--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-02-14

いうに事欠いて防空壕の音楽って……

 友人らと開いた簡単なパーティで、簡単なDjをやった。ガンガン踊るようなパーティでなく、軽く酒呑んで気持ち良く音楽浴びて身体を泳がす程度のパーティのDjなので、こっちも気楽にテキトーな音楽をテキトーに流して楽しんでいた。
 で、まあ、楽しかったのはいいんだけど、衝撃の一言が私を襲った。

 私の理想的なDjは、テクノから演歌まで何でも使うようなもので、あえていえば2メニーDjsのようなごちゃ混ぜ感たっぷりなやつだ。実際、それで気持ち良さを演出するには選曲センスとミックス技術の高さが求められ、私にその「高さ」があるとは思えないけど、自分の好きなミックスとは、古今東西の様々な良い音楽を贅沢に楽しく味わえることにあるので、実践できているかいないかは別にして、そーゆースタイルが好きだ。
 今回は飛び道具として、笠置シヅ子さんの「買物ブギ」、暁テル子さんの「東京シューシャインボーイ」、二村定一さんの「私の青空」を持っていった。3曲とも超有名な超名曲で、そのまま聴いても当然名曲だから素晴らしいんだけど、どうせなんだし申し訳ないようなミックスをしたりする。「私の青空」なんて、エレクトロと合わせると面白い。いや、何というか、名曲が台無しな感は否めないけど、やりたい盛りなのだ。
 で、「東京シューシャインボーイ」をかけてた時に問題発言が。

「何? この防空壕みたいな音楽?」

 ズッガーン! 衝撃を受けた。
 ちょっと待て、おいコラお前! この名曲を愚弄するとは、そこへ直れ成敗いたす! 泣いても許してあげないんだから!
 で、簡単に知名度を説明してあげた。これはね、ロバート・アルトマン監督の『M★A★S★H』にも使われてたグローバルな凄い曲なんだぞ!
 友人の反応。「ふーん、その映画知らない」
 何をー! じゃあじゃあ、大友克洋監督の『AKIRA』にも使われていたグローバルな凄い曲なんだぞ!
 友人の反応。「ふーん。それも観たことない」
 ああもうこれだから近頃の若者は! 温故知新って知らんのか!?

 と、文句をいってはみたけど、「防空壕みたいな音楽」という表現は面白いと思った。面白ついでにググってみたら、「防空壕みたいな音楽」で完全一致するものはなかったので、こんな表現を使う人は殆ど存在しないようだ。
 防空壕=戦時中なわけで、「東京シューシャインボーイ」は戦後の曲だから「防空壕みたいな音楽」には当たらないんだけど(「買物ブギ」も戦後で、「私の青空」は戦前)、何となくいいたいことはわかる。一言でいえば、古臭いだけでなく、凄く昔っぽいってことなんだろう。音がくぐもっていて古臭いと、知らない人(主に若者)には「戦前の音楽」や「戦後の音楽」と聴けてしまうことはあるだろう。「戦中の音楽」は、もっと戦意高揚するための音楽が該当しそうだから、マーチとか軍歌になりそうなので、歌謡曲を「戦中の音楽」と思うことは少ないと思う。しかし、「防空壕=戦時中」なんだから、「東京シューシャインボーイ」は、「戦中の音楽」と思われたことになる。あと、パーティ会場が暗闇で密閉的だったから「防空壕みたいな音楽」に聴こえたのかもしれない。
 防空壕のイメージからすると、もっと不穏で暗くて硬質で湿度が高くて寒い音楽の方がピッタリだと思うんだよなぁ。アーサー・ブラウンズ・キングダム・カムの「Time Captives」とか、そんな感じじゃなかろうか。最近じゃ、ビークとか。
 よくわからないけど、印象だけで「防空壕みたいな音楽」という表現は見事すぎる。私も使おうと思う。馬鹿にするのでなく、愛情を込めて「防空壕みたいな音楽」と称す。その第一弾として、親に「『東京シューシャインボーイ』とかって防空壕みたいな音楽だよね」といってみたら、「はあ?」といわれた。「何それ? そんな曲知らんわ」
 これだから近頃の年寄りは!
 
笠置シヅ子 「買物ブギ」


暁テル子 「東京シューシャインボーイ」


二村定一バージョンがなかったので、
藤山一郎 「私の青空」(メドレー)


Arthur Brown´s Kingdom Come 「Time Captives」

これもいつ聴いても本当にカッコイイと思う。今ならダブステップと合わせてもいいし。アーサー・ブラウンズ・キングダム・カムの三部作はどれも大傑作。

ついでに似たような感じで、
Portishead 「Machine gun」

ポーティスヘッドは、デビューした当初から大好きで、しかし物凄く良いだけに、すぐに消えてしまう一発屋だとばかり思っていたら、そんなことは全くなくて、一昨年のこの曲も最高に良かった。去年はポーティスヘッドのジェフ・バーロウさんの別プロジェクトであるビークもやはり最高に良かった。
スポンサーサイト

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

最近の記事
プルダウンリスト
プルダウンタグリスト
ブログ内検索
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。