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2008-03-31

アメリカ大統領予備選のシッコな事柄

 ヒラリーさんが民主党候補から追い出されそうな勢い。

毎日jp→アメリカの選択:大統領選予備選 民主混迷、クリントン氏に強まる撤退圧力
CNN.co.jp→クリントン氏、選挙戦撤退を拒否 オバマ氏も「継続を」と

 日本でもアメリカでも民主党2人の争いばかりがやたらと取り上げられているけど、実際のところ共和党が本選で勝ったらどーするんだろ? だってさ、「中絶反対」と「同性愛反対」なんてものを唱えるだけでもかなりの支持を集められるんだよ? いくらイラク問題でブッシュ大統領が支持率低くても、そこら辺の根本が変わらない限り、どうにもならんのじゃないか?
 ブッシュ大統領もさっさとマケイン候補支持に回ったのが笑えるよね。自分の大統領選の時にはメチャクチャ貶し(批判ではない)まくってたくせに。本当、ショーとして面白いよ、アメリカ大統領選は。

 映画ファンとしては、やはり『シッコ』で扱われていた国民皆保険が成立するのかしないのかが注目だ。
 ヒラリー候補も『シッコ』に登場していた。国民皆保険制度を成立させようとしたけど挫折して、今では保険会社から莫大な献金を貰っている、と描かれている。そこだけを取り出せば、ヒラリー候補よりもオバマ候補が大統領になった方がいいように思う。2人とも国民皆保険を公約しているけど、保険会社から政治献金を貰っているようなヒラリー候補なんて、口ばっかの悪い奴だ。
 しかし、実情は違う。
 『シッコ』の影響もあるのか、今回の大統領選では、国民皆保険制度が争点の1つになっている。なっているから当然、ヒラリー候補だって改めて国民皆保険制度を支持し、その実現を公約としている。だから別にヒラリー候補が『シッコ』で描かれている理由で毛嫌いされる理由は全くない。
 2人とも、民間のものだろうと公的なものだろうと、全国民が保険に加入することを理想としている。そのためには、保険料を貧困層でも払えるくらいに安くするのが重要だ、という点でも共通している。問題は、そこから後が2人で異なる点だ。保険加入を義務付けるか付けないかで、異なっているのだ。
 ヒラリー候補は義務化で、オバマ候補は否義務化。オバマ候補は義務化に反対しているのだ。これは結構な問題じゃなかろうか? 『シッコ』を観た人なら、それがわかる筈。

 保険料を下げれば、義務化しなくても、みんな加入するだろうってのは大間違い。
 「俺、今までの人生で一度も怪我や病気と縁なかったし、今も体調は絶好調だし、これからもそうだろうから、わざわざ保険なんかに入る必要性は感じねーなぁ」って人は大勢いるだろう。災害に遭って初めて災害対策の重要性に気付くことってある。災害、事故、病気、事件……転ばぬ先の杖は、大概は転んでから欲しくなるものだ。だから、オバマ候補の考え方では、結局のところ国民保険に加入しないままの人が残ってしまう。
 保険に加入しない人が残ってしまうと当然、予定より保険料は高くなるだろう。だって、全国民が入ると想定して保険料を下げたんなら、加入者数が少なければ、加入者の負担が増えるに決まっている。国の財政で全て補填できるわけがないもの。
 となれば、加入者が「いってたことと違うじゃねーかっ!」と怒り出して、「入ってねー奴をちゃんと加入させろよっ!」という声がたくさん現れるようになる。
 そこで改めて義務化をしようとすると今度は、「公約と違うじゃねーかっ! 入ろうが入るまいが好きにしろっていったじゃねーかっ!」と未加入者から文句が出る。
 どっちを選んでも、結果は怒られるに決まってるんだ。それなら最初から義務化した方がいい。
 つまり、ヒラリー候補の方が国民皆保険成立に近い、ということ。
 しかし今、ヒラリー候補は民主党代表の争いから追い出されそうになっている。追い出されなくても、ほぼ負けが見えている。その結果が、アメリカ人にとって良いのか悪いのかはわからない。

 『シッコ』を観た者としては、多少は気になるんだよね。どーなりますことやら。

当ブログ内リンク→いつか想い出す日々 『シッコ』
当ブログ内リンク→いつか想い出す日々 『シッコ』その2
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テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

tag : シッコ アメリカ大統領選

2008-03-30

Vampire Weekend 『Vampire Weekend』は軽やかな傑作

 ここ数日は、ヴァンパイア・ウィークエンドばっかり聴いている。他のも聴いているけど、比率は圧倒的にヴァンパイア・ウィークエンドが高い。
 同時購入したジーズ・ニュー・ピューリタンズと天と地の開きがある軽やかさで、春に最適っス!

リンク→vampireweekend.com

 聴いていて真っ先に想い出すのは、ペイヴメントクラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーエルヴィス・コステロトーキング・ヘッズなどなど。
 脱力系で、多国籍。いわゆるロックのテンプレフォーマットに収まってない。ダンダンダンダン、ジャーンッ! て感じのロックじゃない。ロック以外のものを積極的に取り入れている。ただしそれがダンスミュージックでないところが重要。最近はKitsune系かEdBanger系のロックが余りに多くなり過ぎたから、さすがにもう少し別の方向からロックを聴いてみたいじゃないか。そんな人には最適でしょ!

 好きになった要素を挙げてみると、
 ・演奏が、ストロークス以降のオルタナ
 ・ペイヴメントな、脱力系
 ・リズムが多彩で、アフリカン
 ・メロディが、キューバでトロピカ~ルでスカ
 ・マリンバや、ハープシコードや、バロック調のストリングスまで使用
 ・もうごった煮状態といってもいいのに、あっさり上品風味

 アルバム中には、サイケやファンクに少し傾いている曲もあるけど、過度にならない。何もかもが適度。中途半端ってわけでなく、熱くも冷たくもなく、常温なのだ。そこが物足りないって人はいるだろうけど。

 歌詞も同様に常温で、上品。例えば、ハープシコードが鳴る「M79」て曲では(※私の意訳)、
 (中略)
キミが階段を上がると
ドアのところにフランス人の子供がいる
さらに1階上がると
2階にはブッダがいる
 (中略)
そんな冷淡にならなくてもいいんだよ
真っ赤なマドラスを着て
みんなを魅了しながらカイバル峠を越えようよ
 (中略)

て、何だこのオシャレ文学は――っ!
 他にも「One」て曲は(※私の意訳)、
週末は西洋風な過ごし方
そうやってみんなくつろぐんだ
イギリス式の朝食はダージリンみたいな味がする
でもそれを無視できるくらい彼女は可愛いすぎ
 (中略)

て、何だこのふやけた大学生恋愛風味は――っ! そこへ直れ――――いっっ!!
 そう、上品さの秘密は、歌詞によく表れている。いいとこの坊ちゃん大学生っぽいのだ。間違いないね。歌詞的には、小沢健二さんみたい(そーいや、どーしてるんだ小沢さんは)。

 ということで、総合的にまとめると、ヴァンパイア・ウィークエンドは、ペイヴメント+クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー+ペンギン・カフェ・オーケストラ+トーキング・ヘッズ+カリプソ+小沢健二となりました。このどれかにひっかかるものがあるのなら、聴いて絶対に損はない。バンド名もいいし。
 これでデビュー作ってんだから凄い。ロックもここ数年はずっと実りの年が続きっ放しだなぁ。

 ま、そんなこんなは置いといて、肝心の音を聴いてみましょうや。いつもながらのYouTube動画を貼り貼り。

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テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

2008-03-29

『べしゃり暮らし』で死人登場?

 今週号のヤングジャンプに『べしゃり暮らし』が載っていたので、とりあえず立ち読み。

 したら、何か最後に悲劇登場。このまま安いお涙頂戴にならなければいいけど。

 ドラマとしては全然ありだと思うけど、どうせやるなら「お笑い」を一直線に追求する形を見てみたかったんだよなぁ。比べる対象としては意味ないけど、例えば山田芳裕さんみたいな漫画。『デカスロン』や『度胸星』のような異常な高テンションの「お笑い」漫画。想像もつかんな。

 ただ、森田まさのりさんの作風からすると、今週号みたいな展開って当然のものだ。ファン的には、「来た来た来たーっ! お涙頂戴展開、一丁!」て感じなんだろう。それが嫌なら読まなきゃいーだけ。でも、嫌いってわけじゃないし、成長物語は好きだし、真正面からお笑いをテーマにした漫画は少ないし……
 とりあえず、どーなるのかしばらく様子見。感動路線に突入したまま「お笑い」路線に戻って来れなかったら、その時は読むのを止めよう。

テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

tag : べしゃり暮らし

2008-03-28

『パンズ・ラビリンス』にはデヴィット・ボウイが出てこないっ!

