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2008-07-31

「カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン」のチラシが届いた

 シネモンドの会員になると、毎月月末くらいに翌月のスケジュールやイベント情報やチラシなどが郵送されてくる。
 今日、仕事から帰宅すると、郵便受けにシネモンドからの封筒が入っていた。いつもより少しだけ厚い。ん、これはカナザワ映画祭について何かが入っているな、と思ったら、チラシ。中原昌也さんによる(いつも通りの)強烈な絵でデザインされたチラシだ。
 チラシにはこんな文章が書かれている。

“フィルマゲドン”とは?
“フィルマゲドン”とは「映像(Film)の黙示録(Armageddon)」を意味する造語である。この映画祭の上映作品に描かれる世界の数知れぬ矛盾や悲劇は、われわれの意にそわない、目を背けたいことかもしれないが、どうしようもない一つの厳然たる事実、仕方のない現実なのである。この特集を通して、その現実を直視する。

 そして、絵本作家のやなせたかしさんによるこんな文章が続く。

上品ぶって気絶なんかしている場合じゃないぞ
 スクリーンに写っているのはあなたのことじゃないか


 気分が盛り上がってきましたよ! 見に行ってないから知らないけど、もう各所にチラシが配られているのかな? チラシを見るとますます映画際に行きたくなってくるよ!

 あと、シネモンドからの封筒にはもう1つ、カナザワ映画祭についての書類が入っていた。
 「サポーター募集のご案内」だ。
 スタッフはボランティアで頑張っているけど、上映料、海外作品の字幕翻訳、チラシ製作、会場設営などに多額の実費が必要となるので、カナザワ映画祭の趣旨と志に賛同し、活動を支援してくれるサポーターを募集しているようだ。
 サポーター賛同金は、1万円(1口)。サポーターになると、
 ★カナザワ映画祭2008のチケット2枚進呈
 ★カナザワ映画祭2008のポスター、ポストカードを進呈

される。
 お金ないけど、去年の映画祭は大いに楽しませてもらったし、今回も期待しているので、サポーターになろうじゃないか! 1万円は、貧乏人には大きい出費なんだけど、主催者には今後も頑張ってもらいたいしね!
 賛同金は、スタッフに直に渡すか、振込みで支払う。振込先とかの情報をここに記すわけにはいかんだろうし、サポーターになりたい人は、チラシを貰いにシネモンド、21世紀美術館に行きましょう。

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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

2008-07-30

『スピード・レーサー』は懐かしい映画

 『スピード・レーサー』を観た。聞きしに勝る馬鹿な映画で、私は大喜びしてしまった。予告篇を見る限りでは、「ちょっといくらなんでも酷すぎる駄作だな。ウォシャウスキー兄弟も終わったな」と思っていたけど、まさかの大逆転(個人的に)。映画館内も静まって盛り上がるどころか失笑だらけだったのに、私ときたら感動で涙が止まらなかった。おかげでよーくわかった。私は物凄い馬鹿なんだってことが。

 いや、でも、真っ当に映画を評価するなら、間違いなく駄作だ。人物描写は薄っぺら。殆どの会話場面では、登場人物は上半身しか映らず、しかも向き合って話すことがほぼなく、演出は左右横移動のワイプばっか。喋っている間に背景が激しく移り変わる。レース場面は、CGに頼りすぎで、かつその演出がマリオカートワイプアウトみたいで、車が走っているというよりは、ツルッツルと滑っている感じで、迫力も緊張感もなく、盛り上がらない。色彩が原色すぎて、目がチカチカする。物語は単純すぎて、子供向けアニメ以下。良い部分は殆どない。アメリカで興行成績が大惨敗したのも当然。駄目なハリウッド映画の典型。
 では、私にとってどこが良かったのかというと、その駄目な点の全て。余りの酷さに、楽しくなってしまって、終いには大好きになってしまった。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : スピード・レーサー

2008-07-29

カナザワ映画祭2008のチケット販売日決定!

 公式ブログにて確認。

かなざわ映画の会の日々是映画→チケット発売予定日決定

 8月1日に販売ですって! 映画の日じゃん!
 販売場所は、
 ★シネモンド
 ★21世紀美術館ミュージアムショップ
 ★かなざわ映画の会サイトの注文フォーム


 値段は、
 ★1回鑑賞券 前売1300円 当日1500円
 ★3回鑑賞券 前売3500円
 ★駅前シネマ覆面オールナイト 前売2500円 当日3000円
 ★釣崎清隆トーク券+1回鑑賞券 前売2000円 当日2500円
 ★クリスピン・グローヴァーのビッグ・スライドショウ13日(土)公演券
   前売3500円 当日4000円 ※限定130枚
 ★クリスピン・グローヴァーのビッグ・スライドショウ14日(日)公演券
   前売3500円 当日4000円 ※限定130枚


 ビッグ・スライドショウは前売りで3,500円か……2日分で7,000円……駅前シネマが2,500円……とりあえず3回券を買って3,500円……最低でも13,000円か。高っ!
 8月1日は、朝っぱらからチケットを買いに疾走しますよ! 徹夜で並ぶことはできないので。

テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

tag : カナザワ映画祭

2008-07-28

能無しの自覚

 風呂上りに何となくTVを点けたら、八王子の書店の殺傷事件を取り上げている番組が映った。どっかの大学の先生が登場して、最近の通り魔について感想を述べていた。
 曰く、「通り魔の多発は、社会の格差が原因かもしれない。能力のある者は勝ち、能力のない者は連戦連敗」とか何とか。だから、敗者は社会を恨み、犯罪者に近付く可能性があると。

 いやいやいやいや、能力のない者が連戦連敗って、当然だろ。能力がないんだから、能力のある者と比べれば負けるに決まっている。それが社会のせいだって? 言いがかりじゃないか、それ。
 能力があるのに社会状況によって連戦連敗ってなら、社会を恨むのはわかる。今の格差社会の問題は、そこにある。でも、能力のない者と能力のある者の格差は、福祉精神と財力が高い国でもない限り、広がるのが当然。能力なしでも救済する必要があるような、馬鹿を甘やかすようなことをTVで発言するから、「誰でも良かった」なんて馬鹿の1つ覚えの台詞をいうしか能のない馬鹿が通り魔を犯すんだよ。私だって馬鹿だから、こーゆー馬鹿が許せない。犯人の殆どは、私より学力が上だし、苦労してないんだもん。ムカつくよ。

 馬鹿のくせに自意識過剰で(こんなブログを続けている私の自意識は宇宙の彼方に)、プライドも高くてどーすんだ!? 馬鹿は、他人の目を気にしない! 馬鹿は、プライドなんて捨てる! だって、馬鹿なんだもん!!
 自分が馬鹿であることを全身に染み渡るくらいによーく理解してれば、かなりのことは我慢できるぞ。「私、馬鹿だし、しょーがないかー」って。問題なのは、馬鹿なのに自覚してないのがたくさんいることだ。それは正に教育や社会や親の問題かもしれない。そう、問題なのは、馬鹿を自覚しない馬鹿の存在だ。
 TVもどうせなら、「何で今時の馬鹿は、馬鹿である自覚がないのか? それは社会のせいなのか?」という特集を組めばいいんだよ。
 とにかく、馬鹿の名前を出すなよ、TVは。報道する際には、「~事件の馬鹿」でいいんだよ。名前がTVに出るからって殺人を犯すような馬鹿なんだから、名前を出すなっての。「秋葉原通り魔の馬鹿」、「八王子殺傷事件の馬鹿」、「バスジャックの馬鹿」、それでいーじゃん。人権団体から文句いわれたら、「馬鹿に人権はない」と断言すりゃいーんだよ。

