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2008-03-27

殺されるのは確率的に高いのか低いのか

 今朝の出勤前、時間と天気予報を見るために、TVを点けたら、ワイドショーが映った。岡山の突き落とし事件を扱っていた。

 被害者が少しでも残業を早めて帰っていればとか、その不運っぷりを話していた。残業時間が1分でも遅ければ、落とされずに済んだ。並ぶ列を1つ隣にしていれば、落とされずに済んだ。妻子あり、自宅を建てる予定もあり、人生これからって時の悲劇……何でこんな罪もない人が犠牲にならなきゃいけないのか……ワイドショーはそれを嘆く。
 しかし、今回の被害者が被害に遭わなければ、別の誰かが被害に遭っていた。その別の誰かが偶然にも罪深い人だったら、誰も嘆かなかったかもしれない。並んでいた先頭に殺人鬼が偶然立ってて、それを突き落としたなら、「ざまーみろ」と思われていた。偶然ってのはそんなもんであって、関係者はその不運を嘆けばいいけど、無関係者は嘆く必要がない。だって、確率的には誰に当たってもおかしくないし。

 『ファイナル・デスティネーション』て映画がある。事故死する運命だった人々が運良く助かったのに、死ぬ運命そのものからは逃れられず、死が付きまとい、何としてでも死んでしまう、て物語のホラー映画だ。被害者は皆、ドミノ倒しのようなカッコイイ死に方をする愉快痛快な映画でもある。今のところパート3まで作られており、今度パート4が作られる。お勧めは、2作目の『デッドコースター』。
 ちなみに『デッドコースター』の監督である、デヴィット・リチャード・エリス監督は、『セルラー』、『スネークフライト』と今のところハズレがないので、映画を監督名で無条件に観られる1人だ。
 さらにどうでもいいが、『セルラー』の脚本担当は、あの『悪魔の赤ちゃん』やアイスクリームが人を襲う『ザ・スタッフ』や『マニアック・コップ』を作ったラリー・コーエンさん。一発ネタだけで引っ張る割りに無駄なく手際良い仕事っぷりは健在。『フォーン・ブース』はちょっとアイデア倒れだったけど。
 話を戻す。意外と現実も『ファイナル・デスティネーション』みたいなもんかもしんない、と思うのだ。

 突き落としにしろ、通り魔にしろ、被害者が被害に遭わなければ、絶対に別の誰かが被害にあっていたし、被害から逃れられても、別の被害に遭うかもしれない。例えば、災害とか。
 色んな事件があって、死はありふれている。あり得ないことではない。日本中で殺人者が1人しかおらず、そいつが殺そうとしているのも1人だけなら、被害に遭う確率は相当低いけど、やはりあり得ないわけじゃない。しかも今週は、通り魔と突き落としで、犯行者が2人いた。そして犯行者は被害者数を想定していなかった。それに、潜在的無差別殺人者は他にもいただろうし、事故死ってのもある。そう考えれば、被害に遭う確率はかなり高い。不運ではあるけど、別に不思議ではない。
 地震の被害で死んだり大変な目に遭う人が、「何で私がこんな目に」ということがあるけど、確率的には誰が被害者でもおかしくない。あえていってしまえば、「遂に私の番が来たのか……」だろう。

 TVのワイドショーでは、「あり得ない事件」としてたけど、それは「あってほしくない事件」が正しい。神様がいるってんなら、神様は物凄く無慈悲だ。殺されてもいい奴が生き延び、これから幸せを掴まなきゃならない人が無残に殺される。でも、それは当然だ。確率は平等なんだから。
 確率は、単なる計算値ではあっても、真実の一面は突いている。学校で勉強してためになることがあるとしたら、こーゆー考え方を養えることだと思う。何でも感情論で考えるのでなく、理論的に考えることが必要な場合はいくらでもある。それができず、ただテストでいい点が取れるだけの頭の人は、いざとなったら感情論によってしまう。まあ、いきなり想定外の事件が我が身に降りかかれば、誰だって心も頭も不安定にはなる。なるけど、最終的には感情論以外で物事を考えられるかどうかってのは重要なんじゃないだろうか。加害者にしろ被害者にしろ。
 TVみたいな影響力の強いメディアで(今は昔に比べれば弱いだろうけど)、他人の「不運」を殊更大袈裟に嘆くのは良くないと思うのだ。もうちょっと、冷静に、冷たく見てもいーんじゃないのかなぁ。

 それに、被害に遭う確率だけでなく、加害者になる確率だって誰にでもあるんだ。法律の整備やカウンセリングの重要性ってのは、こんなところに働くんだよね。
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Author:ばっどていすとさんどいっち
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生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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