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2008-08-30

うっわ、まだ余ってる

 余ってますよ、カナザワ映画祭でのクリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライド・ショウのチケットが。
 今さっき公式サイトを見たら、8月27日付の文章で、
『クリスピン・グローヴァーのビッグ・スライド・ショウ』13日、14日公演券のインターネット販売分を、先着順で追加受付します。インターネット販売分は、今回が最後です。金沢市内の店頭での販売分はまだ残数があります
とあった。

リンク先→かなざわ映画の会

 で、ビッグ・スライド・ショウのチケット購入フォームを見てみると、
クリスピン・グローヴァーのビッグ・スライド・ショウ13日、14日公演券専用の申し込みフォームとなっております。 ※限定各30枚
とある。

 え……? まだ30枚もあるの!? んで、店頭販売分がその上にまだ残数あるんでしょ? つまり、未だに100枚もチケットが売れてないってことか。予想以下に注目度が低いんでしょうかね? んー、信じられない話だ。
 ま、まだ2週間あるし、これから盛り上がるんでしょーね。
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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

2008-08-29

明日はWIRE08だっつーのに……

 何か……天気が凄い崩れっぷり。明日、新横浜に向かって出発するってのに……大丈夫かなぁ。この時点で、東京の電車で運行中止になってるのがいくつもあって、高速道路も通行禁止になっているのがいくつもある。まったくもう、何でこんな時に。
 明日は何とか天候が回復してますよーに。ちょっとくらい遅れてもいいから、頼んます!

テーマ : 天気
ジャンル : ニュース

2008-08-28

有川浩さんの小説2冊を読了っぽい

 有川浩さんの、『図書館戦争』のスピンオフである『別冊 図書館戦争Ⅱ』と『ラブコメ今昔』を読んだ。読了……ではない。

 前にもここで説明したような気がするけど、私はどんな本でも、必ず最後を最初に読む。エッセイでも小説でも漫画でも雑誌でも、とりあえず「あとがき」や「編集後記」なんかをまず読むし、「解説」なんかがあるならそれを読む。「ネタバレ注意!」とか書かれていても、関係なく読む。ネタバレ上等。本編(物語そのもの)は、出だしを少し読んだら、最後部分をすぐに読む。プロローグを読んで、エピローグを読む。ミステリなんかだと、真犯人もすぐに判明してスッキリ、というか真犯人がまだ物語に登場してもいない人物だったりする。『図書館戦争』シリーズも同様に読んだ。
 この読み方で面白かったのは、『図書館危機』までだった。著者が「あとがき」に書いているように、本来は3部構成だったものを4部構成にしたからか、『図書館革命』は正直、そんなに面白くなかった。最後部分を先に読んで、ハッピーエンドなのを確かめたら、1ヶ月くらいは放置していたし。『別冊 図書館戦争Ⅰ』も同様だし、今回の『別冊 図書館戦争Ⅱ』も発売されてすぐに買って、今のところ各話の最後だけしか読んでいない。何か……ますます魅力を感じないのですよ……

 結局のところ、主人公である笠原郁と堂上篤以外の登場人物は、そんなに面白くない。それでも有川作品の登場人物は「ちゃんとした大人」が多いので、安心して読める。無駄にグダグダと心の葛藤とかがなくて良い。良いけど、それが物語に貢献するには、物語の設定がかなりはっちゃけたものじゃないと活かされていない。
 緒方の大学生時代の恋愛話は……つか、私、緒方がどんなキャラだったか忘れていました。物語の中盤くらいまで玄田と間違えていて、「何かへんだなぁ」と思いながら読み進めてた。
 堂上と小牧幹久の昔話は……特に面白くもなく。
 でだ、「別冊Ⅱ」の主賓である柴崎麻子と手塚光の物語は……どうしても興味を抱けない。最後に結婚して終わることは先に確認してあるので、結婚までに色々と紆余差曲があったんだろーな、と思う以上の興味が湧かないので、未だに読み終えてない。下手すると、このまま放置かも。

 『ラブコメ今昔』でも、普通に夫婦の恋愛を描いたものがあるけど(有川さんの新機軸かもしれない)、何かイマイチ盛り上がらない。ちゃんと取材した内容を活かしてあるんだろうけど、物語としては面白みがない。ふーん、としか……『クジラの彼』は面白かったのに。
 でも、『ラブコメ今昔』はちゃんと最後まで全部読み終えた。ただ、『クジラの彼』のトイレネタみたいな、それだけで話が作れましたー、というようなものがあればもっと面白かったのに。それでも、題名通り、『ラブコメ今昔』は、有川さんのラブコメ作家としての力量が発揮された作品集ではある。
 有川さんは、好き嫌いでいえば、圧倒的に大好きな作家。基本的に有川作品は迷わず買ってる。今のところは。雑誌連載も気付いたものは読んでいる。出だしと最後部分だけだけど。

 あ、そういや、『阪急電車』もちゃんと読んでないや……

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 小説・文学

2008-08-27

Late Of The Pier『Fantasy Black Channel』は微妙さねぇ

 レイト・オブ・ザ・ピアの『Fantasy Black Channel』を聴いて、これまた面白い新人が現れたもんだ、と嬉しくなった。

 3年前くらいから、ロックとダンスの融合が絶賛進化中だけど、特に去年からが凄い勢いだ。やっぱ目立ったのはクラクソンズ。オリジナル曲よりもリミックス曲がクラブでかかりまくったしね。クラクソンズ以外でも、ホワイト・ストライプみたいなリミックスとは縁なさそうなバンドの曲までリミックスが大人気。この潮流はどこまで続くのか。
 しかし、そんな海外は関係ないとばかりに、日本の状況はお寒いばかりで。そりゃー、まあ、イギリスなんかとは文化が全然違うからどーしようもないけど、NMEとか、イギリスのチャートとか見てると、次々に新しい音で賑わいでいるのに、日本のチャートは古臭い。例えばサザンB'zなんかは伝統芸能といってもいいだろうし、ラルクポルノなんかもその域に近付きつつあるような気がする。全然聴いちゃいませんけど。そーゆーバンドがダンスミュージックに近付こうとすると、とんでもない音になるし。日本のチャートで新人が人気を取るのは殆どの場合、励ましソングだ(偏見かもしれないけど)。アホみたいに踊る曲となると……オレンジ・レンジとか? やっぱお寒いなぁ。
 しかししかし、日本でも世界基準で最高レベルを維持しているのが、ゆらゆら帝国だ。クラブでよく聴いたリミックス曲も、ベスト盤が発売され、アナログを聴けない人々にもようやく聴く機会が訪れた。DFAから発売されてもおかしくない。発売されるべきだ。何でDFAから発売されんのだ。ジェームズ・マーフィーさん、日本にも注目して下さい。正直、LCDサウンドシステムよりも凄いと思うんだもん。DFAが駄目なら、WARPでもいい。!!!(チックチックチック)と比較しても、ゆらゆら帝国の方が凄い。何か比較対照が間違っている気もするが。とりあえず、ゆらゆら帝国が海外レーベルから発売されるとしたら、DFAかWARPが似合いだと思う。ザゼンボーイズ8otttoなんかはゆらゆら帝国を手本にすべきだと、ゆらゆら主義者としては勝手に思う。
 で、何だ? そうそう、レイト・オブ・ザ・ピアだ。

 正直、プログレだと思った
 音楽性は、フランツ・フェルディナンドに近い。ポップなんだけど、曲単位での構成が凝りまくりで。凝りまくりという点でなら、マーズ・ヴォルタっぽいかもしれない。素晴らしくポップな曲もあるんだけど、全体的には曲の展開がイマイチなので、ポップになりきれず、単なるプログレに傾いている。リズムが多彩な点から、バトルスも想起する。
 完璧なポップスではないけど、バトルスや!!!になると音楽好きは面白いと感じてもそうでない一般人には何が良いのかわからないことも多く、それに比べれば圧倒的にポップだ。ポピュラーとプログレッシブの中間にいる感じだ、レイト・オブ・ザ・ピアは。何か、音に若さがないよねぇ。20歳になったばっかの集団とは思えん。
 もうちょっと、曲の展開がはっちゃけるともっと面白くなるんだけどなぁ。ヴァンパイア・ウィークエンドはその方向性で大成功している例。でも、買って損はないと思いますね。特にアルバム4曲目の「The Bears Are Coming」は上がる上がる。

 MySpaceでアルバム全曲の試聴ができる。
MySpace→Late Of The Pier

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テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

tag : レイト・オブ・ザ・ピア

2008-08-26

『スカイ・クロラ』で、押井監督の負け惜しみ

 経済ニュース関連のサイト巡りをしていたら、こんな記事があった。「物語が哲学的と称されるほど難解であり、それが一般の観客に敬遠されがち」らしい押井守監督の『スカイ・クロラ』についてのインタビュー記事。

日経トレンディネット→『スカイ・クロラ』の押井守監督が語る、これまで話すことがなかった作品世界の謎!!