 あー! クソムカつく! 何あのTV番組! アイドルっぽいハーフの青年が出てたやつ!
 て、今調べたら、『サキヨミ』とかいう番組だった。公式サイトでは、「通り魔を犯すのは普通の人か?」というアンケートをしていたみたい。何ちゅー馬鹿な設問のアンケートだ。誘導尋問に近いじゃないか。
 なるほどなるほど、こーゆー気分の時に、誰でもいいから殺してみたくなるんだな。でも私なら、明確に狙って殺すけど。
 TVは結局、『サキヨミ』の途中で、電源を消した。真っ暗な画面には、イライラしている私の顔が映っていた。馬鹿のくせに偉そうにイラついている顔だった。困ったものだ。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

2008-07-27

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の完璧なカルト映画ぶり

 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を観た(観たのは結構前だけど、もうすぐDVDが発売されるし)。私にとってポール・トーマス・アンダーソン監督は、『ブギーナイツ』で惚れ込み、死ぬまで追い続けようと決心した監督だ。だから、かなり贔屓目に見てしまうが、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は掛け値なしに素晴らしい。本当の大傑作。映画史上に残る名作。

 しかし、完璧な映画だと思うけど、映画の“形”はいびつだ。欠陥だらけ、といってもいい。そもそも、物語らしい物語がない。強欲な男の一代記。それだけ。
 強欲な男の一代記といえば、『ゴッド・ファーザー』や『スカーフェイス』、一代記じゃないけど『グッドフェローズ』なんかを真っ先に想起してしまうが、『ゴッド・ファーザー』シリーズは惨めな終わり方になり、マーティン・スコッセシ監督も明らかに失速し、ハワード・ヒューズさんを描こうとして大失敗。『ギャング・オブ・ニューヨーク』でも光っていたのは結局、助演のダニエル・デイ=ルイスさんだった。そのルイスさんは、今までの最高の演技で『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を魅せる。観終わった後では、ルイスさん以外に主演は考えられない。
 強欲な独裁者である主人公は、当然のように孤独だが、人の温もりを欲しているようでもある。息子をゴミのように捨てたかと思えば、深い愛情はあるし、平気で人を殺すけど、それは主人公にとっての正義であるし……善なのか悪なのか判然としない複雑なキャラクターである主人公を、ルイスさん主演にアンダーソン監督は、真っ向から超ど真ん中の古き良きハリウッド映画的な演出で撮った。『ハードエイト』とも『ブギー・ナイツ』とも『マグノリア』とも『パンチドランク・ラブ』とも異なる、新しい顔を見せた。ロバート・アルトマン監督とスコセッシ監督とブライアン・デ・パルマ監督の影響がやたらと強かったけど、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は、『パンチドランク・ラブ』に続く、アンダーソン監督の、誰でもない、そして他に類を見ない、新しい顔だ。そこにあるオリジナリティは、やはりハリウッドスタイルであっても、反ハリウッドだった。
 長大で重厚な叙事詩、そして完璧なメジャー映画であり初めから名作の風格を備えたハリウッド映画といってもいいのに、実際はカルト映画。『マグノリア』と『パンチドランク・ラブ』も“まとも”な映画とはいえなかったけど、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』はさらに輪をかけて“まとも”な映画でない。

 開始早々、レディオヘッドジョニー・グリーンウッドさんによる音楽が鳴り響く。不協和音のサイレンのような音楽が。これから始まる物語は普通でない、そんな警鐘を響かせる。「奏でられる」でなく、「鳴る」。グリーンウッドさんの音楽もまた、完璧だ。
 雄大な自然と、溢れ止らず枯れぬ強欲を象徴する石油。主人公は、他者を搾取し、石油を出させ、時には血も溢れさす。全編、異様な緊張感が張り詰めている。夜と闇。石油。血。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は、“暗い”映画だ。黒色を基調としている場面が多い。だから白色は、やたらと目立つ。印象的な“光”は、夜か闇を切り裂くようにしか“現れない”。主人公の「強欲」もまた、“黒色”なんだろう。黒色を基本とした人間にとって、不吉なものは白色なのだ。
 文学的で叙事詩的なメジャー映画なのに、その佇まいは、フィルム・ノワール。オーソン・ウェルズ監督、ハワード・ホークス監督、ビリー・ワイルダー監督、ジョン・ヒューストン監督……アメリカの名匠たちを彷彿とさせる。そして、フィルム・ノワールときては忘れてはならない、デビット・リンチ監督。アンダーソン監督は、それら名匠と並んだといって過言でない。娯楽映画のくせに“形”がいびつな点も似ている。後半は殆どホラー映画だ。最後に至っては、『グッドフェローズ』や『アンタッチャブル』の円卓会議でのロバート・デ・ニーロさんの場面を超える緊張感がある。

 名作の誉れを既にまとっているけど、カルト映画として映画史に残るだろう。その点では『ゴッド・ファーザー』とは異なるし、同じカルト映画でも『スカーフェイス』や『グッドフェローズ』と微妙に異なる。見た目は普通なのに、座ってみると妙に座り心地が悪い椅子。そんな妙なズレがある映画だからだ。
 そんな味わいがある。そんな映画を作るアンダーソン監督は、私よりも2歳年上なだけなんだよなぁ。凄い。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

2008-07-24

やはりここはホラー映画を学校推薦で

 「子供の心がわからなくて不安な親は、殺人鬼系のホラー映画を大量に観た方がいいんじゃないか」と思った次第で。
 殺人鬼の大半が、子供時代に受けた心の傷が動機だったりするんだもん。『アイスクリームマン』とか『悪魔のサンタクロース』とか。『悪魔のいけにえ』もその系統といえなくもないし。そうそう、『DVDでーた』の最新号を見て驚いたことに、『悪魔のサンタクロース』がこの時期にDVD発売されるそうで。夏に、何ゆえ?

 この時期、我が子を信じられない親が観る最適な映画は、やっぱり『オーメン』! 『エクソシスト』もいいけど、『ザ・チャイルド』が最高だね! 胎児に蹴り殺される結末なんて、素っ晴らしいよ! 『悪魔の赤ちゃん』シリーズもいいし、『ローズマリーの赤ちゃん』もいいけど、宇宙でインディアンと『幻魔大戦』ライクな戦いを繰り広げる『マニトウ』は悪魔の子供系では最高級。それらを参考にして、大いに我が子を疑うべきだ

 子供のトラウマってなら、超大作である『バットマン』も外せない。子育てを失敗すると暗黒面に堕ちる『スター・ウォーズ』1~3も。『ハロウィン』や、最後が面白い『サマーキャンプ・インフェルノ』、クローネンバーグ監督の超傑作『ザ・ブルード/怒りのメタファー』、『恐怖の火あぶり』とかもいいね。

 立派な親を観たいなら、コフィン・ジョーさんの『ぜ!!!』シリーズがお薦め。は? 何だそれ? いや、いい映画っすよ。
 親子愛の鑑といえる『マザーズデー』もいい。ちなみにこれを撮ったチャールズ・カウフマン監督による『ブーイング・アドベンチャー/ギャグ噴射家族』も、家族愛とは思えないけど、物凄く頭が悪くて、反面教師的に楽しめること請け合い。

 子供と和気あいあいと観られるものでは、お人形さんがたくさん登場する『ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス』や『スモール・ソルジャーズ』や『パペット・マスター』なんかも情操教育に最適。
 『ピタゴラスイッチ』みたいで面白いのが、『デッド・コースター』。『ファイナル・デスティネーション』と『ファイナル・デッドコースター』もいいけど、やっぱ『デッド・コースター』が最も面白い。頭を使った死に様は、何度見ても感心する。色んな死に様を考える職業とかあったらいいなぁ。

 と、他にも色々あるけど(今すぐ思い付かない)、こんなのを観たら、何が正しくて間違っているのかさっぱりわからなくなって、何もかもがどーでも良くなるかもしれない。子供を疑って良いこともあれば悪いこともある。子供を躾け過ぎて悪くなれば、躾けなさ過ぎて悪くなることもある。甘やかし過ぎて良くなることもあれば、悪くなることもある。どーとでも取れる。
 世の中には色んなことがあるし、色んな人々がいる。それを知るにはホラー映画ほど多彩な人間模様を描いた教材はないだろう。学校が薦めるようなものばかり観ていると、ろくな人間にならないよ!

