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2012-10-17

架空のものとは知らなかった

 相変わらずすぎる遅れた話題で恐縮なのですが、今年の湯涌温泉のぼんぼり祭りについての新聞記事を見て驚きました。

北國新聞 → 「花いろ」ファン7千人集結 湯涌ぼんぼり祭り

 上記リンク先から抜粋。

 金沢市の湯涌温泉がモデルのアニメ「花咲くいろは」に登場した祭りを再現する「湯涌ぼんぼり祭り」(北國新聞社協力)は6日、同温泉街で行われ、第1回の昨年を2千人上回る約7千人(主催者発表)のファンや地元住民が押し寄せた。550個のぼんぼりが辺りを照らす中、金沢の奥座敷は作品の舞台を訪れて楽しむ「聖地巡礼」の人波であふれかえり、アニメ効果の大きさを示した。
 午後8時に祭りのメーン行事となる「ぼんぼり巡行(じゅんこう)」が出発。ファンらの願い事が記された「のぞみ札」入りのかごを白装束姿の地元住民が担ぎ、玉泉湖畔の特設ステージまで練り歩くと、沿道を埋めた観衆が盛んにフラッシュをたいて写真撮影した。到着後、祝詞が奏上され、のぞみ札が焚(た)き上げられた。
 京都市から友人とともに車で訪れた会社員深見剣一さん(43)は「地元の祭りとして定着し、末永く続いてほしい」と話した。ぼんぼり祭りを主催する湯涌温泉観光協会の安藤精孝会長は「1、2回目とも成功だった。通年での誘客に結び付ける努力をしていきたい」と力を込めた。

 今年の観光客数は約7千人!? あんな、湯涌温泉なんて場所に、7千人も一挙に集まるなんて……

 それにしても、そもそも、私は『花咲くいろは』をまともに観たことがないため(TV放送で第1話を観たけど、私には向いていなかったため、以後の話は観ていない)、「ぼんぼり祭り」が作品設定を再現したものだとは記事を読むまで知りませんでした。何百年も続いてきた歴史あるものだとばかり……いやぁ、どうりで聞いたことないお祭りだと思った。
 となると、つまり、「ぼんぼり祭り」は神事として何を祀っているのですか? 架空の神話を再現しているだけですから、何とも空っぽなお祭りです。逆に罰当たりな感じがしますが……でも、まあ、アニメ信仰と考えれば、何もおかしいことはありませんか。
 『花咲くいろは』が完全に忘れ去られた後でも続くようなら面白いです。それこそ1世紀でも2世紀でも続けば、歴史に『花咲くいろは』が残り、地元では正に神格化されます。アニメ作品が文字通り正真正銘に神格化されるためにも頑張って継続してもらいたいものです。なかなかに根性のいることですけど。

 ついでなので、<かなざわアニメフェスタ2012>で撮った写真を。
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テーマ : LIVE、イベント
ジャンル : 音楽

2012-10-11

<かなざわアニメフェスタ2012>を見て回って

 相変わらず遅れた話題で恐縮ですが、6~8日の3日間に金沢市で<かなざわアニメフェスタ2012>なるものが開催されておりましたので、地元のイベントでもありますし、アニメは少しだけ大好きですから見に行きました。
 フェスの主旨については、先月の北國新聞の記事があります。

北國新聞→クールな魅力、アニメで創出 金沢で来月フェスタ

 上記リンク先から抜粋(ちょいリミックス)。

 市は、金沢美大出身の監督の活躍や、湯涌温泉をモデルにした「花咲くいろは」の放送による地域活性化などを追い風に、金沢のアニメ土壌を生かして新たな魅力創出を図る。近年は「花いろ」効果で湯涌温泉の知名度が向上し、金沢美大で学んだ米林監督、映画「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督も注目を集めている。日本のアニメは海外からの評価も高く、「クール(かっこいい)」なサブカルチャーを通じて交流人口の拡大を目指す。
 ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」で知られる米林宏昌監督(野々市市出身)や、「マジンガーZ」などの作者である永井豪氏(輪島市出身)が参加し、トークショーなどを計画している。アニメ上映会、子ども向けのワークショップのほか、懐かしのアニメポスターや「花咲くいろは」関連の展示も予定しており、「老若男女問わず、アニメ文化の奥深さを感じられる」(市観光交流課)内容とする。
 市は、フェスタを通じてアニメ文化を幅広い年齢層に浸透させるきっかけとし、国内外との交流推進に弾みを付けたい考えである。9月補正予算案にアニメフェスタ開催費500万円が計上される。

 とまあ、何が「クール」なのかさっぱりわからないアニメ作品によるフェスなのです。500万円の予算が高いのか低いのかわかりませんが、行ってみた感想としては、「え、これでフェス?」です。

 「老若男女」に向けてはありましたが、コア層だけに向けていない、ということにすぎません。当然ながら「アニメ文化の奥深さ」は微塵も感じられませんでした。
 確かにコア層だけに向けていては広く一般に浸透させることは難しいでしょうが、「老若男女」な方針は必要でしょうか? まずはコア層を満足させることを考えた上で、広く一般にも理解してもらう方法を考えるべきだったように思います。私はコア層ではありませんが、物足りなさで一杯でした。
 地元に限定したコンテンツばかりなのも悪いと思います。「地元」にこだわらずに行うべきでしょう。「地元」にこだわると続けられませんよ。贔屓になりますが、<カナザワ映画祭>という成功例を見習うべきです。
 ゲストが永井豪さんと米林宏昌監督というのも面白味が薄いように思います。人気がないとか実力不足だとかいいたいわけではありません。旬の大ヒット作である『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督も呼ぶならまだ<かなざわアニメフェスタ>としての面白味はあったでしょうが、どこでも行えそうな安全な発想すぎて面白味がないと思うのです。
 あと、『花咲くいろは』を推すなら、劇場で全話を一挙に上映するとか、「フェス」らしいことを行うべきだったと思います。
 企画立案に「サブカル」好きは参加していたのでしょうか? 余りにも狭く浅い企画であるため、熱心な「サブカル」好きが企画立案に参加していなかったのではないかと推測します。「フェス」のくせに、行われたのは小規模なパネル展示、ポスター展示、作品上映、トークショウだけ。しかもみんな地味。「サブカル」なのに熱量が低い。
 失礼ながら、旧態然とした、いかにも新聞社や役所が考えたと思われる無難すぎるイベントでした。