 うーん、そもそも「哲学的で難解」かなぁ、押井監督の作品って? ただ単に子供っぽいだけでしょ? 普通に物事を考える大人が観ると、アホらしくて子供っぽいだけだよ、押井監督作品は。いい歳こいた大人までが「哲学的で難解」とかいうと、知性を疑われるだけですよ。

 さて、押井監督はこう語っている。
今作では、登場人物や地上での生活風景を手描きで、戦闘機に乗る空のシーンを3Dで描いた。それによって空の上が、登場人物たちにとって非日常であるという感じを表現したかった。彼らは空の上でこそ、生きている実感がある。そこでは地上とは異なる時間が流れている。そのことを視覚的に表現するために、手描きと3Dを使い分けた。
どこかの巨匠が全部手描きで描いたなんていばっていたけど(笑)、(手描きと3Dを)混在させたこっちの方がはるかに大変。

 日本のオリンピック野球じゃないけど、世の中、結果が全て。『スカイ・クロラ』のCGは酷い出来ですよ。ピクサーを見習え。『ウォーリー/WALL・E』の予告篇を観ただけで、『スカイ・クロラ』のCGの低レベルぶりがわかる。ピクサーと同じクオリティは無理だろうけど、それならそれで別の方法があったでしょ。「どっかの巨匠が威張ってた全部手描き」とかさ。

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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

2008-08-26

『映画秘宝』でポニョがボロカス

 『映画秘宝』の最新号を本屋で立ち読み。相変わらず買わない。何か、段々パラ読みする雑誌になってきたような気がする……それでも、興味惹かれる映画の記事は、『映画秘宝』以外は扱ってくれないので、読むのだ。

 今号は、特に読むべき記事が少なかった。毎回思うんだけど、『映画秘宝』の人たちが本気で『映画秘宝』を作るなら、たぶん雑誌の厚みは半分くらいになるんじゃない? どうでもいい映画の記事が多すぎるんだもん。本気で好きな映画だけを扱ってほしい。

 さてさて、とりあえず必ず読む記事は、「日本映画縛り首」の連載。相変わらず貶しまくってんなー。今回は『崖の上のポニョ』か。うん、御三方の意見は100%正しいですね。間違ってない。間違ってないけど、だから面白くない、という批判になってないな。
 『崖の上のポニョ』が間違っている点は確かにたくさんある。むしろ、正しい点の方が少ない異常な映画だ。異常な映画だけど……それがどーした。『映画秘宝』がいうことじゃない。異常は、むしろ褒め言葉でしょ、『映画秘宝』的には。
 『片腕マシンガール』を同じように語ってみなよ。あれは変、ここは変、そもそも物語が成り立たない……そんなこといちいちツッコむか? 『スネーク・フライト』とかも、そう。飛行機に凶暴な蛇が一杯、そんな発想自体、ムチャクチャだ。でも面白い。結局のところ、「でも面白い」が映画なんじゃないの? それは『映画秘宝』が最もよくわかってる筈なのに。自分たちの好きな映画には目を背け、嫌いな映画は嬉々として叩く。それはフェアじゃない。
 叩き易い映画しか叩けないのはわかるけど、それで「日本映画縛り首」ってのはどうなんだろ? 『闘茶』とか、別に叩かなくても、どうでもいい映画だと思うんだけど。『クライマーズ・ハイ』も。つか、「日本映画縛り首」の連載自体、もう意味がないような。「叩く」ことしかできない連載だからねぇ……以前から叩き疲れが見えているので、もう終わらせたらいいのに。やっぱ人気連載なのかな?

テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

2008-08-25

あ、オリンピックの野球、負けてたんだ

 オリンピックの閉会式にジャッキー・チェンさんが出ると、昨日の新聞のTV欄を今見ていて知った。チェンさんが出るなら見なければと、朝、とりあえずTVを点けたら、ワイドショーをやっていて、オリンピック野球の星野監督とかが映った。
 星野監督と主将、凄まじく馬鹿でカッコ悪い言い訳してますな。

 星野監督は、「強い者が勝つんでなく、勝つ者が強い」とわかったそうで。日本は強いけど負けたんだ。ふーん。じゃあ勝者は、強いから勝てたわけじゃないんだ。いつの間に日本はそんな恥知らずなことを堂々といえるようになったんでしょ? そんな台詞は勝者がいうものだよ。勝てば官軍、負ければ賊軍。敗者がいったら単なる負け惜しみにしか聞こえん。カッコ悪ぅー。
 また、主将の人がいうには、韓国は勝利にかける意気込みが違ってたそうだけど……勝てば兵役免除だし、確かに日本と意気込みが違うだろうけど、それを言い訳にしてほしくはないなー。意気込みで勝敗が決まるわけないのに……プロのくせに結局は根性論か。
 どうして素直に負けを認めないのか。みっともないなぁ。中国の国民性をとやかくいえませんよ、日本は。あれで自分らが先進国のチームだと思ってんだもんな。先進国の自覚があるなら、もっとゆとりのある発言をしてもらいたい。真剣に野球をする気があったんなら、罰としてチーム全員で剃髪くらいすれば? TVで見た発言の質から、それくらいはやってもいいと思った。

 ワイドショーは、オリンピックが終わった後の中国経済をついでに心配していた。いや、まだ上海万博があるから、そこまでは大丈夫じゃない? 国の威信をかけて経済崩壊なんてさせないでしょ。その後は……どうなるか知らないけど。
 あと、中国の様々な諸問題が浮き彫りになり、オリンピックは成功しても問題解決には繋がらなかった、とか偉そうにいってたけど、当たり前じゃん。いきなり兆しが見えるかよ。チベット問題が日本で騒がれるようになったのだって最近だぞ。それまで世間は何も騒いでなかったじゃないか。チベットにしてみれば、やっと注目されたんだ。問題解決するとしても、まだまだかかる。例えば日本の中小企業でセクハラ・パワハラ問題が発生し、その職場を改善するとして、1年で完遂できるか? 面倒で邪魔な上司さえいなければ、ということは往々にしてあり、それを何とかするだけで1年はかかるだろう。国家単位の問題なら、もっとかかって当然だ。偉そうなこといってるTV局自身、職場改善できないくせに。
 中国の人権軽視はもっと昔からあったのに、今さらすぎる、という意見もあるだろう。しかし、いっちゃ何だけど、中国に人権ってあるの? いや、あるだろうけど、それをちゃんと理解できている人って、全国民の何割? 人権の概念すらない人の方が多いでしょ。外部からあーだこーだと注文や苦情をいっても、概念のない人々には届かない。内部から意識が変わらなきゃ意味がない。オリンピックや万博が契機となり、内からも中国を注目することで初めて学ぶチャンスが訪れるんじゃない? そーゆー観点なら、北京オリンピックには意味があったと思う。 
 では、既に先進国の日本で改めて東京オリンピックを開催するのに何か意味はあるんだろうか? こないだ偶然、TVで東京オリンピック誘致のキャンペーンCMを見て、かなりゲンナリした。今の東京で開催することに、何か意味があるの? もしも開催されるとしたら、秋葉原とかかなりテコ入れされるんだろうな。

