--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011-09-06

忘却の彼方から

 楽しかった<WIRE11>の詳細な記憶が薄れる中、想い出しながら。

 今年は新横浜への到着が早く済んでいたので、入場も遅れることがありませんでした。<WIRE>ならではの入場時の興奮は相変わらずで、こもった音が横浜アリーナの入り口から漏れ聴こえ、もうそれだけで早くフロアに入って音を浴びたい欲求に駆られます。

 メイン・フロアの初っ端はシン・ニシムラさん。6年ぶりの出演で、その間には作品をいくつも発表していたため、満を持して、という感じです。しかし、プレイは普通。ドッカンドッカン盛り上がるわけでなく、盛り上がらないわけでもなく。少しずつフロアを暖める感じ。
 ニシムラさんのプレイにノりながら、メイン・フロアを散策。

 メイン・フロアは、事前告知の通り、天井からの下がり物が減り、公式サイトの説明いわく「お花がひらいたようなオブジェ」が複数設置されていたのですが、それが微妙な出来で、お花というよりは、ネギのようで……ちょっと失敗だったのではないかと。
 メイン・フロアに設置されたものは他にもう1つあり、それは観客席です。昨年まではステージはメイン・フロアの両端に2つ設置されており、今年はその一方をなくし、観客席を設けていました。ステージ部分がなくなっただけなので、フロアの広さはそのまま。3階の観客席だと、音が反響しまくって聴こえ、音を楽しめなかったのが、メイン・フロアに設置された観客席だと、音をそのまま楽しめる分、良かったと思いました。また、座席そのものが3階席のものより快適でした。疲れている時に3階席まで上がる必要が減っただけ、快適さが倍増し。来年も同様にしてもらいたいと思いました。
 ステージを減らしたからか、節電のためなのか、災害対策なのかわかりませんが、スピーカーの数が減っていたのは少し残念でした。その分、床に積み上げられたスピーカー前に陣取れば最高の低音を浴び続けることができましたが。

 ニシムラさんの次はタサカさんです。最近は作風が変わりつつあり、それはリカルド・ヴィラロボスのミニマル・ハウスな影響を強く感じさせる作風で、正直なところタサカさんらしくない、というのが私の感想です。しかし<WIRE>でのプレイは相変わらずのノリの良さで押し通していました。人によってはいきなりピークタイムが来たかのように踊っており、残りの時間は大丈夫なのかと、他人事ながら心配になるくらいのノリでした。
 私もいつもはここら辺でいきなり大はしゃぎしてしまい、後半は体力が尽きてフラフラになっていることが多かったので、今年は体力温存のため、大はしゃぎしないでおこうと、適度な踊りを。

 とか思っていたのに、次のダブファイアさんに狂喜! 凄く良かった!
 一頃昔、ディープ・デッシュといえば安定銘柄で、その片割れであるダブファイアさんがテクノ部門へと転向したら、これまた安定銘柄でした。音に隙間が多く、巨大な音響空間で響き渡ることが最適なのです。つまり、<WIRE>なんかにピッタリ!
 タサカさんの作風が~とかケチつけましたけど、私の趣味も今やミニマル、ハード・ミニマル、ディープ・ミニマル、ミニマル・ハウスとか表現されるような作品を好んでおり、とはいえノリノリなディスコなのも大好きなのですが、今一番好きなのはミニマル系であり、隙間の多い音であり、Djプレイでもそれは同じで、<WIRE11>で最も良かったのは結局、ダブファイアさんでした。
 ダブファイアさん終了で、<WIRE11>開始から4時間踊っていたことになり、ちょいと疲れたのと次のケン・イシイさんからは混みそうだったので、少し休憩。

 軽く食事をした後、セカンド・フロアの様子を見にいったら、特に混んでおらず、簡単に入場できたので入ってみたら、ダニエル・シュタインベルクのDjプレイ中でした。これまた良かった! 一昔前のタサカさんというか、TOBYさんがいたらTOBYさんがやってそうなプレイでした。つまり、陽気で、ノリノリ。いきなり「きゃりーぱみゅぱみゅ」を使ってもおかしくないDjプレイでした。<WIRE11>での最優秀陽気賞はシュタインベルクさんで決定です。

