルにあるたこ焼き屋」といってたから、ちゃんと「き多乃家」という店名があるとは知りませんでした(あって当たり前だ)。

 この「き多乃家」は、今も昔も味が変わらず(工夫しているので、微妙ぉ~に変わってますけど)、私の中で「たこ焼きといったらこれ」という基礎を作り上げた店でした。今風の表面がカリカリなたこ焼きに馴染んだ人だと驚くくらいにへなっとしていて、タレはどろりとして甘くどい。何というか、古臭いたこ焼きです。しかし、昔は今ほどたこ焼き屋がなく、それこそ私は「き多乃家」くらいしか知らなかったので、それが全てでした。その後、あちこちにたこ焼き屋ができると、物珍しさと「き多乃家」に飽きたのもあり、「き多乃家」から足が遠退きました。が、色んなたこ焼きを食べて、結局は「き多乃家」が飽きずに美味しいという認識に戻り、いってしまえば故郷の味に帰ったわけで、今は「こぶた」と「き多乃家」でしかたこ焼きを食べていません。
 金劇ビル(今は金劇パシオンビル)は、昔から飲み屋ビルで、子供の私には縁遠い場所でしたが、邦画専門の映画館「金劇」があったので、映画帰りに「き多乃家」でたこ焼きを買うことが多かった。片町交差点に輸入盤専門店の「IMPORT YAMACHIKU」があった時も、その帰りによく買ってました。今は、隣のブラザービルに「EIGHTHALL」と「MANIER」というクラブがあるので、そこのついでか、仕事帰りに買ってます。それがこれからはなくなると思うと寂しい限りです。

 新聞記事には「リーマン・ショック後の景気後退」が売れ行き不振の要因の1つに挙げられていますが、立地条件も悪かったと思うのです。店が大通りに面した場所になく、ビル1階の通路の中にあるので、何といいますか、物陰に隠れている感じなので、片町の通りを通行していても「き多乃家」に気付いていない人はたくさんいたのじゃないか。また、すぐ側にバス亭があるのですが、動線上に店がないことも悪い。大通りに面した場所には果物屋があり(そこも昔からずっといる店で、美味しいバナナで有名な店でした)、そこは明るく目立つ印象がありますし(売り上げが良いかは知りませんが)。だから大通りに面した場所に店を移せば売れ行きはもっと良かったでしょうが、今の場所のテナント料が格安だったので、引っ越すに引っ越せなかったのでしょうね。そこで損をしてでも客足を獲得するべきだったように思いますが。また、主要ターゲットの変更と、営業時間の見直しも大幅に図るべきでした。飲み屋のオッサン客よりも学生や若者相手に絞った時間帯に。
 そんな悪条件は、飲み屋が繁盛していた時には問題になりませんでしたが、景気が悪くなって表面化してしまった。飲み屋の売り上げと心中したようなもんです。味は美味しいし店主も良い人だっただけに閉店は悲しいですが、悪い経営の典型でもあります。
 ちなみに大好きなもう1つのたこ焼き屋「こぶた」の方も経営は大変なようで、営業時間を縮小しながらギリギリで生き延びている感じです。地元民としてはできるだけ頑張ってもらいたく、売り上げに微小ながら貢献していますが……見ている限りだと、跡継ぎもなさそうなので、「まことに勝手ながら~」と閉店の告知がいつあってもおかしくない状況です。

 何か、私の好きな店ってよく潰れる。世間が私の好きなものを否定している感じで、辛いです。
 「き多乃家」の閉店まで、まだ1週間近くあるので、その間に金沢市のたこ焼き文化を支えた1つの味を忘れずに味わっておきましょう! 「銀だこ」のような全国平均的な味と一線を画した、古臭い美味しさが味わえます!
 あと、「こぶた」のたこ焼きも独特の味で美味しいので、買いましょう! いつ潰れるかわかんないし(失礼な)!!
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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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