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2008-02-07

『銀色のシーズン』は馬鹿映画として作り直せ

 『銀色のシーズン』は……どういったらいいのかわかんない作品です。一言でいえば駄作なんですが、その駄作っぷりをどういったらいいのやら。

 予告篇では「恋愛もの」+「遭難もの」+「敗者復活もの」と思わされたのに、いや、そんな映画ではあるのですが、そんな映画には絶対に思えない。何をどうしたらこんな話にできるのかさっぱりわからない。どうしてこんな映画を作ろうとしたのか、どうしてこんな映画に出演したのか、スタッフ&キャストに疑問を抱く以外に何も感じない映画です。
 予告篇だけじゃ内容が雪山版『海猿』としか思えないから騙されるためか、結構なヒットをしているんですよね、こんな駄作が。しかし、駄作ではあるのですが、映画としての作りに徹底的に問題があるのか(撮影や演出が駄目なのか)というと、そんなに酷いものでもありません。つまり、ただただ内容が駄目なんです。方向性を明らかに間違えています。

 予告篇でも「雪山のバカ三人組」と出てたように、本当に主要登場人物は馬鹿しかいません。吹雪の中をグライダーで飛んだり、大砲を雪山でぶっ放して雪崩を起こしたり、教会をぶっ壊したり、水道管をぶっ壊したり、田中麗奈さんが電波系だったり……とりあえず主人公は逮捕して刑務所にぶち込んで、どうでもいいから死刑にしてしまえ、としかいえないような。
 これで明らかに馬鹿映画を狙ってあるなら問題ないのですが、『銀色のシーズン』はそうじゃない。そこが方向性の大問題。

 例えば、この内容をそのままアメリカで作ったら、やろうと思えば『クリフハンガー』みたいなものができるかもしれませんが(あれもかなり馬鹿な内容)、アダム・サンドラーさんかベン・スティラーさんかウィル・フェレルさんを主演にして、完全な馬鹿コメディ映画とするのじゃないでしょうか。
 物語をそのままにしておいても、主演の瑛田さんを上記3名の誰かと変更するだけで、かなり納得の映画になりそうです。最初から馬鹿コメディ映画として作るべきものを、何でかそう作らず、青春もの、感動ものとして体裁を整えてしまったのが、大失敗。誰もそこに疑問を抱かなかったのでしょうか?
 完全な馬鹿コメディ映画として作って、上映時間を10~20分短くしていれば、傑作に出来たかもしれないのに。その点で『スマイル 聖夜の奇跡』はかなりギリッギリの線で傑作に転んだパターンです。『銀色のシーズン』と違ってヒットしませんでしたが……

 こーゆーのがヒットしちゃって(私も観に行ったからヒットに貢献したわけですが)、感動する人が多数いるってのは、悲しいなぁ。新年早々に見た初夢、そんな感じの映画ですもん。出来の悪いオタク向けアニメというかエロゲーというか漫画というか、そんな感じの話ですもん。ああでも、『電車男』がヒットしたんだし、『銀色のシーズン』もヒットするわな。
 ちなみに、eiga.comで公開中の映画ランキングを調べたら、『銀色のシーズン』は公開4週間目でまだ8位です。

リンク→eiga.com

 この手の駄作は、ちゃんと駄作っていってあげた方がいいですよね。でも、「いかに駄作か」を上手に説明しちゃうと、むしろ観たくなったりするヒネクレ映画ファン(私だ)もいますから、困ったものです。
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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : 銀色のシーズン

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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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