 その後に続くレインボウ・アラビアのライヴは、いきなりけたたましく鳴り響く打楽器の音に持ってかれました。Lcdサウンドシステムがやる「パンク版おどるポンポコリン」というか「パンク版佐渡おけさ」とでもいう音。おっもしろーいっ!
 しかし、その時間帯のメイン・フロアは石野卓球さんがDjプレイが始まる頃だったので、セカンド・フロはガッラガラ。踊り易くて良かったのですが、レインボウ・アラビアはちょっと寂しいと思ったのではないかと。曲を聴いたのは今回が初めてだったので、盤を早速買おうと決心させる面白さがあっただけに、観客数の少なさがもったいないと思いました。

 レインボウ・アラビアをたっぷり楽しんでからメイン・フロアに降りると、観客でびっしり。しかし、後方の観客席が空いていたので、そこに座って休憩しながら鑑賞。考えたら、卓球さんの音をメイン・フロアでちゃんと聴くのは十年ぶりくらいかもしれません。
 失礼ながら、<WIRE>での卓球さんのプレイはいつも大したことがないと思っています。何でこんなに面白くないのか、と不思議に思うくらい。焦らしプレイも面白くないし、選曲も面白くないし……ゆえに、いつも卓球さんの時間帯は休憩時間となっています。
 今年も特筆するようなプレイではなかったと思います。思いますが、最後に謎の曲を使っていたのが記憶に残りました。わざわざVjで字幕を表示させてまで使った曲です。字幕はこうです。

A RAY OF HOPE FOR YOU
A RAY OF HOPE FOR ME
A RYA OF HOPE FOR LIF
FOR EVERYONE

何のサンプルなのか、何の曲なのかさっぱりわからず、しかしその内容から、東日本大震災復興に絡んだ選曲なのだろう、と思いました。卓球さんはいつも“狙った曲”を必ず使います。昨年であればカガミさんの曲です。今年のもそうなのでしょう――が、誰の曲なのかわからず、卓球さんの新曲なのかと思って調べてみたら何のことはない、山下達郎さんの新譜から使ったようでした。山下達郎さんの曲なんて普段から全く聴いてないので、たぶん殆どの人は知っているのでしょうけど、私は全くわかりませんでした。正直、あまり大したことのない感じ……
 普通に盛り上がって普通に終わり、次のウエストバムさんに繋がります。

 何というか、相変わらずのウエストバムさんでした。派手で、ギュインギュインいってるプレイ。ロックだなぁ、と。
 その後のdOPまで休んで、フェリックス・クロヒャーさんが始まったので、嬉々としてフロアへ突入。
 しかし、イマイチ。ブレイクを作る際に必ず音量を下げるのに途中で飽きました。途中で立ち止まってしまいましたね。
 続くレディオ・スレイヴのプレイも何か単調で楽しめず。深い時間帯を様子伺いするように、とりあえずリズムにノって踊っていました。
 物凄く期待していた69もイマイチ。焦らしすぎプレイで、途中で飽きたので、田中フミヤさんの開始を待ってセカンド・フロアに移動。

 田中フミヤさんは、相変わらずでしたけど、ハードからミニマルへと転向しながらも、その確かなプレイにはブレがありません。個人的には昔より今の隙間の多い音のプレイが大好きです。さらにいえば、カラフト名義のミックスが大好きですね。
 最後まで片時も飽きることなく楽しめ、アンコールも長々とプレイし、万感の拍手に包まれてセカンド・フロア終了。まだ続いているメイン・フロアへ移動。

 <WIRE11>のトリは、レン・ファンキさん。トリですけど、普通。深夜帯に聴くと最高に良いプレイだと思うのですが、早朝のトリには向いていないような。最後もあっさり風味でした。
スポンサーサイト

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

tag : WIRE

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

最近の記事
プルダウンリスト
プルダウンタグリスト
ブログ内検索
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。