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2008-09-30

ただの中山さんになった中山さん

 問題発言とやらで、単なる中山さんになった元大臣が、意外と世論調査では支持があるそうで。まあ、私も日教組には馬鹿が多いと思うし、組織の改善を施すべきとも思うけど、確か中山さんって、国交相だったわけですよね? お前がいう問題じゃねーだろ、と。単純に、問題の是非はそこにしかないよ。
 何で国交省の人間が日教組の批判をしなきゃならんのだ。もしもやるなら、文科相に対して「ちゃんと仕事をしなさい」といやぁいいだけじゃないか。領分をわきまえてないのは駄目でしょ。それを「よくいった」とか「辞める必要はない」とかいってる人がいるのは、不思議。

 自分のなすべき仕事もしなきゃ、クビになって当然だっつーの。これでは麻生首相の寿命も短そうだなぁ。安倍、福田、麻生首相ときて、イギリスのフィナンシャル・タイムズに「契約社員首相」とか書かれる始末だ。日本の首相は短期契約の首相だ、と。
 で、誰もがわかってて日本のTVマスコミは大声でいわないけど、民主党なんかに何ができるんだ? 自民党がこんなにもボロボロだと、どう足掻いても民主党が政権を担う可能性は高くなる。でも、民主党は自民党よりもマシなのか? 経済政策が自民党よりもマシ? まさか! 福祉政策が自民党よりもマシ! そんな! どこに、自民党よりもマシな点があるってんだ? 利上げしろとかいってる馬鹿がいるのに? 日銀にちゃんと意見できるのか? 与謝野大臣の経済政策が単なる増税しかなくて、本気で「単なる増税」しかしなかったら、日本経済が悪化するだけの上に、政府の財政だって悪化するだろうし、ここらで民主党にでもやらせるか、と思いたくもなるけど、結局はどっちもどっちだ。だから、民主党に任せてみるのもいいかもしれない。でも、その結果は、やっぱ駄目だった、になるに決まっている。駄目だった、を知るために民主党に任せるのも賭けだよねぇ。
 じゃあ、他に……ともできない。社民なんかはクズの掃き溜めだ。社民の……えーと、あの、しょっちゅうTVに出る女性の人……あ、そうそう、辻本議員だ、あの辻本議員なんて、アホ丸出しでしょ。若者が、もしも若者の意見を代弁してもらえると期待するなら、選択肢は実は共産党しかなかったりするんだけど、共産党なんて万年野党を自覚しすぎてどうにもならなくなってるしなぁ。万年野党を自覚してるなら、もっと大声で若者の意見を代弁すべきだと思うんだけど、そんな政策は採ってない。

 だから、今はどこも駄目。嗚呼、駄目。そーゆー駄目だって状態を理解できてないとしか思えない緊張感のない発言をしたのが、中山さんなんだ。だから、クビになるのは当然。能天気に「よくいった」とか「辞める必要はない」とかいってる人は、脳がカラッカラに快晴なのか? 思想の左右の問題じゃないのに。
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テーマ : どうでもいいニュース
ジャンル : ニュース

2008-09-28

期待しているアーティストはMicachu

 今、注目しているのが、ミカチュー(Micachu)。あのマシュー・ハーバートさんのレーベル、Accidentalから登場した3人組のバンド。その新シングル「Golden Phone」が良くて。プロデュースはハーバートさん。出たのは先月。早くアルバムも作ってほしいな。曲はMySpaceで試聴できる。

MySpace→Micachu

 私は、Accidentalから出ているアーティストは基本的に「レーベル買い」なので、いってしまえばみんなハーバートさん的といえるんだけど、ムギソンみたいなグランジ寄りなロックもある。ハーバートさんの選択眼を信用しての、「レーベル買い」。
 Accidentalのアーティストで日本人として大注目なのは、セツブン・ビーン・ユニット(Setsubun Bean Unit)でしょ! 節分の豆! 日本の雑誌で殆ど取り上げられてないから、有名じゃないと思う。アルバムは去年出ているけど、少なくとも私の周りで知っている人はいないし、私んとこの地域にあるタワー・レコードでは扱ってなかった。
 セツブン・ビーン・ユニットは9人グループで、半分は日本人。どんな音楽なのかというと、ファンク、ブラス、ジャズ、フュージョン、ダブ……要するに、チンドン屋+電子音楽だ! じゃぱにーず・ぼん・だんすっ! アルバムに収録されている曲は、フィンランド民謡のジェンカや、秋田音頭、津軽節なんかがあり、そして何と映画の寅さんのテーマまである。すっごい踊れる。盆踊りもいいね。年寄りとセツブン・ビーン・ユニットで踊ってみたい。
 ボアダムズ関連や、渋さ知らズオーケストラとかが好きなら、セツブン・ビーン・ユニットは絶対に買っとくべき。などと、ハーバートさん絡みじゃなかったら興味なかっただろう私が偉そうにいうことじゃありませんけど。

MySpace→Setsubun Bean Unit

 Accidentalの公式サイトでは、取り扱っている全アーティストの曲を試聴できるので、聴きまくればいいです。気に入ったらそのまま購入もできるし(手続きはちょっと面倒だけど)。

Accidentalの公式サイト→Accidental

 ところで、Accidentalのサイトの画面上部に、何か金額が延々とカウントアップしている。「何?」とそこに表示されている文字を見ると、「イラク戦争のコスト」とある。ナショナル・プライオリティーズ・プロジェクト(国家優先事項計画?)というサイトの、Cost of War(戦争のコスト)という事項のエンベッドのようだ。

参考リンク→National Priorities Project

 で、そのサイトを見ると、冒頭にこんな文章が表示されている。
 「国家優先事項計画は、連邦データを分析し、税金がどのように使われているか明確にします
 面白いなぁ。

テーマ : お気に入りアーティスト
ジャンル : 音楽

tag : Micachu SetsubunBeanUnit

2008-09-28

移動中もフレンドリー・ファイアーズる

 iPodにフレンドリー・ファイアーズの『Friendly Fires』を入れ、聴きながら歩くと楽しい。天気が良い日はもっと楽しくなる。今はずっとフレンドリー・ファイアーズばっか聴いていたいくらい。「フレンドリー・ファイアーズ」という動詞があってもいいんじゃないか、と思うくらいに、フレンドリー・ファイアーズりたい。
 でも、他のアーティストの曲だって聴きたいので、似た感じの曲を一緒に入れてみたら、次のようなものが揃った。フリーフォーム・ファイヴマイロシザー・シスターズワム!サニーデイ・サービスの「スロウライダー」と「魔法」と「夜のメロディ」。共通点は、ハウスとゲイ?
 フレンドリー・ファイアーズの「Paris」に似ている曲……と考えて真っ先に思いついたのは、サニーデイ・サービスの「スロウライダー」だった。曲調は全然違うけど、歌詞の内容がちょっと似ているかな、と。
 ちなみに「スロウライダー」の歌詞は、こんな(一部抜粋)。
きみとどこか遠くへ もっと遠いどこかへ
ふたりだけで今日はすごすよ
貨物列車に乗って行こう きっと戻れない

真昼の花火を観て 通りとても静かで
もっと遠いどこかへ きみと一緒で良かった
ふたりだけで今日はすごすよ

Hey 鈍行列車 スロウライダー Hey Hey
見て 超特急が Faster Faster Hey Hey

 憧れの歌。大好きです。アルバムでなく、シングルのSUGIURUMNリミックスのバージョンが、サンバなハウスで最高に良い。この当時はまだSUGIURUMNがハウスDJとして今の地位に就くとは思いもしなかったけど。