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

2008-07-24

野球漫画『Dreams』の新しい敵が

 月刊マガジンSPECIALで連載している『Dreams』を愛読している。既に十年以上も連載が続いていて、未だに漫画内の時間が半年も進んでいない素晴らしい野球漫画だ。一部には、いっつも同じアングルの絵ばかりで構成された異様な漫画の1つとも知られている。
 で、その『Dreams』が遂に先月、甲子園の第三試合を終えた。メジャーリーグも真っ青なとんでもない試合だった。魔球は両校共に連発されるし、風の向きを読んで守備位置を変えるし……そんなとんでもない高校生がどこにいるよといいたくなるけど、現在進行形では最も理論的にも優れた(?)野球漫画で、週刊マガジンで連載されている『巨人の星』のアレンジ漫画なんか読んでる場合じゃないですよ。

 ちなみに魔球のネーミングセンスがいちいち素晴らしい。
 魔球エンジェル
 魔球1.7
 魔球KOBE
 嵐!無制限
 目くらまし投法
 爆ボール

 などなど、他にもあるけど忘れた。問題は、それら魔球の理屈が解説されているところだ。よくわからないけど、もしかしたら実現可能なのか……? と、思わないでもない。とにかく、凄い。そりゃあ、『アストロ球団』や、それを上回るムチャクチャな『愛星団徒』(音速を超える球を投げるわ、宇宙人と宇宙空間で戦うわ、エロい怪物がヒロインを触手で責めるわ……)に比べれば、全然普通ではある。ではあるけど、普通の皮を被った異常な野球漫画でもある。

 とにかく、そんな野球漫画で甲子園第三試合が終わり、その後の展開をどうするのかと思っていたのだ。先月号では最後にさらに強そうな学校が登場していたけど、もっともっと魔球やら変な凄い理論やらを登場させるのかと思っていたら、今月号でその正体が判明。
 相手投手が、女子高生! しかも、160kmの球を余裕で投げる主人公に対して、コールド勝ちじゃ済まないくらいの勝利を収めると啖呵を切った。
 女の子が敵に出てくるとは、ちょっと想像してなかった。やるなぁ。どこまで過剰にできるのか、完結までずっと追って行く所存であります。

テーマ : マンガ
ジャンル : アニメ・コミック

2008-07-23

あ、今度は八王子に馬鹿が現れたのか

 ワイドショー大喜びですな。

毎日jp→八王子殺傷:駅ビルで女性書店員が刺され死亡…男を逮捕

 嬉しくなるようなキーワードがあるね。またもや、「派遣社員」らしい。さあ、これから数日間は、「派遣社員」、「フリーター」、「今時の若者」という言葉がTVで飛び交うでしょう。
 しかしこれで、「ゆとり教育」は関係なくなるな。馬鹿は馬鹿。ゆとりがあろうがなかろうが、馬鹿はどうにもならんでしょ。
 正に『ノーカントリー』な状況かもね。「住み難い国」だ。私にはそうでもないけど、そう考える人は大勢いるだろうな。例えば。

毎日jp→愛知・東名バスジャック:14歳通う中学校、母親らPTSD

 記事によると、「我が子とのかかわり方が分からない」という母親が増加中だとか。そんなの、簡単にわかるかっつーの。親がこんな馬鹿だからどうにもならんのだろう。「キレない子にするにはどうすればいいのか」と尋ねる母親も多いらしい。それだってわかんねーってーの。ほんと馬鹿が多いな。親が馬鹿だと子供も苦労するわ。
 どうやって子育てをすべきか? そんなの、我が子から学べよ。他人の意見とか、本やTVの知識なんて当てにならんぞ。千差万別なんだし。色んな意見や知識を取り入れ、でも自分に当てはまらなくて、その都度「うちの子と違う」とかいうのか?
 なるようにしかならんよ。避けようと思っても、予測していても、どうにもならんもんは、ならん。こんなニュースを見ていると、『ノーカントリー』を必見映画として推薦したくなる。夏休みに親子で観る課題映画として、小中学校で推奨してはどうだろうか? もちろん、原作の『血と暴力の国』の方が圧倒的にいいけど。
 
 また、毎日jpの記事にはこうある。
山口カウンセリング協会の園田理事長は事件について『両親や学校側が少年の心理・精神状態を見抜けなかったのではないか』と指摘
 はっはっはー。笑わせるなー。こんなカウンセリング受けに行っちゃ駄目でしょ。溺れる者は藁をすがっちゃ駄目なんだよ。じっとしてる。そんな理性を持ってほしいものだ。持ってないからカウンセリングに行くのか。
 子供の心理を見抜けなかったぁ? 大人だって子供だって、他人の心を見抜けるような心理学的に優秀な人なんてどれだけいるんだよ。問題をバスジャック事件だけに絞れば、「子供の心理を見抜けなかった不始末」はいえるかもしれない。でも、それは事件に当てはめなくても、人間関係全体にいえることで、そうするとその思考の効用はとっても低い。たかが好きな人へのプレゼントすら間違うことがあるってのに。例えば、子供の誕生日で、プレゼントが気に入らなかったからといって殺傷事件が起きたらどうすんの? 「プレゼント選びは、命がけで慎重に!」か?
 園田理事長は続けて、「再発防止には『よい子』という表の顔に隠された裏の心理・精神状態の把握が不可欠」ともいってる。要は疑心暗鬼になれと? 殺伐とした親子関係推奨? 今後は、筒井康隆さんの七瀬・三部作が必読の書ですな。夏休みに親子で読む(以下、省略)
 学校単位での心理テストの実施を必要ともいってるそうだけど、心理テストなんていい加減なもん、学校教育に持ち込むなよ。善意のある馬鹿ほど手に負えないものはないね。こーゆーのがまかり通ると、裁判員制度にも響かないか? 心神喪失や心神衰弱とか、あの判断だってかーなり間違ってるってのに。心理テストの費用だってかかる。ボランティアでやってくれるのか? 大人がちゃんとしていればいいだけなのに?

 心理テストが必要だとしたら、子供でなく、大人の方だろ。
 『羊たちの沈黙』のレクター博士みたいなもので、相手にのまれたら駄目だと思う。馬鹿が事件を起こしたからといって、普段の自分を見失っちゃいけない。馬鹿に合わせちゃ駄目だ。
 秋葉原通り魔にしてもバスジャックにしても、犯人の心の闇とか生い立ちとか知ってもいいことなんて何もない。「何か……うちの子と似ているな」とか不安になるだけだろう。それは、子供にも失礼だし、自分自身に失礼だ。だから私は、「馬鹿は、ただ単に“馬鹿”でいい」と思うのだ。知らなきゃいけないことはたくさんあるけど、知らなくていいこともたくさんある。その見極めをしないと、知識は百害あって一利なし。
 もうね、『羊たちの沈黙』を夏休みに親子で(以下略)

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

2008-07-23

『崖の上のポニョ』は予想通りの大ヒット

 毎日jpの記事で、公開3日間で約15億円の大ヒットらしい。

毎日jp→崖の上のポニョ:公開3日で興行収入約15億円 日本最高の「千と千尋」にあとわずか

 『千と千尋の神隠し』と比較して、興行成績では97%、動員数では101%の大ヒットだそうで。
 私が観に行った時は、意外と空いていたけどね。ま、1館で2スクリーンを使っての上映だったからだろうけど(当然、シネコンでの話)。
 さすがだ。実際、とっても面白かった。また観るかも。いや、観るね。私は、頭の年齢が子供並みだから。

 観る前から何だけど、押井守監督の『スカイ・クロラ』は比較にならないくらい駄目だと思う。アニメの未来がどうとかいってるけど、そんなこといってる押井監督は、もう駄目だろう。明らかに前時代的だもん。それなら『ウォーリー/WALL・E』の方がアニメの未来でしょ。