 『パンズ・ラビリンス』、昨年、劇場で観逃したので、DVDを購入。

 『映画秘宝』での昨年のベスト2でもあるし、そりゃー面白いんだろうと観る前から期待満々。期待値150%くらい。
 だってさ、確か『ゾンビ』+『スクワーム』+『遊星からの物体X』+『死亡遊戯』+『ロリータ』とか書かれてた記憶あるもん。そんな凄いの観ないわけにいかないじゃないスかっ!
 いざっ!

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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

tag : パンズ・ラビリンス

2008-03-27

北国新聞のゴジラ観測

 松井秀喜選手が結婚するそうで。同じ県に住む者として……別に何とも思わないが、地元新聞は当然のように大きく書き立ててる。
 松井選手は、地元では「ゴジラ」として完全に愛称が定着していて、地元新聞でも大半の記事が「松井」と同程度に「ゴジラ」と書かれている。今回の結婚報道も同様。

 3月27日の北国新聞の夕刊は、1面から松井選手の結婚について書かれている。でかでかと「松井結婚」だ。ただし、記事中に「松井」と表記してあるのは回。「ゴジラ」と表記してあるのは回。ほぼ半々。
 どっちの表記を使うかくらい、決めて書きなさいよ。

 例えば、記事中にこんな文章がある。
昨シーズン、試合前後にロッカールームで笑顔で携帯電話を握る松井選手の姿をよく見掛けた。試合後は着替えも済ませずに「ラブラブ電話」に満面の笑み。けがでレギュラー落ちの危機に置かれても、プライベートのゴジラは幸せの絶頂にいたのだ。プロポーズは昨年中に松井選手がした。
 「ゴジラ=松井」を全く知らない人が読んだら、何の記事かと思うぞ。ゴジラが幸せの絶頂で、プロポーズを松井がした? 何事!?
 ああ、それともプライベートの松井選手を扱うときは「ゴジラ」で、選手として扱う時は「松井」と表記を使い分けているのか?

 地元民としてもわけがわからんぞ、北国新聞は。

 あと、どうでもいいけど、こーゆー時にテンプレとして「幸せの絶頂」て使うのもどうかと思うんだけど。勝手に他人の幸せの基準を決めないでほしいな。新聞なんだから、もちっと言葉使いに気配りしてほしいもんです。

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

tag : 北国新聞 松井秀喜

2008-03-27

みのもんたは……

 今朝、ワイドショーを見た、と書いたら思い出したことがあった。
 みのもんたさんが司会している朝の番組、あれ、何とかならんのか。どうせ見ないからどうでもいいっちゃあどうでもいいんだけど。そもそも何チャンネルで放送しているかも覚えてないし。チャンネルを次々と変えているうちに、たまにしばらく見てしまうことがあって、みのさんが画面に映って初めて、「あ、これはアレだ」と気付くくらいで。
 何が「何とかならんのか」というと、番組内の記事見出しを書いてあるでっかい板。各見出しに、シールみたいのが貼ってあって、穴埋め問題みたいになっている。それをみのさんが読みながら剥がすわけだけど、何の意味があるってんだろ。

 例えば、
「松井秀喜選手が結婚。相手は富山市在住の25歳」
という見出しが、
「○○○○選手が○○。相手は○○○在住の○○歳」
というようになっている。
 それをみのさんが、「(シールを剥がす)松井選手が、(シールを剥がす)結婚。相手は、(シールを剥がす)富山在住の、(シールを剥がす)25歳」と読み上げる。何という無駄。そんなことでもしないと間が持たないのか? それとも、そこまでしないと視聴者の気を引けないのか? 何にしろ、あそこまでされると、視聴者を馬鹿にしているとしか思えないんだけど。

 今までに何回かみのさん司会の番組で何か不祥事が起き、視聴者から苦情が殺到したというニュースを見たことあるけど、どう考えてもあんな番組、不祥事を起こそうがどうでもいいだろ。むしろ文句を付けるとしたら、あのわけわかんないシール貼りの見出し板について「視聴者を馬鹿にするのもいい加減にしろ」というべきなんじゃないか?
 誰も気にしないのかな、あれ。みのさん自身、気にならないのかな、あれ。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

2008-03-27

殺されるのは確率的に高いのか低いのか

 今朝の出勤前、時間と天気予報を見るために、TVを点けたら、ワイドショーが映った。岡山の突き落とし事件を扱っていた。

 被害者が少しでも残業を早めて帰っていればとか、その不運っぷりを話していた。残業時間が1分でも遅ければ、落とされずに済んだ。並ぶ列を1つ隣にしていれば、落とされずに済んだ。妻子あり、自宅を建てる予定もあり、人生これからって時の悲劇……何でこんな罪もない人が犠牲にならなきゃいけないのか……ワイドショーはそれを嘆く。
 しかし、今回の被害者が被害に遭わなければ、別の誰かが被害に遭っていた。その別の誰かが偶然にも罪深い人だったら、誰も嘆かなかったかもしれない。並んでいた先頭に殺人鬼が偶然立ってて、それを突き落としたなら、「ざまーみろ」と思われていた。偶然ってのはそんなもんであって、関係者はその不運を嘆けばいいけど、無関係者は嘆く必要がない。だって、確率的には誰に当たってもおかしくないし。

 『ファイナル・デスティネーション』て映画がある。事故死する運命だった人々が運良く助かったのに、死ぬ運命そのものからは逃れられず、死が付きまとい、何としてでも死んでしまう、て物語のホラー映画だ。被害者は皆、ドミノ倒しのようなカッコイイ死に方をする愉快痛快な映画でもある。今のところパート3まで作られており、今度パート4が作られる。お勧めは、2作目の『デッドコースター』。
 ちなみに『デッドコースター』の監督である、デヴィット・リチャード・エリス監督は、『セルラー』、『スネークフライト』と今のところハズレがないので、映画を監督名で無条件に観られる1人だ。
 さらにどうでもいいが、『セルラー』の脚本担当は、あの『悪魔の赤ちゃん』やアイスクリームが人を襲う『ザ・スタッフ』や『マニアック・コップ』を作ったラリー・コーエンさん。一発ネタだけで引っ張る割りに無駄なく手際良い仕事っぷりは健在。『フォーン・ブース』はちょっとアイデア倒れだったけど。
 話を戻す。意外と現実も『ファイナル・デスティネーション』みたいなもんかもしんない、と思うのだ。

 突き落としにしろ、通り魔にしろ、被害者が被害に遭わなければ、絶対に別の誰かが被害にあっていたし、被害から逃れられても、別の被害に遭うかもしれない。例えば、災害とか。
 色んな事件があって、死はありふれている。あり得ないことではない。日本中で殺人者が1人しかおらず、そいつが殺そうとしているのも1人だけなら、被害に遭う確率は相当低いけど、やはりあり得ないわけじゃない。しかも今週は、通り魔と突き落としで、犯行者が2人いた。そして犯行者は被害者数を想定していなかった。それに、潜在的無差別殺人者は他にもいただろうし、事故死ってのもある。そう考えれば、被害に遭う確率はかなり高い。不運ではあるけど、別に不思議ではない。
 地震の被害で死んだり大変な目に遭う人が、「何で私がこんな目に」ということがあるけど、確率的には誰が被害者でもおかしくない。あえていってしまえば、「遂に私の番が来たのか……」だろう。

 TVのワイドショーでは、「あり得ない事件」としてたけど、それは「あってほしくない事件」が正しい。神様がいるってんなら、神様は物凄く無慈悲だ。殺されてもいい奴が生き延び、これから幸せを掴まなきゃならない人が無残に殺される。でも、それは当然だ。確率は平等なんだから。
 確率は、単なる計算値ではあっても、真実の一面は突いている。学校で勉強してためになることがあるとしたら、こーゆー考え方を養えることだと思う。何でも感情論で考えるのでなく、理論的に考えることが必要な場合はいくらでもある。それができず、ただテストでいい点が取れるだけの頭の人は、いざとなったら感情論によってしまう。まあ、いきなり想定外の事件が我が身に降りかかれば、誰だって心も頭も不安定にはなる。なるけど、最終的には感情論以外で物事を考えられるかどうかってのは重要なんじゃないだろうか。加害者にしろ被害者にしろ。
 TVみたいな影響力の強いメディアで(今は昔に比べれば弱いだろうけど)、他人の「不運」を殊更大袈裟に嘆くのは良くないと思うのだ。もうちょっと、冷静に、冷たく見てもいーんじゃないのかなぁ。