 そもそもアニメが「クール」って、本当ですかね? そこが怪しい。日本の「サブカル」が「クール」だった時代はもう終わったような気がするのですが。いや、今でも「クール」と評される文化はあるのでしょうが、それはごく一部なのでは。たとえ経産省が推す「クール・ジャパン」の威力がまだ強いとしても、それが<かなざわアニメフェスタ>に反映されているとは全く思えません。
 安易さばかりが目立っています。

 来年はあるのでしょうか?
 来年は『花咲くいろは』の劇場版が公開されるそうなので、とりあえずあと1年間は湯涌温泉も大多数の観光客を望めるでしょうが、その後はどうなるのでしょうか。また地元を舞台にした作品を作ってもらうのですかね。で、それを定期的に続けると。展望が開けてないように思います。
 ま、何にしろ来年も「フェス」を続ける気があるのなら、もう少し真剣に「サブカル」好きのことを考えた、または熱心な「サブカル」好きが考えたイベントにしてほしいものです。

テーマ : 花咲くいろは
ジャンル : アニメ・コミック

2010-01-16

変態の女の子も正義

 ぷらぱさんの『R18! あーるじゅうはち!』2巻を購入。1巻がまあまあ面白かったので、続いて買ってみた。
 1巻を買った時の感想は、「内容的にも、たぶん主人公が段々と変態になってゆくだけのような。大丈夫か?」で、本当にその通りになっていた。主人公が単なるオッパイ好きになってしまって、羞恥心をどっかに全力で投げ捨ててしまったご様子。最初っから業界ネタ漫画としては弱かったけど、業界ネタなんてどうでも良くなってるくらいに主人公が変態へと進化している。おかしいな、ちゃんと読んでいた筈なのに、気付かぬ間に立派な変態へ脱皮しておりました。でも、それだけ。単なる変態と化した主人公は、もう面白くない。普通以下になってしまった。
 たぶん今後はつまらなくなる一方だと予想し、1巻共々売却することに。

 『R18! あーるじゅうはち!』の1巻と同時期に買った、紺野あずれさんの『こえでおしごと!』は逆に面白くなってる。
 最初は『R18! あーるじゅうはち!』の方が面白いと思っていたんだけど、『こえでおしごと!』はギャグに突っ走ることなく、真面目にエロ声優の成長物語となっている。主人公が羞恥心に身悶えしているのに根は変態ってところが、何というか、SMっぽい。
 3巻まで出ていて、徐々にエロ(声優の役柄のシチュエーション)のハードルが高まり、次の難題は「ア○ル」だろうと、ファンの期待が高まる一方でございます。ブルマとアナ○で有名な紺野さんだから、絶対にブルマと○ナルのシチュエーションを登場させ、「ア○ルって、何?」ときて、「えええーっ! お尻の○が気持ちいいの!?」となり、勉強して想像力を逞しくさせ、見事にイってくれるのでしょう。『エロマンガノゲンバ Vol.2』に、ファンの期待に応える旨、インタビューが載ってたし。

 『R18! あーるじゅうはち!』と『こえでおしごと!』では表現形態が全く異なるので同一線上で比べるべきではないけど、女性が主人公のエロゲー業界漫画という括りで近い時期に登場した以上、比べてしまう。片やギャグに突っ走り、片やストーリー漫画として意外と健闘している。『R18! あーるじゅうはち!』のギャグとしての価値は、主人公が開き直ってしまっている以上、面白く続けるには今以上にオカシイ人物を登場させるかしかなく、困難だ。しかし、『こえでおしごと!』は本質はSM漫画なので、まだまだネタがあり続けるから、ポップな被虐漫画として邁進できるだろう。というか、期待してます。
 本当、『こえでおしごと!』は、どう考えてもシチュエーションをエロゲー声優にしたSM漫画なんだけど、そう感じさせないポップな絵柄のおかげで、読み易く、面白い。主人公を純情可憐なままに、引き続きハードエロスな声優シチュエーションを展開してもらいたいものです(一般誌の規制が許す限りで)。同級生も仲間に引きずり込み、あとは学校の先生に仕事がバレるとか、親友以外の学校生徒に仕事がバレるとか困ったハプニングが予想されますな。でも、本当のエロな展開にすると、そこで発展が止まってしまうから、バランス調整は難しそう。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

2009-12-05

のだめ駄目

 二ノ宮和子さんの『のだめカンタービレ』の最終巻を購入。まだまだ終わる気配のない展開が続いていたのに、遂に完結してしまった。物凄い大好きな作品だったんだけど……超不完全燃焼な終わり方だった。
 最後の最後までのだめのピアニストとしての凄さがちゃんと表現されなかったし、千秋とのだめのカップルとしての決定的な熱愛ぶりがまともに表現されることもなかったし、何よりも海外へと舞台が移ってからオモシロさが半減したまま回復することがなかった。なーんか、人気あるからズルズルと連載が続いてやっと終わった、て感じ。うーん、でも、まあ、ここまで楽しませてくれたから、いいか。