 で、どこもジャッキー・チェンさんの雄姿を映してはくれなかった。ちくしょう。

テーマ : どうでもいいニュース
ジャンル : ニュース

2008-08-25

まだ売れ残ってんのか……

 カナザワ映画祭クリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライドショウのチケット、まだ売れ残ってるようで。

リンク→かなざわ映画の会

 8月24日の時点で、ネット通販は今回の告知が最終、店頭販売分はまだ残りがあると。あっという間に売り切れると想像していたから、販売開始から1ヶ月近く経っても売れ残りがあるとは、驚きだ。

 うーん……カナザワ映画祭、大丈夫ですかねぇ? 開催地を東京とかにすると店頭販売分も1日で売り切れになるんだろうか? フジロックみたく、開催地を転々とするカナザワ映画祭とか。この調子だとサポーターも金沢市民からは多く集まらなかったりして。
 こーゆー地域のイベントは、地域住民が盛り上がってナンボだと思うのだけど、金沢市民はカナザワ映画祭に大きく注目していないのかもしれない。ビッグ・スライドショウの売れ行きだけで判断できるものではないけどさ。
 カナザワ映画祭は、東京でやった方が集客力のある企画だと思う。金沢市で実施するからこそ価値のある映画祭ではない。といって、金沢市だからこそ価値がある映画際なんて、企画が立案できない。1回やったら、2回目からもうグダグダになりそう。たぶんこれはカナザワ映画祭主催者の悩み所なんじゃないだろうか? 地域に密接すると、外部からの集客が減るし、外部へ浸透するのに時間がかかる。となると、どーしても既に集客力がはっきりしている既存のものを参考にしてしまう。
 しかし、今まで味わえなかったものが在住地域で味わえるのなら、便利なんだから、それは意味のあることだ。地域性が薄れたって、生活が便利になるなら、そっち優先。地域性を出す、復活させるのは、便利さを享受できるようになった後でも構わない。いわゆるグローバリズムを否定する人たちがいるけど、あれが理解できん。そんなにも地域性ってのは大事だろうか? 便利さに勝るものはないと思う。便利さを甘受するか、それを利用して能動的に行動するかは、地域の人々の問題だ。だから、地域密接型のイベントは、実は成功させ辛い。成功しているイベントの殆どは、内に向いているようで、外に向いている。

 カナザワ映画祭ができて私が喜んだのは、「東京なんかやってる特集上映とかでしか観られない映画が金沢市でも観られる!」だった。しかしカナザワ映画祭は、東京でやってる特集上映への羨望だけで成り立ってはいない。最初は――今でも多少は――羨望だったかもしれないけど、回数を重ねると嫌でも出てくる筈だ、「カナザワ映画祭でしかできないものを目指す」という欲が。それが地域性へと繋がる。だから地域性ってのは、欲望なんだよね。グローバリズムだけが欲望の権化みたいにいってる人いるけど、全く逆なんだよ今は。
 欲深い私は、カナザワ映画祭は続いてほしいと思っている。県外の――東京の――人々が羨むような映画際であってほしいと思っている。例えば、山形国際ドキュメンタリー映画祭のように。正直、カナザワ映画祭がそれに並ぶとは、まだ思えない。並ぶには、とにかく継続。そのためには、まずチケットが売れて、映画祭が盛り上がらないと。『片腕マシンガール』で井口昇監督が指南してくれた鑑賞マナー、あの精神を浸透させるのが先決かもしれないな、金沢市は。クラブ行っても、石川より、福井や富山の方が客の盛り上がりは上だから。あれは寂しい。

 とりあえず私がカナザワ映画祭に協力できることは、客として参加するくらいしかないわけだけど、実はまだ通常上映分のチケットは1枚も買ってない(急がなくても大丈夫だと思っているから)。そんな私が偉そうに何をいってんだか。そろそろ通常上映分のチケットも買っておこう。そっちの売り上げはどうなんでしょうかね?

テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

2008-08-24

『ハプニング』はシャマラン汁100%で、十年は漬け置き推奨

 M・ナイト・シャマラン監督の『ハプニング』を観た。作品を重ねる毎に評価を落として行くシャマラン監督だけど、『レディ・イン・ザ・ウォーター』が最高傑作で、『シックス・センス』が最も駄作だと思っている私には、『ハプニング』は十分に楽しめた。
 しかしまあ、客観的に考えれば、『ハプニング』は駄作だろう。前半で異様に盛り上げ、後半で凄まじく盛り下げる。物語は……何が何だかさっぱりわからない。よくわからんが自殺者が多発し、どうやらそれは地球環境が関係しているようで、でもやっぱりよくわからない。そして、その全てが登場人物たちの台詞によってきっちり説明される。

 『ハプニング』みたいな映画、昔はたくさんあった。最近ならスティーヴン・スピルバーグ監督の『宇宙戦争』がそうだ。私が『ハプニング』から真っ先に想起したのは、ルチオ・フルチ監督の『地獄の門』や、ダリオ・アルジェント監督の『インフェルノ』であり、類型でいうならアルフレッド・ヒッチコック監督の『』やアーウィン・アレン監督の『スウォーム』やジェフ・リーバーマン監督の『スクワーム』やウィリアム・ガードナー監督の『アニマル大戦争』だ。
 唐突な展開、説明される程に意味不明になる物語、別になくても構わない残酷場面、唐突なオチ。70、80年代にはそんな映画がたくさんあった。その中でも飛びぬけてインパクトがあって意味不明なのが、私にとっては『地獄の門』と『インフェルノ』だ。『シックス・センス』が運悪く当たっちゃって勘違いされているけど、基本的にシャマラン監督は『地獄の門』や『インフェルノ』を作るような監督だと思う。
 70、80年代の映画はやたらと人間を殺した。映画同士で競っていたといっても過言でないくらい、とにかく色んな事由で人間はやたらと死んでいた。『ハプニング』もその類の映画だ。全然、今っぽくない。物凄く、70、80年代のささくれ立った映画の匂いがする。
 『ハプニング』で人間が死ぬのは……が原因だ。正しくは草木が原因なんだけど、その恐怖を運んでくるのは、風だ。フランク・ダラボン監督の『ミスト』の恐怖は霧だったから画面も真っ白で、「スモークでも焚いてりゃいいんだし、楽な映画だな」と思ったけど(実際には楽でもないんだろうけど)、風って……本当にビュービュー吹いているだけなんだよ。風が吹いて草木が揺れると、登場人物は風下へ半狂乱になって逃げ惑う。風が草木を揺らすカットなんて、普通は捨てカットなのに……
 風が「ビューッ!」
 草木が「ざわざわ……っ」
 人が「ギャーッ!」
 こんな安い恐怖があったなんて(製作費は安くないくせに)、ロジャー・コーマンさんだって思い付かなかっただろう
 今までもシャマラン監督のハッタリは大きかったけど、『ハプニング』のハッタリは想像を絶する。というか、理解できん。今まで以上に異常な映画だ。シャマラン監督のフィルモグラフィーとしても、同時期に作られたあらゆる映画と比べても。

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テーマ : 映画感想
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tag : ハプニング

2008-08-21

『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』は大人向け

 『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』を観た。素晴らしく下らない映画だった。もちろん褒め言葉。徹頭徹尾で下らない。尻尾の先までぎっしりと下らないが詰まっている。下らない映画好きにはたまらない1本だろう。しかし、そうでない――『ザ・マジックアワー』で笑い楽しめるような――人々には耐えられない1本でもある。
 しかし、怪獣映画としての愛情に溢れた、意外にちゃんとしている映画だ。

 出だしから下らない。サミットの場面では各国首脳が集まっていて、かくし芸大会レベルのそっくりさんものまね大会が始まる。日本の首相は、福田さんでなく、安倍さんだ。ついでに小泉さんも出る。演じるのはザ・ニュースペーパーの2人。安倍ならぬ伊倍首相は、発言を求められると腹痛になり、トイレへ駆け込む。フランスのサルコジ大統領みたいな大統領は、どんな時にもナンパを忘れない。微妙にずれているタイムリーな時事ネタが細々と盛り込まれている。
 怪獣ギララが現れたら、各国が体面を競って退治作戦を考える。イタリアが考えたら「ローマ魂作戦」、ロシアが考えたら「ポロニウム毒殺作戦」など、これまた細々としたネタが盛り込まれている。作戦内容は、落とし穴に落とすとか、踊らすとか、怪獣映画らしい作戦ばっかで良し。
 結局、各国が考えた作戦は役に立たず、小泉ならぬ大泉元首相が登場するんだけど、それは実は北の某国の独裁者の変装で、テポドンでギララを退治し、世界の独裁者として君臨しようと企んでいることが発覚。この独裁者は、ちゃんとキレイどころの女性部下をはべらしている。

