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2017-02-05

入院生活記 その3

 本気の悲鳴を聞きました。

 私のいる病棟は整形外科なのですが、当然といいますか、患者は高齢者が多いです。8割は高齢者。やはり高齢者は怪我し易いんだなぁ、と思いつつ、そこにいる我が身の老いを実感。

 高齢者が多ければ、これまたやはり、認知症気味の人も少しいます。その中でも1人、私の病室の向かいにいる高齢女性が最強です。
 耳が遠く、記憶力と判断力が低く、しかし声は大きいため、周囲に大迷惑をかけています。特に夜中に状態が悪化します。服用している薬の影響か、錯乱状態に陥り、喚きまくり。
「私も人間ねんぞ! 1人1人の命を何やと思っとるんや! あんたと違うんやぞ! 誰も頼んどらんのに無理矢理ここに連れて来て! 何すれんて! 待っとれ! 待っとれ!」
 それを複数回繰り返したら、「ぎゃーーーっ! ぎゃーーーーっ!」と
いきなり悲鳴。『スクリーム』かっつう見事なのが病棟に響き渡ります。
 ナースセンターから看護師が大慌てに走って来て対応。そこでまた「私も人間ーー」が繰り返され、再び悲鳴。さらに看護師が駆け付け、最終的には3人がかりで対応。
 ようやく女性が落ち着いてきたら、今度は長々と人生訓を話します。その中でも面白かったのが、「私もね人生色々あったの、島倉千代子も歌っているでしょ」と大声で島倉千代子さんの「人生いろいろ」を歌い始めた時です。夜中の3時に独演会。『サタデー・ナイト・フィーバー』。
 その後、病室の扉が閉められ、中で看護師との戦いが繰り広げられたっぽいです。高齢女性1人に対して若い看護師3人ですから、ラスボスに挑むパーティーって感じです。最後に断末魔ともいえる「ぎゃーーーっ!」を絞り出した後、高齢女性は静かになりました。退治されたようです。看護師たちは、長い戦いでHPというかMPが残り僅かになったのか、大きく息を吐いていました。やりきった感が溢れています。まだまだ夜中の3時過ぎですから、仕事は続きますが。
 ちなみに高齢女性、翌朝何事もなかったように普通ぅーに復活していました。
 看護師の戦いに終わりはないーー!
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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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