 ただし、映画版の酷さ(とんでもなく酷そう)はちょっといかんだろ。TVドラマ版も酷かったけど、そのままに映画版を作るんだから、酷さも倍増。予告編を観ただけでそう思う。
 のだめを演じている上野樹里さんは、原作に忠実な演技をしており、素晴らしいと思うんだけど、それゆえにのだめが不思議ちゃんを超えた単なる本物の馬鹿にしか見えない。玉木宏さんの千秋はまったく原作のイメージに合っておらず、違和感ありまくり。そして最も最悪なのが、竹中直人さん演じるシュトレーゼマンだろう。いくら何でもあれはないわ。コメディ担当の奇天烈な役に竹中さんを起用するのは止めた方がいいと思う。竹中さんが奇天烈な役を演じれば演じるほど作品が三流っぽくなって面白味が激減するんだから。竹中さんは今後、真面目な役以外禁止してほしい。

 音楽漫画(や小説)は、やっぱり実写やアニメにしちゃいかんね。やるならば、鈴木則文監督の『ドカベン』くらい物凄い飛躍をさせなきゃ面白くない。鈴木監督が『のだめカンタービレ』を映画化したら、やはり一切オーケストラが出ないどころか音楽にすら全く関係のない物語になったかもしれない。「プリごろ太」が漫画から飛び出して「のだめ」の出演者である上野さんや玉木さんたちと大冒険を繰り広げたり、マングースの着ぐるみが大活躍するアクション映画になったり。そんなだったら観てみたい。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

2009-11-24

ウホウホッ! カルピス的なゲイ漫画

 本屋で色々と新刊を物色していたら、一際目立つ表紙の漫画があった。山川純一さんの『ウホッ!!いい男たち2 ヤマジュン・未発表作品集』だ。
 こーゆーの↓
ウホッ!!いい男たち2 ヤマジュン・未発表作品集 (fukkan.com)山川 純一(2009/11/16)
ウホッ!!いい男たち2 ヤマジュン・未発表作品集 (fukkan.com)
 相変わらずインパクトのある表紙だ。迷わず購入。

 私は当然、第1巻も持っている。復刻ドットコムで予約して。最初の復刊の時には買い逃し、Amazonで買おうと思ったらレア価格になっていて(2万円近くしていたような)、いくら何でもこの価格はねーな、と思っていたら再び復刊ドットコムで予約受付を開始したから迷わず予約し、定価(復刊価格)で買えた。
 その後、Amazonを見てみたら、まだレア価格での出品のままだったから、親切心で「復刊ドットコムで再販売されたから、このムカつくボッタクリ価格では絶対に買わないように!」て感じのカスタマーレビューを送ったら、掲載拒否された。今、Amazonを見てみたら、やっぱボッタクリ価格が存在する。定価の在庫がまだあるってのに、定価の3倍近い価格はないと思うぞ。
 第2巻も既にレア価格が付いている。でも、普通に本屋に在庫があるくらいだから、まだまだレア価格で買う必要はないだろう。2倍以上の価格を付けてる店は、市場を見ているんだろうか? 買取時にそれだけ高額買取をしたのだろうか? どうせなら定価の在庫がなくなるまで寝かしておけばいいのに。

 で、第2巻だ。また復刊価格だからか定価が高い(これについては批判しない)。が、本そのものは薄い。第1巻の半分以下。じゃあ何で価格が高いかというと、初回限定版には付録「やらないかバンダナ」が付いているから。
 こんなの↓
「やらないかバンダナ」
 ヤマジュンキャラがみっしりとプリントされ、その上に、
やらないか」、
腹の中がパンパンだぜ」、
男狩り」、
などと魅惑的な台詞がみっちりとプリントされている。「チャンピオンREDいちご」の付録並みに使う機会に困る品物だ。嬉しいやらいらないやら。
 内容は、未発表作品集ということもあり、正直、出来はイマイチ。印象的なキメ台詞、印象的な物語、印象的な展開、印象的なコマ、印象的なキャラなどがげっそりと減り、第1巻に比べると現代アート的なポップ感も減り、一般向けでなくなってしまった(そもそも一般向けではないか)。だから付録で価値の底上げを図っているんだろう。が、それでも独特の魅力がなくなったわけじゃないので、面白いことは間違いない。任侠と暴走族な漢臭い設定で安定感のある、スカッと爽快にカルピス味な実用性第一のゲイ漫画でございますよ(私は実用してないけど)。それに、やはりレアな作品集だし、放っといたらレア価格になってしまうので、ちょいと定価からして高いけど、ファンは迷わず買いでしょう。

 ちなみに購入した本屋は、ブック宮丸。復刊ドットコムから第2巻発売情報のメルマガが届いていたんだけど、すっかり忘れてしまっていたのに、まさかの本屋での出会い。しかも初回限定版。石川県のオタク文化を支えていただけはある、見事な品選びでございます。

 復刊ドットコムでも購入できるので、一応、リンクをば。
復刊ドットコム→『山川純一(ヤマジュン)』 復刊特集ページ

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

2009-04-24

『女装少年アンソロジー』はずるい

 スクエニから出ているガンガンコミックアンソロジー・シリーズの『女装少年アンソロジー』を購入。

 表紙がメッチャ可愛くて、困った。萌えな美少女の着替え姿(胸が見えそで見えない)が描かれているからどんな漫画なのかと思わず取ってみたら、題名に「女装少年」とあるじゃないですか。反射的に棚に戻してしまったよ。しかし結局、破壊力満点の表紙の可愛さに負けて買った。

