--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008-06-22

Coldplay『Viva La Vida』はドラゴン・アッシュみたい

 人気があるから、何となく押さえておく程度の気持ちで聴いたけど、それでも駄目だったコールドプレイ。何が良いのかさっぱりわからない。
 新アルバム『Viva La Vida』には、まず聴き続けられるだけのメロディがない。
 リズムが強調されたらしいけど(と、売り場のポップに書かれていた)、平坦すぎて1秒も乗りきれないまま終わったんですけど。え? どこにリズムの強化が? グルーヴって、どっかにあったかなぁ……

 余りに大人気だから何か新しいことにチャレンジしたかったのはわかるけど、どう考えても、そんな力量はないんじゃないか、コールドプレイには?
 ただただ大袈裟なだけのオーケストレーション、先鋭的な部分があると思わせたかっただけのノイズ、色んな要素を取り入れてますよってな多国籍性……それらが成功していれば歴史的な傑作にはなったかもしれない。しれないが、メロディを聴く限りでは、大成功していても、優れたものになったとは思えない。

 コールドプレイの魅力は、B'zと同じようなものだと思う。伝統芸能といってもいいくらいの、オーソドックスなメロディに、歌声。それだけ。それ以外にいらない。それだけがあればいいバンドがそれ以外を求めて成功した試しがない。ローリング・ストーンズエアロスミスU2も。ビートルズビーチ・ボーイズレディオヘッドは例外中の例外だ。
 たぶん、コールドプレイは売れてしまったのが悲運だったのかもしれない。最初っから良質なバンドじゃなかったもん。レディオヘッドみたいに徐々に売れていったなら良かったのに、いきなりドカーンって売れちゃったしなぁ。私は1stアルバムからちゃんと聴いているんだけど、最初っから「大したことないなぁ」と思っていたので、実は今作までコールドプレイが大人気だったことを全く知らなかった。「え? 売れてたのかあんな作品で!?」て驚いた。だから、常人にはわからない苦労だってあるんだろう。
 U2の『ぽっぷ』と『ずーろっぱ』程に酷くはないけど(うん、あれは酷かった)、実験が成功しているとはいい難い。U2にピンク・フロイドを合わせて大失敗した、て感じなんだよね。レディオヘッドが『The Bends』から『OK Computer』で見せた大変化とは大違い。新しいことにチャレンジすることばかりに注意してしまい、基本を大忘れしている。
 まぁ、それでも今作は売れるんだろう。伝統芸能+実験に、ファンは「コールドプレイは進化した!」とかいって。でもなぁ、元々が映画『アルマゲドン』みたいなバンドだったから、それが進化しても、面白味はない。

 ところで今作のジャケットデザインを見て真っ先に想起したのは、ドラゴン・アッシュの『Viva La Revolution』だった。たぶん、かなりの人が同じようなこと思ったんじゃないかな?
 どっちもフランス革命の絵画に、「ビバ!」で始まる。「人生万歳!」に、「革命万歳!」の違いはあれど、新しいことに大失敗しているのは同じ。
 ただ、ドラゴン・アッシュは大失敗したままずーっと今に至り、使っているフォーマットが完全に時代遅れなのに気付いてなくて、ご自慢のミクスチャーぶりはN★E★R★Dなんかと比べると可哀相になるくらい酷い出来なんだけど、コールドプレイにそれはないだろう。
 次作では、本来のコールドプレイに戻るでしょう。コールドプレイを好きでもない人が聴くなら、たぶんベストは次作からかな?
スポンサーサイト

テーマ : 洋楽CDレビュー
ジャンル : 音楽

tag : コールドプレイ 美しき生命 Coldplay VivaLaVida

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

最近の記事
プルダウンリスト
プルダウンタグリスト
ブログ内検索
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。