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2013-04-27

明けましておめでとうございます!!!!!!!!

 新年というか新年度明けましておめでとうございます。新年度にしたって、もう4月が終わりそうです。前回の更新が10月ですから、半年くらい更新せずに放置していました。世界の片隅に生息している無数の存在感のないブログの1つでございます。
 なぜ半年も放置されていたかというと、何となく更新契機を逃していただけです。

 さて、久々の更新内容は――
 今年も<カナザワ映画祭>開催決定! ばんざーい!!!!!!!!!! 何か今年は自主製作作品も上映しようとしているみたいですね。何だか映画祭みたいですー。今年も参加させていただきますー。とか思っていたら――
 今年も<WIRE>開催決定! ばんざーいいい!!!!!!!!!! 今年は15周年だとかでいつもと異なり、9月14日の開催です! あ、私の誕生日だ! いや! ちょっと待って!? 9月14日って、<カナザワ映画祭>と被る! 間違いなく爆音上映の期間ですよ!? 何で今年に限って9月開催!?

 <カナザワ映画祭>の爆音上映を2日間は諦めるか、<WIRE>を諦めるか……<WIRE>開催日がいつも通り8月末付近だったら何も問題なかったのに。何で9月開催になったのだろう。

 嬉しいけど、悲しい。久々のブログ更新は、そーゆー感想でした。
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tag : カナザワ映画祭 WIRE

2012-09-11

「プリキュア」と『ムカデ人間2』は妄想系という意味でなら同じ

 女児を狙った事件が続けて発生し、広島県で起きた小6女児鞄詰め込み事件に関しては「犯人が『プリキュア』好き」だったようで、もしかしたらまたもやアニメ・漫画規制のきっかけになろうとしているのでしょうか。今のところは規制論が大賑わいとなっていないようですが。

 失礼ながら面白いのが、これ。
産経ニュース → 「被害者に申し訳ない」成城大が記者会見 小6女児かばん監禁事件
 上記リンク先から抜粋。

 成城大の神田範明学生部長が5日、大学内で記者会見し、「本人が在籍する大学としては、大きな事件を起こし、被害者の方に大変申し訳ないと思っている」と陳謝した。
 成城大は5日午前11時ごろ、「本学学生における不祥事について」とのタイトルで「大変遺憾に思う」などとホームページにコメントを掲載した。

 いや、学校は何の関係もないでしょ。とりあえず謝っとこって姿勢は、たとえば韓国と揉めている従軍慰安婦強制連行問題と同じで、後々で別の問題に発展する可能性がありますから、止めた方が良いと思います。毅然として謝らない、というのも重要でしょう。

 それにしても、産経ニュースで「性犯罪」というカテゴリーでニュースをテキトー見ると、
 9月9日 → またわいせつ教諭 女児の動画公開で逮捕 宮城県の小学校
 9月9日 → 文化祭でチアダンスの女子高生撮影 “盗撮仲間”の川崎市職員と銀行員を逮捕
 9月9日 → スマホで下半身撮影 盗撮容疑で秋田県警職員を逮捕
 9月5日 → 足にデジカメ、同僚のスカート内盗撮 容疑の市職員書類送検 茨城・ひたちなか市
 8月31日 → 「興奮した」 女子高生の太もも盗撮 容疑の巡査逮捕 愛知県警
 8月9日 → 25歳女教諭、小学女児の裸盗撮容疑で逮捕「女性の美しい胸見るのが好き」
最近の事件だけでも公務員による性犯罪がずらーっと並びます。何なんでしょうか。これをもって「今、日本の公務員はヤバい!」と結論付けて良いのでしょうか。公務員ってお堅い仕事だから、ストレスも溜まって性犯罪に走り易いんだねー、と安易な印象を抱けば良いのでしょうか。そんなわけがありません。ストレスの溜まる仕事だからって犯罪でストレス解消するような方はごく僅かです。
 どうでもいいですが、「女性の美しい胸見るのが好き」という女性教諭は、ご自身の胸をあらゆる角度から激写しまくれば良かったのではないかと思うのですが、我慢ならん程に貧相な胸だったのでしょうか。