 こーゆー小ネタ、さすがは河崎実監督といえる。『日本以外全部沈没』同様に、公開時期を狙った通りに合わせられたのはお見事。邦画はもっと時事ネタをタイミング合わせて上映できるようになった方がいいね。『クライマーズ・ハイ』なんて、今さらすぎてどうでも良かったもん。男達の戦いっつっても、暑苦しいだけで緊迫感なし。河崎監督を見習えといいたい。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : ギララの逆襲

2008-08-19

レイヴで麻薬で逮捕に死去

 野外レイヴで麻薬使用した奴がいて逮捕されてオーバードーズで女性1人死亡だそうで。

産経ニュース→レイブパーティーで大麻所持の男逮捕 参加者十数人を聴取
産経ニュース→群馬のレイブパーティー、さらに7人逮捕 17~40歳の男女
産経ニュース→死亡女性から薬物検出 群馬の野外パーティー

 何というか、他人事じゃありませんな。いや、私は“やって”ないけど、野外レイヴはこの季節、山や海浜で行われるやつにフラフラと遊びに行くから……しかし、今さら「レイブ」の定義を「『レイブ』と呼ばれるダンス音楽を一晩中流すパーティー」というように読むとは思わなかった。うん、とりあえず、レイヴだからね。ア行の「ウ」にてんてんだから。

 日本はイギリスじゃないんだし、レイヴなんてものは世間どころか若者文化にも浸透していないんだろう。しかたないけど……こーゆー事件があると、普通に楽しんでいる者が困る。ドラッグは駄目だ。と、建前ではいっておこう。見つからなきゃいい、という本音は隠して。
 野外で若い男女がよくわからない音楽を大音量で鳴らして怪し気に踊り狂っていたら……よくわからない年寄りは驚くだろう。逮捕の現場は見たことないけど、ドラッグが横行しているという噂が広がって、開催地の地元住民から批判が出て潰れてしまったレイヴは幾つもある。
 アホな奴は、レイヴとかクラブに行けばドラッグを入手できる、とか思っているだろうけど、そんなに簡単じゃないんだよ。一見さんが入手できるようなドラッグにはロクなことがない。売人だって信用が第一だ。よくわからんアホに簡単に売るような奴にはロクな奴がいない。だから、そんな奴は逮捕されて目を覚ませ、といいたいが、たぶんアホだから目は覚めないだろう。アホなんだし、薬中になってしまえばいいんだ。放っとけばいいのに、警察も。オーバードーズで死ねばいいんだよ。オーバードーズ……ロマンあるでしょ? アーティストっぽくて。

 昔から大型レイヴは、ナチュラルハイレインボーでもドラッグの噂は付きまとっていた。はっきりいうが、合法(灰色の。今は黒だけど)のドラッグは売っていた。キノコとか。「売人」といわれるような怪し気なものでなく、普通に出店していた。昔は(といっても十年前程度の話)その程度に「ゆるく」て「夢見がち」だったのだ。
 合法ドラッグは、効き目が殆どない。気分として楽しむだけだ。不良の真似事してタバコを吸う、みたいな。まあ、陰でこっそり本格派のドラッグが扱われていたかもしれない。私は知らないけど。しょうがないんだよあの頃は。サマー・オブ・ラヴには乗り遅れ、イギリスでのドンチャン騒ぎを雑誌くらいでしか知りえなかったんだもん。ちょっとは味わってみたいじゃないか、本場の雰囲気ってものを。ドラッグをキめたら音楽がどんな風に変わるのか、知りたいじゃないか。世界の変わる瞬間ってのもが味わえるのなら、1度は味わってみたい。それはロマンでしょ?

 もしかしたら、まだドラッグにもロマンが残っているのかもしれない。田舎の山奥でなくとも、都会のクラブでも安いロマンは転がっているのかもしれない。でも、そんなのは全然ロマンでも何でもない。目覚めたら、ロマンに憧れて夢見がちだった以前よりも厳しい現実が待ち構えているだけなんだもん。
 それにしても、テクノのレイヴで大麻って選択は、ありえんなー。アホかと。MDMAは……まあピッタリなんじゃないでしょうか。私は知らんけど。

テーマ : 気になったニュース
ジャンル : ニュース

2008-08-19

ウォーキングに最適なスラーっとしたデスです

 今日も今日とて(もう昨日のことだけど。これを入力しているのは、深夜の1時)、ウォーキング&ジョギング。「&」なのは、聴いている音楽によって歩いたり走ったりするから。
 さて、今日のBGMは、メタル! しかも、スラッシュメタルデスメタル! セパルトゥラカニバル・コープス! あっはっはっはっは。物凄く変なテンションで歩き走りましたよ。雄たけんだりヘッドバンキングしながら……はないけど。
 デスメタルやスラッシュメタルを知らない人は、何というか、「ぼぉをごぅおおーっ!」とか大声で叫びすぎて血管がぶち切れそうな激しすぎるロックと思ってくれれば問題ないです。私はあまりハードロックやメタルを聴かないんですけど、デスメタルとスラッシュメタルは好きで、特にセパルトゥラとカニバル・コープスは好き。ファンに怒られそうだけど、聴いた瞬間に爆笑してしまいそうな音が大好き。面白いんだもん。

 セパルトゥラは、世評と同じく、『Roots』が最高傑作だと思う。
 カニバル・コープスは、ヴォーカルがクリス・バーンズさんだった頃の『殺鬼』が最高かと。バーンズさんの声は本っ当に最っ高ですよね。何歌ってんだか本気でわからない。「ぎぐぅおげぅお、ぉごごごご、ぼぇぐぉええぉ!」などとしか聴こえない。そこがいい。カニバル・コープスを聴いたことない人は、絶対に聴いてみた方がいいですよ。面白くて面白くて。私が小学生なら絶対にクリス・バーンズさんの真似をしますね。毎日、「おごごごごごご!」とかわめいてますな。今それをやると……ご近所の皆様に通報されますな。日本の小学生はもっとカニバル・コープスを聴いた方がいい。もしも自分の子供が聴いていたら迷わずぶん殴りますけど(子供いませんけど)。
 正直、賭けでしたね。あのとんでもないテンションの音楽で歩いたり走ったりできるのか! できました。意外とピッタリだった。いやぁ~、何か全身の毛穴から変な汁が吹き出そうな感じだった。ウォーキングで聴く音楽じゃないよねぇ。でも、合う。なぜか合う。つか、途中で笑ってしまって、呼吸困難に陥った。やっぱ凄まじい音楽だ、カニバル・コープス! 憧れるなぁ!