 どうでもいいんだけど、毎日jpの記事にある、「大都市以外でも多くの観客が観にきている」という東宝の感想、大都市以外の地域を馬鹿にしているのか。

テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

2008-07-23

『映画秘宝』でカナザワ映画祭2008が紹介されていた

 『映画秘宝』の最新号を本屋で立ち読み。
 カナザワ映画祭2008の情報が載っていた。
 これでまた、ライバルが増える……130席分しかないクリスピン・グローヴァーさんのビッグ・スライドショウの……

 まあ、『映画秘宝』なら絶対に取り上げるだろうな、とは思っていた。『映画秘宝』ファンの心のど真ん中を射抜く映画祭だもんね。これで観客数が増えるのはとっても良いことではある。あるんだけど。
 どう考えても130席分は供給不足だと思う。これは早い者勝ちだけでなく、抽選になるのかな? それとも、私が考えるよりはグローヴァーさんの注目度は低く、130席分でも問題ない……わけないか。余裕でチケット購入できると嬉しいような、映画ファンとしては悲しいような。

テーマ : 映画関連ネタ
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2008-07-22

『ダークナイト』が超記録

 アメリカのBoxofficeを見たら、『ダークナイト』が記録破りの大ヒット。

・オープニングの週末興行成績の最高記録=1億5530万ドル
・スクリーン数の最高記録=4366スクリーン
・1日の興行収入の最高記録=6640万ドル

 しかも、評価もほぼ満点。各種新聞でも軒並み高評価。
 私は『バットマン・リターンズ』を『バットマン』シリーズでは最高傑作としているんだけど、確かに予告篇を見ていても面白そうだもんな(『バットマン・リターンズ』から『ダークナイト』までのシリーズ作は完全無視で)。

 でも、『ウォーリー/WALL・E』が下降気味で、寂しい。今、最も期待している映画だもん。『崖の上のポニョ』を観に行ったら、映画館のロビーにでっかいウォーリーの置物(ダンボール製の大きなポップ)があったので、「あ! ウォーリーがいる!」と、群がっていた子供に混じって喜んで触ったし。早く12月にならないかなぁ。予告篇とか、何度見ても泣ける。

テーマ : 映画関連ネタ
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2008-07-21

『ノーカントリー』は『宇宙戦争』だよ

 コーエン兄弟の『ノーカントリー』を観た。正直、よくわからない映画になっていた。
 7割は面白い。「面白いように作ってある」から。残り3割がわからない。「わからないように作ってある」から。だから困った。これはあれだ、皆々様方の思った通りでございます。そんな映画だ。

 卑怯といえば、卑怯。原作通りっつっても、原作をそのまま映画にしなくてもいいと思うのだが。よくこれでアカデミー脚色賞を受賞したな。作品の格、脚色の仕方、演技は……引き分けだけど、基本的に『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の方が優れているのに……アカデミー賞も所詮は出来レースか。
 原作者であるコーマック・マッカーシーさんは、『すべての美しい馬』で有名だ。題名通り、美しく、詩的で、本当に素晴らしい小説。登場人物の内面描写を極力廃し、行動のみで示す、ハードボイルドな世界。そして、『ノーカントリー』の原作である『血と暴力の国』も同様に素晴らしい。
 最初は、『ノーカントリー』が『すべての美しい馬』と同じ作家によるものとは知らなかった。そもそも、『すべての美しい馬』は、映画版が余りにも酷い出来で、そのせいで原作を読まない人が多いと思う。是非、読むべきだ。同様に、『ノーカントリー』の原作である『血と暴力の国』も読むべきだ。はっきりいって、『ノーカントリー』と比べようもないくらい、素晴らしい。
 ついでに最近発売された『ザ・ロード』も素晴らしい。SFとしても、また相変わらずの暴力哲学小説としても。ピューリッツァー賞を獲っただけはある。

 『ノーカントリー』は、テーマは結構、深遠。でも、そんなこと以前に、画面の面白さが優先。もちろん、ハビエル・バルデムさん演じる殺し屋シガーのことだ。シガーの描写は、原作とは全く異なるというか、映画向けにブローアップされている。
 「七・三分け」どころか「九・一分け」のおかっぱという強烈なヘアースタイルに、無表情。そんなシガーが、とにかく会う人会う人殺しまくる。買い物ついでに殺し、道を尋ねるついでに殺し、わけもなく殺す。殺し屋というよりは、正に「ナチュラル・ボーン・キラー」。しかも、武器が空気ボンベ。ホースの先を対象者の額に当て、ぶしゅっと圧縮空気をエアガンみたいに発射して殺す。硬貨大の穴が頭に貫通する。映画史上に絶対残る強烈なキャラだろう。強烈すぎて夢見そうだもん。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : ノーカントリー

2008-07-19

8月以降のシネモンド

 私はシネモンドの会員のくせに、平均すると1ヶ月に1本くらいしかシネモンドで観てない。やたらと観る時と全く観ない時があって、全く観ない時は半年以上も観ない。凄い極端。そこから考えると、私はいわゆるシネコン派であることがわかる。シネコン映画は週に1本は観ているし(その感想をブログに反映してないのは、私がめんどくさがりだからで、雑感が多いのは簡単だから)。それでも、8月のシネモンドは必見映画がある。

シネモンド→SCHEDULE

 観たいのは、『接吻』と『ぐるりのこと。』、そしてそして、『片腕マシンガール』! ああっ、金沢でも観られるんだっ! 知らなかった!
 でもさ、何で1週間しか上映しないの!? 何て不遇な扱い! こういっちゃあ何だけど、8月の上映作品中、映画史に名前を残すのは絶対に『片腕マシンガール』だよ!
 ええ、ええ、わかってますとも、私が偏愛の持ち主であることは。『片腕マシンガール』なんて、一般人にとっては馬鹿映画であることも。それでも、『片腕マシンガール』こそが世界の片隅で愛を叫ぶ映画だと思うのですがっ!
 ここら辺の感覚がイマイチ、シネモンドと合わないんだよなぁ……そんなに予想動員数が低いのかなぁ。

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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

2008-07-19

フィルマゲドンは戦いだ

 公式ブログで「カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン」の情報開示がされたからか、色んな人がその情報について書いているからか、公式ブログの閲覧者カウンターを見たら……情報開示前に比べて一気に2000人くらい増加してる!

 全体的に観る価値のある映画ばかりとはいえ、やはり目玉はクリスピン・グローヴァーさんの『What is it ?』と『It is Fine! Everything is fine.』だ。普通の映画館では上映されないし、マニアックなミニシアターでも上映されないし、DVDにもならない。グローヴァーさんが漏れなくセットな、ビッグ・スライドショウでしか観られない。
 全世界から、とは思わないけど日本中からグローヴァーさん目当てに映画ファンが集まってくるに違いない。カウンター数の大幅増はそれを表している。だのにチケット数は130人分だよ。熾烈な戦いになるだろう……っ!

 グローヴァーさんの公式サイトでカナザワ映画祭に出ることを知った時は物凄く興奮して喜んでしまったけど、冷静に考えると、どうやってチケット獲ればいいんだろ……130人限定となると、やっぱ何らかの争奪戦に勝たねばならんだろ。それがどのような争奪戦になるのか……
 喜んだ分、ちょっと落ち込むなぁ。9/14は私の誕生日なので、「開演日が誕生日の人の早い者勝ち」とかだったら、かなり私有利になるんだけど。つか、誕生日に『It is Fine! Everything is fine.』を観たがるってのもどうなのかと。

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tag : カナザワ映画祭

2008-07-18

VIP席でポニョポニョするんかい!