 「女装少年」とある以上、主人公は皆、男の子。が、それは設定がそうなっているだけで、絵としてはどう見ても「萌え系美少女」なので、心の目で「男の子」とわかる台詞を全て無視すれば、普通に「萌え系美少女」が主人公の短編漫画集になる。無論、そんな見方してたら全く面白くないんだけど。
 兄が妹のメイドになる「ぼくは妹のメイドさん」は、ツルペタな美少女が何となくエロいサービスをしているだけの漫画(にしか見えない)。
 「プラナス・ガール1.5」は、ちょっと小悪魔な美少女(男)と男の友達以上恋愛未満な物語。30代以上の人には、『ストップ!!ひばりくん!』なんかを髣髴とさせる。
 「オトコの娘(コ)のアイドル☆アキラ」は、AKB48ならぬ、AK(アッカン)ベー48に唯一人、「オトコの娘(コ)」としてデビューした美少女(男)の物語。パンチラどころかパンモロだらけで、サービスシーンが満載。男だけど。
 などなど、他にも、姉妹に女装させられる話や、学校の先輩に女装させられる話や、少年漫画らしい少しだけエッチなサービスシーンが満載の漫画揃い。みんな男だけど。
 もしもこれが青年漫画や成人向け漫画だったら、直接的にエロい描写があったり(ち○ちんが描かれてたり)、明確にBL寄りだったりして(でも、BL的に女装は反則かな?)、初心者や耐性のない人にはとっつき辛いんだけど、『女装少年アンソロジー』は少年漫画だからそれがない。読もうと思えば、普通の萌え系美少女漫画として読める。
 だから、「女装少年」ものに手を出したい初心者は(そんな人がいるのか知らないけど)、この『女装少年アンソロジー』から始めるのが最適かも。そして、この『女装少年アンソロジー』が続き、それを買い続ければ、確実に新しい嗜好が芽生えること請け合いです。

 それにしても、スクエニはどーなってんだ? 攻撃的だなぁ。
女装少年アンソロジー (ガンガンコミックスアンソロジー)女装少年アンソロジー (ガンガンコミックスアンソロジー)
(2009/04/22)
スクウェア・エニックス

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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

2009-04-19

『いきなり☆ねこキック』『えむ×えす』『お兄ちゃんのこと~』で兄妹の三立て

 兄×妹のハアハア漫画を4冊購入。草野紅壱さんの『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』、むつきつとむさんの『いきなり☆ねこキック』、さのたかよしさんの『えむ×えす』。疲れた時に最適です~。

 まず、話題になっている草野紅壱さんの『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』の第1巻。帯に書かれた惹句からして「こっち見んな! こんのエロ兄貴がっ!!」と素晴らしい殺し文句。
 実は血の繋がりがない兄妹が、互いにハアハアするラブコメ(バカ度高し)漫画。兄が妹に欲情して大変な展開に――と思いきや、実は妹はそれを上回る兄ラヴで、兄をハアハアさせるためにパンツを見せるわ(3秒ルール(3秒だけ見せた後、「何見てんのよっ!」と怒鳴る)が設定されている)、風呂にスク水で入ってくるわ、時には風呂上りにバスタオルをわざと落として裸を見せつけるわ、兄がネットで集めているエロ画像に巨乳があれば貧乳に修正するわ、兄が買い集めているエロ本に妹成分が足らなければ捨ててしまうわ、兄の妹好きは妹による策略の結果であるという、尋常ならざる兄キチガイの妹漫画。兄が妹やエロに興味を持たなくなるや否や、妹は兄を本屋へ強制連行し、3万円分のエロ本を買い与えようとするくらいだ。
 兄キャラが霞んでしまうくらい、妹の変態っぷりは素敵だ。兄が妹を大好きで背徳的な恋愛ゆえに葛藤する漫画はよくあるし、実は血の繋がりがないとわかって安心する漫画もよくあるけど、「実の兄と禁断の一線を越える背徳的な恋愛ができない」ことを嘆き悲しみ、しかし、だとするならば、「兄とのキスも自然っ! 兄とのHも自然っ! 兄との結婚も自然っ!! 世の中素敵なことだらけだっ!!」と大興奮する妹キャラはそういない。兄が昔使っていた縦笛を舐め、今の自分より年下の頃のものだから、「年下のお兄ちゃんとキス……お姉さんが奪ってあげるわねっ!!」と妄想する錯乱ぶり。
 後半にはツインテールの幼なじみまで登場するテンプレ安心展開で、心安らかに読めます。今後も妹の変態妄想バカっぷりのさらなる加速に期待大の漫画ですな。
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! (1) (アクションコミックス)お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! (1) (アクションコミックス)
(2009/04/11)
草野 紅壱

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 次に、むつきつとむさんの『いきなり☆ねこキック』の第1巻。これは弟×姉のパターンだし、ギャグ漫画でなく、ラブコメ漫画。ラブ味が強く、コメ味は少々
 弟が捨て猫を拾ってきたら、それは猫耳幼女(こう表記すると妖怪のようだな)で、そのおかげか、姉と弟の健全な関係がなぜか恋愛に発展する。姉は完全にツンデレ設定。しかも、メガネでツインで、委員長。料理が壊滅的に下手、という設定もあり。そんな(一部の好事家にとっての)素晴らしい設定キャラの姉は、当然の如く弟と血の繋がりがない。だからこそ安心してドキドキ展開を作れるわけで。
 まー、そんな姉と弟の気付きつつも目を背けている恋愛展開も良いのだけれど、ネコミミ幼女であるちゃろがなーんか可愛い。「みゃぐぅ~」と鳴いて懐く姿が。が、まだ隠している設定があるようで、陰のある表情が垣間見える場面もあり、最後まで可愛いままではいられない予感。涙、涙の別れが待ち受けているような。
 むつきさんの漫画は、無理な設定やギャグ設定でもシリアス展開を入れるので、登場人物に謎というか小出しにする設定があり、今のところは恋愛要素だけが見えるようで見えない展開。よくある表現を使えば、センシティヴな表現を好む作家だ。つまり、少女漫画の表現技術を多用している。絵柄は男子向けの明確な線で描かれているんだけど、効果は少女漫画的。「まんがタイムきららフォアード」で連載されている作品だけど、「花とゆめ」や「マーガレット」なんかに連載されていても物凄い違和感はないと思う。物語を引っ張る明確な主人公がいないのも、少女漫画的といえるかも。
 むつきさんは昔から絵はしっかりしているし、物語や展開を大きくは破綻させないので、今後も安心して物語に没入させてもらえるでしょう。ただし、何だかんだでテンプレ展開や設定を押さえてあるけど、シリアス要素が見え隠れする以上、ハッピーエンドにはならないかもしれないなぁ。そこが「花とゆめ」っぽい部分でもある。
いきなり☆ねこキック (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)いきなり☆ねこキック (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
(2009/04/11)
むつき つとむ