 それに、被害に遭う確率だけでなく、加害者になる確率だって誰にでもあるんだ。法律の整備やカウンセリングの重要性ってのは、こんなところに働くんだよね。

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

2008-03-27

漠然とした不安からの殺意=他人頼り

 今週は、青少年の殺意が満々だ。やっぱ、卒業と新生活の時期――希望と絶望がない交ぜになる――だからだろうか。しばらくはもっと発生するかもしれんね。

毎日jp→東京・板橋の小6男児自殺:卒業式の言葉で「大嫌いな学校」 「死んでおわび」メモ
毎日jp→岡山駅・突き落とし殺人:「無差別」またも 少年、今春進学断念

 これプラス、茨城の通り魔事件もある。共通してるのは、先に対する漠然とした不安か? なーんか、やりきれんねぇ。やりきれんけど、ムカつくね、こーゆーゲリグソ馬鹿どもには。
 飛び降り自殺した小学生の件はとりあえず置いておいて、茨城の通り魔と岡山の突き落としの犯人のことを考えてみたい。

 2人とも、「殺してみたかった」といっている。いっているが、本気で「殺してみたかった」と思ってはいない。少なくとも、
殺したくて殺したくて、興奮でドキワクして眠ることもできなかった。殺す瞬間には勃起して、殺した瞬間には射精してしまった。殺人がこんなに楽しくて気持ちいいものだったとわっ! もっともっと殺してーっ!
という殺意ではない。もしもそーゆー殺意だったなら、不謹慎だろうが、私は納得できる。それは、誰しもが抱く食欲や性欲みたいな、普通の欲求の別形態に過ぎないから。

 例えば、私は焼肉を食べる。その肉は、食肉業者が加工して、販売されているものだ。血が滲んでなく、綺麗にパックされ、生きていた姿を想像することもできない「商品」だ。だから、安心して食べられる。いちいち元気に生きていた時の姿を連想していたら、ちょっと食べ辛いと思う。思うが、私は、目の前で殺されても、自ら殺しても、肉を食べられる。平気かどうかはわからないが、食べられる。
 私が「命」を奪うなら、それは自分のため。自分の欲求を満たすため。奪うことに「意味」があるから。「命」を奪うのは、そーゆー純粋な欲求でなければならない、と思っている。

 ところが、茨城の通り魔と岡山の突き落とし犯は、そーゆー欲求で殺したのではない。殺しが楽しそうでない。癖になりそな感じでもない。「意味」がない。何にもない。虚無の殺人。自らの人生に不安があるから、他人に何とかしてもらいたくて、しかしどうしていいのかわかんなくて、思いついたのが「殺人」だったんだろう。つまり、単なる「逃避」だ。
 こーゆーゲリグソ馬鹿は、自分がゲリグソ馬鹿だってことはわからない。大概、勉強ができる奴だったりするからだ。岡山の突き落とし犯は、成績が優秀で大学進学も可能だったそうだが、こんな判断しかできないくらいのゲリグソ馬鹿なんだから、その頭の程が知れる。
 ゲリグソ馬鹿は、他人頼りだから、自殺もできない。自らにそんな怖いこと決意させられるわけない。だから「誰もでもいいから」殺すのだ。どんなんでもいいから、誰かを殺せば何かが変わると思っているんだろう。しかも、虹色の変化が訪れるわけないのは、ちゃんと理解している。灰色の世界に色を差そうというわけでもない。

 犠牲者にしたらどんな殺され方でも嬉しくないだろうが、こんなやる気のない殺意で殺されるよりは、遠足気分なウッキウキの殺意で殺された方がマシってもんじゃないだろうか? 何のために殺されたのかわからないよりは、絶対にマシだろう。私は、犯行者の喜びのない殺人に、ムカつくのだ。
 やる気ないんなら、さっさと死んでしまえ。自分を殺せって。飛び降りした小学生の方がどんだけマシだか。
 国が守る法律的には、こんなゲリグソ馬鹿でも守ってやらなきゃならないんだけど、どうせ何にも自分で決められない能無しなんだし、さっさと死刑にしてあげた方が本人も幸せだと思うな。

 間違いなく、今は先行き不安な時代だ。何かの調査で、幸せな展望を抱けない若年層数は世界で日本がトップクラスらしい。そーゆー時代だからこそ、こーゆー事件が多発するのかもしれない。そんな結論は正しい。でもそれ以前に、頭の程度がゲリグソ馬鹿だからだ、って方が圧倒的に正しい。

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2008-03-25

朝青龍、頑張れ、もっと嫌われろ

 今さら相撲なんて見ないし、気になるニュースでもないけど(だから私は書く内容が古い)、勝っても負けても叩かれる朝青龍は面白いなぁ、と。

デイリースポーツonline→朝青龍 白鵬投げ飛ばしバンザ~イ!!
産経ニュース→朝青龍、品格に難あり? 横審論議

 今さら品格って……もう、相撲に品格もクソもないってのは、周知の事実でしょ? 特に相撲協会。若貴ブームの時に自ら相撲を駄目にした張本人じゃないか。時津風部屋の時だって、何できた? 叩き易い相手がいたら叩く、そんなことしてるだけじゃないか。まずはお前らから審議されろっつーの。

 確かに、朝青龍の態度は、普通にスポーツマンとしてレベルが低いけど、でもそれが朝青龍の人気の秘訣でもあるでしょ? 悪ガキそのままの感じが。今場所でも、白鵬を応援する声の方が多くて、朝青龍といえば、「負けてほしい」や「嫌い」といわれることが多かった。でも、それが朝青龍の人気であり、強さの証明じゃないか。
 大人しい朝青龍なんて、実は誰も望んじゃいないでしょ。朝青龍が今のままで強ければ、相撲協会は大喜びな筈。何たって、話題になる。話題になれば儲かる。素直にいえばいーのに、「儲かって嬉しい。朝青龍には感謝している」って。どうしてそっちの話題はワイドショーで表立って出ないのかね? 相撲は神聖なものだから? だからつまんねーんだよ、ワイドショーは。叩ける相手しか叩かないんだもん。そのくせ、「我が正義」みたいな面してアホダラ節を垂れ流すクソコメンテーターが出てたりする。

 もっともっと、朝青龍には世間から反感を買ってもらいたい。とんでもなく憎まれてもらいたい。そして、それをせせら笑うように強くあってもらいたい。頑張れ、負けるな。見ないけどね。

テーマ : 気になるニュース
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tag : 朝青龍

2008-03-25

茨城の通り魔がオタクだって? あっちゃー……

 完璧に、紛うことなきオタクですな。

J-CASTニュース→土浦8人殺傷の通り魔犯 典型的秋葉原「ゲームオタ」だった

 また出たよ、馬鹿オタクが。ワイドショーでオタク叩きがまた盛り上がんのかねー。

 小学校を襲う予定だったらしいけど、もしかして小学生相手にゲームで負けたからとか? あ、小学生からカツアゲされたとか? もしもそんな理由だったら面白すぎ。

 ところで、よく「殺してみたい」とかいってる奴いて、そんな馬鹿のせいでホラー映画ファンが叩かれたりするけど、いわせてもらうとね、ホラー映画ファンが「殺してみたい」と思ったら、こんな事件レベルで収まらんから。
 例えば私が「殺してみたい」と考えたら、そりゃあもう凄い殺し方をするよ? だって、「殺し方知識」は一般人の何十倍も凄いんだから。伊達で何百本も残酷な映画を観てないぜ。
 なので、「殺してみたい」といって、実際に殺しちゃった奴のニュースを見ると、「殺したいと思っていて、何でこんな殺し方なのか?」といっつも疑問に思うのだ。私なら、ナイフや包丁で一突きなんて絶対にしない。「13金」ジェイソンのアイデアに富んだ殺し方を子供の頃にドキドキしながら観ていた私には、そう思えてしまう。いや、私は危険人物じゃないですよ?

 まあ何にしろ、今回のオタクはゲームオタクだったので、ホラー映画ファンが叩かれることは少なそうだから、良かった良かった。一件落着!