 やーらしー!
 いや、以前に書いたVIP席で3万円の新宿ピカデりーの件。どんな映画を上映するのかと公式サイトを見てみたら、プラチナ席で観られるのは現時点では『崖の上のポニョ』だけ。えぇ~、『崖の上のポニョ』をプラチナ価格で観たいかぁ~?
 どんな施設かは、公式サイトを見てみましょう。

リンク→新宿ピカデリー

 さすがに綺麗な劇場ですな。考えてみたら、2階席のある映画館なんて随分長いこと見たことないや(私が映画を観るようになって以降は、金沢市では金劇しか知らない)。凄いなぁ。どんな感じに見えるのか、少し興味はある。あるけど、映画1本に5千円以上使うなんて馬鹿らしいので、絶対に観んね。5千円も使うなら、それこそ最前列で5本観るよ。
 うーん、やっぱりわからんねー。1本に5千円以上使うってのが。

 おすぎさんとかが「この映画は何千円以上の価値がある」とか褒めたりすることあるけど、あの褒め方は正しいようで完璧に間違っていると思うんだよな。面白いんなら、本当は料金を下げなきゃいけないでしょ。確かに、付加価値があるって気持ちはわかるんだけど、それで敷居を高くしちゃって結局、来場者数が減ったら意味がない。
 適正価格ってのがあるわけで、映画の普通料金は全国的に1800円だろうから、適正価格はそれを超えてはいけない。それ以下ならお得感がある。あるが、価格を下げると、別の商品の価格を上げるか、別の部分のコストを下げなきゃいけない。
 面白いからって料金を上げると、その上げた分はどこに行くのか? どこにも行かないんだよね。映画会社が得するだけ。映画館はチケット料金から少ししか収入がない。1800円でも本当は安い。でも値上げすると客は絶対に来ない。料金を下げたら、潰れる映画館が続出する。千円で喜んで月に何本も観る映画ファン自体、数が少ない。
 だから、映画館が独自にプレミアムを付けるのはわからなくもない。わからなくもないけど、そこから映画ファンには何か還元されるの? 喜び? 楽しみ? 感動? いやいや、単なる自己満足ですな。基本的にプレミアムの価値は「それを入手できた」ことにしかないんだし。そんなの、映画ファンには関係のない話だ。それを考えれば、プラチナ席は映画ファンには何も寄与していない。当然、「面白いから料金を上げた」も意味がない。

 しかし、おすぎさんのような有名な映画評論家が「これは物凄く面白いので、みんなに観てもらいたくて、価格を下げました」とかいってくれるとどうだろうか? 広告塔としての料金をタダで行えば、ほんの少しは意味があるかもしれない(焼け石に水だろうけど)。
 プロの映画評論家として、映画を心から愛する者として、1本の映画の運命を身を挺して担ってもいいと思うのだ。映画とともに全国行脚するとか。しかも必要経費は自費で。どうでもいい映画ならいざ知らず、自らが「とっても感動した」とまでいうのなら、そこに対する姿勢も問われるべきだろう。プロなんだし。
 映画が好きで、映画に詳しくてってだけで映画評論を述べることは、今や誰でもできるようになった。プロよりも詳しい人が大勢いることもネットのお陰で判明した(その言論に価値があるかどうかは別問題だけど)。
 そうなると、プロのやることは、どのようにして映画に貢献するか、だろう。それは映画館にも問われることだと思う。そう考えると、映画に貢献しているプロってのは、「プロ」を名乗っている人数よりは少ないと思う。

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2008-07-17

話題のニュースにちょっと思う

 中学生によるバスジャック事件といえば、真っ先に想起したのは数年前にあった高校生によるバスジャック事件であり、青山真治監督の『ユリイカ』だろう。
 今回のバスジャック事件でもニュースで劇場型犯罪と表現されていたりするけど、その劇場バージョンは『ユリイカ』だったりするので、かーなり寂しい限りだ。『スピード』ではないし、『新幹線大爆破』でもないし、『太陽を盗んだ男』でもない。何らかの不満を抱いていて、しかしその発散の仕方が『ユリイカ』。頭の悪さが滲み出てます。
 そして、「父親に怒られて腹いせに世間を騒がしてやろうと思った」というバスジャック理由から真っ先に想起したのは、十年くらい前に富山県でコーランを破り捨てた二十代女性の事件。あれも仲の悪い父親を困らせるために世間を騒がせてやろうと考えたものだった。
 今回のバスジャック事件は14歳。コーラン破り捨ては二十代。1回りくらい違う。歳を経ても、馬鹿には関係ないのがよーくわかる。
 大した大問題に発展はしなかったけど、コーランはイスラム教徒にとっては命よりも大切とされるもの。それを父親を困らせたいという馬鹿な理由だけで破り捨てられるような、他人の大切なものの価値を理解できない人が、他人から大切にされるわけないっての。当然のことでしょ。
 父親を困らせたいなら、父親に直接危害を加えろってんだ。

 大分の教員汚職事件で、不正合格した教員を採用取消するそうだけど、何で?
 確かに不正採用されたことは良くないけど、今現在のその不正教員はとっても優秀かもしれないじゃないか。もしかしたら、“ちゃんと合格できていたかもしれない”教員より優秀かもしれない。不正は犯罪なので何らかの処罰は必要だろうけど、そこだけで判断するのは、馬鹿のすることじゃないの?
 別にいーじゃない、不正教員でも。ちゃんとした教員になっているのなら問題ないだろ。駄目な教員は即刻採用取消でいいと思うけど。
 日本はどーしてこーゆー部分で思考停止というか思考放棄しちゃうんだろ?

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2008-07-17

『カナザワ映画祭2008』のラインナップが決定!

 ブログにて情報が公開された。

かなざわ映画の会の日々是映画→カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン

 公式サイトのフラッシュ画像に中原昌也さんっぽい絵が含まれているな、とは思っていたけど、中原さんがメインビジュアルを担当していたのか。
 さて、ラインナップの内容は……
 
★9/12オープニングまちなか野外上映『ヤコペッティの世界残酷物語』 1962年
 入場無料、会場:新天地商店街広場

★「クリスピン・グローヴァーのビッグ・スライドショウ」
 ゲスト:クリスピン・グローヴァー、柳下毅一郎(通訳、字幕翻訳)
 ※各公演限定130席
 9/13公演内容:ビッグ・スライドショウ
          『What is it ?』上映
          Q & A
          サイン会
 9/14公演内容:ビッグ・スライドショウ
          『It is Fine! Everything is fine.』上映
           Q & A
          サイン会

★「21世紀の黙示録」
 『シャドウ・カンパニー 戦争を変えた民間軍事会社』 "Shadow company" 2006 アメリカ作品
 『アブグレイブの亡霊』 "Ghosts of Abu Ghraib" 2007 アメリカ作品
 『消えた少女たち』 "Senorita Exitraviada" 2001 メキシコ作品

★「フレデリック・ワイズマン 日本初公開作品」
 『基礎訓練
 『ミサイル

★9/15「釣崎清隆 ショックメンタリー」
 ゲスト:釣崎清隆、モブ・ノリオ
 『ジャンク・フィルム
 『死化粧師オロスコ

★「20世紀の黙示録」
 『意志の勝利』 1935 ドイツ第三帝国
 『はだしのゲン アニメ版
 『にっぽん’69 セックス猟奇地帯
 『山谷 やられたらやりかえせ
 『衝撃の世界死刑史
 『蟹工船

★「駅前シネマ覆面オールナイト これは実話だ!」
  9/14 23:55〜6:00(4本上映)
 秘蔵フィルムお蔵だし!!