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 最後の1つは、さのたかよしさんの『えむ×えす』の上下巻。これは……母×息子×妹、という親子丼パターン。なーのーで、成人指定マークはないけど、内容は成人指定漫画
 物語は大した設定なし。とりあえず、当然だけど(何が当然なのかと)、主人公と母&妹に血の繋がりがない。で、ある日、主人公が母とセックスしちゃって、それを兄ラヴの妹が見てしまい、母に負けじと妹も主人公とセックスしてしまう。で、今度はそれを母が見てしまい、家族関係が破綻してしまう。が、最後にはハーレムエンド。
 母親は、若く、典型的なドジっ娘で、口調が「なのよぅ~~~」と、語尾に「~」がたくさん続くような間延びした喋り方をする、のんびり屋さん。妹は兄ラヴなんだけど、一応は隠している(周囲にはバレバレ)。少しツンデレの才能あり。で、そんな2人と主人公はイチャイチャイチャイチャ。「禁断の恋愛」なんて言葉から連想されるような罪悪感は、皆無。多少は背徳的な雰囲気あり。
 さのさんは、昔からギャグ描写が巧い。何というか、ほのぼのと和ませるようなコメディっぽさ。いわゆる萌え系の作家と比べたら垢抜けてないけど、ちゃんとキャラが作れて、描けて、テンプレといえども連載を最後まで安心して読ませる作家だ。『えむ×えす』も、物語にオリジナリティは皆無だけど、ちゃんと最後まで読ませる。この手の作品は、登場人物のキャラ設定が織り成す雰囲気を最後まで破綻させることなく物語に組み込めれば問題なし。多くのエロ漫画家はそれができないんだから。そーゆー点でさのさんは巧い作家の1人だと思う。全体のバランスも良いし。
えむ×えす 上 (1) (GAコミックス)えむ×えす 上 (1) (GAコミックス)
(2009/03/25)
さの たかよし

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えむ×えす 下 (3) (GAコミックス)えむ×えす 下 (3) (GAコミックス)
(2009/04/16)
さの たかよし

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 さて、よく考えたら、上記の作家3人は、みんなエロ漫画出身ですな。現在進行形の人(草野さんとさのさん)と、そこから逸れてる人(むつきさん)の違いはあれど。最近は、そーゆー作家も遠慮なく一般紙で連載を持つようになってきているので、良いことです。エロ抜きでも面白い作家はたくさんいますからね。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

2009-04-07

お子様が安心して買える漫画雑誌『いちご』

 『月刊チャンピオンRED』増刊のエロ漫画雑誌『いちご』の最新号を購入。
 表紙は大人しいけど(駒都えーじさんらしく「はいてない」けど)、付録は大人向け
 付録その1。「おふろ」がテーマのイラスト集。当然、肌色だらけ。桃色の突起も隠すことなく。
 付録その2。綴じ込み大型ポスター。たかみちさんのは無難なんだけど、森山大輔さんのは……何といいますか、幼女のあられもない下着姿で、くっきり筋。
 『いちご』の対象年齢は何歳なのか、どっかにはっきりと明記してもらいたいものですな。

 さて、私のご贔屓漫画、おりもとみまなさんの『メイドいんジャパン』は相変わらず絶好調。
 今話の舞台は名古屋。名古屋弁では「熱い」ことを「ちんちん」というからか、初っ端から「ちんちん」を連呼! 「キンタマ」まで名古屋弁にあるとか思われてる。
 それに、名古屋の人々がみんな「みゃあみゃあ」「にゃあにゃあ」いってて、ゆえに名古屋の人々は皆ネコミミ! ターミネーターみたいな男まで、ネコミミ。だから帽子なんかもちゃんとネコミミ仕様になってる。
 また、名古屋といえば「みそだれ」だから、名古屋の人々は皆「みそだれ」を飲んでいる。「名古屋人の脳みそは赤みそだとか思ったみゃ? 名古屋人だって特別じゃない。普通に飲むだけみゃ。こっちは生まれた時からおっぱいがわりに吸ってんみゃ」という台詞まである。そもそも名古屋は、駅に降りた瞬間から「味噌くさい」らしいぞ。
 と、今話には名古屋差別が満載! 名古屋人は必読でしょう。
 他には、メイド学校ならぬ執事学園(男子校)なるものが登場する。そこの授業では「冬季チンオリンピック大会」なるものが開催中。オナニーの射精時の飛距離を競う。測定不能な射精距離を叩き出した金メダリストの指導によると、射精角度は、空気抵抗が速度の2乗に比例して大きくなるので、39度が最適らしい。ためになる! 分度器は必須!
 そして最後には、「君のちんちんはフリーダム。勇気をもって、ちんちんに従って…!!!」と、まるで『スター・ウォーズ』の「フォースと共に」みたいな決め台詞が! ちんちんから「奇跡のケフィア」が採取され、それが難病の特効薬になるという事実まで発覚!
 『メイドいんジャパン』は、男の子の必読書です! 読んで、自信を持ってちんちんをいじり倒し、人類のためになる立派な漢へと成長してもらいたいものでございます。あ、でも、メイドか。単行本は第2巻が5月20日に発売されるようで。