 何曲かYouTubeで検索したのを、以下に貼り付け。

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テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

tag : フレンドリー・ファイアーズ

2008-09-27

Friendly Firesの『Friendly Fires』はポップスとして大傑作のデビューアルバム

 今年は豊作の年だ。と、いっつもいってる気がするけど、今年は新人アーティストのアルバムに好きなのが多い。ウィークエンド・ヴァンパイアラスト・シャドウ・パペッツブラック・キッズ、そしてフレンドリー・ファイアーズだ。

MySpace→Friendly Fires
ここでアルバムから、「Jump In The Pool」、「Paris」、「On Board」、「Ex Lover」の4曲が試聴できる。

 フレンドリー・ファイアーズの『Friendly Fires』は、今年一番の収穫かもしれない。もう、今年はこれ以上好きな作品は出ないんじゃなかろうか。
 とにかく、日本でも春先からクラブでも大ヒットしていた「Paris」が素晴らしい。シングルと違うミックスで、もっと良くなっている。当ブログで以前に紹介した際には、ケミカル・ブラザーズの「Star Guitar」のパクリと書いたけど(今でもそう思っているけど)、パクリだろうが何だろうが、良いものは良い。聴いているだけで、いてもたってもいられなくなる。
 もしかしたら「Paris」は、アンダーワールドの「Born Slippy」になるかもしれない。ならないかもしれない。なるとしたら、享楽性ゆえ。ならないとしたら、ロマンチックすぎるため。「Born Slippy」は、駄目人間のアンセムだからだ。イギリスでは今でも駄目人間用のアンセムはそこら中で作られているけど、「時代を動かした」とまでいえるアンセムとなると、「Born Slippy」以上のものはないだろう。それでも、「Paris」は間違いなくアンセムになる(なった)。

 ロックからダンスミュージックに入る人は、一昔前ならストーン・ローゼズだったり、プライマル・スクリームの『Screamadelica』の「Higher Than The Sun」だったりしたもんだ。ダンスミュージックからロックに入るなら、最もわかり易いのはケミカル・ブラザーズだろう。今は、ロックもダンスも関係なく、それぞれが近寄り、手を結び、殆ど差がなくなっている(ロックだって昔から「踊る」音楽だったけど)。それでも、ただ単にどっちかの「要素を混ぜた」だけのつまらない音楽の方が掃いて捨てる程に多い。フレンドリー・ファイアーズは、当然違う。
 去年はクラクソンズがいたけど、フレンドリー・ファイアーズは彼らとも違う。もっとダンスミュージックへの親和性が強い。しかし、ポップで、わかり易く、どの曲も4分間で収まっている。アルバム全曲(10曲)でも37分間だ。曲の良さは、貧弱なラジオのスピーカーから聴こえても、何ら魅力を損なうことがないだろう。1曲目から、終わりまで、あっという間。気付いたら、何度も何度もリピートしている。
 アンダーワールドやケミカル・ブラザーズが時代遅れとなった今、次を代表するのはフレンドリー・ファイアーズだ、というのは大袈裟だろうか? フレンドリー・ファイアーズに匹敵するのは、ベースメント・ジャックスになるかもしれない。それはさすがに大袈裟か。ジャンルも違いすぎるし。じゃあ、ポップスとしての腕をさらに磨き上げれば、ワム!にはなれるかもしれない。それならちっとも大袈裟じゃない。

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テーマ : お気に入りアーティスト
ジャンル : 音楽

tag : フレンドリー・ファイアーズ

2008-09-25

『接吻』は理解を拒んだ傑作

 小池栄子さん主演の『接吻』を観た。正直いって、大して期待していなかったんだけど、驚いた。出だしから震えるくらいの、傑作ぶりだった。余りにも狙った傑作ぶりなんで、粗探しをしたくなるくらいに。で、粗は見つかったのかというと――

 「映画とは、見たことのない、現実的でない物事を見せてくれるもの」が持論の私としては、『接吻』の物語は正直、「またか」とうんざりする類型的なものだった。方向性としては、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』や『ハネムーン・キラーズ』のような物語だ。
 引きこもりの青年が、自己中心的でわがままな理屈から見知らぬ一家を殺害する。同じく、殆ど引きこもり一歩手前の女性が、殺人青年が逮捕される報道番組を見て、殺人青年に一目惚れする。 
 殺人青年と普通の会社員の女性という、決して交わることのない2本の線が、殺人青年の弁護士というもう1人の登場人物によって3本の線となり、絡み合う。弁護士によって面会を重ねる毎に、殺人青年と女性の距離は縮まる。面会室という狭い部屋、ガラス壁1枚に隔たれたその距離が、何の障害でもないように。
 しかし、殺人青年と何の関係もない女性が面会できるのは、殺人青年に死刑判決が出るまで間。判決が下されれば、もう逢えない。それならば、と女性と殺人青年は獄中結婚を断行する。それが幸せな結末を迎えることがないのは明白なのに。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : 接吻

2008-09-24

『映画秘宝』は絶対にかなざわ映画の会の連載をすべきだ

 かなざわ映画の会のブログが更新されていた。

かなざわ映画の会の日々是映画→フィルマゲドン記 9月11日木曜日その1

 今回の記事の注目箇所は、やはりここ。早朝、携帯電話に渡辺文樹監督からの留守電があり、その内容が、という件。
「フー(息)、あー、えーと、本日午前4時過ぎに、えーと一応都内で逮捕されました。ということで映画祭にはどうなるか分かりませんのでよろしくお願いします・・・ガヤガヤガヤ」
 正に、衝撃的瞬間。面白すぎです。

 記事によると、渡辺監督には、「金沢市内での街頭ポスター貼りは厳禁ということで約束していた」そうです。
 しかし、渡辺監督は貼ってましたね

 他にも、
地元マスコミの記者会見があるため急ぐが、写真やTVにも写ると伝えると、クリスピンさんがスーツにネクタイの正装に着替えたいと希望したので、ひとまずホテルまで送ってロビーで待つ。
クリスピンさんは着替えずに洋服を持って5分ぐらいで汗をかきながら急いですぐに部屋からロビーへやって来た。しかし、連絡ミスでクリスピンさん控え室にカギがかかっていて開かなかったので、クリスピンさんには多数の機材や備品などが保管されている倉庫で着替えてもらった。何も不平も言わずに着替えている

 という箇所は、クリスピン・グローヴァーさんの人柄がよくわかります。ハリウッドスターなら少しくらいわがままでもいいのに、何ていい人なんだ!

 もう絶対に『映画秘宝』は特集記事を載せるべき! だって、『映画秘宝』の記事より面白いんだから!!
 私のブログで何をいおうが影響ないから、どなたか有名な人が進言してもらえないものですかね。

 余りにも面白いから、かなざわ映画の会のブログへ勝手にリンクを張る。

テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

2008-09-23

『映画秘宝』はかなざわ映画の会の連載をするべきだ

 9月21日のかなざわ映画の会のブログを読んで思った。
 『映画秘宝』に連載したらどうですかっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

かなざわ映画の会の日々是映画→フィルマゲドン記 9月10日水曜日

 例えば、こんな箇所。
グローヴァーさんの日本到着に関してはそれほど心配していなかったが、今回のビッグ・スライドショウの根幹をなすある物(ほとぼりが冷めてから後日詳細を記す)をクリスピンさんが持ち込めるかどうかがまったくの運頼りだった。8月末に仙台メディアテークで開催された全国コミュニティシネマ会議でユーロスペースの堀越謙三さんをはじめ諸先輩方に教えられてはじめて知った所定の手続きを踏んでいなかったのだ(しかし、今から思えば所定の手続きを踏んでしまえば、『What is it?』はまだしも『It is Fine! Everything is Fine.』は本来の形で上映できなかっただろう)。
もし、それを日本に持ってこれなければショウ自体が開催できないため、保険として別の形での方法をクリスピンさんに何度も交渉するが頑なに拒まれる。が、その気持ちは理解できるため結局腹を括ることにする。
それを日本に持ち込めたかどうかが非常に心配だったため、16時過ぎヨシキさんに入国確認の電話をする(この件はヨシキさんには伝えていない)。ヨシキさんの「無事着いたよ」の返事に「じゃ、小松空港までよろしくお願いします」と冷静に答えたが、内心では勝利の雄たけび。


