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2007-10-13

アル・ゴアのノーベル賞に異議はないけど

 アル・ゴア元副大統領がノーベル平和賞を受賞したそうで、おめでたいことではありますが、彼が作った映画『不都合な真実』のテキトーな真実はどうでもいーんすかね。

 例えば、イギリスで『不都合な真実』を巡る裁判がこないだあった。
 それによると、9つの間違いを指摘できるので、一方的な主張を認めるべきでない、と。
 その内容は、BBCのより、こっちの方が詳しい
 で、何が'nine errors'なのか。

 1・物凄い海面上昇
 2・環礁国が水没して大変
 3・暖流の移動
 4・二酸化炭素排出の上昇
 5・キリマンジャロの雪の消失
 6・チャド湖が乾きが温暖化の進行の証拠
 7・アメリカのハリケーン(カトリーナとか)が温暖化悪化の証拠
 8・温暖化のせいで北極の氷が溶け、白クマが泳ぎ疲れて溺れ死ぬ
 9・世界中の珊瑚礁が温暖化のせいで駄目になっている

 どれもこれも、温暖化の議論の際によく聞くトピックだ。映画『不都合な真実』は非常に出来が良い。非常にコストがかかってないのもポイント。ゴアさんがパワーポイントを駆使して説明しているのをただ撮っているだけだもん。でも、説得力はかなりのもの。特に、温暖化やオゾン層の仕組などを全く知らない人にとっては、この世の破滅を見せられるので、啓蒙効果抜群。ただし。
 かなり、眉唾な点があるのだ、ゴロゴロと。イギリスでのニュースでも話題になったわけだけど、科学的に根拠のないことがかなりある。
 基本的に温暖化は起こっている。それは間違いない。でもそれは、数年後に破滅がはっきりと見え出すものなのか? それとも数十年後? いや、どう見積もっても数百年後だろ。

 まず、何だかんだいっても、各国が温暖化防止に努力しているから、そう簡単には温暖化が最悪の進行を見せることはない。
 科学的に根拠のない、まだ定説化していないことを使うのはアンフェアだと思う。アンフェアさでは『シッコ』のマイケル・ムーア監督も同等かそれ以上だけど。例えば、キリマンジャロの雪、あれは百年以上前から溶け出しているものだから、今日的な温暖化とは無関係。白熊が氷地で休めないために溺れ死んだのは、嵐によるものかもしれない。海面上昇は、それは間違いないけど、映画で描かれているような推移で上昇はしない。

 温暖化の観測、これも実は組織や国によってバラッバラ。定説がまだはっきりしてないことばかり。二酸化炭素が温暖化の諸悪の根源だともはっきりしてない。国家間の力関係もある。京都議定書がいい例。自分で旗振っておきながら、日本はどれだけ目標を達成できた? 日本だけじゃない。どの国も改善できなかった。たかだか数%の改善ができないのに、今じゃ数十%の改善とかほざいてやがる。無理だろ、明らかに。今、一般的に行われている改善策じゃ二酸化炭素削減が難しいのははっきりしている。発展途上国なんか、発展すんなといわれているようなもんだし。だから、もうちょっと新しいアイデアが出てこなきゃ。

 正しいことを伝えているけど、間違ったことも伝えている。それは、ゴアさん自身知ってか知らないでかは、知らない。結局、観る側のリテラシーの問題でしかない。イギリスで『不都合な真実』が問題になったのは、間違いに説明がないから、見た人に間違った知識を植え付けることになるので、「この部分の説明は怪しい」という説明も必要だろ、ということ。そんな訴えに対し、確かにそうだね、と判決を出すとは、何も疑わずに『不都合な真実』を特選映画としてお墨付きを与えている文部科学省とはえらい違いだ。

 温暖化対策は各国で引き続き行うべきだ。ゴアさんのノーベル平和賞が今後の改善に一役買うなら良いことだと思う。
 でも、中国の砂漠化なんて、深刻な問題すぎて中国政府も匙を投げ出しかけている。森林の伐採を止めろ、つったって止めてくんないんだし。今現在すぐに対策を取るべき問題は、貧困対策なんだよね。温暖化の恐怖だなんて百年以上後のことよりも。温暖化にノーベル平和賞、本当に価値があるのかな?
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プロフィール

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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