 他の漫画は……どうでもいいかな。
 人気があるらしい『あきそら』は、物語がテキトーすぎる展開で、かーなりどうでもよし。一般漫画誌での明確なセックス描写なんかが話題になっているだけで、超つまらん。お子様向けには最適だろうけど、実際の購買層は大人様が大半だろうから、それなら素直にエロ漫画を買った方がもっといい漫画があるだろうに……
 『いちご』に掲載されている漫画の7割は、「エロゲーもどき」なものばかり(「エロ漫画もどき」ではない)。それに近いようで思いっきりかけ離れているのは『メイドいんジャパン』だけ。つまり、いち作品として面白いのは『メイドいんジャパン』だけだと断言できる。昔々の『コロコロコミック』や『コミックボンボン』なんかでたまに載ってた異常漫画に近い存在だと思う。どうせなんだから、もうちょっと思い切った漫画を載せてほしいなぁ。駕籠真太郎さんや会田誠さんに萌え漫画を描かせてみるとか。

テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

tag : メイドいんジャパン

2009-01-16

『Ghost In The Shell / 攻殻機動隊2.0』はなかったことに

 『Ghost In The Shell / 攻殻機動隊2.0』を購入。正直、『スカイ・クロラ』の抱き合わせ商法商品としか認識してなかったんだけど、新品が2割引で売ってたので、思わず購入。
 で、今、激しく後悔。こーゆー時こそレンタルを活用すべしと。
 何が「2.0」なのか、押井守監督に激しく問い質したい。「β版」て感じだぞ。

 初っ端からフルCGで「おおっ、やる気がみなぎっているなぁ」と感心したのも束の間、そのCGが実にショボイ。というか、全体的に新規CG場面がショボイ出来で超激烈に物凄く落胆真っ逆さま。『スカイ・クロラ』レベル。どこが「2.0」なんだよ!
 手描きセルアニメの部分とCG部分が巧く融合していないんだよね。明らかにCG部分が浮いている。そのお陰というか、手間隙かけた手書きセルアニメの高い技術力がわかることにはなっている。最新のCGの方が手描きよりもショボイってどーなのよ?

 音は間違いなく良くなっている。低音に厚みが増した。音だけは高評価できる

 新規場面の追加に関しては、特別何も感じなかった。増えたお得感はなし。それよりも、だ。新規CGにしろ追加場面にしろ、物凄く中途半端なんだよな。
 例えば、出だしはフルCGで描いているけど、場面が変わると手描きセルアニメのまま。タイトルクレジットはCGでやたらと力が入っているけど、以前のままの方が良かった。小道具系のどうでもいいような部分はみんなCGに直せばいいのに、手書きセルアニメのまま。計器のメーターの動きが手描きのままで笑ってしまった。機関銃に撃たれて粉々になるガラスの破片をCGに直していたりするんだけど、カットが変わるとその破片は手描きセルアニメのままだったりする。細かく挙げれば他にもたくさんある。CGで修正した部分が見てすぐにCGだとわかってしまう低い完成度なのは大問題だ。
 それに、追加するより減らした方がいい場面がたくさんあるでしょーに。押井監督独特の情緒性溢れるショットは、大概が無駄だったりするのだから、ここは娯楽性に徹して「押井監督独特の情緒性溢れるショット」を全面的に減らしても良かったと思う。それで10分は短くなるのに。

 もしかしたら今後、「3.0」「4.0」とかバージョンを上げてリリースし続けるんかな……詐欺だよね、それ。

テーマ : 見たアニメの感想
ジャンル : アニメ・コミック

2008-12-29

似てるようで似てないエロゲー業界漫画

 紺野あずれさんの『こえでおしごと!』第1巻と、ぷらぱさんの『R18! あーるじゅうはち!』第1巻を購入。
 どっちもエロゲー業界を舞台にし、どっちも主人公が女の子で、どっちも主人公がエロゲー初心者の漫画。

 『こえでおしごと!』は、16歳の女の子が姉にそそのかされてエロゲーの声優をやる羽目になり、エロゲー業界でもみくちゃにされる一般のストーリー漫画
 『R18! あーるじゅうはち!』は、18歳の女の子が姉にそそのかされてエロゲーのグラフィッカーをやる羽目になり、エロゲー業界でもみくちゃにされる一般の4コマ漫画
 両者とも展開が似ている。「エロゲー業界を舞台にエロゲー初心者の女の子が活躍する物語」という主軸が決まれば、あとの発想は似たり寄ったりになるってことか。でも、主人公の性格が全く異なるので、両者の雰囲気はかなり異なる。

 まず、どっちも一般漫画だから、エロゲーをモチーフにしながらも、エロくない。エロくないけど、『こえでおしごと!』は、主人公がエロゲーの声優をするから、放送禁止用語がよく登場する。例えば、「お○んこー!」とか大声で叫んでみろ、とかそんな展開がある。主人公が「お○んこ!」を連呼+絶叫する展開もある。それをニヤニヤしながら読む読者、って図式だろうから、『こえでおしごと!』はセクハラオヤジ漫画というべきかも。
 『こえでおしごと!』の主人公は、ムッツリスケベの女子高生。多少は拒否反応を示しつつもエロいことに興味津々で、エロい台詞を熱演するだけで大興奮する。前述したように、純情な女子高生がエロい台詞を絶叫したり、純情な女子高生がエロい台詞で大興奮する展開が売りであって、エロい声優業界のハウツー的なものは殆どなし。この後の展開は、主人公が段々とエロくなってゆくだけのようで、面白くないかもしれない。