 これは絶対に『映画秘宝』に連載すべきでしょう。
 それにしても「フィルマゲドン記」って、凄い響きだ……

テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

2008-09-23

『ウォンテッド』は馬鹿映画に見えるけど……

 アンジェリーナ・ジョリーさんが主演(主役はジェームズ・マカヴォイさんだけど)の『ウォンテッド』を観た。徹頭徹尾の馬鹿映画……かと思ったらそうでもなく、前半が馬鹿、後半はちょと知恵ある感じで、とっても中途半端。

 物語は、簡単に要約できる。
 「平凡以下のヘボサラリーマンが実は凄腕の暗殺者だった」
 そんだけ。基本設計は、『マトリックス』+『スパイダーマン』+『ハルク』。アメコミだから仕方ないけど。
 暗殺者といっても、実際は正義の暗殺者で、必殺仕置人みたいなもの。ただ、悪いことが起きる前に予知してお仕置きをするのだ。『マイノリティ・リポート』みたいだ。
 暗殺組織は、これから悪いことをして大勢を苦しめるであろう人を、悪いことをする前に暗殺する。どうやって悪い奴を見つけるかというと、繊維の目。組織は表向きは繊維工場を営んでいて、その繊維で織った生地の網目から「0」と「1」を解読し、その2進数から人名を割り出す。単なる電波集団じゃねーか!
 主人公はそんな組織に凄腕の暗殺者として育て上げられる。何でそんなカルト集団の仲間に入ったかというと、自分が何者であるかを最初は知らなかったから。組織はその理由を教え、仲間入りさせるのだ。マット・デイモンさん主演の「ジェイソン・ボーン」シリーズみたいだ。
 そんな物語だから展開は容易に想像できる。紡績機の予知は正しいのか、そもそも組織自体が正しく機能しているのか、という疑問から展開する。予想通りのどんでん返しもある。

 前半部分は、『シューテム・アップ』と瓜二つの馬鹿アクション場面が続いて面白いんだけど、主人公が組織に入ってから一気に面白くなくなる。カンフー映画みたいな特訓場面は少しだけ面白かったけど。パクリネタの寄せ集めだから、何もかもに説得力がなく、すっごいつまんない。
 主人公や組織の人間は、銃の弾道を曲げたりできるんだけど、どうやって曲げるかというと、気合。何か、「ふんっ!」て撃つと曲がる。考えるな、感じろ、か? ブルース・リーさんが師匠? それともフォースが共にあるのか?

 観ている間は楽しいけど、観終わると何を観たのか記憶に全く残らない。
 世間的には馬鹿映画ということでまかり通るだろう『ウォンテッド』は、実際は馬鹿映画じゃない。馬鹿映画のくせに、物語にひねりを加えたり、どんでん返しを設けたり、意外と知恵を使っている。これが駄目。徹底的に見た目にこだわったアクション場面の連続なら良かったのに、そうしなかった。『シューテム・アップ』なんか完全無欠に馬鹿アクションだったのに。単なるパクリネタの寄せ集めだから、少しはひねりを加えようと企んだのが悪い方に働いている。
 イケてない男子中学生の妄想を具現化したような映画は、最後に大失敗する。やっぱ妄想ならジョリーさんとハッピーエンドにならなきゃ。で、続編はジョリーさんの父親を殺した殺人鬼を追いかけるのだ。しかし、そうしない。駄目じゃん。
 馬鹿映画なのに潔くない。いかにも続編を作るような終わり方だったけど、悪役を悪役として描けないのは駄目でしょ。正に子供騙し。カッコイイ音楽を流して、カッコイイアクション場面を連続させて、どんでん返しを用意して……それだけ。その全てがパクリ。
 私は馬鹿映画が大好きだけど、『ウォンテッド』は馬鹿映画じゃない。馬鹿映画に見せた、単なる駄作だ

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : ウォンテッド

2008-09-22

『ミスト』は、必ずコーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』とセットで

 『ミスト』コレクターズ・エディションのDVDには、白黒映画版が収録されている。フランク・ダラボン監督は本当は白黒映画として作りたいと考えてらしく、つまり『ミスト』の本来の姿はカラー映像でなく白黒映像なのだという。それならば、映画館でカラー版を観て面白いと感じた私は、白黒版を観なきゃなりません。ちょいとお高いけど、コレクターズ・エデイションを購入し、鑑賞。
 あれ? 何か……イマイチ。2回目の鑑賞だからかな?

 はっきりいって、改めて観てみたら、結末が駄目だと思った。最初に観た時は褒めていたくせに、今はちょっとベタ褒めする気にはならない。原作の改変が駄目、というわけじゃない。絶望の果てに希望を見出す自殺――その展開はいい。その後、軍隊がぞろぞろ現れて、「実は解決しちゃってたんですよ」という展開が、今は気に入らない。何に対して駄目だと思ったんだろう?
 理由は簡単。コーマック・マッカーシーさんの『ザ・ロード』を読んだからだ。『ミスト』の原作であるスティーヴン・キングさんの「」では、主人公親子は頑張って生き続け、「未来はまだわからない」という一縷の望みを残して終わる。『ザ・ロード』は、「霧」の結末から始まるような物語だ。核戦争後の地獄のような世界で、人間の尊厳とはいかなるものなのか、それを問いかける物語だ。『蝿の王』と比べても負けず劣らずの超傑作。
 『ザ・ロード』の主人公親子は、『ミスト』の親子と似ている。しかし、最後が違う。『ミスト』は父親自らが最期を招く。『ザ・ロード』では、個人に托される。
 『ミスト』の主人公である父親は、ヒーローであろうとする。まるでアメリカのように。しかし、どんなヒーローでも、環境や状況には勝てない。例えばそれは映画『ダークナイト』のようでもある。話は逸れるが、『ダークナイト』のジョーカーと、『ミスト』の狂信的原理主義者のオバサンは似ている。
 『ミスト』の主人公は、親であろうとする。しかし、最期にそれを捨ててしまう。集団の代表として、責任あるヒーローであろうとする。しかし、『ミスト』の主人公である父親は、ただの平凡な人間なのだ。平凡な人間がヒーローであろうとすれば、待ち受けるのは必ず破滅しかない。

 最初に観た時は、『ミスト』はとても面白く感じた。しかしその後、『ザ・ロード』を読み、『ダークナイト』を観、さらにその後改めて『ミスト』を観ると、何かイマイチなのだ。
 私には『ミスト』と『ダークナイト』が似た物語だと思える。そんなこと書いている人見たことないから、アホな私だけが思っているのだろう。でも、ムカつきキャラとしては、狂信的原理主義者のオバサンとジョーカーは共通していると思うのだけれど。片方は殺されてスッキリして、片方は殺されなくてスッキリして。
 『ミスト』の結末は、「はーい、今までのはドッキリでーす!」みたいに軍隊が出てこなきゃ良かったとは思う。でも、出てこなきゃ最後の衝撃はない。しかし、やっぱりあと1分は我慢してりゃハッピーエンドだったのに、とも思う。だからそんな時は、『ザ・ロード』を読めばいいのだ。
 『ザ・ロード』を読んでしまうと、キングさんの「霧」もイマイチに思えてしまうが、私としては、『ミスト』と『ザ・ロード』と『ダークナイト』をセットで味わうのがベストだと思う。

