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2010-03-09

当然の結果

 アカデミー賞の結果を心待ちにしておりましたよ。無論、アメリカのアカデミー賞のことにございます。

【作品賞】
  『ハート・ロッカー』
【監督賞】
  キャスリン・ビグロー(『ハート・ロッカー』)
【主演男優賞】
  ジェフ・ブリッジス(『CRAZY HEART』)
【主演女優賞】
  サンドラ・ブロック(『しあわせの隠れ場所』)
【助演男優賞】
  クリストフ・ヴァルツ(『イングロリアス・バスターズ』)
【助演女優賞】
  モニーク(『プレシャス』)
【オリジナル脚本賞】
  『ハート・ロッカー』
【脚色賞】
  『プレシャス』
【音楽賞】
  『カールじいさんの空飛ぶ家』
【歌曲賞】
  「The Weary Kind」(『CRAZY HEART』)
【撮影賞】
  『アバター』
【編集賞】
  『ハート・ロッカー』
【視覚効果賞】
  『アバター』
【音響調整賞】
  『ハート・ロッカー』
【音響編集賞】
  『ハート・ロッカー』
【衣装デザイン賞】
  『ヴィクトリア女王 世紀の愛』
【美術賞】
  『アバター』
【メイクアップ賞】
  『スター・トレック』
【長編アニメ賞】
  『カールじいさんの空飛ぶ家』
【長編ドキュメンタリー賞】
  『ザ・コーヴ』
【短編アニメ賞】
  『Logorama』
【短編ドキュメンタリー賞】
  『Music by Prudence』
【短編実写賞】
  『The New Tenants』
【外国語映画賞】
  『The Secret in Their Eyes』(アルゼンチン)

 特に意外性はなく、巷で話題になった元夫婦対決は、『ハート・ロッカー』の勝利で終わった。というか、『アバター』が主要部門を獲れるわけがないので、思いっきり予想通りの結果だ。『アバター』が作品賞を撮ったら物凄く驚くよ。ただでさえ面白くない上に歴史的大ヒットしてるんだし、賞なんざやるわけないだろ『アバター』には。
 私は、『ハート・ロッカー』の作品賞受賞を物凄く望んでいた。金沢市では『ハート・ロッカー』の上映が5月だからだ! 金沢市でも全国一般公開日である3月6日に上映されると思っていたので、その日は朝から「さぁーて、『ハート・ロッカー』を観に行くかぁ」とウキウキしていたってのに、石川県の映画館の上映スケジュールのどこにも『ハート・ロッカー』という文字が載ってなかった。石川県だけならず、北陸はまだどこも上映していない! 上映することは決まっているけど、何か釈然とせん! すっごい面白くない映画よりも、たとえば『矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~』みたいな廃棄物みたいな映画よりも扱いが低そうなんだもん!
 しかし、状況は変わった。『ハングオーバー』は、ゴールデングローブ賞を受賞したら途端に公開が決まった。『おくりびと』は、アカデミー賞を受賞した途端に上映館が激増した。そして、『ハート・ロッカー』は、アカデミー作品賞を獲った。しかも6部門受賞だ。これでもしかしたら上映日が早くなるかもしれない! 期待して待つ!
 とはいえ、のんびり待ってれば観られるのは間違いないけど。

 他には、予想通り、『カールじさんの空飛ぶ家』が長編アニメ賞と音楽賞の2部門を獲った。長編アニメ部門のノミネート作品は、『コララインとボタンの魔女 3D』と『プリンセスと魔法のキス』を観たけど、個人的にはやはり『カールじいさんの空飛ぶ家』の方が遥かに良かったので、受賞は当然だろ(裏で色々あったとしても)。
 「『コララインとボタンの魔女 3D』の方が苦労して作ってるから受賞すべき」みたいなことをいってるプロの映画評論家がいたけど、アホか。より苦労した方が価値に繋がるなら、数多の作家はみな傑作を作ってるといえてしまうじゃないか。「作品の価値が同等ならば、苦労して作った方を評価してあげたい」と思う人だっているだろうけど、いやいやいや、一方が同等の価値の作品を労せず作ったのなら、そっちの方が偉いに決まっている。効率的に作ったわけだし。苦労したことを評価するなんて最低だよ。

 あと、ニュースに「『アバター』がなぜ負けたのか」という記事があって笑った。

産経ニュース→【アカデミー賞】なぜ「アバター」は負けたのか?

