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2011-01-23

秘宝の驚くべきわかり易さ

 『映画秘宝』の最新号が発売されていたので立ち読みした。1月に発売されるのは必ずベスト&ワースト特集号なので、買って読む程の内容はなく、立ち読みで十分(『映画秘宝』スタッフの皆様すみません)。
 表紙はまた『キック・アス』。
hiho
 従ってベスト1は一目瞭然、『キック・アス』だった。正直、予想外。『キック・アス』のベスト1は余りにもわかり易すぎるから。『映画秘宝』だからもうちょっと捻ってくるかと思ったんだけど。

 確かに『キック・アス』は楽しい作品ではあるけど、ベストかというと私はそうでもない。とにかく映像の魅力がなさすぎて駄目。
 『映画秘宝』ではベストの理由に「ヒット・ガール」演じるクロエ・グレース・モレッツさんの魅力を挙げている人が多い。うん、とっても納得できる。できるんだけど、私も最初に観た時は「ヒット・ガール」が大暴れする場面が楽しくて楽しくて大喜びしたもんだけど、2回目に観た時はそうでもなかった。
 私の『キック・アス』のベスト・シーンを挙げると、モレッツさんとニコラス・ケイジさんが、どっかの広場で着弾訓練(?)をする場面。何が凄いって、パンフォーカスでの全景の美しさが。
 冒頭の、コスプレ男が落下する場面からしてパンフォーカスの美しさが際立ってるんだよな。そこは本当に凄いと思う。思うんだけど、CG合成する場面や人が激しく動く場面になると途端にショボくなる。たとえば最後の空飛ぶ場面なんてもうちょっと巧く合成できたんじゃないかと思う。なので、もしかしたら撮影担当者が凄い人なのかと思ったんだけど、ベン・デイヴィスという人で、検索してもそんなに凄そうな人ではない。じゃあプロダクション・デザインが凄いのかと思ったけど、たぶん撮影方針には関係ないだろう。となると監督のマシュー・ヴォーンさんが凄いのかと思うんだけど、ヴォーン監督作は他に観たことないから判断できない(『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』は観ているけど、それは製作だったか)。ただ、ヴォーン監督作は『キック・アス』以外には、『スターダスト』と『レイヤー・ケーキ』しかなく、共に撮影はデイヴィスさんだ。その2本も撮影だけは素晴らしいのかもしれない。
 『映画秘宝』も登場人物の良さと物語の面白さと関連事例のアレコレは解説していても映像の凄さは解説していないと思う。『キック・アス』を褒めるなら、第一に撮影の良さだろう。そして同時にその駄目さも指摘しないと。「キック・アス」が最初に活躍する夜の乱闘場面は、地面に水溜りがあって、そこに店のネオンが映っていてキレイだな、とか。どうでもいいかもしれないけど、私はそんなとこが好きだった。あれ? 批判してるようで褒めてるぞ私。ま、いいか。
 物語が面白くて最高! 「ヒット・ガール」が最高! そんな絶賛でいーんですかね? ま、『映画秘宝』だからそれでいーのか。特に町山智浩さん。「原作と読み比べると映画版の良さがわかる」と評している。映画を観た後で原作を買って読んだら、原作の方が良かった。確かに映画版の方が爽快感あるしハッピーエンドだけど、原作の方が“正しい”。あんなありきたりのハッピーエンドにしちゃ『キック・アス』の存在意義がないと思うんだけどな。
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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

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おひさしぶりです

この前の記事の「良し悪しと好き嫌い」になるほど、と思ったので、コメント残そうと思ってきたら、さらに、そうそうそうなのよ、の記事(笑)私は購入してから、立ち読みでも良かったと後悔している。

ばっどていすとさんどいっちさんも、この作品が好きといっているのでなんですが、私はヒットガールが可愛いとは思えず、プラスあの親子関係がどうも苦手でした。
プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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