 ちなみに白黒の映像は良かった。雰囲気があって、ダラボン監督が白黒にしたかったと考えていたのも納得の出来だった。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : ミスト

2008-09-21

最近のアニメって

 DVDを観ようとTVを点けたら、「ランキング王国」って番組が映り、最新アニメの売り上げベスト10のコーナーをやっていた。深夜アニメが放送されない地域に住んでいる者としては、今どんなアニメが人気あるのか、ちょっと興味あって見てみた。ネットで調べりゃすぐにわかるけど、そこまでして知りたいとも思わないし。

 で、ベスト10を見て思った。酷い。マクロスとかボトムズとか人気あるらしいけど、何だあの酷いCGは。クソだね。本当に人気あんのか、あれ? 信じられないぞ。番組で人気操作してるんじゃないのか? 本当に人気あるんだとしたら、最近のアニメ好きはどうかしてる。
 マクロスの板野サーカス演出なんかは、CGを使えば手描きセルアニメよりもカッコ良くできる筈なのに、手描き以下。ロボットの質感も、手描き以下。そういや押井守監督は『スカイ・クロラ』でCGの素晴らしさを語っていたけど、もしかしてあれが良いと思っているアニメ好きは意外と多くいるのか? 『イノセンス』なんか映像だけしか観るべき箇所がなかったのに、ひっどい映像だった。
 ボトムズも……ゲームのムービー? 酷い酷い。萎えますよ、あんなの。ロボットアニメっつったら、男の子マインドをくすぐらなきゃいけないのに、あんなひっどいCGでどーしろと。
 笑えたのは、『ないしょのつぼみ』がランキングしていたこと。アニメになっていたの初めて知った。どう考えても、大人の男性向け。いやぁ、日本って素晴らしいね。

 マクロスやボトムズが嫌いなわけじゃないんだけど、あの映像は受け入れられん。正直いって、作る必要ないとしか感じん。あれは、本当に心から作りたくて作った作品なのか? ファンの人々に絶対にどうしても届けたいと思って作ったのか? そしてファンも、本気であれが良いと思えるのか? もしもそれらが肯定されるなら、それは余りにもレベルの低い肯定だと思う。馴れ合いだ。気持ち悪い。絶対に、どっかで「まあ、これでいいか」と思っている筈だ。でなければ、あんな映像を受け入れられるのは、最低の感性だよ。
 日本のアニメには作る必要のない作品が多い。たぶん、現在進行形で作られている作品数の10分の1くらいでいいと思う。アニメオタクの人々がどう考えているか知らないけど、本当はかなり不満あるんじゃないんですかね? もっと怒った方がいいですよ。

テーマ : 日記
ジャンル : アニメ・コミック

2008-09-20

遂にカナザワ映画祭が終わってしまった

 昨日で、約1週間に渡って開催されたカナザワ映画祭2008が終わった。面白かったし、楽しませてもらいました。スタッフの皆様、真にありがとうございました。次回開催も、大いに期待しております。
 クリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライドショウ2日間と、覆面上映となった渡辺文樹監督の特集上映は、全国的にもかなりの注目度となったので、次回開催の際は、カナザワ映画祭はかなり注目を浴びることになるでしょうね。その分、内容の選定はさらに困難になるでしょうけど。

 私は結局、通常上映を8本、グローヴァーさんのビッグ・スライドショウを2日分、覆面オールナイト、の計13本を観た。

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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

2008-09-19

渡辺文樹監督がいっていたこと

 カナザワ映画祭の駅前シネマで行われた渡辺文樹監督の特集上映、全国的にはどの程度の注目度になるのか知らないけど、ここ最近の当ブログの来訪者の数が多いので、やはり結構の注目度なんだろう。やっぱみんな渡辺監督の映画が観たいんだろうな。
 観たことない人に教えられることは、渡辺監督作品は別に過激なじゃないってこと。パフォーマンスと題材は、面白いというか過激に思えるかもしれないけど、クリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライドショウだって似たり寄ったりだ。映画自体の過激さでいうなら、グローヴァーさんの『What Is It?』と『It is Fine! Everything is Fine.』の方が断然上。パフォーマンスや題材の過激さを抜いても映画史に残るとしたら、グローヴァーさんの映画だ。
 それでも渡辺監督作品には、映画ファンなら無視できない純粋な面白さがあると思う。メジャー会社から大金を貰って作れば、スティーヴン・スピルバーグ監督みたいな映画を目指すかもしれない。スピルバーグ監督だって、『シンドラーのリスト』、『プライベート・ライアン』、『ミュンヘン』はハリウッド映画としては十分過激で問題作として扱われたりするんだし。

 そこで、解説や質疑応答での渡辺監督の言葉をいくつか挙げてみようと思う。それからわかることもある。「過激な映画監督」というレッテルからはわからない部分が。ただし、うろ覚えなので、要約にて御免。

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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭 渡辺文樹

2008-09-19

『死化粧師オロスコ』は文部科学省が推奨すればいいのに

 今日(日付的には昨日)もカナザワ映画祭の映画を観た。観たのは、『死化粧師オロスコ』。内容は、読んで字の如し。死体に最後のオシャレを施す職人のドキュメンタリーだ。

 カナザワ映画祭のチケット、サポート賛同金を払ったら3回券を貰え、しかし仕事の都合で1本観られず、1枚余らるので、それは勿体ないから、今回は知人を誘っての鑑賞。ただしその知人、女性で、しかも残酷映像が苦手なため、どうやって誘うか考えた末、こういった。

「本木雅弘と広末涼子が主演の『おくりびと』みたいな映画だよ」

 問題なく誘えた。嘘はいってない。うん。

 釣崎清隆さんのことは前から知っていたし、写真集も持っているけど、釣崎さんのドキュメンタリー映画は観たことなかったので、楽しみにしていたんだけど、『ジャンクフィルム 釣崎清隆残酷短編集』は余りに出来が酷く、途中で寝てしまう始末で、こりゃあ『死化粧師オロスコ』も悪いかなぁ……と心配したけど、こっちは面白かった。
 プロフェッショナルな仕事を見せてもらえた。ショッキングという以前に、身が引き締まる思いだ。私は今就いている仕事を12年も続けているけど、それを今後もずっとやり続けていても、オロスコさんみたいなプロにはなれないと思った。状況も環境も違うけど、それだけではない。
 例えば、日本では今、食の問題がずっと続いている。毒素が入っているのは問題外としても、賞味期限が切れているくらいで大騒ぎするのは、とんでもなく馬鹿らしいことだ。みんな、オロスコさんの仕事ぶりを観ればいいのだ。

 もっとオロスコさんに密着し、インタビューを重ねたドキュメンタリーだったら良かったけど、ただ事象を撮っているだけの『ジャンクフィルム 釣崎清隆残酷短編集』よりは、題材が良かった分、最後まで飽きずに観れた。笑えるところもあったし。
 最初は衝撃的な映像も、見慣れると魚の三枚おろしをしているように見えるから、慣れって怖い。

 知人には、当然の如く、観終わってからすっごく怒られました。「最初、思わず逃げ出しそうになったけど、面白かった」といってたので、良かった良かった。結果オーライ。
 たぶん『おくりびと』は観るだろうけど、『死化粧師オロスコ』の後だと、生温い映画に思えそうだなぁ。『おくりびと』を観る人は、『死化粧師オロスコ』も絶対に観るべきです。レンタル店に置いてあるかどうか知らないけど。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

2008-09-18

文章の修正

 1つ前の記事である「渡辺文樹監督は、ロマンチスト」は、実は下書き段階のものを公開してしまっていた。操作を誤ったようで。
 公開してしまったものは仕方ないので、とりあえず修正したい部分を修正。

