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2012-08-12

メードってラードっぽい

 全体的に古い話題ですが。

 今年4月頃、北國新聞に「最後のメード喫茶が消える」ことについての記事が載っていました。

北國新聞ホームページ → 石川から消えるメード喫茶 月内で唯一の店舗閉店

 上記リンク先から抜粋。

 金沢市竪町商店街にある石川県内唯一のメード喫茶「Camelot」が、4月末で閉店すると耳にした。2006年、同商店街に石川初の店舗 (別の店で既に閉店)が誕生してからわずか6年。県内からオタク文化の象徴が消える前に一度、「ご主人さま」と呼ばれるのも悪くないと思い、店に向かった。
 店内を見渡すと、20ある席に「ご主人さま」はわずか3人だけ。常連客でこれまで80回通ったと豪語する公務員男性は「店がなくなると楽しみがなくなってしまう」と肩を落とした。
 店を運営する「AVALON」の代表西良弘さんに聞くと、昨年7月の開店から客足は伸びず、1日6人ほどだという。このため、平日雇っているメー ドも2人だけで、それでも人件費が負担になっている。
 県オタク文化推進委員会というグループの代表も務める西さんは「石川の保守的でおとなしい県民性が関係しているんですかねえ」と独自に分析する。
 ただ、石川を舞台にしたアニメ「花咲くいろは」効果で、金沢の湯涌温泉やのと鉄道には県内外から多くのアニメファンが訪れていることから、県民性とオタク文化が定着しないこととは、あまり関係はないようである。

 よくわかりませんが、昨年に開店して1年も持たずに閉店というのは、オタク文化以前に店そのものが悪かったのではないでしょうか。客商売ですから、常連客がいたとしても、その他の客が寄り付かなければ意味がありません。たった2人の店員の人件費が負担になるくらいですから。記者も、「県民性とオタク文化が定着しないこととは、あまり関係はないようである」としていますので、「店が悪いだけじゃないの?」といいたいのかもしれません。
 しかし、また新たにメイド喫茶が新規開店しました。それについても北國新聞に記事がありました(7月10日の夕刊。Web版に記事がなかったので、新聞から抜粋入力)。

 金沢市竪町商店街の複合ビル「ベルセル」に10日までに、メード喫茶「めいどりぃた」がオープンした。根強いファンの声を受け、同じ場所に経営者も従業員も一新して復活した。ビルにはアニメ関係の店舗が多く、ビルの関係者は「金沢から日本独自のサブカルチャーを広く伝えていきたい」としている。
 メード喫茶の閉店後、愛好者をはじめインターネット上の掲示板などでも復活を望む声が上がっていたという

 ビルを運営している会社の社長は、「メード喫茶は世界に発信できる1つの文化。竪町の魅力につながるよう長く営業してほしい」と話しているそうです。

 それにしても、金沢市から「日本独自のサブカルチャー」を発信させる意義はあるのでしょうか。「日本独自のサブカルチャー」がオタク文化を指すなら、秋葉原に任せておけば良いと思います。やるなら「金沢市独自のサブカルチャー」でしょう。「日本」という広義なオタク文化の担い手は大都市にあると思います。いっては何ですが、金沢市に「日本独自のサブカルチャー」はありません。メイド喫茶だって大都市にあるものを田舎都市に持ってきただけのことです。閉店後に復活を望む声がネット上で上がっていたそうですが、そもそも売上よりも人件費の方が高くなっているくらい客数が少なかったわけですから、提供される商品の価格だって一般的な飲食店よりも高いらしいのに、根本的にオタク人口の少なさが閉店の大きな理由ではないのでしょうか。
 メイド喫茶とは全く関係ありませんが、やはり金沢市のオタク文化の担い手といって過言でなかったブック宮丸という書店も2店舗が一時休業状態に陥りました。「一時」だけなのか完全に「閉店」になるのか。あっちこっちにポイントカードのある大型書店ができ、ネット通販が当たり前になった今、経営が厳しく、規模縮小になったのかもしれません。心配ですから、できるだけ本はブック宮丸で買うようにしています。ポイントカードもない、客としてはどちらかというと得な買い物ができないかもしれない書店ですが、あえて得をしない選択をするのも文化というものではないでしょうか。

 安易に得な方へ進んでばかりだと、大切な文化はあっという間に衰退します。
 たとえば<カナザワ映画祭>も同じです。これこそ「金沢市独自のサブカルチャー」の発信の成功例でしょう。いってしまえばキュレーターとしての目利きがものをいうイベントですから、努力次第で世界のどこでも誰でも行えるイベントです。膨大な映画群から何をどのように見せるか、その点では東京国際映画祭にも負けていません(むしろ勝っている)。それを支えるのはたくさんの観客数――利益です。お金なしにできることは限られています。ボランティアだけでは無理でしょう。いや、<FREEDOMMUNE>という物凄い例外はありますが、あれを毎年行うのは難しいと思います。
 健在の間は気にしませんが、いつなくなるかわかりません。なくなってから復活を望む声を出しても意味がありません。いつまでもあると思うな親と金と<カナザワ映画祭>、ですよ。「保守的でおとなしい県民性」が文化を衰退させる要因にはなりません。重要なのは、数と気概。<カナザワ映画祭>の攻撃性も文化として続ける秘訣でしょう。守りに入らない。
 竪町を歩いていてメイド喫茶の看板を見て、<カナザワ映画祭>の今後の心配へと至ったということでした。
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ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
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映画大好き。
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2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
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