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テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

2008-08-17

北京五輪、「鳥の巣」支える、人力かな

 皆様、オリンピックに夢中でございますなぁ。職場でも出勤してくるなり、「おはようございまーす。昨日の試合見た?」と挨拶と同時にオリンピック話開始の人ばっか。
 私はオリンピックには興味がない。ないから、関連ニュースも殆ど見ない。そんな私が何でいまさらオリンピックの話題なのかというと、昨日の北國新聞の夕刊に、開会式で偽装があったと書かれていたからだ。これには目を引かれた。

 確かに、ネットで検索してみたら、4日も前に偽装のニュースが出てるじゃないか。ちっとも知らなかった。「五輪」という文字があるだけで無視してたからなぁ。
 口パクにCG合成ですか。さすが中国、世界的な大会でそんなことしてくるとは、やるなぁ。しかしこれ、そんな大問題かね? 口パクなんて、どこの世界でもあるじゃないの。コンサートで口パクなんざ不思議でもない。アイドルなんか、TVの収録では一目ではっきりとわかるくらい口パクだったりする。CG合成は、現場にいた人がTV放送を見た瞬間にバレるんだし、偽装といえるのか? TV向けの演出と考えてもいいんじゃないの? 面白けりゃ、それでいいじゃないの。
 問題は、偽装よりも、偽装であることが発覚したことなんじゃないの? 共産党が絡んでたんなら、たかが口パクの事実くらいは口封じできないとおかしいのに、それが簡単に漏れたってのは大問題でしょ。党で統制できてないのか、影響力が下がっているのか。「偽装は中国体質」などと非難してる人いるけど、むしろ“この程度”の偽装を隠し通せないのが問題で、それが党絡みなら、中国政府にも“そんな感じ”の問題があると考えた方が良くない? 「中国体質」が成り立たなくなりつつあるのかも。

 私としては、オリンピック開催に「鳥の巣」の完成を間に合わせられたことが凄いと思った。最初に「鳥の巣」の設計を見た時、「何て無茶な設計のスタジアムを作るんだろう、メンドクサそー」と思った。複雑そうな設計だから、強度とか大丈夫なのか? それが何とか間に合ったんだから、中国がんばったなぁ、と思った。しかし、あれも偽装かもしれない。「鳥の巣」は結局、完成させられなくて、今ある姿は、人力で支えているのだ

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2008-08-16

『片腕マシンガール』はとても真面目な映画

 大好きな部類の映画であり傑作であることが観なくてもわかりきっていた『片腕マシンガール』を観た。観なくても傑作であることがわかりきっているなら観なくてもいいんだけど、私んとこでは上映期間が1週間という不遇な扱いにガッカリしたのもあり、こんな傑作を観ないわけにはいかない、と思った。
 想像と寸分違わぬ面白さだった。首がポンポンと景気良くはね飛び、胴体が真っ二つに割れ、指がロケットパンチ並に飛び散り、血飛沫が霧となるくらい吹き上がる。ヤクザが出れば忍者も出て、健気で強い主人公はセーラー服を翻しながら、片腕をガトリングなマシンガンやチェンソーにアタッチメントして敵を文字通り粉砕する。
 しかも、元々がアメリカ映画だからか、英語字幕が付いていて、英語の勉強になるのでお子様にも大推薦! 中学生や高校生は是非とも観るべきでしょう! 
 素晴らしい。素晴らしすぎる。偏った妄想の見事な具現化。完璧な技術には程遠いけど(安っぽいから)、完璧な志で創ってあった。だからこういいたい。
 よくぞやってくれました! ありがとう!!

 まあ、世間一般はしかめっ面して、「何この映画? 馬鹿みたい」とか貶すんだろう。しかし昔、『セーラー服と機関銃』に興奮したのはどこの国でしたかな? 薬師丸ひろ子さんが機関銃を撃ちまくった後にいう決め台詞の「か・い・か・ん」て場面が、今でも「懐かしの名場面」みたいなTV番組で必ず使われることを考えても、みんなあーゆーのが好きなんですよ本当は。しかし『セーラー服と機関銃』には激情が足りなかった。もっとデカイ声で喚き散らしながら、血肉も散らしながら、「ゴガガガガガガッ!」ってやんなきゃいけない。子供の頃に映画館で観たけど、子供ながらに「物足りない」と思ったものだ。そしたらそれから20年以上経って、その欲求不満が解消された。お腹一杯でおかわりは無理な程に。
 この類の映画は、三池崇史監督の登場以前と以降で格段に質が変わったと思う。特に『極道戦国志 不動 』が最近の邦画ではターニングポイントになっていると思う。『片腕マシンガール』はその流れの中の1作であり、さらに過剰な激流へと流れを変る1作だ。
 物語は復讐譚で、かなり陰惨。イジメ、リンチ、殺害、復讐への復讐――虫や雑草以下の扱いを受けて悲惨に殺された弟の復讐を果たさんとする女子高生の物語。何でこんあ目に遭わなくちゃならないんだ、こんな世の中は間違っている。世間は理不尽で、その理不尽さに虐げられている人々がたくさんいて、声にならない叫び声を挙げている人々もたくさんいる。その叫び声、激情がマシンガンやチェンソーの爆音へと繋がる。『セーラー服と機関銃』は、そんな激情を受けてくれない。しかし、『片腕マシンガール』は受けてくれる。三池監督の作品にそんな激情を受けてくれる映画はないけど、井口監督にはある。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : 片腕マシンガール

2008-08-14

カナザワ映画祭のビッグ・スライドショウのチケット余ってたの?

 そ、そんな馬鹿な!
 カナザワ映画祭というか、日本のというか、アジアの映画上映で本年度最大級の話題騒然となるべきクリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライドショウのチケットが余ってたそうですよ!!

かなざわ映画の会の日々是映画→「クリスピン・グローヴァーのビッグ・スライドショウ」追加受付

 私なんか、1人で勝手に興奮して、130席分しかチケットがないと知れば、絶対に争奪戦になって、抽選制になるとばかり思い、とりあえず、とチケット発売日の朝一に買いに走ったってのに……
 私の興奮の歴史の1部↓
ブログ内のリンク→カナザワ映画祭、凄ぇ! うわっ、ホントに凄ぇ!!
ブログ内のリンク→『カナザワ映画祭2008』のラインナップが決定!
ブログ内のリンク→フィルマゲドンは戦いだ
ブログ内のリンク→カナザワ映画祭2008のチケット販売日決定!

 それにしても……カナザワ映画祭が開催される金沢市で、実売分の売り上げが鈍いとは、金沢市在住の映画ファンは何をしてんのさ!?
 売れ残っている分は先着順みたいだけど、かなざわ映画の会のブログでは、「地元と外の温度差が今回は以前にもまして激しい」らしい……え、そーなんスかぁー?

 夏はポニョポニョするのもいいけど、映画祭もね。

テーマ : 映画関連ネタ
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2008-08-14

JUNの『moon risin'』

 相変わらずブラック・キッズを聴いていて、これまた相変わらず「I'm Not Gonna Teach Boyfriend How To Dance With You」を繰り返し聴いていて、ふと思い出した。元WINOのボーカリスト、吉村潤さんことJUNさんを(逆か)。
 WINOは、スーパーカーくるりとほぼ同時代のバンドで、もう解散していないけど、というかあの頃のバンドでまだメジャーで売れて生き残っているのってくるりしかいないけど、まあ、それなりに良かったバンドだ。丁度「ブリットポップ」なんてものが大人気だったのもあるし、ロックバンドがこぞってダンスミュージックに接近したのもあって、イギリスの影響をまともに受けた時代。あの頃の日本のバンドは、ダンスミュージックに接近して大勢が駄目になった。そこに絡めとられずに抜け出したのは、くるりだけだ。
 で、WINOを解散してしばらくして、吉村さんは活動名をJUNに変え、単独活動することになった。同時に、WINOからは想像も付かない方向へ音楽性も変えた。少なくとも、今のところJUN名義のアルバムは、そうだ。
 JUNさんの曲に、「Girl Friend」というのがある。歌いだしは確かこう。

 神様がいるのなら
 女の子になりたい
 そして君を励ますのさ
 そばにいてあげたい


 えー、何で「確か」なのかというと、CDが見つからないので歌詞を確認できず、出だししか覚えていないから。まあでも、出だしだけでも全体の大体の雰囲気はわかると思う。
 「Girl Friend」は、ちょっと倒錯的で、ちょっと笑えて、すっごくロマンチックな歌。和製プリンスというか、もろ岡村靖幸さん。元々がねちっこくて癖のある歌声だったから、WINO時代にはちょっとイマイチだと思っていたけど、JUNとして発表された曲にはピッタリはまっていた。なぜなら、最新の曲は全く違うけど(それも去年のものだけど)、アルバムはペット・ショップ・ボーイズまんまのゲイ・ディスコに彩られているから。
 JUNとしてのアルバムは4年前に1枚出しただけで、それ以降はちっともちゃんとした活動をしていない。パフュームなんかが売れいている今、活動を再開してもらいたいものだ。もちろん、ゲイ・ディスコで。普通のロックとしては……イマイチだと思うのですよ、JUNさんは。