 犯罪者の中に「プリキュア」好きがいたってだけで、「プリキュア」好きの成人男性がヤバいってことにはなりません。そもそも「プリキュア」が児童を対象とした性犯罪を助長するわけがありません。だって、「プリキュア」って、正義の味方のお話ですよ? 日曜の朝に放送されているようなアニメが性犯罪を助長させるわけがありません。
 「プリキュア」に悪影響を受けるとしたら、主な顧客たる女児ではありませんかね? 「プリキュア」に影響され、危険なことに首を突っ込んだ末、大変な目に遭った、とか。それが普通の発想です。児童に「プリキュア」の真似をしない、と注意することは普通にあるでしょう。
 あ、犯人が敵の真似をするってのはありますか。「プリキュア」を観たことないのでわかりませんが、「プリキュア」シリーズ全話のどれかに、プリキュアをさらって監禁するって展開があったのかもしれません。で、犯人がそれに影響され、実践してしまったと。そうだとすれば、それは単に空想と現実の区別がつかないだけの、「決して真似をしないで下さい」の意味がわからないだけの、馬鹿です。性犯罪の助長とは無関係です。
 犯人がエロアニメやエロ漫画を大好きだった、というなら性犯罪への影響はまだわかります。作品内容みたいなことを犯ってみたかった、と。しかしその気持ちを実行に移すことと移さないことには大きな隔たりがあり、問題視されるべきは、その大きな隔たりが取り外されてしまった事態です。エロアニメにもエロ漫画にも問題はありません。
 しかし、ある作品が犯行に影響を与えることはあるか、と問われれば、それはあると思います。

 『ムカデ人間2』という映画は、「キチガイに見事な妄想を観せちゃ駄目!」という作品です。ホラー映画の真似をした、とかいう事件はありますが、実際はその大半が「そうでもない」事件だったりします。ホラー映画の内容を実践するのは、なかなかに大変だってことです。
 『ムカデ人間』は、「ショッカーのなり損ない」というか「ショッカーの誕生秘話」て感じの作品でした。あーゆーかけがえのないキチガイがショッカーなんかを設立させたのかもしれない、と勝手に妄想すると感動に涙が溢れます。「プリキュア」には毎度毎度様々な敵が登場すると思いますが、そんな敵を支えているのも、「ムカデ人間」に登場するような、意味不明かつはた迷惑な情熱を抱くキチガイです。そうに決まってます。
 「プリキュア」シリーズは、敵と「プリキュア」が「どちらの妄想がより情熱的で強いか」を競っているだけですから、「ムカデ人間」シリーズと大差ありません。

 ということで、「プリキュア」に影響を受けるとしたら、女児ならば「プリキュア」そのものに、成人男性なら……敵のキチガイに、ではないでしょうか。
 「プリキュア」を観ている女児には、ついでに映画『スーパー!』も観せてあげた方が良いでしょう。現実の悲惨さを学ばせるためにも。キチガイに『スーパー!』を観せたら……やっぱろくなことが想起されません。
 キチガイには何を観せてもヤバいんですよ。

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2012-08-30

見よ、あれが汎用人型決戦兵器……AKB48だ!

 AKB48なんてどうでもいいですし、前田敦子さんの“卒業”にも興味ありません。ありませんが、漫画の『AKB49 恋愛禁止条例』は好きなので、実は意外と自分で思っている以上にAKB48が好きなのかもしれず、むしろ実際のAKB48を良く知らないために、『AKB49 恋愛禁止条例』のお陰で前田さんの評価が物凄く高い私です。その前田さんが“卒業”とあってはAKB48も大変だと思い、今後の『AKB49 恋愛禁止条例』は前田さんをどう扱うのか気になります。気になりますが、よく考えれば私は『AKB49 恋愛禁止条例』の前田さんが好きなのであって、現実の前田さんには全く興味ありませんでした。
 そもそも私にとってAKB48は高橋みなみさんです。といっても、唯一楽しみにしているTV番組「新堂本兄弟」に出演されているからに過ぎず、最初は高橋さんが何をされている方なのかも知りませんでした。未だに現実のAKB48のことはよく知らないままです。歌だけを聴いても他の色んな女性アイドルグループと区別つきません。
 現実のAKB48が消滅しても『AKB49 恋愛禁止条例』を「架空のアイドル漫画」として読めばいいだけですから、やはりAKB48なんてどうでもいいです。
 が、これはどーなのかと思いました。

MSN Japan → デヴィ夫人がAKBファンを痛烈批判「熱狂するいい歳をした男性達を見ると “日本も終わりか” と嘆かわしい念にかられる」

 <FREEDOMMUNE>でお世話になりましたデヴィ夫人がお怒りのようです。件のブログ記事も拝見させていただくと、コメント欄には「感動した」「正論だ」「よくぞいってくれた」「目が覚めた」と絶賛の声多数でした。怖っ!
 デヴィ夫人やコメント欄の皆様の日本を憂う気持ちは、大切です。大切ですが、デヴィ夫人の意見で目が覚めた方は、いくら何でも長く寝過ぎじゃありませんかね? よりによってデヴィ夫人の意見で目覚めなくても。目覚まし時計が壊れていたのでしょうか。
 実は、さぞかしAKB48オタクによる非難コメントが殺到しているだろうとウキウキしながら見に行ったので、ガッカリしました。非難コメントは全力で削除しているのでしょう。