 で、も一度読み直すと……そんなに変わんないや。長ったらしくて、何をいいたいのかよくわからないので、時間を置いてから直そうと思っていたんだけど、結局はまとまりのない長ったらしいものになった。面倒なので、もう今のバージョンでいいや。

 というわけで、「渡辺文樹監督は、ロマンチスト」は、少し内容が変わっています。別に主張を変えたとか、そーゆーのはありません。むしろ、修正前より長くなってるし……

テーマ : どうでもいい報告
ジャンル : 日記

2008-09-17

渡辺文樹監督は、ロマンチスト

 14日の深夜に開催された、カナザワ映画祭の駅前シネマでの覆面オールナイト上映は、渡辺文樹監督の特集上映で、予想通りでも驚いてしまった。渡辺監督の話によると、上映日当日には駅前付近にポスターを貼りまくったそうで、私はそれを知らず、駅前シネマの入り口に渡辺監督作品のポスターが貼ってあるのを見て初めて知ったので、驚いた。カナザワ映画祭と駅前シネマ、やるなぁ。
 渡辺監督作品は、情報として知っていたけど、実際に観るのは今回が初めて。上映された映画は、『ノモンハン』、『天皇伝説』、『腹腹時計』の3本。そして、渡辺監督、ミュージシャン(兼文筆家)の中原昌也さん、『映画秘宝』の田野辺尚人さんという御三方によるトークショウ。

 渡辺監督は、各映画の上映前に簡単な解説をしてくれた。作ろうと思った動機、調査して判明した事柄、歴史的な意味合いとかを。その解説を聞くだけでも面白く、この時点でサービス精神旺盛な人であることがわかった。
 さて、肝心の映画は、噂と違って全然ちっともまぁーったく、過激でなかった。逮捕されたり、右翼と揉めたりという数々の戦歴が不思議なくらい、普通に娯楽映画だった。いや、まあ、確かに扱っている内容は過激かもしれない。皇族の血筋はおかしいとか、天皇暗殺とか。渡辺監督は、『腹腹時計』上映前に次のように語った。

「外国の映画では、大統領や王族が殺されたりするんだから、天皇が殺されたっていーじゃないか」

 確かに。日本人には、「天皇」は最も盛り上がる要素かもしれない。
 『天皇伝説』は、アメリカのイラク侵攻と、橋本元首相の金融スキャンダルと、皇室財産を一本の線で結び、皇族の血筋にまで迫る、詰め込みすぎて何の物語か最後には忘れてしまうアクション映画だ
 『ノモンハン』は、「ノモンハン事件」と終戦と皇族の関係を強引すぎるまでに結んだ挙句、男女の痴話話になったりならなかったりする映画だ。
 『腹腹時計』は、東アジア反日武装戦線による天皇暗殺事件を描いた、架空の「もう1つの日本史」アクション映画だ。
 どれも普通の感覚からすると、とんでもなく危険極まりない題材を扱っているけど、危険極まりないからこそ、とっても面白い。しかし。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭 渡辺文樹

2008-09-16

『It is Fine! Everything is Fine.』は、世は全てこともなし

 カナザワ映画祭のクリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライドショウ2日目は、1日目以上に濃い内容だった。いや、たぶん差はないんだろうけど、1日目が余りにも「何じゃこりゃ?」だったから、2日目は慣れた分、普通に楽しめ、濃密に感じたんだと思う。
 といっても、スライドショウは、やっぱわけわかんねぇ。初っ端の「Egg Farm」は面白かった。何が面白いのかと訊かれても答えようがないんだけど、いうなれば吉田戦車さんのシュールなギャグ漫画だ。ただ「えっぐ・ふぁーむ!」て叫んでるだけなんだけど、「いや、自分ちだ。いや、やっぱ養卵場だ!」……わけわかんねぇ! でも、何か妙に面白いのは、グローヴァーさんのパフォーマンスが面白いからだ。
 スライドショウの内容は、1日目と同じ本(ネタ)に新作が混ぜられた6作品。1日目に柳下毅一郎さんによる日本語字幕を一生懸命読んでも意味がわからないことを学んだので、グローヴァーさんのパフォーマンスが大袈裟になる時以外は、殆ど字幕を読まないことにした。「Around My House」も単純で面白かった。ただ、全体的にもう少しウィリアム・バロウズさんっぽくコラージュしてあれば、もっと面白くなるかも。
 で、思った。グローヴァーさんのスライドショウ、フジTVの『爆笑レッドカーペッド』に出したら意外とウケるんじゃないか? フリップ芸人が今は多くいるし。もう中学生とかに近いような近くないような……

 前座(?)が終わって、精神的に妙な疲れがたまったところで始まった『It is Fine! Everything is Fine.』は、疲れを吹き飛ばすくらい、面白かった。何か「疲れを吹き飛ばすくらい」と表現すると爽やかな娯楽映画っぽいけど、実際は『What Is It?』以上にセクスプロイテーションの世界。しかし、映画としての構成は、『What Is It?』よりもちゃんとしていた。フィルムノワールだった。サムシング・ウィアードっぽいのは何も変わらんが。
 物語は、脳性麻痺を患っているスティーヴン・C・スチュアートさんの猟奇サスペンス。つか、ロングヘアーの女性になぜかモテるスチュアートさんが、その女性とセックスして殺す物語。そしてそれは、スチュアートさん自身の脳内妄想の具現化。だからサスペンス的ではあるけど、ファンタジーでもある。

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テーマ : 映画感想
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tag : カナザワ映画祭 クリスピン・グローヴァー

2008-09-16

みのもんたは百害あって一利なし

 どうでもいいんだけど、今TVを点けたら、みのもんたさんのワイドショーが映った。そこで「小児科医が不足」ということを話しているようで、みのさんが「お金とかそんな軟弱なこといってないで、やれよ。やりがいのある仕事なのに」みたいなことをいっていた。
 本当にムカつくオッサンだ。何でこんな無責任な奴を朝から偉そうに喋らせておくんだろ。簡単に何億も稼いでいる奴が、大変な医者の仕事に対して「報酬のことなんか考えないで、医者の本分は人助けなんだから、そのやりがいで考えろ」とかいう。災害の時も、「国の救助はなってない」とかいうけど、それならお前が真っ先に何千万円か寄付しろよ。それもしないで偉そうに。
 渡辺文樹監督と比べて、表現者として何と程度の低い……もう、ますますTVは見る気がなくなるかもしれないな。

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2008-09-15

昨日から今日は、本当に濃かった

 今、カナザワ映画祭から帰宅。つ、疲れた~。
 昨晩は、18時からビッグ・スライドショウ、それが21時半には終わって、0時から駅前シネマのオールナイト、それが6時半には終わって、帰宅して寝て、14時50から21時まで4本観て。頭ん中ごっちゃごちゃ。いえるのは、とにかく濃密な映画日だったってこと。
 特にクリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライドショウと渡辺文樹監督の作品には本当に衝撃を受けた。映画観が一変したくらい。あれは……善良というか真っ当というか普通の映画ファンは観てはいけない作品群かもしれない。だって、「私が今まで面白いといっていた映画は、本当に面白かったのか……?」と思ってしまったもん。毒にも薬にもなる――何もかもをぶち壊す毒か、副作用がとんでもなく強い薬の――映画だった。しかし、どんな結果が待っていようと、映画ファンなら、自称するような映画ファンなら、絶対に観ておかねばならない映画ではある。いってしまえば、グローヴァー監督作品と渡辺監督作品の屍を乗り越えてこそ映画ファン、といえるのかもしれない。
 この歳になって――誕生日、新たな歳を重ねた日に――新たな価値観が加わることになるとは思いもしなかった。つくづくカナザワ映画祭には感謝だ。ありがとうございます。もっともっと謙虚にならなければいけないな、と実感しましたです、はい。

