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2009-03-24

『レオナルド犬プリオ』は素直で無意味な電気グルーヴ

 電気グルーヴのライヴDVD『レオナルド犬プリオ』を何となく購入。2008年11月22日に渋谷AXで行われた2時間半を越えるライヴをDVD2枚組で完全収録してあり、さらにその音源だけをCD2枚組にして付けてある、ディスク4枚組の電気史上最高傑作のライヴものだ。大して期待せずに買ったら、予想を超える良さだった。

 ライヴ内容は、これまでの電気と打って変わって、素直。何というか、客の期待に沿ったライヴだった。今までのような原曲を崩しまくったアレンジは殆どなく、直球でわかり易いアレンジのみ。あの「Shangri-La」と「N.O.」が普通に演奏されてた、といえば電気ファンならその素直っぷりがわかろうというもの(いっつも原曲を留めないリミックスになってたから)。
 年老いて考え方が少し柔和になったのか、ダンス・ミュージックという括りはちゃんと意識しつつも、J-POPという括りもちゃんと意識している。とにかく、聴き易い。いつもの「一見さんお断り」な雰囲気はかなり薄い。
 曲目としてはベストといえないけど、電気の演奏としては間違いなく今までのベスト。

 DVDには、チャンネル違いの音声が2種類と、コメンタリーが付いている。音は良く、低音もしっかりとしていている。
 音だけを聴きたいならCDが付いているので、音源をiPodに入れるための手間もかからない。しかし、DVDから音源だけを抜くことはできるので、CDなしのバージョンも売ってほしかった(と思ったら、CDが付いているのは初回限定版だけだった。しまったー)。
 あとは、アンダーワールドのDVDみたく、Device GirlsによるVJ映像だけが見られる視点変更があったら良かったなぁ。ノイバウテンニュー・オーダーのジャケット・デザインそのまんまなVJもあり、音に合わせて動く映像をじっくりと見たかった。

 さて、電気のDVDの最注目ポイントは、コメンタリーだろう。私は、『ニセヨンサマー』に於ける、

「虎と蛍でジョン・トラボタル!

カリカリベコーン!
「何それ! 新しい! それ面白いわ!」
「このためにとっておいた! 満を持して登場!」

という(正しくそういってたか自信ないけど)、余りにも下らなすぎるコメントがツボだったので……
 『レオナルド犬プリオ』のコメンタリーも、ライヴ内容に全く関係ない下らないことを延々と喋っている(主に卓球さんが)。『ROCKIN'ON JAPAN』で連載している「メロン牧場」が好きなファンならば、コメンタリーのために買う価値があるといっても過言でないくらい、超下らない。卓球さん自身がコメンタリーで何度も「くっだらねぇ~」と連呼しているくらいだ。
 コメンタリーで何度も何度もいってるのが、とにかく歌詞を覚えないからちゃんと歌えてんのか自信ない、ということだった。
 あとは、卓球さんの要求に素直に答える瀧さん。卓球さんから「○○っていって」と頼まれたら、素直にいう瀧さん。大抵は、いわせた張本人である卓球さんが「面白くないわ」と切り捨てて終わる。そんな理不尽さに瀧さんは、「何で?」とか反発するより、素直に応えた方が無駄に時間がかからなくて楽、という。
 以下、少しコメンタリー発言をいくつか選んでみた(記憶に頼った記述なので、正確でないけど)。
 
 ミキサーが壊れたという話題から……
「その時できたメロディが、『壊れかけのミキサー』。直りかけのレディオ、壊れかけのレディオ、どちらにしろ壊れてるレディオだよ
元レディオだよな

 デビュー前からの曲について……
「俺ら80年代が青春時代で、その頃からすると60年代のビートルズなんて古って思ってたけど、俺ら余裕でビートルズを越えたもんな。今のが、ビートルズを超えた発言。ジョン・レノンの『キリストより有名』のさらに上をいったね
「いや別にビートルズを超えてないでしょ」

 何の脈絡もなく
「青が3つで何ていうか知ってる? 青が3つで、ぶるーすりー。来る前にラジオでブルース・リー特集やってて、窓の外見ながら、ブルース・リー……ブルース……ブルー・スリー……なるほど! そーゆー事務所ありそう!
「青三と書いて」
「有限会社ブルー・スリーとかありそう」

 客をステージに上げてキスをするというイベントについて……
「朝日新聞の大谷さんっているじゃん。あの人、歯ぁ超汚くねぇ?

 瀧さんの顔に出来物ができている件について……
「人面瘡? 1人ゴスペラーズだよね。ソロライヴなのにソロじゃない」

 「誰だ!」のコンタリーでは、
「客に対しても自分らに対しても、2時間かかって『誰だ!』て疑問系で終わるって、最低だよねぇ。『おまわりさーん、犯人は僕ですー!』だもんなぁ」

 「Cafe De 鬼」では、ファッション・リーダーとして、ピンク生地のピカチューもどきTシャツを着た卓球さんの格好が凄い! キモい! 素晴らしい! 何なんだこれ!?
ティモシー・リアリー先生がいたら認めてくれそう

 それ以外にも……
「俺らって2人でやってるから、パフュームと一緒だなぁ。コストパフォーマンス高ぇ」

「世界中に『夫人』ているけど、一番性器に近いのは『ビデ夫人』だよねぇ」
「いねぇよ!」

 瀧さんの消火器でサックス演奏の真似事をし終えた後のやり遂げた感が素晴らしい。
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テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

tag : 電気グルーヴ

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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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