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

2008-03-25

The Kills 『Midnight Boom』はYeah Yeah Yeahs + Lcd Soundsystem

 ザ・キルズの新譜『Midnight Boom』を購入。かなり良い。

リンク→The Kills
リンク→Midnight Boom

 ぱっと聴き、ヤー・ヤー・ヤーズLCDサウンドシステムを合わせた感じ。凄く良い作品だけど、本当にそうとしか聴こえない。いわゆるニュー・ヨーク勢。完全に。演ってるのはイギリス人でも、心はアメリカン。特に今回のメインプロデューサーにスパンク・ロック(ボルチモア出身)のトリプルエクスチェンジさんが加わっているからか、どう聴いてもアメリカンなノーウェイヴ。つまり、パンクとディスコ。ま、元々そうだったけど。
 例えば、トリプルエクスチェンジさんがプロデュースした「Cheap and Cheerful」を聴くとそれがよくわかる。

The Kills 「Cheap and Cheerful」↓


 さて、例えばヤー・ヤー・ヤーズのこれと、
Yeah Yeah Yeahs 「Cheated Hearts」↓

LCDサウンドシステムのこれ、
Lcd Soundsystem 「All My Friends」↓

この2つを足すと、キルズの「Cheap and Cheerful」にならないだろうか。……ならんか。無理あるな。思いつきで書くのは良くないね。でも、とにかく雰囲気は似る。うん、そっくりだ(強引に納得)。

 好きか嫌いかでいうと、間違いなく大好きだし、良いか悪いかでいっても、間違いなく良いんだけど、なーんか、特徴ないんだよねー。ヤー・ヤー・ヤーズとLCDサウンドシステムを足した、それでいーや、と思えてしまう。デュオってだけなら、ホワイト・ストライプには圧倒的に負ける。ちっとも敵わない。
 これはやっぱ、トリプルエクスチェンジさんが担当しているバックトラックが素晴らしいだけなのかもしれない。
 なので、はっきりいって、はっきりいっちゃうと、キルズを聴くなら、パンクとディスコが好きなら、LCDサウンドシステムを聴けばいい。キルズを買って損はないけど、もしもLCDサウンドシステムを聴いていないなら、キルズはさて置き、LCDサウンドシステムのアルバム2作をまず買うことだね。

 ちなみに、スパンク・ロックの特徴がわかり易い曲はこれ。
Spank Rock 「Rick Rubin」↓

 最初聴いた時、フランスのTTCみたいで面白い、と思ったものだよ。

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

tag : ザ・キルズ TheKills ヤー・ヤー・ヤーズ YeahYeahYeahs LCDサウンドシステム LcdSoundSystem

2008-03-25

タワレコでCD購入

購入したCD
 ジョニー・グリーンウッド『There Will Be Blood』
 ヴァンパイア・ウィークエンド『Vampire Weekend』
 ザ・キルズ『Midnight Boom』
 ロドリゴ・イ・ガブリエラ『Rodrigo y Gabriela』
 ジーズ・ニュー・ピューリタンズ『Beat Pyramid』
 ザ・ボンゴリアン『Outer Bongolia』
 ミス・キティン『Bat Box』

上記CDを購入した際に溜まったポイントで値引きして購入したDVD
 『グラインドハウス コンプリートBOX』

購入しようか悩んで止めたCD
 ブロッド・レッド・シューズ『Box of Secrets』
 ロス・キャンペシーノス!『Hold On Now, Youngster』
 MGMT『Oracular Spectacular』
 クリスタル・キャッスルズ『Crystal Castles』
 ネオン・ネオン『Stainless Style』

今、物凄く期待しているバンドの作品
 ザ・ラスト・シャドウ・パペッツの1stアルバム。絶対的に良さそう。だって、これだもん。
The Last Shadow Puppets 「The Age Of The Understatement」↓

またはここ→The Last Shadow Puppets
 ザ・ラスト・シャドウ・パペッツは、アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーさんのサイド・プロジェクト。
 これ、1曲聴いただけだけど、破格! アークティック・モンキーズだけでも凄いのに、サイド・プロジェクトでここまでのものを作ってくるとは。もうアークティック・モンキーズが単なるハイプだんなていう奴はいないだろ。間違いなく、アレックス・ターナーさんの才能は本物だ。そして、映画でいうとタランティーノ監督のような、とんでもないオタクなんじゃなかろうか。
 何にしろ、4月の発売が物凄く楽しみだ。電気の8年ぶりのアルバムも出るし。

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

2008-03-23

腐ったものコラボ

 初めてブルーチーズを買った。食べた。何ともいえない味だった。美味しいような、不味いような……好きになったら癖になる味なんだろうけど……私には微妙な味だった。
 バケット(フランスパン)も一緒に買ってきたので、薄切りしたブルーチーズを乗せて食べてみたら……やっぱり微妙な味だった。ブルーチーズのみよりは美味しく感じるけど。

 そしていきなり思いついたことを実践してみた。
 冷蔵庫に、納豆があった。2週間前に賞味期限が切れている。ヨーグルトもあった。こっちも賞味期限が一昨日で切れている。
 で、同じ発酵物同士なんだし、ブルーチーズと納豆とヨーグルトを混ぜて食べてみようと思った。これが美味しければ、大発見だ。
 そう、何で誰もこーゆー面白い食べ方を考えないんだろう。命名、「ゾンビトリオ」とかで居酒屋にあってもおかしくないだろ。我ながらナイスアイデアだ。

 結果、何でそんな料理がないのかよーくわかった。とってもお腹が痛くなったもの。限りなく水分100%に近い大便が溢れましたとも。何かこう、「ビシャーッ!」て。これを書いている今は、体調が戻っているけど。油断は許されんが。

 やっぱ、腐ったものって、危険だ。

テーマ : 日記
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2008-03-22

『ホステル2』はますます変な映画

 『ホステル2』、劇場公開を観逃し、DVDを購入してようやく観ることができた。前作には明らかに負けて劣るけど、間違いなく面白い映画だ。

 前作は、近年のホラー映画ではぶっちぎりで出来の良い映画だった。21世紀を代表するホラー映画の1本でしょ。
 というか、『ホステル』はホラー映画というジャンルには収まらない傑作だ。ホラー映画、怪奇映画、残酷映画、ショック映画……この中のどれでもない。社会派映画、政治映画、サスペンス映画、ミステリー映画、SF映画、アクション映画、恋愛映画、エロ映画……このどれかでないことも間違いない。

 考えてみると、イーライ・ロス監督長編デビュー作『キャビン・フィーバー』も変な映画だった。「13金」のようなスラッシャー系かと思いきや、型破りにも程がある変な映画だった。感触的に最も近いのは、80年代の安い変なホラー映画群で、その中でもハーシェル・ゴードン・ルイス監督の映画。何ともいえない嫌ぁ~な気分になる映画。そのくせ妙に明るかったりする。70~80年代のホラー映画にはそんな映画がたくさんあった。今もあるけど、その頃は変な映画が圧倒的に多かった。
 ロス監督作品は、その頃の雰囲気を抜群のセンスでもって現代に再現する。単なる残酷なホラー映画を撮る監督じゃない。じゃないけど、現時点でその才能はホラー映画というジャンル内でしか発揮されていない。もっと色んなジャンルの映画を撮ってほしい監督だ。

 前作の『ホステル』も、『キャビン・フィーバー』同様、基本は定型通りの設定――頭の悪い若い男子大学生が、美女に釣られて、あっさり殺された方がナンボもマシな酷い目に遭う――だが、構成が少し凝っていて、前半と後半を対象的に描いている。
 前半は馬鹿男子学生の青春もの、後半が恐怖の逃亡劇。タランティーノ監督の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』に近い。話題になった残酷描写は後半に集まっていて、それがかなりエグくて最高なんだけど、注目すべきはそこじゃない。エグい描写なんかなくったって十分に面白い映画ってとこだ。
 前半の無駄に冗長で能天気な明るさは、サービスカットも満載なので、邦画なら『パンツの穴』で洋画なら『ポーキーズ』や『アメリカン・パイ』な趣き。前半は無駄で要らない、という批判をよく見るけど、この前半があって初めて後半の地獄の体験が活きるのだ。『デス・プルーフ in グラインドハウス』みたいなもん。
 後半は、前半では売春宿で売春婦を品定めしていた主人公らが、逆に品定めされる側へ回る。そこからの迫力は圧巻。スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』並みの迫力。『悪魔のいけにえ』に匹敵する(かもしれない)傑作。
 この後半の逃亡劇が、『ホステル』を特徴的な映画にしている。そこら中にあるようで、ないのだ。

 さて、じゃあ『ホステル2』はどうだったかというと、最初に書いた通り、とても良く出来ているけど、迫力不足という点で圧倒的に前作より劣る。続編ということで、かなりしっかりした話になっているのがマイナス要因になってしまっている。
 今作の核は、前作で謎だった処刑集団の詳細。主人公の女子大生3人組と同程度に処刑集団の描写に時間を割いているので、構成的には主人公はいていないようなもの。
 また、続編なので、主人公たちがどんな目に遭うのかは最初からわかりきってるし、前作を踏襲する描写は巧妙に避けてある。つまり、前作の意味不明で野蛮で原始的な残酷性が薄れている。
 『ホステル』の良さの1つは、『食人族』のような得体の知れない野蛮さな残酷性だ(デオダード監督も出演しているしね)。その野蛮さを踏襲しないようにしている以上、それが「ジャンル映画」に対してどれだけ真摯な姿勢で作られているとしても、『ホステル2』は『ホステル』には勝てない。

