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2010-01-24

『映画秘宝』が間違っている

 本屋で『映画秘宝』3月号を立ち読みした。毎年恒例のベスト&トホホ特集号だ。

 私の予想したベスト10は(私にとってのベスト10じゃないので)、
  1位『グラン・トリノ
  2位『愛のむきだし
  3位『スペル
  4位『イングロリアス・バスターズ
  5位『レスラー
  6位『2012
  7位『オーストラリア
  8位『カールじいさんの空飛ぶ家
  9位『ロボ・ゲイシャ
  10位『第9地区
だったんだけど、実際は、
  1位『イングロリアス・バスターズ』
  2位『グラン・トリノ』
  3位『母なる証明
  4位『レスラー』
  5位『愛のむきだし』
  6位『ウォッチメン
  7位『チェイサー
  8位『第9地区』
  9位『チョコレート・ファイター
  10位『スペル』
だった(覚え間違えてなければ)。

 私が予想した作品のうち6本は入っていたけど、順位は全部ハズレていた。
 1位が『イングロリアス・バスターズ』だったのは、『映画秘宝』らしいなぁ、と思う。
 2位の『グラン・トリノ』は、1位と差が殆どなかったので、公開時期が『イングロリアス・バスターズ』より後だったら1位だったろう。
 3位が『母なる証明』なのは意外。『キネマ旬報』といい、評価高いなぁ。
 4位の『レスラー』こそ3位であるべきじゃないのか、『映画秘宝』的には。
 5位の『愛のむきだし』は、昨年最も濃い映画だったんだけど、あのとっ散らかった感が5位にさせたのかな?
 6位の『ウォッチメン』は、出来はずば抜けて高いんだけど、そのくせ印象の薄い映画なので(面倒臭い物語だったのも悪い)、こんなものかと。
 7位の『チェイサー』は、『母なる証明』と同様に、意外。『映画秘宝』的には、肝心の殺害場面で腰の引けた演出をしてたのが気に入らないと思ったのに。
 8位の『第9地区』は恒例の未公開映画枠ですな。観てないから何ともいえない。
 9位の『チョコレート・ファイター』は、ようやく“正当”にベスト入り。良かったと思う反面、映画としては致命的に演出が駄目で(ダラダラとテンポが悪い)、アクションは本当に凄いけど、ベストに入る面白さとは思えない。はっきりいって、肝心のアクション場面だって、途中で眠くなるし。
 10位の『スペル』は、『映画秘宝』的には順位がもっと上でいいような。途中で飽きる『母なる証明』や『チェイサー』や『チョコレート・ファイター』よりはずっとずっと面白いのに。

 様々なベスト&トホホのコメントを読んでいて印象に残ったのは、『グラン・トリノ』のコメントだ。
 某雑誌の自称映画評論家(名前が記載されていなかった)が、「『グラン・トリノ』は『ROOKIES-卒業-』と変わらない駄作だ」みたいなことを書いたらしく、「米喰い虫」と愚弄するまでに憤慨していた。確かに、まともな神経なら超駄作『ROOKIES-卒業-』と『グラン・トリノ』が同列であるなどといえるわけがなく、その自称評論家は単なる捻くれ者なんだろう。
 が、実はそうでもないんだなぁ。自称評論家は、間違ってはいない。毎日新聞が実施している「毎日映画コンクール」の結果を見るとそう思う。

毎日jp→毎日映画コンクール:社会性と大作感持つ/伝える意味ある作品

 上記リンク先から抜粋。
◇TSUTAYA映画ファン賞◇
 <日本映画ベスト10>
 (1)ROOKIES-卒業-
 (2)20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
 (3)余命1ヶ月の花嫁
 (4)ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
 (5)沈まぬ太陽
 (6)クローズZERO2
 (7)アマルフィ 女神の報酬
 (8)ごくせん THE MOVIE
 (9)僕の初恋をキミに捧ぐ
 (10)BALLAD 名もなき恋のうた

 <外国映画ベスト10>
 (1)マイケル・ジャクソン THIS IS IT
 (2)レッドクリフPart2 -未来への最終決戦-
 (3)ハリー・ポッターと謎のプリンス
 (4)ターミネーター4
 (5)天使と悪魔
 (6)カールじいさんの空飛ぶ家
 (7)トランスフォーマー/リベンジ
 (8)ベンジャミン・バトン 数奇な人生
 (9)2012
 (10)マンマ・ミーア!
 上記のファンによるベスト10を見て下さいよ。自称映画評論家「米喰い虫」さんが間違ってないことがよーくわかります。だって、外国映画に『グラン・トリノ』が入ってないばかりか、日本映画のベスト10は、全て駄作!
 まあ、百歩譲って、『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』が入っているのはまだ理解できるけど(いや、やっぱ理解できん。同じアニメなら、『サマーウォーズ』の方が何十倍も出来が良い)、残りは理解できん!! 特に上位3本の並びなんて、ワースト10の間違いだろ!?
 ま、ベスト10なんてのは、結果にあーだこーだとツッコミを入れるのが楽しみ方なので、別にいいんだけど、「毎日映画コンクール」のTSUTAYA映画ファン部門には毎年驚かされる。確実に駄作をベストに選んでくるんだから、面白い(失笑する、という意味で)。単なる売り上げのベストでなく、本当にこの十本が素晴らしいと思ってる人が世の映画ファンの大半――『映画秘宝』ファンよりは絶対に数が多いので、多数を占めるのはTSUTAYA映画ファンだろう――なのだとしたら、自称映画評論家「米喰い虫」さんのいってる「『グラン・トリノ』と『ROOKIES-卒業-』は似たよなもん」説は、間違ってないどころか、正しい。間違っているのは、『映画秘宝』なんだ。
 なるほど、道理で私には「TSUTAYA映画ファン」な友人がいないわけだ。

 ところで、『映画秘宝』のベスト&トホホのコメントを眺めていたら、カナザワ映画祭主宰者の小野寺生哉さんも寄稿していた。何か、普通に『映画秘宝』の仲間入りを果たしている。「(カナザワ映画祭に)最近ちょっと飽きてきた」と一言コメントが載ってたので、何とか飽きずに続けてもらえないものかと思った。主宰者としては面白くないのかなぁ……
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ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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