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2009-06-06

蓋が開き切ってみれば

 なべて世はこともなし。


「警官30人警戒トラブルなし」
 金沢市文化ホールでの上映をめぐり、同市内の政治結社が「皇室を中傷する」などと市に抗議していた映画『天皇伝説』が5日夜、上映された。会場前では金沢東署員ら約30人が警戒に当たったが、街宣活動など目立ったトラブルはなかった。
 上映に先立ち、渡辺文樹監督が「金沢市がホール使用許可を取り消さなかったのは聡明な判断。こんな映画もあったんだなと思ってほしい」とあいさつ、約200人(主催者発表)が鑑賞した。


 渡辺文樹監督は、無許可でポスターを貼っていることは違法だと自覚している。壁に落書きするような迷惑行為と同程度だろう。それでも「致し方ないのだ」と言い訳する。だから当然、渡辺監督の行いは罰せられてもしかたないと思う。が、それと映画の内容とは関係ない。
 今回の騒動(という程でもないか)を、左翼と右翼の対決のように考える人はいるだろうけど、それは完全なる誤りだ。「天皇のことなんて興味ないし、どうでもいいや」と考える人、それも誤りだ。当ブログで何度も繰り返しているけど、渡辺監督は、政治的メッセージ以上に、面白い映画を作ることを心がけている、とっても良心的な映画監督だ。せっかく頑張って調査したことを無視するようで悪いけど、『腹腹時計』も『ノモンハン』も『天皇伝説』も、意外なほどに娯楽映画で、政治的メッセージなんてどうもいい。同じような政治的メッセージを前面に押し出したドキュメンタリー映画『靖国』と比べれば、その差は歴然としている。「映画を作ろうとしている」という意欲に関しては現在の邦画ならトップレベルだろう(今、全力ででいい過ぎたと思った)。比べるなら、『片腕マシンガール』なんかと並べてもいいと思う。
 とにかく、しかたないとは思うんだけど、もっと無難にたくさんの人々が観られるようになればいいな、と思う。みんなに持てはやされ、大ヒット御礼となる渡辺監督も観てみたいような気がする。
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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

tag : 渡辺文樹

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ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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