 『R18! あーるじゅうはち!』の主人公は、おっぱいマニアな女の子。一応、18歳という設定だから、ちゃんと働けるところが『こえでおしごと!』とは違うので、こっちの方が健全漫画っぽい。ただ、18歳だけど男性と付き合ったことがないようなので(そこら辺は読者の大半がオタク男性だから、そんな設定なんだろう。『かんなぎ』の処女論争なんかもあるし)、純情なのは間違いないんだけど、とにかくおっぱいマニアなのが変でよろしい。
 こっちの方が少しは業界ネタのハウツー的要素が強い。っつっても、グラフィッカーなんで、塗りの話がメイン。『こえでおしごと!』と被っているネタもあるけど、『R18! あーるじゅうはち!』の方が業界の悲哀が描かれている。例えば、主人公が勤めている会社の社員が同じゲームをバラバラに購入するのを見て、主人公は「1本だけ買って、貸し合えばいいのに」と提案するんだけど、「それが業界に暗雲を呼ぶんだよ!!」と魂の叫び。
 エロゲーを猛烈に意識しているのは、本に付いている帯のデザインによく表れている。18禁シールみたいなものが描かれている。帯の背には「俺の嫁、生産中」、表には「総理、日本のコンテンツ産業は私たちが支えるっす」と書かれている。本を開けば開いたで、登場人物紹介ページがエロゲー雑誌のエロゲー紹介みたい。単行本のデザインが漫画そのものよりも凝っている。それはそれで面白いんだけど、今後(このまま連載が続けば)はそっちばかりが暴走してゆくような気がする。漫画の内容的にも、たぶん主人公が段々と変態になってゆくだけのような。大丈夫か?

 どっちも物凄く面白いわけじゃないけど、主人公の頭がアレな『R18! あーるじゅうはち!』の方が好き。また、どっちも作者も元々エロ絡みの人ってのが何だね。そのままの設定でエロ漫画にできそうなのが、ちょっと工夫がないかなと。
 今後、面白くなるかならないかは、担当の人の努力次第ってとこでしょうか。

テーマ : マンガ
ジャンル : アニメ・コミック

2008-12-11

漏れなく漏れてる『アリスの100℃C』

 今、最もヤバイ漫画雑誌は何かと訊かれたら、私は『チャンピオンRED いちご』と答える。だって、一般誌なのに、本屋のレジに持ってくのがためらわれるくらい、表紙がエロいんだもん。特に最新号(VOL.11)は、どこからどう見てもエロ漫画雑誌だ。白スク水のロリな女の子の、股間の布地がずれて何かが見えそうになっている、こんな絵(クリックで拡大)。
ichigo
 どう見てもエロ漫画雑誌だ。しかし、表紙だけでなく、中身もエロ漫画雑誌一歩手前。開き直る日も近いような。
 そんな『チャンピオンRED いちご』を購入している。好きなのは『メイドいんジャパン』という異常な漫画。いや、最高です大好きです。『メイドいんジャパン』のためだけに『チャンピオンRED いちご』を読んでいるといっても過言でない。だから、できれば立ち読みで済ませたいんだけど、よりによっていつも豪華な付録付きで、かならずビニール紐か輪ゴムで括られていて立ち読みできないんだよなぁ。

 そうそう、読者サービスなのはわかるけど、豪華な付録を付けるの止めてくれないかなぁ。立ち読みできないんだもん。例えば『アフタヌーン』や『ヤングチャンピオン』、先月号の『マガジンSPECIAL』。
 単行本を買い集めるほどではないけど、連載は追っかけている漫画の場合、立ち読みができないと展開が飛び飛びになってしまって困る。本屋も、立ち読み用に付録を外したものを置いてくれればいいのに。立ち読みすととしては、付録が付いているためにビニール袋で加工してあったり、紐や輪ゴムで括ってあると、「またか……」とガッカリするんだよね。
 立ち読みしている身分で偉そうにいえないけど。盗人猛々しいというか。

 話が逸れた。
 とにかく、ヤバイ漫画雑誌は『チャンピオンRED いちご』だと思う。同時に、その母体誌である『チャンピオンRED』が元々かなりキてる。『シグルイ』の掲載誌だし。そこで連載されていた美少女おもらし漫画アリスの100℃C』が単行本になっていて、それを購入した。異常(変態)な漫画だ。
 『アリスの100℃C』は、やはり美少女おもらし漫画である『いいなり! あいぶれーしょん』の中嶋ちずなさんの最新作だ。おもらしの呪いをかけられた美少女を救う陰尿師の物語……なんだけど、実際は呪いとかどうでもよくて、主人公(男)を含め、登場人物(1名を除き)全員がおもらしをしまくる異常漫画だ。
 例えば、洪水になるくらいおもらしをしたり、主人公がみんなのおもらしの湯気を集めて陰尿術をしたり、おもらしを全身に被ってキラキラしたり、そもそも主人公の願いは女の子をおもらしから守ることだったり、ムチャクチャ。最後は、式神の女の子が空に浮いておもらしのシャワーを地上に降らし、それに濡れた女の子が皆おもらしをする一大パノラマが描かれる。
 しゃわー。ちょろろ。ぷしゃぁ。擬音も色々用意されている。おもらししそうになると、股間が「きゅんきゅん」と疼く。もちろん、擬音にはハートマーク付。
 それでいて、最後は感動のハッピーエンド。おもらししそうな女の子の股間に前貼りして、ストローで「ちゅうちゅう」と吸えばいいじゃないか、と。

 凄いよなぁ。これぞ日本が世界に誇るMANGAの最先端かもしれない。でも、こーゆーの、昔はコロコロやボンボンにも載ってた。男の子世界からすると、「おもらし」はそれだけで重要なキーワードになる……ような気がする。
 昔々のあだち充さんも『リトル・ボーイ』というおしっこ野球漫画を描いている。世界で唯一の、ヒロインが立ちションをする野球漫画だ。