 で、そうそう、ブラック・キッズで何でJUNさんかというと、日本のアーティストで似ているのは、アジカンじゃなくてJUNさんだな、と思ったから。「Girl Friend」は、「I'm Not Gonna Teach Boyfriend How To Dance With You」に似ていると思ったのですよ。

 YouTubeで「Girl Friend」を検索しても出てこなかったから、シングル曲を
JUN 「Magic Time」


 アルバム『moon risin'』を全曲試聴できるリンク。「Girl Friend」も出だしだけ聴ける。
MUSICO→吉村潤『moon risin'』

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tag : JUN

2008-08-13

Black Kidsの成分比率は、懐かしい4:新しい6

 ブラック・キッズの『Partie Traumatic』を最近はよく聴く。素晴らしくキャッチーな曲が満載で、今「とりあえず何を聴こうかな?」と考えたらとりあえず聴くのはブラック・キッズ。
 とにかくわかり易く覚え易い曲だらけ。デビュー・アルバムなのに、全曲シングルのベスト盤て仕上がり。

 イギリスのバンドだと思っていたんだけど、アメリカなのか。アメリカ……っぽい部分はあるかもしれないけど、ちょっと意外。歌詞も意外。
 デビュー・シングルは、「I'M NOT GONNA TEACH BOYFRIEND HOW TO DANCE WITH YOU」て曲。訳すと「君と踊る方法をボーイフレンドなんかに教えてやらない」か。これが最っ高。デビュー・シングルと考えれば、本当に破格の最高級。軽い始まりから、意表を突く歌詞が歌われる。単なる男女の恋の歌かと思ったら、同性愛視点だったりする面白さ。そして、物凄く切ない。脱力系の歌い方がまた、ピッタリ。途中に入る、「ワン! ツー! スリー! フォー!」や、「ダンス! ダンス! ダンス! ダンス!」て掛け声がまた気持ちいい。切ない歌なのに、物凄く軽やか。ブロンディーや、B-52'sみたいに勢いと甘さが一緒になっている必殺のメロディー。
 デビュー・シングルで期待を煽るだけ煽って、待望のデビュー・アルバムは、期待を上回るものだった。全曲、ファニーでセクシーでキュート。
 ブラック・キッズは、男女混成で、肌の色(人種)も混成。もうそれだけでポップスとしての魅力に溢れている。いいよね、混成。考えたら、日本で今売れているポップスで「混成」なのはいないよね。いかん、いかんよ。日本は、もっと「混成」になるべきだ。アジアン・カンフー・ジェネレーションなんて、名前負けしているもん。日本人だけでなく、韓国人も中国人も、アジアンな「混成」を作るべきだ。それで初めて「アジアン~ジェネレーション」の意義があると思う。ブラック・キッズを聴いているとそんなことを思う。しかし、日本ではなぜか「混成」が売れて長続きしたことはない。何で駄目なのかな?

 日本にはブラック・キッズ的なアーティストがいない。もしもブラック・キッズが日本のアーティストなら、今の日本のポップシーンは変わっているかもしれない。
 もしかしたらパフュームは日本のポップシーンを少しは変えたかもしれない。単なる物真似を量産して、使い古されてポイ捨てされる可能性は大きいけど。今はもうどうでもよくなったけど、一時期のアジアン・カンフー・ジェネレーションには、ブラック・キッズ的なものを期待していた。でももう駄目だ。良いメロディを書けなくなってるもの。
 とりあえず日本のブラック・キッズを考えるなら、子供の頃にCCBおニャン子クラブなんかを聴き、岡村靖幸さんや山下達郎さんなんかを聴き、同時にブルー・ハーツを聴いて育てばなれるかもしれない。そんな音楽性を表に出したアーティスト、いないね。不思議だ。「キッズ」繋がりで、Kinki Kidsが近いかもしれない。

 ブラック・キッズに近い感じを挙げてみると、まずは他の何よりもシザー・シスターズ。それにMGMTヴァンパイア・ウィークエンドとか。あと、パルプも。
 まずはウキウキして、おかしくて、ちょっと切なくて、やっぱ楽しい。これがポップスには大切な要素。シザー・シスターズはそーゆー意味で完璧。もしかしたらブラック・キッズもその域まで行けるかもしれない。でも、それにはもっと音作りに力を入れてほしいな。バーナード・バトラーさんもいいけど、エルトン・ジョンさんにプロデュースしてもらったら、もっと最高になるかも。

公式サイト→Black Kids
MySpace→Black Kids

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tag : ブラック・キッズ BlackKids

2008-08-11

反抗期だとチケットを買えない?

 <WIRE08>へ行くための準備が着々と進行中。といっても、移動手段である交通機関のチケットを買っただけなんだけど。

 チケット売り場でのこと。私の先に男性客がいて、子供料金のことを係員に訊いていた。
 係員は、「お子様は、反抗期ですか?」といった。
 「いいえ、違います」
 「じゃあ、料金は~円です」

 驚いた。最近は反抗期だと料金が異なるのか。第二次反抗期だとどうなるんだ? 成長期だとそれも別料金になるのか?
 いやいや、空耳だろう。空耳だとして、何と訊き間違えたんだ私。

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2008-08-10

『スカイ・クロラ』はいつも通りの押井守節だった

 『スカイ・クロラ』を観た。既視感ばりっばりの、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』からずーっと続いている、いつも通りの押井守監督らしい映画になっていた。脚本担当が他人でも、結局は「終わらない日常」の物語だ。

 原作を読んでないので、原作に忠実なのかどうかはわからないけど、とりあえず中盤まではとっつき難いというかわかり辛かった。意味深な台詞、意味深な登場人物など、色々と裏設定があることはわかるんだけど、その説明が全くされないので、どんな物語なのかよく知らないで観た私は、設定くらいは知っておくべきだった、と激しく後悔。
 物語は盛り上がらないし、キャラデザはいつも通り地味だし、声優の演技とアニメーションに抑揚がないしで、ちっとも面白くない。物語が何か深刻で暗いことだけはわかるんだけど。
 しかし、中盤以降からちゃんと「説明」があり、わかり辛かったのは、わかり辛くさせているからであることがわかる。つまり、わかり辛い部分は後半へ張った伏線だったのだ。だから中盤以降(特に後半)には、TVの2時間サスペンス・ドラマ並の「説明」がある。

 「完全なる平和」を実現した社会が舞台となっていて、しかし平和を実感するためには逆説的に戦争が必要で、といって平和を実感するためだけに本当に戦争するわけにはいかないので、戦争請負の企業が擬似的な戦争を繰り広げている――そんな世界の物語。主人公たちは「キルドレ」と呼ばれ、戦争を行うためだけに存在する、「永遠に子供のまま」の子供。変わらない日常を“演じさせられている”主人公たちは、しかし考えることを禁止させられているわけじゃないので、その「永遠」に思い悩む。「永遠」を終わらせるには、死ぬしかない。しかし「キルドレ」にとって「死」は、終わりでなく、繰り返されるものなのだ。
 そんな設定の物語であることを理解すれば、なるほどなぁ、と腑に落ちる。押井監督が単なる「戦時下が舞台のラヴ・ロマンス」なんて作るわけないもん。ちょっと哲学じみた部分があって初めて押井監督作品ってとこがある。だから『スカイ・クロラ』はちょっとわかり辛い。そのわかり辛い部分をわかり易くするために、別の設定を加えてみる。「TVゲームの“中”の世界の話」と考えてみる。ゲームのジャンルは、シューティングだ(カプコンの『1942』とか)。
 暇な毎日を面白くするために、ゲームをする。ゲームの緊張感や達成感が、暇な毎日を充実させる。ゲームは偽物でなければならないし、娯楽として成立していなければならないが、登場キャラは“やられたら”ちゃんと死ななければならない。でも、“やられる”度に何もかも最初からやり直しになるゲームなんて、面倒だ。だから――「キルドレ」は、「死」を“演じ”、コンティニュー機能を使うように、また“始まる”。コンティニューを使えばそれまでの装備や経験値を引き継げるから。そんなゲームの、何度死んでも簡単に復活するキャラクターに魂があったなら、キャラクターが自意識を持ったならどうなるか? 『スカイ・クロラ』はそれだけの話だ。
 要は、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』であり、『マトリックス』のバージョン違いであり、『攻殻機動隊』でいうなら「ゴースト」が囁いた、って話だ。筒井康隆さんの『虚人たち』みたいであり、『エヴァンゲリオン』の綾波レイばっか出てくるような話だ。