 考えれば、ブログをやろうと思ったのも、カナザワ映画祭がきっかけだった。去年のカナザワ映画祭での駅前シネマオールナイトで上映された『シェラ・デ・コブレの幽霊』、あれがきっかけだった。
 『シャラ・デ・コブレの幽霊』のフィルム所持者である添野知生さんは、物はあっても映画の権利を持っていなかったため、一般上映もソフト化もできず、だからこそ、「今日観た皆さんの中でホームページやブログのある方は、そこで『シェラ・デ・コブレの幽霊』の面白さと凄さを語って下さい。それがきっかけで評判が広がり、販売会社が権利獲得に動いてくれるかもしれません」といっていた。そこで、「よし、私もブログを始め、ささやかながら協力しよう」と思ったのだ。
 私がブログを始めたのは、『シェラ・デ・コブレの幽霊』のため。しかし、別に有名人でもなんでもない私のブログだから、訪れる人は少なく(現在、ブログ開始から約1年経ったのに、カウンターが1万人にも達してない)、殆ど協力できてないのが悲しいことであります。
 もちょっと頑張って来訪者数を増やしたいけど、どーすりゃ増えるのかわかんないし、何か知らない間に勝手に増えることでもない限り、このままだろうな。むーん。

当ブログ内の参考リンク→カナザワ映画祭2007・青いオトコまつり 覆面上映
当ブログ内の参考リンク→シェラ・デ・コブレの幽霊は果たして……

 ところで、今日観た通常上映の4本、さすがにグローヴァー監督作品と渡辺監督作品を先に観たこともあってか、面白かったけど、印象が薄かった。しばらくは後遺症が残るね、グローヴァー監督作品と渡辺監督作品の。

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2008-09-15

駅前シネマのオールナイトは本当に渡辺文樹監督だった

 カナザワ映画祭の駅前シネマでのオールナイト覆面上映、特別ゲストが誰なのか明かされてなくて、タイミング的に「渡辺文樹監督かな?」と予想を立ててたら、本当に渡辺文樹監督だったので驚いた。駅前シネマの玄関に『天皇伝説』のポスターとかが貼ってあって、「ああっ!!」と。凄いね、カナザワ映画祭。

 それにしても、昨日から今日にかけては物凄く濃い1日だった。クリスピン・グローヴァー監督のビッグ・スライドショウを観て、渡辺監督の3本立てを観て。
 凄い!
 凄すぎだよ!
 少なくとも昨日からの1日間は世界に誇れる映画祭だよ!
 充実しすぎて、帰宅した今、脱力感が……何か、他の通常上映は観なくてもいいような気がしてきた。

 いや、そんなわけはない。
 サポート賛同金を払ったら、受付の係の人が、何かオタオタしてた。ポスター、ポストカード6枚、鑑賞券2枚を貰える手筈なのに、何か迷ってた。もしかして……サポーター応募した人、少ないのかなぁ。
 ちなみに、鑑賞券は3回券を貰えたので、これで9本観られることに。しかしもったいないことに、仕事の都合で、観られそうなのは頑張っても8本になりそう。1本分余る! 疲れてもいいから、一昨日と昨日、観ときゃ良かった……
 ということで、8本はバリバリ観なきゃ! 脱力なんてしてる場合じゃないです!
 今日は4本観る予定なので、今から寝よう。『It's fine! Everything is fine.』の感想と渡辺文樹監督作品の感想は、また後にしよう。

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2008-09-14

今日もカナザワ映画祭

 今日も今日とてカナザワ映画祭。
 昨日のビッグ・スライド・ショウは、終演が22時だったので、たぶん今日も似たような時間になるんでしょうね。クリスピン・グローヴァーさんがとってもいい人で、質疑応答に丁寧に答えてくれたため、思ったより時間が長引いて。映画のトンデモなさに比べると驚くべき「いい人」です。前よりファンになりました。今後はグローヴァーさんの映画は欠かさず観ることにしましょう。

 さて、今日もビッグ・スライド・ショウを観て、その後は駅前シネマのオールナイト上映。通常上映作品も観ようかと思ったけど、ビッグ・スライド・ショウの後にオールナイト(0~6時)が控えているので、通常上映作品も観ると、オールナイト上映中に寝るおそれが……悩む。とりあえず昼頃まで悩んでみよう。観るとしても、ビッグ・スライド・ショウの前にやっている21世紀美術館の『にっぽん’69 セックス猟奇地帯』か、シネモンドの『基礎訓練』かな?

 あ、今日、誕生日だった。祝ってくれー。
 とりあえずこの体操ができるようにはなっておくか。
ピエール瀧の体操36歳

 まだ36歳ではないけど。

 ちなみにこっちはバッチリでございます。
ピエール瀧の体操30歳

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2008-09-14

『What is it?』は正に何じゃこりゃ!?

 カナザワ映画祭のクリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライド・ショウを観た。
 ビッグ・スライド・ショウ自体は、まあ、何というか、グローヴァーさんがいかに面白い人であるかがよーくわかるショウだった。正直、意味がわからん内容だったが、非常に面白かった。つか、面白いか面白くないか、それだけしか判断基準がない。
 映画の『What is it?』も、これまた噂に違わぬとんでもない映画だった。題名通り、本当に「何これ!?」としかいいようがない。ダウン症の人々の愛憎劇とカタツムリの物語。

 ダウン症といったら、『八日目』を真っ先に思い付く善良な映画ファンである私にとっては、とんでもなく刺激的なアウトサイダーアートだった。いうなれば『八日目』を下世話な方向にフルスロットルでかっ飛ばして、デビット・リンチ監督的味わいを大さじどころかちゃんこ鍋で山盛りに加えたような映画だ。
 前にも書いたけどアレハンドロ・ホドロフスキー監督やリンチ監督の前衛さと、グラインドハウス的というかドライブイン・シアター的というか、とんでもなくやっすい仕上がりが前衛さと伴って妙な不気味さというか不安を駆り立てる。
 選曲センスや音楽の使い方は殆どリンチ監督だった。ミュージシャンは、アントン・ラヴェイさんだった。あと、チャールズ・マンソンさんとか。ラヴェイさんって、詳しくは知らないけど、悪魔教か何かをやりつつ音楽活動もしてた人だったような。オルガンの変なCDがあったの知ってるんだけど、『What is it?』のエンドクレジットに流れてたのがそれなのかな? マンソンさんは、マンソン・ファミリーのマンソンさんか? シャロン・テートを殺し、ヘルター・スケルターを目論んだ、あの。はっきりいって、音楽的には最高にカッコイイ映画だ。どれだけ差別的な内容の音楽だとしても、魅力的であることは否定できんだろ。選曲したのはグローヴァーさん自身のようだ。サントラがあれば迷わず買ったのになぁ。

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2008-09-13

昨日からカナザワ映画祭が始まった

 とりあえず今日と明日はクリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライド・ショウと駅前シネマのオールナイトが目当てなんだけど、その他の映画も当然観たく、しかし貧乏人の私には余裕がないので、3回券を2枚買っただけ……3枚買っても良かったんだけど、サポート賛同金を払うためにはちょっと我慢が必要で(それも最低の1口1万円也)……サポート賛同金を払うことで2回券を貰えるので、通常上映は何とか8本観られることに。8本も観られれば十分ではあるけどね。ただ、こんな時に限って風邪なんかひいちゃって、体調は不十分。ピーンチ。みすずちんぴーんち。いや、いきなり思い出したもので。
 はあ~。これで今月も無駄遣いはできませんなぁ~。夏はWIREに野外レイヴがあってちまちまと小銭が飛んでくし、そこにカナザワ映画祭もあって、2ヶ月連続でお金がピーンチ。だぶるぴーんち。貧乏が恨めしいです。

 新天地で行われた昨日の野外上映は、北國新聞の記事によると、150人も集まる盛況ぶりだったようで、良かった良かった。出だしは上々。
 で、カナザワ映画祭のブログの昨日の記事が面白かった。

かなざわ映画の会の日々是映画→もう今日からか!?