 日本の漫画は世界に誇れる文化です。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

2008-10-30

『ベルセルク』の物語の展開を忘れつつある

 『ベルセルク』の最新刊である第33巻を購入。1年ぶりか。段々と執筆のペースが落ちていってますな。まあ、そもそも掲載誌である『ヤングアニマル』の月刊時代からの連載だから、絵の緻密度や物語の面倒臭さからしても、本来なら月イチの掲載が適度なペースなんだろう。でも、連載自体がずーっと滞ってたし。

 正直いって、「千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇」からはちょっと面白くなくなってきてる。あからさまに映画『ロード・オブ・ザ・リング』の影響が見えるし、何か、ファンタジーっぽすぎる。いや、元々ファンタジーだったけど……最近は、RPGゲームっぽくなりすぎているというか。もっとこう、「子供が読んだら駄目!」という暗黒面な展開を期待しているわけです。「千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇」からはとってもライトな展開なので、ちょっと拍子抜けしっ放し。

 また、壮大な物語なのは理解しているんだけど、物語の進行がちんたらしすぎで……今、何か重要な展開になってるのかなってないのか、忘れてしまいそうに。不定期連載を止めてほしいものです。ガッツと一緒の船に乗ってるアザン(常にヒゲ付の兜を被ってるオッサン)とガッツのちゃんとした再会をさっさと実現させてくれ。今はそれが気になって仕方ないんだ! あー! もうっ! 気になるーっ!!
 見事に作者の意図にハマってます……

 毎日jpの記事を見たら、売り上げは仏契りでトップらしい。昔は知る人ぞ知る漫画だったから、隔絶の感がありまする。

毎日jp→本の王子様:「ベルセルク」、圧倒的強さ 「おお振り」も好調

 黄金時代篇(15巻くらいまでだったっけな?)までは、誰に薦めても「何この漫画、知らない」といわれ、しかし読ませてみると、「面白かった!」という反応が返ってきて、それが「ふっふっふ、そうだろそうだろ~」という連帯感を持てたのに。今じゃ圧倒的強さで1位か。ま、ファンとしては嬉しい限りですけどね。もっともっと売れてしまえ! でも、質は落とさないで!!

 ちなみに私は、『ベルセルク』の最新巻を買うたびに、1巻から読み直してます。その度に、感涙! 黄金時代の素晴らしさに、涙が止まりません! 仲間っていいね! 頑張れガッツ! 旅の終わりが決してハッピーエンドでなくても!

テーマ : マンガ
ジャンル : アニメ・コミック

2008-07-24

野球漫画『Dreams』の新しい敵が

 月刊マガジンSPECIALで連載している『Dreams』を愛読している。既に十年以上も連載が続いていて、未だに漫画内の時間が半年も進んでいない素晴らしい野球漫画だ。一部には、いっつも同じアングルの絵ばかりで構成された異様な漫画の1つとも知られている。
 で、その『Dreams』が遂に先月、甲子園の第三試合を終えた。メジャーリーグも真っ青なとんでもない試合だった。魔球は両校共に連発されるし、風の向きを読んで守備位置を変えるし……そんなとんでもない高校生がどこにいるよといいたくなるけど、現在進行形では最も理論的にも優れた(?)野球漫画で、週刊マガジンで連載されている『巨人の星』のアレンジ漫画なんか読んでる場合じゃないですよ。

 ちなみに魔球のネーミングセンスがいちいち素晴らしい。
 魔球エンジェル
 魔球1.7
 魔球KOBE
 嵐!無制限
 目くらまし投法
 爆ボール

 などなど、他にもあるけど忘れた。問題は、それら魔球の理屈が解説されているところだ。よくわからないけど、もしかしたら実現可能なのか……? と、思わないでもない。とにかく、凄い。そりゃあ、『アストロ球団』や、それを上回るムチャクチャな『愛星団徒』(音速を超える球を投げるわ、宇宙人と宇宙空間で戦うわ、エロい怪物がヒロインを触手で責めるわ……)に比べれば、全然普通ではある。ではあるけど、普通の皮を被った異常な野球漫画でもある。

 とにかく、そんな野球漫画で甲子園第三試合が終わり、その後の展開をどうするのかと思っていたのだ。先月号では最後にさらに強そうな学校が登場していたけど、もっともっと魔球やら変な凄い理論やらを登場させるのかと思っていたら、今月号でその正体が判明。
 相手投手が、女子高生! しかも、160kmの球を余裕で投げる主人公に対して、コールド勝ちじゃ済まないくらいの勝利を収めると啖呵を切った。
 女の子が敵に出てくるとは、ちょっと想像してなかった。やるなぁ。どこまで過剰にできるのか、完結までずっと追って行く所存であります。

テーマ : マンガ
ジャンル : アニメ・コミック

2008-05-30

ヤンサンが休刊!?

 えーっ!? ヤングサンデーが7月31日発売号で休刊になるの!?

毎日jp→ヤングサンデー:7月末の休刊が正式決定 JUDYも8月で休刊

 読んでる漫画いくつもあるのに……続き、どうなるんだろ……

テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

2008-05-24

殺さず、ただべっしゃってるだけじゃ駄目なのか

 ヤングジャンプで連載中の森田まさのりさんの『べしゃり暮らし』を立ち読み。

 やっぱ好きになれんな、今の展開は。どーして感動展開に持ってくために登場人物を殺す必要があるんだろ。さっぱりわからん。あーでもしなきゃお笑いに人生かけてるってのを表現できんのか。前に心配した、駄目な「お涙頂戴」展開だ。今時の駄目な感動邦画と同じだ。

 肝心の「お笑い」描写がちっとも面白くないのに「お涙頂戴」とは、笑えるなぁ。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

プロフィール

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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