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tag : スカイ・クロラ

2008-08-10

『ファスター・プッシーキャット・キル!キル!』をタランティーノ監督がリメイク

 クエンティン・タランティーノ監督が、ブリトニー・スピアーズさん主演で、ラス・メイヤー監督の超名作『ファスター・プッシーキャット・キル!キル!』をリメイクするそうで。

Telegraph.co.uk→Britney Spears to play lesbian killer in Quentin Tarantino film

 タランティーノ監督がメイヤー監督作をリメイクってのは、ピッタリすぎて、当然のように期待できる。『デス・プルーフ』の超傑作ぶりからも、完璧にダラダラと無駄な傑作を作ってくれるだろう。しかし。
 主演ということは、トゥラ・サターナさんの役をスピアーズさんが演じるわけか。上記記事は、スピアーズさんに否定的なこと書いているけど、タランティーノ監督はスピアーズさんを欲しがっている。素手で男を殺すような役に。アホっぷりは、想像すると似合う気がする。だからスピアーズさんなのか? でも、ユマ・サーマンさんなんかがサターナさんの役を演じたがるんじゃない?

 まあ何にしろ、完成前から傑作が決定しているタランティーノ監督版『ファスター・プッシーキャット・キル!キル!』、大いに期待しましょう。

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2008-08-09

地道に体力作りして体力ゲージがゼロ

 WIRE向けの体力作り、実は7月頃からやっておりまして。
 金のかからない方法として、食事管理+走り込み。とはいえ、食事管理はせいぜいが高カロリーの食事は避ける程度のもの。走り込みも、毎日だと逆に体を壊しそうだから(そーゆーお年頃なので)、1日置きの間隔で7、8kmの軽いジョギング。疲れている時は、速めのウォーキング。で、走らない日は、腹筋したり腕立て伏せしたりして、筋力作り。疲れてそのどれもができない時は(そーゆーお年頃なので)、休み。

 で、今日も今日とて走って……みようと思ったら何か疲れてたので、ウォーキングをしてきました。つっても、そこらのウォーキングしている中年の方々の2倍は速い(殆ど追い抜くから)。BPMでいうと、140くらい? それはウォーキングというのだろうか?
 こないだはドイツで行われるラヴパレードのアンセムCDを聴きながら、曲のリズムに合わせてウォーキングした。ラヴパレードのアンセムCDは、曲調でいうと、トランス、ハウス、エレクトロに分かれた3枚組。アンセムってくらいだから、歴史的に有名なダンスミュージックが色々と収録されていて、アンダーワールドの「Born Slippy」もある。で、その「Born Slippy」が私のウォーキングにはピッタリだった。

 ジョギング&ウォーキング中には常に音楽を聴いている。殆どがミックスCDか自分でミックスしたものを使う。速度を何段階か想定して、何種類かのミックスをiPodに入れておく。今日は(既に昨日だけど)、歩く用ミックスだ。しかし、間違った。
 最初はBPMが140くらいで歩き易かったんだけど、徐々にリズムが速くなるのだ。「ちちちちちょっと、何か、凄く、速く、ないか、これ!?」と思いながらも、リズムに合わせて歩いていたら、殆どジョギング状態になっていた。これは、おかしい! しかも、そのミックスが長い! 1時間半はあった。曲が終わる頃には、雨が降ったかのように汗だくだく。
 何のミックスなのか後で確認したら……フェリックス・クロヒャーさんだった! 友人から貰った、中盤にホワイト・ストライプの「Seven Nation Army」のクリス・リービングさんのリミックス(だと思う)を使っている、どこかのクラブのパーティ音源だ。シュランツなら速い筈だ! いや、途中で気付いてはいたけど……途中でリズムに合わせるのは諦めようと思ったけど……何とか最後まで頑張った。頑張って、今は足が痛いし、なぜか腰も痛い。フェルビナクを重宝してます
 教訓。クロヒャーさんのミックスは、走るにしても疲れる!

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2008-08-08

WIRE08のチケットを購入

 カナザワ映画祭のことで盛り上がっていたら、WIRE08のチケット買ってないのを思い出し、今日、仕事帰りに購入。
 チケットぴあに行くと、最新号の『weeklyぴあ』が置いてあって、チケット購入の手続きをしてもらっている間に何となくそれをパラパラめくっていたら、なな何と、WIRE08特集が付いた号じゃないですかっ!
 WIREは毎年、『weeklyぴあ』にタイムスケジュールや石野卓球さんの簡単なインタビューやコメント、屋台情報にグッズ情報を綴込み付録として掲載させていて、その掲載号の発売はメールサービスや公式サイトで発表されいてたんだけど、私は今年、メールサービスに登録していなければ公式サイトをこまめに見てもいなかったので、危うく買い逃すところだった! あっぶねー。
 チケットを購入した足で書店に急ぎ、『weeklyぴあ』最新号も購入。

 タイムスケジュールを見ると、相変わらず微妙すぎる構成になっていて、困る。

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tag : WIRE

2008-08-07

若いのに大変だなぁ

 埼玉県であった中三女子による父親殺害事件、結局はストレスが原因だったのか。

産経ニュース→「嫌われないよう生きるのに疲れた」父親殺害で長女供述

 しっかし、中三にしてオッサンな感想だな。「生きるのに疲れた」って歳じゃないのに……
 昔は――私は昔を語れる程のオッサンでもないけど――子供が「生きるのに疲れた」なんていわなかった。そんなに生きてないんだし、当然だ。それなのに最近は、短くして「生きるのに疲れた」子供がいる。子供が変容したからなのか、社会が変容したからなのかは知らない。社会学者が解明すりゃいい話だ。ただ、子供が変容したなら、それは大人が変容したんだ。大人が変容せずして子供が変容するなんてあり得ない、と思う。

 「生きるのに疲れた」大人は昔より増えたのか、それも知らない。そんなこといちいち気にしたことないし、少なくとも私はまだ「生きるのに疲れた」を感じたことがない。ただ単に馬鹿だから、馬鹿のくせに「生きるのに疲れた」なんて、偉そうだ。
 私は“自覚ある馬鹿”なので、「生きるのに疲れた」なんて考えちゃいけない、なんてプレッシャーは勝手に負っている。それがストレスになるとしたら、「馬鹿であることに疲れた」とかになる。ちょっと深刻そうなところが物凄い馬鹿っぽいなぁ。
 「馬鹿であることに疲れた」は「道化を演じることに疲れた」と読めそうだけど、実際はそんなわけない。「道化を演じることに疲れた」なら、ただ単に「空気を読むのに疲れた」になる。たぶん犯人の中三女子がいう「生きるのに疲れた」は、「空気を読むのに疲れた」なんじゃないか。そして、今の大人も「生きるのに疲れた」なら、やはり「空気を読むのに疲れた」なんじゃないか。

 「生きるのに疲れた」子供はちょっと想像できないけど、「空気を読むのに疲れた」子供なら容易に想像できる。それが「大人の顔色を読むのに疲れた子供」なら尚更だ。

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2008-08-06

『ワン・ミス・コール』は着信ありのまま無視したい

 『ワン・ミス・コール』を観た。基になっている『着信アリ』は観たことない。だって、秋元康さんが原作なんでしょ? いくら三池崇史監督でも面白くなるわけないじゃん。そのくせ『ワン・ミス・コール』を観たのは、ジョン・カーペンター監督の『ゼイリブ』に登場する宇宙人みたいな特殊メイクのモンスター(?)が出るようだったから。そしたら、“それだけ”の映画だった。

