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2009-02-15

バレンタインデーに観た『ブラッディ・バレンタイン 3D』

 バレンタインデーに『血のバレンタイン』のリメイクである『ブラッディ・バレンタイン 3D』を観た。最初から期待していなかったから(それなら観なきゃいいんだけど)、物語が意外と面白かった。立体映像も、『ゾンビ 3D』よりは良かったし効果的だった。

 物語は、アレクサンドル・アジャ監督の『ハイテンション』みたい。ちゃんと原典を踏襲してあり、結末もそれらしく作ってある。展開は、生粋のスラッシャー映画でなく、「殺人鬼は誰だ?」てミステリーにスラッシャー風味を加えた感じ。惹句にあるような「ラブホラー・アトラクション」なんて要素はあってないようなもの。何だ「ラブホラー・アトラクション」って?
 間違いなく良くできているんだけど、TVの「火サス」程度の「意外と面白い」なので、逆に印象が薄く、観るに耐えない『ゾンビ 3D』より先に記憶から消えそう
 そもそも、『血のバレンタイン』をリメイクした意義が全く感じられない。やるならゴア描写をもっと強化し、胃がキリキリと痛くなるような緊張感のあるものにしてほしかったんだけど、何かのどかな仕上がりに。

 肝心の立体映像にしても、『ジョーズ3』や『13日の金曜日パート3』や『悪魔のはらわた』よりも驚きがない。「何だこりゃ!?」というトンデモな驚きを期待していたので、今作の立体映像は無難すぎた。この手の映画には定番のエロ場面もなく、ガッカリ。
 最初から立体映像を売りに作ることが決まっていたんなら、もっとあざとく立体映像を活用する演出をしてほしかった。普通なんだもん。殺害場面で、つるはしの先端が飛び出て見えた程度。肉片や血飛沫も飛び出て見えたけど、そんな演出は2回くらいしかなかった。全ての殺害場面で何から何までもが飛び出てほしかったなぁ。リメイク版『13日の金曜日』の感想でも述べたけど、とにかく殺害場面のつまらなさにガッカリ。
 大した立体映像効果を感じられないのに、鑑賞料金は高いし(2千円)。3Dメガネを持って帰っても構わないので、その分のコストを含めるだけでも通常の1700円より高くなるのは当然だけど。ただし、観る位置によって立体映像の効果が変わるので、位置取りは重要。私はそれを考えずに後方の座席を選んでしまった。もっと前の座席を選べば良かった。そしたらもっと飛び出て見えたのかもしれない。後方の座席だと、立体映像効果が低い。

 あと、エンドクレジットで流れる主題歌が日本人の歌だったのには驚いた。今作で最も驚いた。立体映像ものは、字幕を見るのが難しいことから、基本的に吹き替え仕様なんだろうけど、主題歌まで吹き替え仕様にしなくても……
 歌っているのは、北出菜奈さんで、「鏡の国のアリア」という曲。全く知らない人だ。
 「あなたは知ら~ない~、本当の私を~知ら~ない~、誰も~知ら~ない~、死んでも~知ら~ない~」とか何とか、そんな歌詞だったような気がする(うろ覚え)。
 北出さんはゴスロリで有名なようだけど(パンフレットに載っていた)、絶対に起用を間違っていると思うぞ。北出さんの歌が悪いとはいわないけど、原典の主題歌だった「殺人鬼のバラード」が比較にならないくらい強烈に良すぎたので……日本の配給会社は、自分たちが取り扱う映画についてもう少し勉強するべきなんじゃないか? 原典を知らない今時のカップルばかりが観るわけじゃないのに。ホラー映画的にどうでもいい日本人アーティストのどうでもいい曲をあてがう無駄な努力をしなくてもいいのに。

 それにしても、だ。何か6分短いんですけどアメリカ公開版は101分で、日本版は95分
 パンフレットに載っているパトリック・ルシエ監督のインタビューに、『血のバレンタイン』でカットされた9分間の残酷場面について、「その9分間は伝説となり、神話として語り継がれてきた。そして僕たちが今、最新の技術と手法で、その神話をついに復活させたのさ」とあるけど、せっかく復活させたのに、日本では結局6分もカットされて、努力が無駄に
 どうせ「3D」上映できる映画館は限られているんだし、R-18にしてくれれば良かったのに。バレンタイデーを過ぎると一気に集客力がなくなるんだし。配給会社には、カットさせない努力をもっとしてほしかった

 もしも『ゾンビ 3D』と今作のどちらかを選べといわれたら、迷わず『ゾンビ 3D』だ
 
 YouTubeで検索したらあった。『血のバレンタイン』の主題歌が。「殺人鬼のバラード」じゃなかった。
「Ballad of Harry Warden」
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テーマ : 映画館で観た映画
ジャンル : 映画

tag : ブラッディ・バレンタイン

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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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