 日中、日韓の外交問題に限らず、現政府に不満を募らせているのは国民全体の傾向だと思います。AKB48オタクだって不満はあるでしょう。AKB48オタクは政治・社会に無関心、と考えるのは極論だと思います。TVの情報番組がAKB48ばかり扱い、日本にとって重要な政治・社会の問題を扱っていない、というのも極論でしょう。視聴率や売り上げを稼ぐことが命題であるメディアがわかり易い方向に走るのは当然のことだと思います。韓流ドラマ叩きの時にも思いましたが、嫌ならTV番組を観なけりゃいいのじゃありませんかね? そうでない報道メディアを見れば、ちゃんと重要な政治・社会の問題を扱っています。地元新聞の朝刊を読んでもAKB48の扱いなんて大したことありません。デヴィ夫人のブログに憤慨コメントを入力している方々は、TV番組をよく観ている方々なのでしょう。
 何か「AKB48を素人集団の出来損ない芸能」と断定するようなコメントもいくつかありましたし、デヴィ夫人にも少なからずそのような気持ちがあるようですが、いやいやいや、『AKB49 恋愛禁止条例』を読んで下さいよ、凄い努力してますって。現実も同じなら、凄い頑張ってますって。親が子供を育てるうちに親として成長するように、AKB48は、始まりは素人集団でしたが、徐々に玄人集団へと成長していったのではないでしょうか。まともに見たことないから知りませんけど。少なくともAKB48は頑張っていないわけじゃないと思うのです。今でも素人集団の出来損ない芸能かもしれませんが、とりあえず頑張っているように見せていると思います。必死に頑張っているところまで余すところなく見せることを娯楽として提供しているのがAKB48の手法なのだ、と『AKB49 恋愛禁止条例』を読んでいて思います。
 今の政治家に――たとえばアメリカでオバマ大統領が応援されているように――応援したくなる方って少ないと思います。自民党から民主党に鞍替えが実現したのだって、「自民党を応援したくなくなったから」という消極的な選択ゆえでした。今、民主党が駄目なのは当然としても、自民党は前よりさらに悪くなっているようにしか見えません。他人の足を引っ張ることに夢中で、自らを高めるための努力を怠っているようにしか見えないからこそ、応援したくないのです。AKB48オタクを責めてもどうにもなりません。
 AKB48オタクが政治デモを起こせば政治意識が高いと思われるかといえば、「オタクどもがいきなり何やり出したんだ?」と不安がられるだけです。中国の反日暴動を見ていても、中国って大変だなぁ、としか思えません。韓国にしたって同じです。大統領があんな不適切発言する国の国民って大変だなぁ、と同情を禁じえません。あー、日本で良かった、と思います。思いますが、政治への不満はそれとは別です。AKB48オタクだって同じじゃないでしょうか。前田さんの“卒業”に夢中になっているのは一時の逃避、と考えることはできます。24時間ずーっとAKB48一色のオタクって多くないでしょう。
 デヴィ夫人は、批判の矛先を間違えています。政治の不甲斐なさは、政治家にぶつけるべきです。たとえAKB48オタクが漏らさず選挙に投票したところで、良い政治に繋がる保証はありません。現政権が良い実例です。

 デヴィ夫人の不満を解消するのはどうすれば良いのでしょうか?
 最も簡単な方法は、わかり難いことをわかり易くすることです。ややこしい政治・社会問題をわかり易くする。池上彰さんのニュース解説が好例です。思い切って、政府に秋元さんを入れてみるという手もあります。政治教育のプロデュースを秋元さんに行ってもらう。人を扇動することに巧みな秋元さんですから、政治に熱を取り戻すことができるかもしれません。
 しかし、わかり易くすると、合成の誤謬を生むだけに終わる可能性も高いでしょう。下手の考え休むに似たりといいますから、無駄に政治に関心を持たないでほしい方々だってたくさんいます。従って重要なのは、わかり難いことはわかり難いまま考える、です。つまり、物凄く長い時間がかかりますが、教育だと思います。わかり易いことをいうだけの政治家を応援したりしない知性を育む。
 わかり易く批判の対象になり易いAKB48オタクを批判したところで、日本は良くなりません。批判された側にしたって「何で俺らが?」と思うでしょう。わかり易いデヴィ夫人の意見に賛同するのも、良くありません。賛同して、その先はどうするの? デヴィ夫人のブログは人気があるようで、未成年者のコメントもありましたが、「よくいってくれた」と思った先に何があるの? AKB48オタクが政治に関心を持てば良いのなら、秋元さんを政府に入れ、AKB48を巧く使って政治教育のプロデュースを行ってもらえばいいだけじゃないですか。でも、当然ながらそれもまた強い批判対象になることは間違いありません。「政治は遊びじゃないんだ!」と。
 つまり、AKB48とそのオタクを政治問題に絡めて批判することは全くの無意味です。目立つからとばっちりを受けているだけ。本来の大変な問題を解決することよりも、目立つわかり易い対象に批判を横滑りさせてスッキリするのって、中国や韓国の一部国民が反日として盛り上がるのと似ていますよねぇ。