 何というか、何の感想も抱けない映画だったなぁ。
 児童虐待が物語の核になっていて、そこから派生した怨念が携帯電話を通じて連鎖的に撒き散らされる――と。『リング』的な恐怖譚の色んなバージョンの1つ。もう、ホントそんだけ。
 興味あった映像にも観るべき箇所はなし。モンスターが登場するのかと思ったら、単なる幻覚映像。その処理の仕方は、『ジェイコブス・ラダー』。恐怖の演出が、古すぎる。
 エリック・ヴァレット監督はフランスの新進気鋭の監督らしいけど、ちっともそんな雰囲気を感じさせない。インタビューを読むと、影響されたくないから『着信アリ』を観ないで作ったそうなんだけど、一応は観た方が良かったんじゃないか? 驚かし方とか、古くて古くて。
 何より、終盤まで積み重ねてきたミステリー展開が、最後に普通の怪物ホラー展開になってしまうのが、駄目。嗚呼、最後の最後でアメリカ映画になっちゃったな、と。「週刊少年ジャンプ」以外の雑誌で「週刊少年ジャンプ」的な漫画を描くと結局、「週刊少年ジャンプ」になっちゃうようなガッカリ感。わざわざフランスの監督を起用してんのに、意味なし。
 全体的な印象を一言でいうと、ニコラス・ローグ監督の『赤い影』を物凄く駄目にした、って感じ(フードを被った怖い子供が出るから、ってだけなんだけど)。

 『着信アリ』をアメリカ向けに改変するんだったら、もっと携帯電話を活用すれば良かったのに。『着信アリ』は知らないけど、『ワン・ミス・コール』では、固定電話でも物語は展開できる。結局のところ、「恐怖新聞」と殆ど変わらないんだし。
 今やるなら、カメラ機能を利用するとかさ。「怨念の物語」は思い切って捨て去り、携帯電話そのものを「伝播するモンスター」として使えば面白くなったのに。『エルム街の悪夢』みたいに。まあ、それだと『着信アリ』のリメイクでも何でもなくなってしまうけど。または、徹底的に神経症的な物語にしてしまうか。電話が常に身近にある社会に対する恐怖をちゃんと描く。
 怨念物語としては中途半端、ホラー映画としても中途半端、神経症的な恐怖も描かれず、何から何まで中途半端。これなら基の『着信アリ』の方が面白いような気がする。観ないけど。

 携帯電話を利用した恐怖というかサスペンスなら、やはり『セルラー』が着想から物語までダントツに面白いので、そっちで口直しした方がいいね。

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tag : ワン・ミス・コール

2008-08-04

福田新内閣って……

 もうね、私なんかがいうことはないんですけど、福田新内閣について、裏でウロウロしている森議員の存在がね、ムカついてムカついて。同郷者としてね。もう「元首相」とか付けなさんな、マスコミの皆様方。

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

2008-08-04

『ミラクル7号』の不格好ぶりこそ格好良い

 『ミラクル7号』を観た。物凄く号泣した。涙が止まらず、Tシャツが腹の辺りまで濡れる程だった。でも、はっきりいって、出来損ないの映画。

 チャウ・シンチーさんの映画は、基本的にパロディで、今作もパロディ満載というかパロディだけで成り立っているんだけど、セルフパロディまで入っていて、そこにはかなりがっかりさせられる。これみよがしに『少林サッカー』や『カンフー・ハッスル』のパロディが入っているのはファンサービスなんだろうけど、ちっとも笑えなかった。
 骨格となっているパロディは一目瞭然、スティーヴン・スピルバーグ監督の『E.T.』だ。そこに『ドラえもん』や『ミッション・インポッシブル2』なんかも入っている。ここら辺はいつも通りのシンチー節の「やりすぎ」ですな。物語のバランスを崩すくらいの笑いを入れるのがシンチーさんの持ち味とはいえ、今作では滑り気味。
 シンチーさんのパロディは、「これこれこんな作品を作ってみたい」という思いが前面に出ているので、いつもパロディを超える。それが「やりすぎ」なわけだ。今作では、「『E.T.』みたいな映画を作ってみたい」という思いを実現した。だから、そこに整合性なんてない。謎の生命体「ミラクル7号」ことナナちゃんが何なのか説明されない。だって、「『E.T.』みたいなもの」でいいんだもん、そこに細かい説明なんて野暮だ。
 だから観終わると、ポスターにでかでかと書かれているように、「で?」と思う人は多いだろう。結局、何だったのナナちゃんて? うん、そんなこと、気にしてないんだよ、シンチーさんは。ナナちゃんは、実はどうでもいいんだ。メインとなっているのは、親子愛なんだもん。そこを発展させるためだけに、ナナちゃんはいる。

 始まりと終わりに、ボビー・ヘブさんの「Sunny」て曲が流れる。実際に劇中で流れるのはそのカバーのボニーMさんのディスコ・バージョンだ。
 今までシンチーさんの映画でディスコの曲なんて、しかも英語の曲なんて使われていたことなかったと思うんだけど、何であんな曲が使われていたのか。「Sunny」の歌詞を見るとその理由がわかる(私の意訳+省略している)。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : ミラクル7号

2008-08-02

夏だ花火だファイアークラッカーだ

 今日は、花火大会があったので見に行ってきた。
 遠くの方で大きい音が「どーん! どどどどどーん!」とか鳴ってると、無性にワクワクする。たぶん野外レイヴの影響だ。

 野外レイヴの何が楽しいって、まず会場に近付く時。音が段々と近付いて来るのが、たまらない。水中にいるようなくぐもった音が、くっきりと「どん! どん! どん! どん! どん!」となるあの瞬間、それだけでテンションが最高潮にまで上がる。腕も上がるし、声も上がる。だから、正直いって、本当はWIREよりもメタモルフォーゼの方が楽しい。野外ってだけで、楽しさは倍増する。WIREが悪いってんじゃなく、ただ単に野外の方がいいのだ私は。とはいってもWIREの、クラブ同様に、入り口を通った瞬間に聴こえてくるる音も良いもんですけどね。屋外には屋外の、屋内には屋内の楽しさがある。

 話が逸れた。花火だ。
 花火を見に行って、やっぱキラキラ光って大きな音の鳴るものは楽しいなぁ、と子供のような感想しか抱けない自分がいた。
 凄いなぁ。デカイなぁ。キレイだなぁ。
 まんま子供だ。
 で、花火を見ていて思ったのが、こんな時に聴く音楽は何だろう、と。そのまんまだけど、やっぱ「Firecracker」でしょ。マーティン・デニーさんの有名な曲。日本でならYMOがカバーしたので有名。

 でも、頭の中で音楽を鳴らしながら花火を見たら……全然合わなかった。

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テーマ : 日記
ジャンル : 日記

2008-08-01

カナザワ映画祭2008のチケットを購入

 朝10時、シネモンドへチケット購入に行きましたよ!
 目指すは、争奪戦が予想されるクリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライドショウのチケット!

 が。
 簡単に買えた。
 もっと行列ができていて、出遅れてしまった! とソワソワしつつ、やっと私の番がきたら、そこでチケットは売り切れ、仕方ないので21世紀美術館を目指すも同じように行列ができていて――そんな感じかとばかり想像していたから、拍子抜け。いや、簡単に買えて良かったんですがね。

 とりあえず、13、14日のビッグスライドショウ2日分と、駅前シネマのオールナイトのチケットを購入。通常のチケットは、慌てる必要はないと思うので、まだ未購入。まずは優先度の高いものだけ。

 考えたら14日は、ビッグスライドショウを観てしばらくしたら駅前シネマのオールナイトなんだな……ほぼ半日を映画に費やすことになるのか。しかも最後はオールナイトだ。何か、さすがに居眠りするかも。駅前シネマのオールナイト上映は、覆面上映なので、実際に観るまで何の作品かわからない。眠気を吹き飛ばすようなものであってほしいなぁ。

 ところで、昨年の駅前シネマのオールナイトで感じたことに、「駅前シネマの館内は、想像以上にエアコンの効きが良くて、寒かった」というのがある。今年も同じかはわからないけど、寒い時用に軽いアウターがあってもいいかも。私は念のため持ってきます。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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