 気が狂ったようにただ喚き散らす――そんな映画だった『ホステル』は、『ホステル2』で大きく進化した。ただしその進化は、もっと理知的なものだったので、映画としての面白みがなくなってしまった。同じ理知的な進化でも、被害者側の視点を一切描かず、処刑者側の視点だけで推し進めたものだったら、たぶん『ホステル』以上の凄い傑作になっていただろう。惜しいなぁ。

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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

tag : ホステル2 ホステル

2008-03-21

お彼岸には「千の風になって」、「汚れた花」が「汚れちまった悲しみに……」

 お彼岸なので、お墓参りをしてきた。
 参ったお墓の中でも、祖母のいる墓地は、大好きな場所だ。山の上にあり、そこから街が一望できる。夕焼けの時刻には、しばらく帰らずに風景を楽しんでしまうような、墓地。

 お墓参りをしていると想い出してしまうのが、「千の風になって」という歌。あれ、大っ嫌いな歌詞なんだよね。
 「お墓の前で泣かないでください~死んでなんかいません」……はぁ? いやいやいや、わけわかんねーし。風になって、あっちにもこっちにもいますよ、と。そりゃ大変だ。お彼岸の空は、霊で大混雑だな
 でも悔しいが、祖母の墓地にいると、何となく「千の風になって」を想い出してしまうのだ。他の墓地では全く想い出しもしないのに。この手の歌詞が大っ嫌いだというのに。ヒットしてなきゃなぁ……

 どっちかというと、私がお墓に抱くイメージは、中原昌也さんの「汚れた花」という歌。
公園の真ん中でひっそりと耐えて生きてきた 孤独な赤い一輪の花
誰も呼んでいないのにそこへ一人の盲人がやってきた
目が不自由なために彼の頼りなげで不安定な歩行が
足元の赤い花を無情に踏み付けたのだった
散ったのは罪のない汚れなき花だった
もう誰も奴のことを素朴なロマンチストなどと呼ぶ者はいない
深夜の公園で毎夜催される恋人達の行きずりの情交も盗み見したことすらないのだろう
そこに付随する愛を賛否したことなどかつて一度もないのだろう
育ち盛りの子を持つ親たちの心の中でそんな不安の黒い花が咲き乱れる
もう我が子をあの公園で遊ばせることはないだろう
いくら以前のように口笛で子供達のために小鳥達の声を真似しても
花の命の尊さに疎ければ 誰も奴には親しくしない子供達も近寄らない
俺も食料を買うための小銭を奴にやるのを躊躇い始めた
高級レストランで実際に使用されたばかりの油で汚れた豪華な皿が
洗浄されることなく次々と食器棚に収められる
そんな様子を厨房で観察しながら 俺も小鳥のさえずりの口真似ね練習を試みた
それを本物だと聞き違えたあの盲人がそろそろやってくるだろう
これは残酷な罠だ そう非難したければすればいい
やがて俺の軽快な口笛が合図となり豪華な食器棚がついに倒れた
たまたまその場に通りがかった野蛮な盲人が棚の下敷きに
しばらく奴はそのまま放っておかれた
食器棚の下から聞こえる盲人の悪態の断片 闇の底から聞こえる呪いに耐え切れず
世界は絶叫と共に命令する 奴を苦痛から解放しろ
たちまち善意の人々が駆け寄り盲人を助ける瞬間を目撃した
そして俺は家から持参した洒落たビニール袋を頭からかぶってみる
もう何も見えない 盲人の姿さえ
盲人の黒々とした髭に覆われた口 悪臭と共にそこから吐き出される貧困や苦悩
盲人の黒々とした髭に覆われた口 悪臭と共にそこから吐き出される貧困や苦悩
盲人の黒々とした髭に覆われた口 悪臭と共にそこから吐き出される貧困や苦悩
それを洒落たビニール袋につめこむ それを洒落たビニール袋につめこむ
袋の上に無断でお前の住所を記入する
 無縁仏のお墓ですか? ってな歌詞だね。
 これはNIPPSさんの『MIDORINOGOHONYUBI presents MIDORINOGOHONYUBI MUSIC / ONE FOOT』てアルバムに収録された1曲。遂に発表されたNIPPSのオリジナルアルバムと思って買ったらガッカリする1stアルバムだ。
 中原昌也さんはNIPPSさんと親交があるらしく、このアルバムのために書き下ろした歌詞なんだとか。ただこの曲、どこにもNIPPSさんが絡んだ形跡なし。暗くて、単なるポエトリー・リーディングなので、アルバムの中でも一際異彩を放つ曲となっている。はっきりいって、この曲以外、記憶に残ってない
 歌詞内容は、中原昌也さんらしいもので、大好きだ。

 ついでに、「中原」と「汚れ」の繋がりで、中原中也さんの「汚れちまった悲しみに……」も。
汚れちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる

汚れちまった悲しみに
たとえば狐の皮衣
汚れちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる

汚れちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れちまった悲しみは
倦怠のうちに死を夢む

汚れちまった悲しみに
いたいたしくも怖気づき
汚れちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる
 これぞ、癒しの歌ですねぇ。

 お墓を目の前にして「汚れた花」と「汚れちまった悲しみに……」を想い出していると、少ぉーし、死にたくなりますね。でも、お墓参りにはこの2曲が最適! 想い出して落ち込もう!
 「千の風になって」を想い出して泣いちゃう「健全」な感受性なんて、反対だ!

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tag : 汚れた花 汚れちまった悲しみに…… 中原昌也 中原中也

2008-03-20

音楽に年齢制限がある馬鹿らしさ

 クラブ明けは気持ちいい。
 早朝の街中は、気持ちいい。それはどんな街でも同じだ。でも、できれば雑多で猥雑な街の方がいい。デリック・メイさんも、新宿は歌舞伎町を「いい街だ」といっていたな、そーいや。
 風俗店や飲み屋が、店じまいをしている風景がいい。
 早朝の、湿気のある空気と匂いがいい。
 私は早朝が、全ての時間帯で最も好きだ。
 でかいスピーカーから、ドでかい音を浴び、聴覚が軽く麻痺する。少し、耳鳴りがする。まるで、何万匹もの蝉の声を水中で聞いているような感じ。
 ああ、いくつ何歳になっても、たまらんなぁ。

 最近は、つか首都圏じゃ数年前からだけど、私の住むようなイナカ街でも、クラブに入る時にID(写真付身分証明書)の提示が必要になった。20歳未満お断りだそうで。酒類の販売や深夜営業のためだ。
 理屈はよーくわかるんだけど、気に入らない。せっかくの出会いが、一生を揺るがすような音楽との出会いがあるかもしれないのに。

 確かに、大人たちが懸念するような、悪いことがあるのは事実だ。
 そもそもクラブのある場所は、大抵は「健全」な場所ではない。ぐるり見回しても、近くには飲み屋と風俗店ばっか。裏通りには暴力団や暴力的な人々がよくいる。「いかがわしい」勧誘もそこら中でやっている。
 クラブ内でも、酒類は売っているし、「いかがわしい」出会いがある。
 法律的に駄目なのは明白。

 店だって本当は断りたくないんだよ。できれば入れたいんだよ。でも、法律の壁があって、何かクラブ内で事件が起きたら、その時未成年を入れていたことがバレると困るから、無理なんだ。
 だから、20未満でクラブに入りたい人は、純粋に音楽を楽しみたくて入りたい人は、何が何としても入っちゃいなさい。法律的に駄目でも、そこを何とかしなさい。頑張れ。店員を口説いて、入ってしまえ。証明書の偽造は止めた方がいいけどね
 正直、若いうちから「いかがわしい」ことには慣れておいた方がいいよ。大人になって「いかがわしい」ことにハマったら大変だもん。

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

2008-03-18

Galaxy 2 Galaxyとローザ・パークスさんと『魔法にかけられて』

 アメリカはデトロイトで活動している音楽集団、ギャラクシー・2・ギャラクシー(UR/Underground Resistanceとしての活動の方が有名か)の曲に、「Transition」と「Inspiration」という曲がある。「Inspiration」はローザ・パークスさんに捧げられたものだ。

視聴リンク→CISCO RECORDS

 3年前、東京のリキッドルームというクラブで、ギャラクシー・2・ギャラクシーが所属するサブマージというレーベルのショーケース的なライヴがあった。そこで演奏された「Inspilation」は、「Transition」を合わせたものだった。元々「Inspiration」は曲だけで、歌詞はなかったが、名曲だった。逆に「Transition」は歌詞があって、歌詞は素晴らしかったが、曲は大したことがなかった。しかしそれが合わさると、とんでもない超名曲になる。その合わさったライヴ版「Inspiration」を聴けるリンクは……探したけど見つかんなかったので、感動的な歌詞だけでも載せる。