 クリスピン! クリスピン! 召し使いみたいに! 凄ぇ!
 高橋ヨシキさんまで参加しているのか。ますます『映画秘宝』じみてきたな。
 そして、今日のブログ記事。

かなざわ映画の会の日々是映画→今日はビッグ・スライドショウもあるよ!

 ビッグ・スライド・ショウのチケット、ちゃんと完売したんだ。追加に補助席も出すのか。それなら最初からもう少しチケット数を増やせば良かったのに――と思ったりもするんだけど、ギリギリなんでしょうな。
 どうでもいいのだけど、「残酷のまっただ中にいる人間ほどそれに気付かない」というのは、いや、単なるこけおどしだから。それは「平和のまっただ中にいる人間ほどそれに気付かない」といいかえられるし、何でもいいんだよね。
 「騒音のまっただ中にいる人間ほどそれに気付かない」というのは、クラブやレイヴで遊んでいる私がその外部から非難される時によくいわれる言葉です。いやもう、その通りで。しかしいわせてもらえば、「平穏の中にいるからこそ、憧れるものがある」というのも真理じゃないですかね。『世界残酷物語』は、つまりそーゆー映画なのだ。残酷を楽しむというね。

 ところで、駅前シネマの覆面上映オールナイトの特別ゲスト、渡辺文樹監督かと予想を立ててたら、逮捕されちゃって。もしも予想が当たっても無理っすね、逮捕されちゃ。特別ゲスト、誰なんでしょうか? かなざわ映画の会のブログを読む限りだと、何か刻々と状況が変化していて大変だそうですけど……

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2008-09-11

『ドラゴン・キングダム』は15年前に観たかった

 ジャッキー・チェンさんとジェット・リーさんが遂に夢の共演を果たした『ドラゴン・キングダム』を観た。
 正直、「ジャッキーアクション+特撮」は鬼門なので、「期待3割:不安7割」だったんだけど、予想を遥かに上回る面白さだった。チェンさんのアメリカ映画では『ドラゴン・キングダム』が最も面白い。ジェット・リーさんのアメリカ映画としても(『ハムナプトラ3』は酷かった)。

 アメリカ映画だけど、主要キャストはアジア人、舞台はアジア、物語もアジアの古典。台詞が英語の中国映画というべき映画で、アジアなアメリカ映画としては、『グリーン・デスティニー』以降では久々のヒット(まともな映画、という意味で)。
 物語は、イジメられっ子(青年だけど)が異世界に移転してしまい、そこで様々な出会いと冒険を繰り広げ、成長するという、典型的な『ネバー・エンディング・ストーリー』系。というか、そのまんま。『ベスト・キッド』+『ネバー・エンディング・ストーリー』だ。
 見所は、ようやくというか今さらというか、アジアの2大アクションスターの対決場面。さすがに2人とも身体能力の旬を過ぎているから、手に汗握るような瞬間はないけど、ファンなら絶対に満足すること間違いなし。
 特撮との絡みも良く、チェンさんの特殊メイクは一見の価値あり。特殊メイクをしても鼻は大きいのね。リーさんのひょうきんな演技も珍しいし。

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tag : ドラゴン・キングダム

2008-09-10

自民党総裁選の告示

 全然、全く、ちっとも気にならないニュースではありますが。
 今、今日の朝刊の1面にある「本日 自民党総裁選の告示」とデカデカとした見出しを見ていて、思った。だから何だっつーんだ、と。何か、一般人に関係すんのかね。誰々さんが総裁になるべきだ、と思っていても、総裁選に影響しないじゃん。どうせ勝手にやって勝手に決まるんだから、勝手ししてればいーじゃん。どうせ麻生さんがなるんだろ。あれだ、日本アカデミー賞でも見ている気分だ。身内で勝手に盛り上がってりゃいーのに、それを大々的に喧伝して、「すわ国家の一大事!」と大袈裟に。いや、国家の一大事ではあるけど、その国家の一大事が相変わらずの派閥争いでしかないんだもんなぁ。
 新聞もね、隅っこに小っちゃーく書けばいいんだよ。国民の関心や希望と殆ど関係ないんだもん。デカデカと書くこっちゃないでしょ。何なんだ、あのデカさは。意味がわからん。

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2008-09-08

カテゴリの変更

 カテゴリにあった映画感想の星取り評価を変更。今までは「★」~「★★★★★」の範囲で評価していたんだけど、5つ星評価で映画の良し悪しは判定できなくて。

 といって、星の数を増減しても感覚的にあまり変わらないし、そもそも私自身、「この映画は○○点だな」というような見方をしていないので、5つ星での振り分けには無理があった。
 5つ星を言葉で表現すると、簡単に「凄く悪い・悪い・まあまあ・良い・凄く良い」程度の意味合いになる。しかし例えば、「凄く良い」にも段階があって、最近観たものでは『接吻』と『ダークナイト』なんかが「凄く良い」に該当するんだけど、その2作品の「凄く良い」の質にはかなりの開きがある。で、そんな時、私が考えるのは、「これはどれだけ時間が経っても色褪せない面白さがある」というような判断。つまり、賞味期限で考えている。音楽に対してもそんな考え方をしている。

 ということで、今後は映画の面白さ評価は「賞味期限」に変更。
 賞味期限切れ
 賞味期限当日中
 賞味期限1ヶ月
 賞味期限1年
 賞味期限10年
 賞味期限50年~

 の6段階。数は5段階評価とあまり変わらないけど、意味合いは結構変わった。うん、こっちの方が私には感覚的に合っている。
 「賞味期限切れ」は、観ている最中に帰りたくなるような映画。
 「賞味期限当日中」は、とりあえず寝ることもなく最後まで観ることができた映画。
 「賞味期限1ヶ月」は、観た当月中は面白さを忘れない映画。
 「賞味期限1年」は、観た年のベストに入ると思えるくらいに面白かった映画。
 「賞味期限10年」は、十年間は面白さが持続すると思える映画。普通に傑作。
 「賞味期限50年~」は、傑作と思える中でも、流行や技術の変化などで評価が左右されないと思える映画。映画史に残る、名作。

 そもそも私ごときが映画を評価をするなんて恐れ多いんですけど、まあ、それはそれとして、とりあえずこんな感じで。また変わるかもしれませんけど。

テーマ : カスタマイズ
ジャンル : ブログ

2008-09-07

Sonny Jの『Disastro』には「もう一杯おかわり!」といいたい

 大好きでないけど、嫌いでもなかったのがサニーJの『Disastro』。どこが好きになれないかというと、ありきたりすぎる点。嫌いになれないのは、ジャンル音楽としてとても好きだから。

 サニーJの音楽性は、一聴してすぐにわかるように、アヴァランチーズベントレー・リズム・エースベックさんやシニア・シニアなどを彷彿とさせるような、超陽性のポップスでダンスミュージック。音楽というおもちゃ箱をひっくり返してごちゃ混ぜにした感じがそっくり。取捨選択のセンスの良さ。サンプリング主体って点でなら、コールド・カットの『Let Us Play』(これ以降は無視)やDjシャドウの『Endtroducing......』(これ以降は無視)なんかもあるけど、こっちは陽性ではないしね。
 音楽性は、高いのか低いのかイマイチわからない。聴いている間中、とにかくアヴァランチーズを思い出して仕方ないんだけど、音楽性が近いのはミント・ロワイヤルの『On the Ropes』(これ以降は無視)かもしれない。とてもそれに近いオシャレ感がある。
 似たり寄ったりの音楽なんて他にたくさんあるし、絶対的な個性を持っているアーティストの方が少ない。山ほど音楽を聴いている者からすると、気付いたら埋没してしまいそうな音楽かもしれない。じゃあ、そんな状況の中で何を主張すればいいのかというと、結局は気分だったりする。楽しい時に聴きたい音楽、サニー・Jを簡単に言い表すとすれば、それになる。「Can't Stop Moving」を聴くと、ウキウキして、踊らずにはいられない。それが全て。

