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2007-11-02

レディオヘッド月間でした……

 まーだまだ相変わらずレディオヘッドの『In Rainbows』が絶賛ヘビーローテーション中の私は、しかしさすがに他の曲も聴きたくなり、最近よく聴いているのが、『ザ・ベンズ』『OKコンピュータ』『KID A』『アムネジアック』『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』と、結局レディオヘッド三昧。先月はレディオヘッド月間だった。
 あと、レディオヘッド作品と一緒に聴いているのが、V.A『Exit Music』。レディオヘッドの曲をダンスミュージック畑のアーティストたちがカバーしたトリビュート作品。やっぱレディオヘッド……

 『Exit Music』は、どの曲も非常にアレンジが上手で、原曲の良さを保ちつつ各アーティストの個性も出し、中には原曲より良いものもあり、数多のトリビュート作品の中でも飛び抜けて完成度の高い作品だと思う。昨年の作品だけど、その中でも突出している(原曲からかけ離れている)曲を挙げてみる。試聴リンクも設けてみた。
●Randy Watoson Experience「Morning Bell (Featuring Donn)」
 『OKコンピュータ』の「モーニング・ベル」が、ジャジーなテイストが強い、ヒップホップにアレンジ。
 ランディ・ワトソン・エクスペリエンスは、ヒップホップのグループザ・ルーツのリズム部隊だ。ザ・ルーツといえば超傑作『シングズ・フォール・アパート』が有名。最近作『ゲーム・セオリー』も素晴らしかった。そのリズム部隊によるものなので、リズムがカッコ良く、ネタの宝庫。軽快で、抜けるようなスネアの響きがたまらん。そして女性シンガーDonnさんの歌声もいい。
 ブルー・ノートやアンチコンとかのレーベルが好きでジャズ寄りヒップホップ好きの人にはたまらない1曲に仕上がっている。

●Mark Ronson「Just (Featuring Alex Greenwald)」
 『ザ・ベンズ』の「ジャスト」が、これまたジャズアレンジ。
 マーク・ロンソンは、ヒップホップ寄りのDJなので、リズムがヒップホップなのは当然だけど、ジャズアレンジが巧いのには驚き。ホーン主体で激ファンキー。J・Bかよって感じ。ホーンのカッコ良さも何だけど、ヒップホップなブレイクビーツも良し。踊れる一曲に仕上がっている。
 これははっきりいって、原曲よりもいいと思う。アレックス・グリーンウォルド(ファントム・プラネットの人)さんの歌がトム・ヨークさんに近いのもそう思わせる一因。

●Matthew Herbert「(Nice Dream) (Featuring Mara Carlyle)」
 『ザ・ベンズ』の「(ナイス・ドリーム)」が、ジャズっぽいエレクトロニカにアレンジ。
 さすがマシュー・ハーバートさんと思わせるアレンジの巧さ。元からハーバートの持ち曲か、と思えてしまう。アコーディオンで始まる田舎の民謡みたいな出だしから、徐々に変なノイズと何からサンプリングしたのかわからない変な音や声ネタが多重に加わり、ジャズともダンスミュージックともいえない独特のハーバート世界を形作ってゆく。デカイ音で聴くと激アシッド。
 でも、マラ・カライルさんのジャジーな歌声でポップスとして聴き易い。

●The Bad Plus「Karma Police」
 『OKコンピュータ』の「カーマ・ポリス」をピアノ・ジャズにアレンジ。
 ザ・バッド・プラスはやかましいジャズ・トリオで有名だ。とにかくうるさい。元々、自分らのアルバムでもポップスやテクノやロックまでカバーしてたので、あまり違和感がない。この曲も、最初は静かだけど、後半からはリズムと共に荒れ狂い、迫力のある一曲となっている。歌はないので、この演奏にトム・ヨークさんの歌を被せたら凄い曲になるだろうな。

●Sia「Paranoid Android」
 『OKコンピュータ』の「パラノイド・アンドロイド」は、チル・オア・ダイ! なチル・アウトにアレンジ。
 かすれて消えそうなシアさん(ZERO7のボーカリスト)の声が原曲の虚無感を強調していて素晴らしい。演奏はストリングアレンジがメイン。テルミンみたいなたゆたうアレンジなので、浮遊感がある。そこへシアさんの歌声がうねるように絡む。レディオヘッドの曲はチル・アウトにも最適なのだ。

●The Cinematic Orchestra「Exit Music (For A Film)」
 『OKコンピュータ』の「イグジット・ミュージック」は、やっぱりジャズ・アレンジ。
 ザ・シネマティック・オーケストラは、アルバム最後を飾るのは、原曲から哀愁漂っていたけど、もっと哀愁漂うアレンジ。ホーンで始まり、爪弾きギターで終わる。スパニッシュな感じが、西部劇なんかを彷彿とさせる。クリント・イーストウッド監督作品に使われたらピッタリだろうな。

 聴けば聴くほど、ジャンル違いのアーティストにいじくられても原曲の良さが際立つところが凄い。ジャズのアレンジがピッタリってのもよくわかる。実際、レディオヘッド自身、『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』ではジャズな曲を作っている。ヒップホップにも相性がいい。
 こーゆーリミックスアルバムは大歓迎だ。

 昔々、バクチクだっけな、テクノなりミックスアルバムを出して大恥かいたのって(リミキサーは豪勢だった。ハードフロアもいたし)。そん時のエイフェックス・ツインのコメントが、原曲が悪けりゃ悪いほどいい、とかそんな爆笑な感じのものだった。外人からすりゃバクチクなんてクソみたいな音楽だろうし、そりゃそーだろな、と当時は納得したもんです。
 でも、レディオヘッドの曲でそれはできんだろう。

 『Exit Music』以外にも、『In Rainbows』と並べて聴けるのが、ネイサン・フェイク『ドローニング・イン・ア・シー・オブ・ラヴ』。昨年、シングル「The Sky Was Pink」がヒットしたので知っている人は知っているだろう。ジャンルはダンスミュージックで、エレクトロニカ。キレイめのシンセ音によるミニマルな旋律にノイズを被せてあるのが基本形。ノイズが高揚感を出し、それは映画『ブレード・ランナー』のサントラに近いものがある。
 他にも、真っ先に思いついたのが、ボーズ・オブ・カナダ。最近作『The Campfire Headphase』もいい。レディオヘッドとは似ても似つかない存在ではあるけど、ドリーミーな曲を並べて聴いたら気持ち良かったので。

★試聴コーナー!★
ランディ・ワトソン・エクスペリエンスの「Morning Bell」と、
マーク・ロンソンの「Just」はアマゾンよりもシスコ・レコードの方が試聴時間が長いのでこちらを
マシュー・ハーバートの「(ナイス・ドリーム)」もシスコ・レコードのこちら
シネマティック・オーケストラの「イグジット・ミュージック」もシスコ・レコードのこちら
それ以外の曲は、↓から

ついでに、ザ・ルーツのも↓
 
さらにザ・ルーツの「game theory」と他数曲は、ここで長く試聴できる
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テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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