 今回は、今まで以上に色々と考えてあるランナップだ。統一感もある。
 私には……9/13、14が重要。クリスピン・グローヴァーさんと、駅前シネマ。最低限、それは観なければ! 特にグローヴァーさんのは130席限定のようなので、早い者勝ち。とりあえず早速、仕事の休みを調整してしまおう(嗚呼、WIRE08休暇を取っているというのに……)。
 また結構な出費が想定されるので、今から無駄使いに気を付けねば。
 
 ラインナップ自体は、中原さんがメインビジュアルを担当しているだけはあり、全体的にプアー色が濃厚。ゲストにモブ・ノリオさんが来るので、呼ばれなくても来るだろう中原さんと(予想)、芥川賞の落選・当選者が世紀のデスマッチを繰り広げる様相になるだろう(希望)。
 とりあえず、ヤコペッティ作品がオープニングを飾っているので、ピュアなハートの持ち主は、真剣に「これが世界の真実か!?」などと思わないようにしましょう。
 さらなる詳細の公開と、チラシの配布はまだみたい。スタッフの皆様は、お疲れ様です。楽しませてもらい、感謝感謝です。

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2008-07-15

チケット1枚が1万5千円の映画館

 2人で3万円のVIP席を設けた映画館が誕生したとか。

asahi.com→超VIP席2人で3万円 新宿の新シネコンに誕生

 記事にはこうある。
おふたり様3万円のVIP席で、映画とぜいたく気分を満喫しませんか――。「世界で最も高価な映画空間」をうたうシネコン。
2階バルコニー席両端に、周囲から仕切られた2人席が各1組。イタリアのカッシーナ社のソファが置かれ、悠々と個室感覚でくつろげる。一般客とは、入り口も、トイレもエレベーターも別。待合室は専用。

 なるほど確かにVIPを謳うだけはありますな。しかし、そんなVIP席でも、観る映画はアホみたいな映画だったりするんだろうなぁ。どんだけVIPとはいっても、観られる映画までVIPなわけじゃないからね。例えば今やってる『花より男子ファイナル』なんかをVIP席で観て、自分もVIPの仲間入り気分とか。アホな映画でしたよ、あれは。原作の良かった部分がぶち壊れてた……あ~あ、観るんじゃなかった。
 入り口もトイレもエレベーターも別とはいえ、映画館関係者には知られるわけで、絶対にそこから情報漏洩する気がする。嬉々として、掲示板やブログで、「あの芸能人がお忍びで来てた!」とか書く馬鹿がいないとも限らない。それに、それにだ。

 映画は、映画館で観るから面白い。映画館で観るのが何で面白いのかというと、スクリーンの大きさは当然あるけど、他の客が周りにいるからだ。自分だけで堪能したいなら、家のTVで観てればいい。色んな客がいる中で1つの映画を共有するから、面白いのだ。
 マナーの良い客がいれば悪い客もいる。外人客が、理解できない場面で大はしゃぎしていて驚かされる。自分が爆笑する場面で、誰も笑ってない。自分はボロボロ泣いているのに、誰も泣いてない。途中で飽きて、館内を走り回っている子供がいる。ピクニック気分で、お弁当を広げて食べている家族連れもいる。色んな客がいて、その中で色んな感情を抱きながら観るから、映画は面白いのだ。
 私はだから、客席がガラガラだと寂しい。満員で、立ち見が出るくらいの時、物凄く興奮する。こんなことを考えている映画ファンは、もう多数派でないんだろうなぁ。

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2008-07-14

『能登の花ヨメ』の夫不在は不思議

 『能登の花ヨメ』の感想で書き忘れていたことに、「夫の不在」がある。花嫁しか活躍しない、とても変なドラマなのだ。
 花嫁が一生懸命に苦労して頑張っている間、夫はずーっと不在。冒頭に少し出たら、最後の最後になって脈絡なく登場するまで活躍なし。「そういやこんな奴いたな」と忘れるくらい。家族関係の物語なのに、夫不在で嫁と姑だけがいる。変だ。

 そもそも、田中美里さん演じる主人公が、「いい男なのよ~」とのろけているからどれだけカッコイイ夫なのかと思ったら、リリー・フランキーさんみたいな人。リリー・フランキーさんが駄目ってんじゃないけど、「いい男なのよ~」と自慢されて登場したのがリリー・フランキーさんだと、「えぇ~っ!?」と思うじゃない?
 「いい男」である夫は海外出張で不在なため、年老いた義母の世話を田中さんがするわけだ。「お義母様の世話は、妻である私の仕事!」と大張り切り。しかし田中さんは料理すらまともにできない。主婦らしいことがからっきし駄目なのだ。それなのに、「他人の世話」をしようとする。ここら辺、いかにも現代らしい雰囲気を出そうとしたのだろうけど、明らかに失敗。だって、田中さんって、どう考えても単なる馬鹿にしか見えないんだもん。

 内海桂子さん演じる近所のお婆さんと山のキノコ狩りへ出かけ、そのせいで泉ピン子さんに怒られるんだけど、田中さんは逆ギレする。誰がどう見ても田中さんが悪いのに。とにかく、馬鹿。
 そのくせ、派遣社員として働いてきた広告代理店の仕事には未練が大あり。そっちではそれなりにキャリアがあったようだけど、所詮は派遣社員だよ? しかも広告代理店って。今時の女性がキャリアウーマンを演じると広告代理店かぁ……ありきたり過ぎの上に時代遅れ。そんなものしか思い付かなかったのかと。顧客と折衝をしなきゃいけない、それなりに重要なポストにいたようだけど、そんな人が田舎で対人関係に困るとは、よく仕事できたな。
 そんな嫁にいきなりやって来られては、誰だって困惑するだろう。どうしてこの手の物語は、どこかに「欠け」がある人同士の対立となるんだろうか。まあ、「欠け」のない人同士の物語を盛り上げるには、製作者が頭良くないと駄目ってのはある。だから頭の良い人同士の物語で面白いものは、とても少ない。多くの製作者は、登場人物の頭の悪さに頼らざるを得ないのだ。

 地震被災地である能登を舞台にするなら、もっと別の物語があった筈だ。家族関係を描くなら、そこには夫の姿も必要だった。海外出張で不在なら不在で、その不在を嘆く展開が必要だった。それがなくて、「強い花嫁」を描こうとして、「派遣社員」に「広告代理店」を使う。
 しかし、さすがに女性ばかりで物語は作れず、近所に住む男性陣も物語に貢献する。夫が不在で、その不満も描かれないのには、他の男性が代わりに頑張っているからだ。これ、どう考えてもおかしい。何でそんな変な構造にしたんだろう?
 素直に考えれば――夫不在で妻が嘆き、仕方なく夫が出張から帰ってきた挙句に夫婦間不和が生じ、離婚騒動と故郷へ戻るイベントが発生――という展開があってもいいだろうに。
 夫不在のまま家族問題を語る『能登の花ヨメ』は、これまた女性をターゲットにした映画作りとなっているのだろう。震災復興映画であっても、女性をターゲットにしなきゃいけなくて、しかもそれが欠損映画なんだよね。同じ震災復興映画でも、『ありがとう』にあって『能登の花ヨメ』にないのは、ちゃんとした家族間の物語だ。それもなしに復興なんて、あり得ないと思うんだけど。

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ジャンル : 映画

tag : 能登の花ヨメ

2008-07-13

『ランボー 最後の戦場』は夏の夜空を彩るゴミクズヒューマニズム映画

 『ランボー 最後の戦場』を観た。これから暑くなる夏に向け、今観ておくべき映画だ。いや、夏真っ盛りに観るべき映画だ。できれば野外上映なんかが好ましい。
 デートなんかで、「真っ赤に飛び散る打ち上げ花火みたいな映像がたくさん見られる素敵な映画」とかいって誘いたくなる映画だ。

 夏といえば、花火。花火といえば、炸裂。炸裂といえば……死デス! 花火のように人間が、「ズッパーン! ドッバーン!」と炸裂して死にまくる映画、それが『ランボー 最後の戦場』! しかも! 物凄い大量の花火(死)がスクリーンを彩る! 気前良すぎて、「た~まや~、か~ぎや~」とでも合いの手を入れたくなる程だ。『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』の最後の場面を百倍パワーアップしたようなものだけで作られている、それが『ランボー 最後の戦場』だ!!
 はっきりいって、やり過ぎている。あそこまで残酷に派手に過剰に大量に殺さなくてもいいんじゃないか、とは思う。しかし、映画たるもの、やり過ぎてナンボだ。『サウスパーク』だって、映画になった暁には、「ビガー、ロンガー、アンカット」と煽ってたじゃないか。大きなスクリーンで観るんだもの、TVなんかじゃ絶対に味わえないようなものを見たいじゃないか。『ランボー 最後の戦場』は、正にそれ。今のTVじゃ放送できそうにないくらい、これが最後と思ったからか、やりたい放題だ。

