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2012-09-27

<カナザワ映画祭2012 XXX>5日目(9/18)

 <カナザワ映画祭2012 XXX>の5日目です。
 毎年のことですが、連休が終わり、爆音上映も終わり、上映館はシネモンドだけになり、雰囲気は一気に寂しくなります。上映作品も爆音上映から外れたものばかりですから、最終日までは要注目といえる作品が少ないです。そんな中でも耳目を集めるのが、本日観た『縄と犬と人妻』と『ザ・異色ドキュメント 馬と女』でしょう。

 『縄と犬と人妻』は、クレジットに「名犬ラッキー」と記載があるのが面白かったくらいで、他には何も思い出せません……またもや失礼なことに、半分近く寝てしまいました。
 「縄と犬」、「犬と人妻」、「縄と人妻」に区分できる題名の衝撃度は高いものの、当然ながら「縄と犬」としての絡みはなく(たぶん。寝てる間にあったのかもしれないけど)、「縄と犬」のSMプレイがあれば……それこそ衝撃的な作品になったと思います。思いますが、そんなん誰も観たくないか。「雄犬×人間女性」はよく見ますが、「雌犬×人間男性」を描いた作品って全く見ませんから、犬が被虐側である作品は需要がないのでしょう。
 大切な愛犬が拉致誘拐され、身代金の要求と共に送られてきた動画に映されていたのは、緊縛プレイを強要されている愛犬の姿……「ああっ、ウチのワンちゃんに何てことを!?」みたいな展開なら容易に想像できますが……物凄く真面目に描いてもギャグにしかならん。ポルノとして機能する可能性が少しも想像できません。

 『ザ・異色ドキュメント 馬と女』は、何が「ドキュメント」なんだかさっぱりわからないものの、題名の衝撃度は『縄と犬と人妻』を遥かに超えます。
 意外や意外、物語としてちゃんと作られており、ますます何が「ドキュメント」なんだかわからないものの、いかにも安っぽいそのドラマが面白い。『闇金ウシジマくん』に登場してもおかしくない主人公が悲惨な人生への階段を2段飛ばしくらいで駆け降り、遂には馬と性交するに至る物語です。どん底の人生を描いている筈なのに、馬と性交する主人公にはなぜか神々しいものを感じます。主人公は常に他人のために働いており、それゆえに悲惨な人生なのですが、我欲を捨てたその姿に感動させられるのです。や、そんな大層なものではありませんが。
 登場人物の設定も描写も展開も門切り型で、全く工夫されておらず、危うく寝てしまいそうになるところを寸前で止めてくれるのは、2回くらい差し込まれる馬同士の性交というか種付け場面です。安っぽいメロドラマの最中に差し込まれる「ドキュメント」なそれは、作品の最終到達点である獣姦場面の凄まじさを否応なく想像させます。40cmくらいありそうな牡馬の勃起した陰茎を係の男性が持ち、雌馬の膣に誘導します。あんなの……串刺しじゃないっすか!
syokujin
 あともう1ヶ所、驚かされた展開があります。主人公はヤクザな男に騙され、金づる兼性欲発散道具としてこき使われるのですが、子供が生まれることをきっかけに逃亡します。誰にも知られない地で、子供を立派に育て、ちゃんとした家に住むことを夢想し、ストリップ嬢として働きます。しかし、ヤクザ男はせっかくの金づるを逃がしてなるものかと、主人公を追いかけて来ます。再び主人公の前に現れたヤクザ男は、「子供なんて邪魔なだけだから、どっかに捨ててこい」と恫喝します。この男に関わっていたら自分の人生だけならず子供の人生までお終いだ、と思った主人公は、ヤクザ男の前で自分の左手の小指を食い千切ります。小指を咥え、「ううううーっ!」と唸りながら、ぶっちーっ! 血ぃダラダラーっ! んで、食い千切った小指をヤクザ男に投げ付け、「もう私に関わらないで! 私の前に現れる度、指を食い千切る! 指が全部なくなったら、死ぬ!」と啖呵を切ります。鬼気迫るその迫力に圧倒されたヤクザ男は主人公の前に現れなくなりました。まあ、「ドラえもん」みたいな手になられたら金づるになりませんしねぇ。このいきなりなスプラッター展開(という程ではないけど)には目が覚めました。
 で、その後はお待ちかねの「馬と女」です。もっと金を稼ぐためにはもっとネームバリューが必要だと感じた主人公は、遂に馬との獣姦を決意します。そのために膣穴を広げる手術までして。丁寧なことに、医者が「こんなの初めてだよー」といいながらの手術場面もあります。
 ボカシがかかっているので本当に馬の陰茎を舐めたりしたのかわかりませんが、どアップの場面では明らかなハリボテを使ってました。『ブギーナイツ』のより明らかな。主人公の喘ぎ声だけが際立つ、静かに繰り広げられる獣姦場面は、妙な緊張感と迫力があり、正に「ザ・異色ドキュメント」な感じがしました。そして、すっごい量の射精があり、精液に塗れて恍惚とした表情の主人公が映され、終わります。
 主人公を演じる岡田きよみさんの熱演がとても良かったです。指を食い千切った後の場面では、小指を曲げて演じていたのがチラチラ見え、微笑ましい感じでした。

 『縄と犬と人妻』は寝てしまいましたが、『ザ・異色ドキュメント 馬と女』は寝ないどころか、とても面白かったです。エロの合間に予想もしないスプラッター展開が混ざっている点も<カナザワ映画祭>らしい感じでした。
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テーマ : 映画館で観た映画
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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