お前の人生にある瞬間がやってくるだろう
それは自問自答する時だ
私は幸せなのか?
この人たちといて、幸せなのか?
私が今やっていることで幸せを感じているのか?
私の生き方は幸せなのか?
私自身に人生と呼べるものはあるのか?
それともただ生きているだけなのか?
疑問に惑わされることなく
ただ自分の夢にまっすぐ向かい
サウンドから得る強靭な精神力を身につけ
そして、行動するんだ
変わるんだ
変わるんだ

私は考えすぎて
何もやってないんじゃないか?
自分の夢を叶えるため努力したことはあったか?
やれたこともやらないで人をガッカリさせてこなかったか?
行動も起こさずに、後悔の念を抱き死んでゆくことにならないか?
疑問に惑わされることなく
ただ自分の夢にまっすぐ向かい
サウンドから得る強靭な精神力を身につけ
そして、行動するんだ
変わるんだ
変わるんだ

 さて、上記歌詞、これが何と『魔法にかけられて』の内容に物凄く共通するものがある。ローザ・パークスさんの名前が登場するだけの偶然の一致なんだろうけど、「Inspiration」の精神とも共通するだなんて……面白いなぁ。
 『魔法にかけられて』は能天気で、差別や苦しみとはかけ離れた映画だけど、ほんの少し、本当にほんの少し、人生や社会や世界の真実が表現されているのかもしれない。ローザ・パークスさんの名前が登場するだけでも、価値はある。でもまあ、それを受け止める側次第ではあるけれけど。

テーマ : 音楽のある生活
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tag : Galaxy2Galaxy ギャラクシー・2・ギャラクシー UR UndergroundResistance アンダーグラウンド・レジスタンス 魔法にかけられて ローザ・パークス

2008-03-18

『魔法にかけられて』は観客に魔法をかけられない

 私は基本的に歌って踊る映画が大好きなので、どんな映画でも歌って踊る場面があるだけでかなり評価が甘くなる。従って『魔法にかけられて』も、かなり大好きな作品だ。

 いかにもディズニーらしいおとぎ話のアニメの住人が、現実の実写世界に現れる――それだけのワンアイデアで押し通し、『シュレック』で散々コケにされたネタを自家薬籠中の物とする。登場する自虐ネタは、シンデレラ、白雪姫、眠れる森の美女などのディズニー定番ネタから、ドラゴン・スレイヤーにキング・コング(!)まで。シチュエーション一発、アメリカが得意とするウェルメイドなコメディ。私、大好きです。

 主人公のジゼルは、いわゆるディズニー・キャラなので、感情が昂ぶると歌い踊り出す。アニメ世界にいた時は別に違和感ないんだけど、現実世界でそれやると、単なる頭のオカシイ女の子になっちゃう。一緒に現実世界に来たエドワード王子も、同様。いきなり街中で歌いだすから、みんな引くんだよね。
 また、ジゼルが「ラ~ララ~」と声を出すと、どこからともなく動物がたくさん集まってくる。現実世界なので、小鹿やリスとかでなく、大量のドブネズミやゴキブリだったりするけど。
 完全にディズニータイプをコケにしている。しかしそこはやはりディズニー、何としてでもミュージカルに展開させる。そのミュージカル場面をもっと頑張って用意してほしかったなぁ。ギャグのネタのためだけに使うんでなく。
 他にも、アニメ世界では人間と同じに喋ってたリスが、現実世界だと喋られなくなってコミュニケーションに困ってしまう、ってのもおかしかった。リスはだから、身振り手振りで話したいことを伝える。当然、本物のリスにそんな芸当は無理だから、ここはCGなんだけど、結構良い出来で、可愛かった~。

 しかし駄目な点があって、上映時間を2時間以内に収めるため、人物の掘り下げがなく、全てが類型的な予定調和で進んでしまうところ。
 現実世界でジゼルが好きになるロバートは、離婚してしまって現実的な物の考え方しかできなくなり、夢やおとぎ話が大嫌いで、自分の子供にもおとぎ話は聞かせない。だから最初はジゼルの言動に嫌悪感を示す。これは『三十四丁目の奇跡』だ。
 ジゼルが舞踏会に出るために買い物する場面は、とういか全体的に『プリティ・ウーマン』だし(『プリテイ・ウーマン』はシンデレラ物語なんだから、自己模範だ)。
 ギャグとして織り込んでいるってわけでなく、急ピッチで物語を進めるためにパターンをはめたって感じ。パクリと見るか、ネタと見るかは人それぞれだろうけど。
 なので、全てが予定調和的すぎて、コメディとしては爆笑できないし、ロマンスとしては盛り上がらないし、と微妙な按配になってしまっている。アニメ世界と現実世界の話は上手に融合しているけど、それが映画を素晴らしく昇華させるまでには至っていない。
 配役がちょっと駄目だってのもある。ジゼルのエイミー・アダムスさんは、田舎娘で垢抜けてない感じがピッタリだし、エドワード王子のジェームズ・マースデンさんもアホみたいに突き抜けた王子役がピッタリだったけど、ロバート役のパトリック・デンプシーさんが合ってないと思った。アニメ世界のお姫様が恋をするには、説得力のある魅力が足りない。ロマンスものに於いて、そこは最も重要な部分でしょ。

 というわけで、面白いような面白くないような、微妙ぉ~な映画ですな。私は好きだけど。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : 魔法にかけられて ローザ・パークス

2008-03-18

お菓子のオマケにしちゃ豪華すぎる

 韓国で販売している中国産のお菓子で、ネズミの頭部が混入していたとか。

産経ニュース→韓国スナック菓子にネズミの頭!? 中国の工場で混入と推定

 いやもう、行くとこまで行ったって感じですな。
 とりあえずはディズニーの白黒ネズミ関連のお菓子ではないんでしょうね。もしもディズニーの白黒ネズミのお菓子でネズミの頭部混入だったとしたら、それは素晴らしい歴史的事件かと思う。「中国、やるな!」と強く絶賛したい。
 しっかし、お菓子を食べてたら中からネズミの頭が出てくるって、とんでもなくシュールだねぇ。

 中国って、今厄年なのか? 北京オリンピックの成功も危ぶまれているのに、次から次へと事件が絶えないね。こんな事件まで発生すると、被害者意識で「全世界が中国の敵だ!」と考え出してもおかしくないかも。
 「お菓子からネズミ事件」が第三次世界大戦の引き金だったのです、などと教科書に載るような事態にならなきゃいーけどね!

テーマ : 気になったニュース
ジャンル : ニュース

2008-03-16

裁判員制度の未消化っぷり

 来年から始まる裁判員制度について、まだまだ揉めそう。
 裁判官や弁護士と「素人」の裁判員の間に、法律や「罪」と「罰」の認識で大きな隔たりがある。

asahi.com→市民とプロになお隔たり 模擬評議で浮き彫り

 当然だよ。プロと素人に隔たりがあんのは。なきゃ何のためのプロなんだ。
 第一、プロでも判決に大失敗することがあるってのに、素人との間に隔たりがあって、何の不思議があるってんだろ。開始期間は間近に迫っているけど、それまでの間に質を高めることはどれだけ可能なのか。プロですら質の低い人がいるってのに。
 それに、裁判員制度は真っ当なのか? 陪審員制度自体が未熟な制度だってのに。

 政治番組とかで、国民の意見が尊重され、官僚や政治家には任せられない、みたいな意見がよく出るけど、あれにしたって、国民に政治を任せても碌なことがないと思うのに。
 私は、官僚、いわゆる役人にはそれなりに信頼を置いている。だって、私よりも圧倒的に頭が良いんだもん。最低限の知性水準を越えている、その1点だけでも、信頼に値する。少なくとも、頭良くなるために努力はしたんだろうし。勉強しかできない馬鹿もいるにはいるけど、勉強もできない馬鹿よりゃ何倍もマシだ。
 それを、勉強もできない国民の意見をいちいち聞いていたら、できる仕事もできなくなる。よくある「税金の無駄遣いをするな」という批判一つとっても、批判する国民に税金の使い道を決めさせたら、絶対にもっともっと碌なことにならない。
 官僚や政治家は碌なことしないから民間に任せればいい、という意見だって、微妙なものだ。大抵その意見が出て実施される時、「根本的な問題解決」はされてないんだもん。ある対象が駄目だから、別の対象に移動しただけで、駄目な対象が何で駄目なのか、どのようにすれば駄目でなくなるのか、そこら辺の議論が徹底的になされた後であることは少ない。郵政民営化が良い例だ。それだと、民間に任せたって、同じ結果になる可能性はある。

 他人頼りでしかなくても、時には間違いを仕出かすとしても、プロに任せたいと思うんだけど、それじゃ駄目なのかな。「不純物」を混ぜるよりは。

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

2008-03-16

精力剤みたいなドリンク「もっこりパワー」販売

 以前に書いた記事に登場した「まりもっこり」のドリンク剤が販売されるようで。

産経ニュース→「もっこりパワー」どんな場面で発揮? 人気キャラで楽しんで

 「様々な場面で『もっこりパワー』を発揮する」ドリンクだとか。どんなパワーだ。どう考えても、アダルトグッズ店に売ってるべき名称だよ。これは絶対に『シティーハンター』とコラボするべきでしょ。

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tag : まりもっこり

2008-03-16

『隠し砦の三悪人』は隠しておいてほしい気がする

 黒沢明監督の『隠し砦の三悪人』が樋口真嗣監督によってリメイクされるのは前々から知っていたけど、ここに来て不安要素が爆発。

産経ニュース→布袋、KREVA、亀田誠治がタッグ 「隠し砦の三悪人」主題歌

 監督が樋口監督ってだけでも不安要素がデカイのに(未だにマトモな作品を撮ってないから)、主題歌がこんなことになるとは……もう、止めて! 名作は名作で放っといて! リメイクなんていらない!