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テーマ : 映画感想
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tag : ランボー最後の戦場

2008-07-11

『能登の花ヨメ』の多大なる間違い

 『能登の花ヨメ』を観た。能登震災復興映画で……それだけの映画。
 震災復興映画といえば、最近では赤井英和さん主演の『ありがとう』がある。阪神大震災から始まる奇跡のような実話の物語。あれは、駄目な点もたくさんあるけど、面白かった。ちゃんと「還暦過ぎてデビューしたプロゴルファー物語」という「売り」があった。『能登の花ヨメ』はどうだったか。

 物語はありふれている。都会者が田舎に引越し、カルチャーショックを受ける。しかし、田舎特有の温かみある人情に触れ、田舎の良さを知る。古今東西、何度も作られてきた物語だ。
 都会者が田舎で過ごす物語――そのタイプで私が好きなのは、マイケル・J・フォックスさん主演の『ドク・ハリウッド』。一般的には、フォックスさんの人気下り坂最中の1作として、低い評価の映画だと思うけど(実際、大ヒットはしなかった)、印象深い場面があって、私は大好きだ。それは、フォックスさん演じる医者が念願のハリウッドに行くことができたのに、郷愁にかられ、電話で今までいた田舎町の天気予報を聞く場面だ。全体的には凡作なんだけど、この場面だけがとても好きなので、部分が全体を越えた。『能登の花ヨメ』には、全体も部分もどっちも特別に印象深い場面がなかった。

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テーマ : 映画感想
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tag : 能登の花ヨメ

2008-07-10

遂に明日、iPhoneの発売……なんだけど

 iPhone……欲しいんだけど、何か、アップルのサイトで見られるビデオガイドが、こう、イラッとして。

リンク→アップルサイト-iPhone 3G ビデオガイド

 ビデオガイドのお兄さんがね、手振り身振りでiPhone3Gの説明をしてくれるんだけど……妙にイラッとするのだ。
 まず、遅い。さっさと説明しやがれ。
 次に、身振り手振りが気になって仕方ない。変な西洋人って感じ。しかも、同じ身振り手振りをひたすら延々と繰り返すもんだから、もしかしたら同じ動画をリピート再生して台詞だけ被せてるんじゃないかと疑って、無駄に凝視してしまったじゃないか。
 つか、ガイドさん、いらないんじゃない?

 あれは、逆に購買意欲を失うなぁ……

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2008-07-09

秋葉原通り魔事件は続くよ、どこまでも

 いつかこんな議論が出るだろうなと思ったら、出た。

産経ニュース→【秋葉原通り魔事件】暴発は脳の機能不全? 脚光浴びる脳科学

 えー、「秋葉原の無差別殺傷事件を代表とする、若者の暴走による凶悪犯罪は、大きな社会不安となっている」そうでございます。私と致しましては、洞爺湖サミットの特集をしているワイドショーで、ファーストレディーのファッションチェックなんぞをしている馬鹿どもに大きな不安を感じますがいかがでしょうか。
 脳科学による犯罪の研究が今後は進むとありますが、ずいぶん昔からそれはいわれてましたよねぇ。『時計じかけのオレンジ』みたいでございます。
 若者の無軌道ぶりは、識者に「脳の機能不全が影響しているのではないか」と指摘されているそうでございます。なるほど、確かに馬鹿が多いとは思いますが、それをいうなら昔から暴走する若者は変わらずおりました。犯罪白書を参考にしてもらえば、それがわかります。

リンク→各年犯罪白書(昭和35~平成18年)

 いわゆる若者(29歳までとする)の犯罪は、微妙に増減し、特に平成元年から平成10年くらいまでは暴走が目立ったのかもしれませんが、現状が飛躍的に暴走していると思えません。
 逆に目立つのは、50歳以上の暴走ですね。50歳以上の人は、脳に障害が発生し易いのでしょう。50歳以上の人は注意して下さい。
 若者の犯罪が多いのは当然なのです。歳を取り、肉体的にも衰える中年以上より、若者の犯罪が多いのは至極当然のこと。だのに年々、中年以上の犯罪が増えている。これこそが社会問題であり、大きな社会不安であろうと思われます。
 50歳以上となれば、年金を頼る人生が見えてくる頃。老後の貯えもあり、悠々自適な隠居生活を楽しむことが夢見られる世代。しかし、犯罪者が増えている。これは老後なんて楽しくも何ともない、という今の日本社会を反映しており、とても不安になります。このまま生きていても――ましてや長生きなどしようものなら――何一つ良いことはない、それが今の日本社会なのです。また、若い頃に犯罪を犯し、中年以降になって刑務所から出所しても居場所がなく、再び犯罪を犯すことがあります。50歳以上の犯罪数には、再犯もそれなりに含まれていると思われます。再犯率の高さ、それも社会構造の問題の一つといえましょう。

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テーマ : 気になるニュース
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2008-07-06

日本のメジャーはレベル・ミュージックが売れない

 何の番組か忘れたけど、TV番組のエンディングでCliff Edgeというヒップホップっぽいグループの「LIV~大切なあなたへ~」という曲がかかっていた。
 たぶん……歌詞からして、あーゆーのが人気あって、それなりに売れているんだろうけど……何でヒップホップで「励ましソング」を歌うのか、理解に苦しむ。
 形ばっかのヒップホップ風「励ましソング」または「応援ソング」は、ドラゴン・アッシュの「陽はまたのぼりくりかえす」だけでいいでしょうに。あれは日本のポップシーンにとってエポックだったけど、それ以降はドラゴン・アッシュ自身も含め、みんな形骸化した物真似だよ。まだそれが出続けていたのか。

 一応、ファンからは「実力派」とかいわれているようだけど、Cliff Edgeを聴いてヒップホップに目覚め、ルーツなんかを聴くとは思えないし……日本の音楽ランキングを賑わす一部のメジャーなヒップホップの普及には貢献しても、ヒップホップの普及には障壁になるだけのような気がする。どうなんだろ?
 私が考えるポップなヒップホップといったら、N★E★R★Dアウト・キャストカニエ・ウェストさんやウィル・アイ・アムブラック・アイド・ピーズ)さんなどで、日本なら当然のようにスチャダラパーなんかになるんだけど、Cliff Edgeを聴いている人はそんなの聴くのかなぁ?

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テーマ : 思ったこと・感じたこと
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tag : CliffEdge Liv~大切なあなたへ~

2008-07-06

『シューテム・アップ』は立派な馬鹿映画

 『シューテム・アップ』を観た。見事だった。見事なガンアクション映画だった。見事なまでの馬鹿映画だった。中身空っぽ。見た目最重視。
 というかこれは、ジョン・ウー映画とジャッキー・チェン映画を観て大興奮した男子小中学生が仲間と“ごっこ”遊びをした内容を映画化したようなものだ

 “ごっこ”なので、物語なんてあってないようなもの。とにかく、ジョン・ウー映画とジャッキー・チェン映画と、あとウエスタン映画とついでに『子連れ狼』のカッコイイ真似をしたいだけなので(勝手な憶測)、ポーズ最優先で物語は後付け。それは正しい。めっちゃくちゃ正しいでしょ! 馬鹿映画であることを全く恥じぬ、真に立派な馬鹿映画だ!
 ガンアクション映画として新時代を築く程のものではないけど、斬新なガンアクション映画でもある。新しいガンアクションとしては「ガン=カタ」が想起されるが、『シューテム・アップ』のそれは、基本動作がジャッキー・チェンさんの『プロジェクトA』に於けるアクションみたいなのだ。つまり、周囲にある小道具を最大限に有効利用してしまおう、というもの。いうなれば、チェンさんがパンチやキックの代わりに銃を使うような映画。または、重力や慣性の法則を利用した、ガンアクション版『ピタゴラスイッチ』ともいえる。
 とにかく、いかにしてカッコイイかつ斬新なガンアクションを見せるか、それだけに全身全霊を費やしている。

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tag : シューテム・アップ

2008-07-05

『ハンコック』なんかに『WALL・E/ウォーリー』が負けた!