 上記リンク先から抜粋。

 『ハート・ロッカー』の圧勝で終わった。しかし、現実の興行収入をみると『アバター』の優位は歴然としている。大衆から圧倒的に支持され記録を塗り替えた大ヒットを、「アカデミー賞受賞作の中でも最も収益が少ない作品」(米紙ニューヨーク・タイムズ)のひとつが破るというねじれ現象は、どのように起きたのか。
 「『アバター』は不当に扱われた、と感じている読者もいる」
 一般観客の視点とアカデミー賞選考の乖離(かいり)とでもいうべきこうした現象に危機感を持った結果、今回、作品賞候補枠を従来の5枠から10枠に倍増させるという改革が行われた。そのねらいどおり、大ヒット作「アバター」は候補作に選ばれたが、最終的には娯楽大作を軽視しがちなアカデミー会員の志向は変わらなかった。
 米紙USA TODAYは、ノミネート枠の拡大は一定の効果を上げたとしつつ、「アカデミー会員は結局のところ、(売れたかどうかではなく)映画作りの土台や基本のところに一票を投じたのだ」と分析している。

 「ねじれ現象」? え、どこがねじれてんの? 大ヒットしているだけの駄作が正当に評価されたってだけでしょ。台無しなことをいってしまえば、アカデミー賞に「評価」を期待するだけ無駄なんだけどさ。業界団体とのやり取りがあって決まっている部分があるとすれば、『ハート・ロッカー』の勝利は、『アバター』の「金持ち喧嘩せず」にすぎないでしょ
 そんなどうでもいいことよりももっとどうでもいいことで気になるのは、「イルカを喰らう鬼畜日本人」を描いたドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』が長編ドキュメンタリー賞を獲っちゃって怒り心頭な人々。

産経ニュース→【アカデミー賞】「ザ・コーヴ」受賞で地元の和歌山・太地町が猛反発

 上記リンク先から抜粋。

 地元の太地町では反発している。
 映画はスタッフが立ち入り禁止区域に侵入し、隠しカメラを設置して撮影された。漁師たちが入り江に追い込んだイルカの群れを鉄の棒で突いて海面が真っ赤に染まる場面などが映し出されている。
 三軒一高町長は「事実誤認が多い映画が受賞したことに驚いている。われわれの町は鯨類については貴重な食料資源として認識している。海外には私たちが食べないものを食べる地域もあるが、その食文化を否定する気はない。今後も国内外に正当性を強く主張していく」と不快感をあらわにした。
 映画の中には「(組合員を)ジャパニーズマフィア」「漁協は隠蔽(いんぺい)するためにイルカの肉を鯨肉として販売している」など事実に反するものも含まれており、町や漁協は信頼を著しく失墜させたとして配給会社などに抗議している。

 正直なところ、太字の部分など、漁師の方々の意見にはとても賛同できるんだけど、たとえば犬を食べる国なんざ「信じられん!」どころか猫を食べる国に至っては「お前らが死ね!」とすら思うけど、それは地域性であって、その地域性を他国にまで押し付けるわけでなければ何ら問題はないんだけど、作品の主張の正当性はどうでも良くて、「作品が面白いか面白くないか」が重要なんじゃないか? つまり、『ザ・コーヴ』はドキュメンタリーとしてちゃんと面白いのじゃないか? ドキュメンタリーに平等性なんざ求める方が間違っており、ドキュメンタリーは偏って世間を煽ってナンボだ。日本だってシー・シェパードをいかに頭の狂った集団か描いた面白いドキュメンタリーを撮ればいいんだよ。イルカやクジラが人間の友達って、それを信じていること自体が馬鹿だっていうドキュメンタリー映画をね。
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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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