 記事には、「映画という舞台で革命を起こし、暴れまくってほしい」と書かれてて、それが一層の不安を煽る。革命って……単なる主題歌じゃん。しかも、いい歳コいたオッサンばっかじゃん。3人ともに革命を起こせるようなアイデアがあるとはもう思えないし。
 「樋口監督は『これはおそらく今年の音楽界で最高の裏切りになるでしょう』と興奮気味に話している」とも書かれていて、さらに不安を煽る。「音楽界で最高の裏切り」って、どんなだ? わけわからん。少なくとも、私が聴いているような音楽が存在する「音楽界」ではないんだろう。
 誰か、誰か止めてあげて! 『椿三十郎』で十分でしょ! 満足したでしょ懲りたでしょぉっ!

 本当、頼むから、樋口監督には正攻法で、真っ当に、素直に、映画を撮って頂きたい。絶対に、どんなことがあっても、100%改悪しかできないんだから、せめて、原典のままにしてほしい。
 つか撮るな。

 どうせ現代的な時代劇を作るなら、音楽はフォーテックでいーじゃん。わかり易くて。「二天一流」とかでさ。

Photek 「二天一流」↓

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tag : 隠し砦の三悪人

2008-03-15

裸祭りは結局どうなったんだ

 自分でを書いておきながら、その後の顛末に全く興味なかったんだけど、当ブログに「裸祭り」や「蘇民祭」で来る人がいたりするので、物凄く今さらだけど、ちょっと気になった。

 聞くところによると、蘇民祭の当日なのか翌日なのかは知らないけど、TVの朝の情報番組で流れてたとか。しかも各局で。朝っぱらからヤな映像だな。
 というわけで、YouTubeで検索したら、簡単に見つかった。



 本当に、TVで流れたんだ。変に話題になっちゃったしね。ポスターのセクハラ騒動、警察の公然猥褻罪……結局、良くも悪くも絶大な宣伝になったわけか。警察と共に地域ぐるみで宣伝したのかと疑いたくなるな、結果的には。

 しかし、TVで流れるとなると、現場は別にして、放送上ではどうしても規制されるよね。全裸男性の姿をTVで放送するわけにゃいかん。そんなの、露出狂にとってはパラダイスだ。マスメディアでの露出が高くなることは、宣伝にはなるだろうけど、そもそもの「神事」としての価値は激減するんじゃないの? 寺も、取材は一切お断りします、とすりゃあいーのに。
 裸祭りの採るべき方法は、「閉鎖性を高める」しかない。警察も、公然猥褻罪とかいってないで、地元の裸祭り関係者以外を立ち入り禁止にすりゃいーんじゃないの? 完全封鎖しちゃって。マスコミの取材もお断り。ひっそりと、誰に知られることなく見られることなく、開催すればいい。それが一番簡単な方法だ。考えれば、別に大騒ぎするこっちゃない。
 TV映像では、クライマックスで全裸になるのならないの、千年の歴史が続くの分断されるの、って盛り上げてるけど、「TV映像」というフィルターを通すと、不思議と冷静に見ることができて、アホみたいな騒ぎだとつくづく思ってしまう。

 とりあえず知名度はとんでもなく上がったろうから、来年以降、日本各地から観光客が訪れるのは間違いない。狙った通りに事が運ばれたってことなのか?

 どうでもいいんだけど、「蘇民祭(黒石寺)」でググって現れるサイトを見たら、何つーか、大らかな気持ちになれるね。ふんどしに締め上げられたケツ! ケツ! ケツ!
 男児のふんどし姿写真も結構あって、ある性癖の人は大喜びしそうね。忘れたけど、女児がふんどし姿になる祭りってのもあったような。あれは間違いなく規制されてるんだろう。ふんどし禁止なのか、撮影禁止なのか、観光客禁止なのかは知らないけど。

 まあ何にしろ、裸祭りはひっそりとやれ、ってことですね。

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tag : 裸祭り 蘇民祭

2008-03-15

待ちに待った給料日だ By THE HELLO WORKS

 正にタイトル通りで。

 私の会社の給料日は毎月15日なんだけど、土日祝日に被ると、前営業日支払いになる。つまり、今日が給料日(これを書いている時点で既に昨日だけど)。
 この、「前営業日払い」が何かとっても嬉しい。周りには「翌営業日支払い」の人ばっかなので、喜びも数パーセントアップ。たった1日早くなっただけでも、凄く嬉しいものだ。

 「ああっ! 給料日前の十日間……何て味気ない日々だったことか! しかし、これでまたバラ色の日々が!」

 そんな日が1日も早く訪れるんだから、嬉しくないわけがない。そんな給料日には、ザ・ハロー・ワークスの「Every Single Day」て曲が頭の中を駆け回る。
 ザ・ハロー・ワークスは、スチャダラパーとストライマングースとロボ宙による脅威の中年新人バンド
 スチャは、アルファや電気グルーヴと組んだりしたけど、今回のザ・ハロー・ワークスが最もいい。日本の新人バンドじゃぶっちぎりでいい(当然か)。バンドサウンドとラップ、このミクスチャーな魅力は、ともすれば安っぽくなるだけなのに、ザ・ハロー・ワークスは、円熟味があり、完成度がとっても高い。
 特に素晴らしいのは、ストライマングースの演奏。とってもファンクネス。ベースが効いていて、そこらにいる普通のロックバンド的な音とは全っ然、違う。低くてぶっといベースのうねりに、軽妙なラップが乗る。今までにありそでなかった新サウンド。
 「ヒップホップは、メロディがなくて、早口なラップをがなってるだけで、あまり好きじゃない」なんて理由でヒップホップを敬遠していた人、そんな人に物凄く強く強くお勧めしたい。

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2008-03-14

ことしもWIRE開催!

 詳細はまだ決まってないみたいだけど、とりあえずWIREが開催されるようで。

リンク→WIRE08

 よし、もう休暇の予約取っておかなきゃ。

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tag : WIRE

2008-03-14

橋下知事は厳しいな

 いってることはわかるんだけど、やっぱそりゃ反発されるわ。

asahi.com→橋下知事が初朝礼 女性職員、発言にかみつく一幕

 橋下知事は、もうそろそろ「売り言葉に買い言葉」を止めるべきかと。記事には、
橋下知事が当初、始業前の朝礼を提案したものの、府幹部から「始業前の朝礼は超過勤務になる」と指摘されたことを披露。「ならば勤務時間中のたばこ休憩や私語は全部減額させてもらう」と迫った。
とある。そんなことしたら困るのは橋下知事でしょ。どう考えたって生産性が落ちるだけだもん。

 それにしても、反論する職員なんてよくいたな。その返しの、「ありがたい意見。ぜひ議論を起こしてほしい」て橋下知事の発言はどうなんだ? 議論起こしてほしいなら、最初から議論すればいーじゃないか。変に話題になるようなことしなくてもいーだろ。無駄なことしてるなぁ。まるで下手な芝居を見せられているようだ。反論されても謙虚な知事、を演出しているのかもしれないけど、逆に何にも考えてないのが強調されただけのような。

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2008-03-14

児童ポルノは禁止するべきだけど……

 「準児童ポルノ」って何さ?