 7月2日付のBoxofficeのデータによると、

--Title -- Daily Gross -- Total Gross -- Weeks
01 ハンコック -- $17,386,366 -- $24,221,400 -- 0
02 WALL・E/ウォーリー -- $6,709,436 -- $86,311,330 -- 1
03 ウォンテッド -- $3,588,405 -- $65,500,990 -- 1
04 ゲット・スマート -- $1,835,000 -- $84,499,632 -- 2
05 カンフー・パンダ -- $1,383,000 -- $184,045,882 -- 4
06 Kit Kittredge: An American Girl -- $1,115,855 -- $1,613,624 -- 2
07 インクレディブル・ハルク -- $723,505 -- $118,945,065 -- 3
08 セックス・アンド・ザ・シティ -- $525,000 -- $141,874,068 -- 5
09 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 -- $489,000 -- $301,883,348 -- 6
10 ラブ・グル -- $424,000 -- $27,131,084 -- 2
という結果に。

 『ハンコック』は、見るからに駄作っぽいのに……やっぱウィル・スミスさんの人気は強い。さすがに製作にまで名を連ねているだけはある。今作も「俺節」全開っスかね。
 監督は昨年の『キングダム/見えざる敵』を作ったピーター・バーグさん。『キングダム/見えざる敵』の感想でも書いたけど、本当によくわからんフィルモグラフィーだなぁ。
 ついでに製作者のアキヴァ・ゴールズマンさんって、ウィル・スミスさん好きなのかね? 『アイ・アム・レジェンド』では製作と脚本を担当し、『アイ、ロボット』では脚本を担当している。

 『WALL・E/ウォーリー』は、3億ドルは行くかもと思われていたけど……さすがに3億ドルは難しいような。とりあえずの1億ドル突破は確実。
 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は危な気なく3億ドル突破。シリーズ中、最も売れたんじゃないの? バランスの欠いた変な映画なのに。
 『ラブ・グル』は急降下したなー。『オースティン・パワーズ』シリーズに比べると、明らかに人気ないみたいで。

 驚きの大躍進が、『Kit Kittredge: An American Girl』て映画。Weeksを見ると上映2週目なんだけど、確か先週のベスト10圏内に『Kit Kittredge: An American Girl』はなかった。ベスト10圏外からランクインってことか。実際のBoxofficeを見ると、Daily Grossが前日の999%アップ、上映館数も1748館アップの急上昇。凄いな。
 どんな映画なのかと思ったら、家族向けの夏休み映画って感じ。主演は、『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンさん。チビ・デブ・メガネのくせに美少女コンテストに出る、ちょっとズレた女の子をとても上手に演じて絶賛を受けた女の子だ。映画そのものは、家族愛+ロードムービーという使い古されたジャンル映画で、いわゆるサンダンス系映画っぽくもあるんだけど、ちっさくまとまっておらず、おかしくて悲しくて笑える傑作だ。ブレスリンさんは、本当は太ってないのにお腹に詰め物してデブっちょな女の子を愛嬌たっぷりに演じていた。子供だてらに米アカデミー賞の助演女優賞にノミネートまでされたくらいだ。
 さて、『Kit Kittredge An American Girl』はどんな映画なのか、YouTubeで予告篇を見てみた。舞台はどうも、'30年代の古き良きアメリカ。ブレスリンさんは主人公のキット役。新聞記者を目指し、メモを片手に特ダネを探して、見つけてはタイプライターで記事にする、好奇心旺盛で大人顔負けに理知的な女の子。でも、大恐慌が襲って来て、父親が出稼ぎする羽目になり、家計は大ピンチ。しかも、そこに大変な事件が起きる。そんな危機を持ち前の好奇心と知性、大切な友達とで乗り越え、新聞記者の夢を叶えられるでしょうか!?
 と、そんな物語らしい。American Girlて女の子向けおもちゃ会社の絵本が原作らしい。これは……私にゃ縁のない映画だね。

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2008-07-04

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は還暦向け

 そういえば、東洋経済にこんな記事があったの思い出した。

東洋経済Online→「過去・現在の隠れた事実を娯楽映画の中で描きたい」

 記事から一部抜粋。
【インタビュアー】60歳代のハリソン・フォードが演じるインディが活躍する今回の物語は、退職期にあるベビーブーマー世代(日本の「団塊の世代」に相当)が、実社会でもうひと暴れしたいという欲求の具現化であると指摘する社会学者がいます。製作に当たって、ベビーブーマー世代を意識した?

【ジョージ・ルーカス】意識するもなにも、私自身がそもそもベビーブーマー世代だから(笑)。要するに私自身が自分と同じような年代の人間が活躍する映画を見たかった。それだけだよ。

 あはははは、インタビュアーはアホなこと訊くなぁ。ちょっとは事前に勉強してからインタビューしろよ。何だよ社会学者って。
 訊かなくてもわかってるような質問ばっか。知能の低さが垣間見えます。

 しかし、何度考えても、ルーカス・フィルムがインディペンデントってのは凄いなぁ。シネコンでかかる映画を低俗と見る人がいるけど、そこらの芸術性溢れる映画様よりもルーカス・フィルムの方が圧倒的に凄いよね。
 映画を芸術や技法で批評したり分析するなら、ルーカス・フィルムは落第点の作品ばかりだ。でも、ルーカス・フィルムだって映画の歴史を間違いなく更新した。ゴダールも間違いなく映画を変えた。ルーカス・フィルムやスピルバーグ監督は、それとは違うやり方で映画を変えた。芸術的にか、工業的にか、という違い。

 何でシネコン的な映画を目の敵にする人がいるのか、さっぱりわからん。

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2008-07-03

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は『1941』並みのやりすぎ映画

 スティーヴン・スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を観た。いや~、凄い映画だった。

 はっきりいって、一般的に『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は面白くない。
 まず、上映時間が長い。あと十分は短くできる。冗長な背景説明はかなりカットできるだろう。オカルトや古代文明やSF知識に興味ないと全く意味を持たない台詞が多すぎる。逆に、詳しい人は開始十分くらいで後半の展開が読めてしまう。駄目な脚本の典型。アクション映画なのに、「ふーん」とか「へー」とか、ぼーっと眺めているしかない場面が多く、途中で飽きるかもしれない。それは、これまでの「インディ」シリーズになかったものだ。
 次に、これはいっても仕方ないことだけど、アクションのゆったり感は何とかならんのかと。ハリソン・フォードさんが高齢であるから無理させられないんだろうけど。その代わりに若手が頑張ってはいても、まだまだ大作の主役格には届いていない。マット・デイモンさんの「ボーン」シリーズが主流となった今では、スピルバーグ監督のアクションに対する基本姿勢が旧態然としていることも問題だ。まあ、何もかもが「ボーン」シリーズ以降となる必要はないが、ゆったりしているとどうしても感じてしまう。
 そして、何よりも脚本の出来が酷い。物語はピースの集まりに過ぎず、それらが集まって見事な全体像を形成することはない。思いつきをだらだらと書き綴っただけの代物。観た人は誰もが絶対に思うだろうけど、『ミスト』『ショーシャンクの空に』のフランク・ダラボン監督の手による没脚本を是非読んでみたいものだ。たぶん絶対にそっちの方が面白そうなんだもん。
 だがしかし、間違いなくシリーズ最低に出来の悪い、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』なのに、シリーズ最高に「凄い」と思った。それは、スピルバーグ監督らしい仕上がりになっているから。間違いなく、“今”のスピルバーグ監督の作品だ。

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プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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