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2012-09-23

<カナザワ映画祭2012 XXX>3日目(9/16)

 <カナザワ映画祭2012 XXX>の3日目です。
 考えると私、サポーターにならせていただきましたが(賛同金は最低の1万円ですけど……)、9月7日以降に申し込んだため、受付で申し出ないとサポーター特典をいただけず、昨日は一般客の行列に並んで観ていましたから、「今日はサポーターとして優先入場しよう」と思ったものの、会場である金沢都ホテル・セミナーホールに着いたのが入場開始後だったため、サポーター効果を発揮できる機会少なかったです。立て続けに作品を観る時も、トイレに行ったり飲食物を購入したりして会場に戻ったら入場開始しており……サポーター効果を発揮したのは3日間で4回でしたね。もったいない……
 本日は、『フリッツ・ザ・キャット』、『ウォーター・パワー』、『バタリアン』の3本を鑑賞。

 『フリッツ・ザ・キャット』は……申し訳ないのですが、所々で寝てしまいました。
 音楽目当てで観たので、失礼ながら内容には大して興味なし。ありきたりですが「ファンキーでクール」という表現が最適な音楽に溢れており、特に印象的だったのは、ボ・ディドリーさんの「Bo Diddley」と、ビリー・ホリデイさんの「Yesterdays」がかかるところ。ディドリーさんのは、強力なリズムで昂揚感を与えてくれます。逆にホリデイさんのは、過ぎ去った幸せを懐かしむ哀愁が痛切に響きます(ちゃんと絵もそれに合わせている)。エンディング曲も良かったです。その他の音楽もとにかく楽しくて「爆音上映最高!」でした。
 
 しかし、音楽と絵は面白かったものの、画面全体の退屈さが上回ってしまい……撃沈。気付いたらフリッツが病院に入っていました。

 『ウォーター・パワー』は、初めて観る作品です。正直、全く期待しておらず、フィルム上映でないことが開始してからわかり(公式サイトやプログラムを見れば、ちゃんと「デジタル」と表記されてるのに、よく見てなくて知らなかった)、かなりガッカリもしたのですが……
 最っ高に面白かった! 何といいますか、明日をも知れぬ<カナザワ映画祭>の心意気を浣腸プレイに見た!
 どうでも良いことですが、これはサポーターとして優先入場させていただきましたので、サポーターの列は一般客のより短く、出入口により近い場所に並んでおりまして、そしたら何か4、5人の外国人グループが大きな声で会話をしておりまして、「日本人は糞を観るために並んでんのか!?」と、まるで日本人が発狂しているようなことを仰っておりました。どーせ何喋ってんだかわかんねーだろ、とか思っていたのだと思います。いや、これ、おらが国のもんじゃねーからな!
 内容は……えー、<カナザワ映画祭2012 XXX>って金沢市が助成しているのですよね……これ、上映して大丈夫なの!? 猥褻物頒布等の罪で逮捕されたりしない!? と心配になるくらいの作品でした。しかし、そこが凄いのでなく、『ウォーター・パワー』の凄さは、作品としての面白さにあります。
 物語を簡単に表現すると、『裏窓』+「必殺仕置人」または『タクシー・ドライバー』+浣腸。つまり、浣腸で世直しする物語です。ふしだらな女性を発見しては、体内から汚れを噴出させ、身も心も聖い改めさせる主人公の大河ロマンです。大河ロマンとは大袈裟な、と思うでしょうが、台詞には「人類の歴史は浣腸と共にあった」とか、「俺は浣腸の使者だ」とか、「浣腸には責任が伴う」とか、そんな感じの名言・格言がありますので、これは大河ロマンといって差し支えないと思います。やってることは単なる盗み見と不法侵入とレイプですが。
 とにかく徹頭徹尾メッチャクチャです。物語に何のカタルシスも解決もないまま「THE END」ですし。終わった瞬間、愕然とすること請け合いです。ただし、上映されたのは短縮版のようで、肝心要の噴出場面が全部カットされており、そこは大いに不満でした。普通のハードコア場面を残すより、浣腸からの噴出場面を重要視すべきだったと思います。いや、そんなに噴出場面が観たいわけではありませんが、「アブノーマルスペシャル」なのですから、カットすべき部分が逆じゃないかなぁ、と。
 あと、音楽にブライアン・デ・パルマ監督の『悪魔のシスター』を思いっきり使ってましたね。ハードコアな場面にバーナード・ハーマンさんの名曲がかかっていました。それだけで笑ってしまいました。なんちゅーセンスだ。


 『バタリアン』は、素直に面白かったです。ロビーにポスターが貼ってあって、欲しかった~。
k-eigasai-2012-3
 子供の頃に観て以来の久々の鑑賞ですが、全く古びていませんでした。アイデアとテンポの良さは、数多の「ゾンビ」ものの中でも別格です。久々に観て気付いたのは、登場人物に嫌な奴が誰もいないことです。少しは仲間割れの展開がありますが、基本的にみんなで協力して事態の解決を図ります。それがテンポの良さに繋がっているので、脚本の見事さに改めて感心しました。
 音楽も良かった。あったま悪そーな感じが。爆音上映に最適。ミュージカルになっても良いくらいです。ミュージカル版を作るべきです。
 「核ミサイルで一件落着」という、今までの苦労が徒労でしかない皮肉な結末から、『バタリアン』の上映は、原発問題で右往左往している日本の現状を皮肉った選定だったのでしょうか? そんなわけないと思いますが、そう妄想すると、<カナザワ映画祭>恐るべしです。

 本日は、『ウォーター・パワー』が最高でした。<カナザワ映画祭2012 XXX>で最も凄い作品決定かも。入場前に外国人集団がいってたことは間違ってませんでしたね。こんな作品に行列作る日本人、狂ってるわ!
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テーマ : 映画館で観た映画
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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