Yahoo!ニュース→アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン

 ここでどんな反論しても、「そりゃお前が『児童ポルノ』が好きなだけだろ」としかいわれないような気がするけど、やっぱ反対すべきだよね。

 私の趣味って、結構反社会的なものが多く、映画なら残酷なもの、音楽はダンスミュージックにロック、漫画はエロから残酷まで色々……と、規制され易いものばっか。例えば、ホラー映画でどんだけ悔しい思いをしてきたことか(宮崎勤事件の時期は特に)。ホラー映画観てると、いつか映画みたいに殺人事件でも犯すんじゃないか、といわれる。クラブに行けば、麻薬とかしてるんじゃないか、といわれる。漫画やアニメを見ていると、いい歳して気持ち悪い、といわれる。
 反社会的なものを好きならば、そこには反社会的なものを背負っている一員としての責任がある。ホラー映画が好きなら、ホラー映画の真似して犯罪を犯さないとか。犯したら、他のホラー映画好きの迷惑にならないよう、ホラー映画好きである歴史を抹消するとか。つまり、同好の士の迷惑にならないようにしたい。それが最低限のマナーじゃないだろうか。
 だから、反社会的なものを好んでいても、即ち反社会的な人間、ってわけじゃない。警察や学校の先生が犯罪を犯すことだってあるじゃないか。社会の鑑みたいにいわれている人たちが、本当に正しいわけじゃないのは、説明するまでもないことだ。
 
 児童ポルノは、現実の人間を使った本当の児童ポルノは、規制すりゃいーと思うけど(それにしたって、十年くらい前は平気だったくせに)、「妄想」まで規制すんのは、どーなのかと。アイドルとか全面禁止しなきゃ駄目でしょ、それだと。 
 現実の児童買春と、漫画やアニメなどの妄想を一緒にするのって、凄く乱暴な考えだよね? 単純に考えても、妄想まで規制しちゃうと逆に性犯罪が増えるんじゃないの? 
 はっきりいって、「準児童ポルノ」って考え方は、思考停止したものだと思う。ニュース記事では、
ゲームの中で児童はひどい虐待を受けており、しかも児童は「虐待を受けて良かった」という作りになっている
と政治家が批判している旨が書かれている。その判断、頭おかしくないか? 「妄想」に人権を持ち出してどーすんだ。現実と妄想の区別がつかんのか。怖いわ。
 例え、そんなゲームをやって影響を受けて、現実の児童に酷いことしても喜ばれる、などと考える奴が出たとしても、それはゲームのせいでなく、親の育て方が悪かっただけじゃないの? そんで、そんな親を出さないための、「親学」なんてものを出そうとしたんでしょ? もう、何もかもを放棄しているよね。
 個人の人格や品性を無視しておきながら、人権は重視しようとする。しかも、それが「妄想」の人物であっても。
 いやぁ~、オモロイ。
 
 あと、政治的にエロ漫画やエロアニメやエロゲーを規制してしまうと、それらが暴力団の資金源にならないかな? 暴力団がエロ同人誌を扱うってのは、面白いけどさ。物凄いアニメグッズだらけの山○組とか。ツンデレは○○組、ヤンデレは○○組、と得意分野が組によって違うの。これはこれで面白い時代になるかも。世界的にも凄い国だと思うな、そんな日本だったら。

 とりあえず、オタクは生きてけないね。空気吸っちゃ駄目、といわれるに等しいんだもん。
 ま、こーゆー事態では何をいっても、反論者が間違っているといわれるに決まっているから、下手に何もいわないのが得策だ。が、あっさり法案が成立すんのも嫌だけど。

tag : 準児童ポルノ 児童ポルノ

2008-03-13

同人音楽を聴かされた

 エロゲー『キラ☆キラ』を貸してくれた友達が、今度は同人音楽を聴いてみろと。『キラ☆キラ』を否定されたのが気に入らないらしい。友達にすれば、『キラ☆キラ』の曲はかなりの良作らしい。
 しかし、そもそも私は、何が「同人音楽」なのかがさっぱりわからない。それって、単なるインディーズのことじゃないの?
 全っ然、違うらしい。超力説された。

 同人音楽で最も有名なのは、「東方アレンジ」ってものらしい。私も一応はオタクの端くれなので、その名前は知っている。確か、「東方project」って同人のSTゲームのBGMをアレンジしたものの呼称だ。「東方もの」だけのイベントが開催されているのも知っている。知識、そんで終わり。実物は、見たことも聴いたこともない。商業作品でなく、同人作品の同人作品が出るくらいなんだから、相当凄いんだろうなぁ、くらいの認識。

 さて、聴いてみると、トランスっぽいのが多かった。変にゴージャスなのとか、ビジュアル系ハードロックみたいなのとか。十数年以上前のゲームミュージックのアレンジものを聴いているような感じ。別に悪いとは思わない。ゲームミュージックらしいゲームミュージックだった。
 不思議とゲームミュージックは、ゲームミュージックなんだよね。どんだけ年月が経っても、どんだけユーザーが入れ替わっても、アレンジされても、ゲームミュージックはゲームミュージックのまま。不思議だ。アニメの音楽も、そう。殆どが一聴して「ゲームの音楽だ」とか「アニメの音楽だ」とわかってしまう。
 私も子供の頃からその手の音楽に馴染んでいるので、同人音楽、結構すんなり聴ける。聴けるが、音楽的に大好き、買ってまで聴きたい、ってわけにはならなかった(今のところは)。あくまでも、聴き馴染みのなる雰囲気の音楽だ、というだけ。第一、当然の話だけど、元ネタもよく知らないのに、好きになれるわけがない。独立した一作品として聴いたら、決していいとは思えないし。他の人は知らないけど、私には無理。

 同人音楽に、他にどんなものがあるのかは知らない。知らないけど、今回聴かされたものだけで判断すると、音楽性が少し偏っている印象を抱いた。友達の話では、同人即売会や同人販売店だけでなく、普通の販売店(タワーレコードにはないと思うけど)でも売っていると。しかし、普通の販売店で売っていても、メジャーなレコード会社から販売しているわけではなさそう。となると、やっぱそれは単なるインディーズような気がするんだけど……
 確かに、オルタナティヴやインディーズという枠組みで語ってはいけないような雰囲気が、同人音楽にはある。音楽性だけで語ってはいけないような、そんな感じ。それは、アニメやゲームや漫画に根差した「オタク魂」があるかないかってことなのかもしれない。従って、同人音楽から全世界に発信したクラブミュージックなんかは出ないんだろう。そんなものは求められていないんだろう。そんなものを求めるのは間違いなんだろう。そんなことをすると、それは同人音楽ではないのだろう。まあ、そりゃそうか。

 でも、やっぱ、同人音楽って変な感じ、と思ってしまうのでした。悪い意味でなく。

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

tag : 同人音楽

2008-03-13

『バンテージ・ポイント』はゾンビ的手抜き映画

 『バンテージ・ポイント』は、大統領が大観衆の面前で暗殺され、その瞬間に立ち会った8人の視点それぞれを描くことで、なぜ暗殺されたのか、どうやって暗殺されたのか、誰が暗殺したのか、それらの謎を解き明かしていくアクション・サスペンスだ。
 構成や方向性は、『ユージュアル・サスペクツ』や『メメント』に似ている。そのどちらにも馴染みがない人は、『シックス・センス』みたいな「卑怯」な映画、と思ってもらっても構わない。
 全く関係ないが、シャマラン監督の『レディ・イン・ザ・ウォーター』は、ハッタリと「卑怯」な手段を一切使わずにサスペンスを作ってみた、とんでもない意欲作なんだけど、とてつもなく評価が低いのはどうゆうことなのか。まあ、明らかに駄作にしか見えないから仕方ないけど、『メメント』や『ソウ』シリーズのようなクソ駄作が評価される上で絶対に評価しなくてはならない1本だと思っているんだけど、そんな意見を殆ど見たことがない。悲しいね。
 で、話を戻す。この手の映画は、構成だけが凝っていて、中身は空っぽであることが多い。『バンテージ・ポイント』もそんな映画なんだけど、困ったことに、構成すら凝っていないのだ。観終えてから、「やられた! あれはこーゆーことだったのかっ!?」という驚きもない。「ふーん」と何の感想も湧き上がってこない。無駄というか、邪魔な構成だ。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : バンテージ・ポイント

2008-03-12

ウイルスバスターバスター

 トレンドマイクロのHPがウイルスに感染したとかで。

ITpro→トレンドマイクロのWebサイト改ざん、Webアプリにぜい弱性の可能性
webBCN→トレンドマイクロ、Webサイトが改ざん被害、ウイルス感染の恐れで一部閉鎖

 私が使っているセキュリティソフトは、トレンドマイクロのウイルスバスター。バスターのくせに、バスターられてどーすんだよ。
 とりあえず、HPを閲覧していないから心配はなさそうだけど、ウイルスチェックしておこっと。

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

プロフィール

ばっどていすとさんどいっち

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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