 来年以降も賞味期限がありそうかと訊かれたら、少なくとも『Disastro』にはないだろう。アヴァランチーズに比べると、とっちらかってるし、1曲1曲の出来に差がある。幕の内弁当的にとんでもなく聴き易いけど、それはつまり個性的でなく、毒も癖もなく、インパクトもなく、あっという間に消費されるということでもある。昔どっかで聴いたような曲ばかり。懐かしのビッグ・ビートを思い出さずにはいられない。忘れ去られたコーナーショップとか。ベースメント・ジャックスとまではいかないにしても、もうちょっとリズムに多彩さがあれば、歴史に残る傑作になったのに。
 ま、今のままでも楽しくていい作品ではあるし、アルバム単位でハズレ曲がほぼないので、軽くダンスミュージックを聴きたい人には最適で、かつ良質なポップスだ。意外にバラード曲の出来がとても良かったし、そっち優先で、もっともっとポップにした方が良かったかも。特にアルバム最後の「Sonnrise」なんかは、ブルース・スプリングスティーンボブ・ディランをエレクトロにプロデュースしたような素晴らしさ。もう一押し、もっとエレポップに近付けたアレンジにしていたら、超激名曲になってたんだけど。惜っしいなー。

MySpace→Sonny J
 サニーJのマイスペースでは、「Can't Stop Moving」と「Sonnrise」の他2曲が試聴できる。「Can't Stop Moving」のPVも見られる。

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テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

tag : サニーJ

2008-09-07

さらになるべく目立たないように他人のブログにケチを

 前回の記事で扱った唐沢俊一検証blogが結構面白いので(検証っぷりが)、つらつらーと読んでいたら、1ヶ所だけ気になる点が。たぶん殆どの人にはどうでもいい点。

唐沢俊一検証blog→略して「スカスカ」になってしまうのはマズいのでは。

 私は唐沢さんのファンじゃないので、唐沢俊一検証blogには何のことかわからない内容が多いんだけど(ヤマトがどーしたとか、DAICON7がどーしたとか)、そこら辺は全部無視して、こんな文章に引っかかった。
第一に、「この作品について語るなら、あの作品を見ていなきゃ話にならない」という唐沢の(同好会でスペースオペラについて語ったような)やりかたは、今現在ではあまり有効ではない。キャラクターを目当てに作品を見ているファンにしてみれば、別にそんなことには興味がないのである。唐沢や岡田斗司夫はそのようなファンを批判するが、作品の見方は人それぞれなのだから、批判したってしょうのないことだろう。唐沢だって「萌え」は昔からあったと以前書いていたではないか。
第二に、今では昔のマニアックなネタでも簡単に調べられてしまうので、唐沢が同好会でやったようなひけらかしはできなくなっている。それどころか、唐沢が語っていたネタの間違いまでバレてしまうようになっているのだ(これはオタク関係のネタだけでなく雑学についても言えることだが)。オタクが変化したというよりは、過去の作品の復刻やネットの普及によって唐沢のやりかたが通用しなくなったと言った方がいい(だからなのか、唐沢は最近ネットを批判してばかりいるのだが)。

 んー、論点が極端な方向へ向いている感じがする。

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テーマ : どーでもいいこと。
ジャンル : ブログ

2008-09-05

たまには他人のブログにケチを付けてみる

 好きな映画評論家(?)の町山智浩さんのブログを見ていて思いました。本当に読めているのか、この人?

ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記→アフガンで殺された伊藤さんをキチガイ呼ばわり?

 個人的に嫌な思いをしたことあったのか、何で唐沢俊一さんを嫌ってんのか知りませんけど、貶すなら他人の土俵を借りちゃいけないなぁ、と。

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テーマ : どーでもいいこと。
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2008-09-04

ゼリーなのに噴き出した!

 今朝、コンビニに行ったら、「Fanta ふるふるシェイカー」の新商品であるレモン味が売ってたので、迷わず購入(新商品好き)。

 で、そのまま放ったらかしにして、夜、今さっき、ぬる~くなった「Fanta ふるふるシェイカー」レモン味を、ま、別に温くてもいっか、といつも通りにわしゃわしゃ振り振り、タブを開けたら、噴き出した! ぶっしゃーっっっ! 中身が半分くらいになった。何で!? 今まで噴き出したことなかったのに! 振っても噴き出さず、それでいてちゃんと炭酸で、しかもゼリーだったのに!

 缶の側面を見ると、ちゃんと書いたりました。
 「冷やさずに開缶すると、噴きだすことがあります」
 はいはいはい! 私、昔から説明書とか最初に読みません。困ってから読みます。
 カップ麺で、スープや具材が先入れと後入れに分別されているものありますが、面倒なので気にしないでみんな先入れします。そしたら、3分経っても全然麺が乾燥麺のままだったりするので、おかしいなと思って仕方なく作り方の説明を読んでみたら、「先にスープを入れると麺が戻らない」とか書かれてて、結局、鍋で作り直したことあります。
 もういい歳なのに、大人の落ち着きがない……

 で、仕方ないので半分くらいになったけど、飲むだけ飲むかぁ、と飲んでみたら、ゼリーですらなかった。なるほど。缶のあちこちに「冷やして」とうるさく強調している理由がわかりました。冷やすことでゼリー状になるんだ。元々がゼリーなんだと思ってた……これは常識なのだろうか。

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ジャンル : 日記

2008-09-02

カナザワ映画祭2008の目玉はオールナイトの方

 カナザワ映画祭2008の目玉は、クリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライド・ショウでなく、駅前シネマのオールナイトの方らしい。

かなざわ映画の会の日々是映画→駅前シネマ覆面オールナイト

 上記リンク先のブログ記事から引用。
 ところで今年の駅前シネマオールナイトはスゴイですよ! 去年より確実にパワーアップしました。当初覆面上映4本でしたが、作品の変更を断行し、3作品上映とトークショウに変更になりました。
 トークショウはここでは名前を明かせない伝説のビッグゲストに中原昌也氏と田野辺尚人氏が挑みます。予定調和や馴れ合い、出来レースなしの真剣勝負です。どうなるんだろう・・・。
 このオールナイトが今回の映画祭で最重要のイベントになるぞ!

 オールナイトが最重要って、そっちかよ! 開催目前にしての衝撃情報! 私的には、福田首相辞任よりも衝撃的だよ! 防災の日なのに激震を走らせるな!!

 現時点でわかっているのは、上映本数が減って、トークショウが追加されて、謎の特別ゲストがいる、ってだけ。あー、最初にオールナイトのチケット買っておいて良かったぁー。つか、チケットの売り上げ、好調なんだろうか?
 それにしても、どんな映画を上映して、どんなゲストが来るんだろう……今年のラインナップから想定して、日本の渡辺文樹監督とか。和製クリスピン・グローヴァーさんだし(いや、順序的には、グローヴァーさんが米製渡辺文樹さんだな)。

 『クライマーズ・ハイ』なんかが公開されてんだし、今このタイミングで『御巣鷹山』を上映してみるとか。『靖国』が大ヒットしたんだし、『腹腹時計』、新作『天皇伝説』なんかを上映してみたり。ついでに『罵詈雑言』、『ノモンハン』なんてのもオマケで。別の機会に実現してもらいたいですな、かなざわ映画の会に(凄い他人頼り)。

テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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