 AKB48のせいで日本男性が駄目になってしまっているようなコメントもありましたが、いや、もしかしたら秋元さんの緻密な策略なのかもしれません。今は日本男性を夢中にさせているだけですが、後々は世界中の男性を夢中にさせる計画なのかもしれません。今、竹島問題で韓国と揉めていますが、韓国が竹島問題と従軍慰安婦問題のどちらに比重を置いているかといえば、後者です。秋元さんは、その韓国に対し、AKB48で韓国男性を骨抜きにし、日本に立ち向かう気力を奪うつもりなのです。従軍慰安婦問題には、AKB48で対抗する! またはアイドルで平和外交。これが実現できるとしたら、日本だけでしょう。
 ま、そんなことが実現した暁には、世も末だなぁ、とか思いますけど。

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2012-08-12

メードってラードっぽい

 全体的に古い話題ですが。

 今年4月頃、北國新聞に「最後のメード喫茶が消える」ことについての記事が載っていました。

北國新聞ホームページ → 石川から消えるメード喫茶 月内で唯一の店舗閉店

 上記リンク先から抜粋。

 金沢市竪町商店街にある石川県内唯一のメード喫茶「Camelot」が、4月末で閉店すると耳にした。2006年、同商店街に石川初の店舗 (別の店で既に閉店)が誕生してからわずか6年。県内からオタク文化の象徴が消える前に一度、「ご主人さま」と呼ばれるのも悪くないと思い、店に向かった。
 店内を見渡すと、20ある席に「ご主人さま」はわずか3人だけ。常連客でこれまで80回通ったと豪語する公務員男性は「店がなくなると楽しみがなくなってしまう」と肩を落とした。
 店を運営する「AVALON」の代表西良弘さんに聞くと、昨年7月の開店から客足は伸びず、1日6人ほどだという。このため、平日雇っているメー ドも2人だけで、それでも人件費が負担になっている。
 県オタク文化推進委員会というグループの代表も務める西さんは「石川の保守的でおとなしい県民性が関係しているんですかねえ」と独自に分析する。
 ただ、石川を舞台にしたアニメ「花咲くいろは」効果で、金沢の湯涌温泉やのと鉄道には県内外から多くのアニメファンが訪れていることから、県民性とオタク文化が定着しないこととは、あまり関係はないようである。

 よくわかりませんが、昨年に開店して1年も持たずに閉店というのは、オタク文化以前に店そのものが悪かったのではないでしょうか。客商売ですから、常連客がいたとしても、その他の客が寄り付かなければ意味がありません。たった2人の店員の人件費が負担になるくらいですから。記者も、「県民性とオタク文化が定着しないこととは、あまり関係はないようである」としていますので、「店が悪いだけじゃないの?」といいたいのかもしれません。
 しかし、また新たにメイド喫茶が新規開店しました。それについても北國新聞に記事がありました(7月10日の夕刊。Web版に記事がなかったので、新聞から抜粋入力)。

 金沢市竪町商店街の複合ビル「ベルセル」に10日までに、メード喫茶「めいどりぃた」がオープンした。根強いファンの声を受け、同じ場所に経営者も従業員も一新して復活した。ビルにはアニメ関係の店舗が多く、ビルの関係者は「金沢から日本独自のサブカルチャーを広く伝えていきたい」としている。
 メード喫茶の閉店後、愛好者をはじめインターネット上の掲示板などでも復活を望む声が上がっていたという

 ビルを運営している会社の社長は、「メード喫茶は世界に発信できる1つの文化。竪町の魅力につながるよう長く営業してほしい」と話しているそうです。

 それにしても、金沢市から「日本独自のサブカルチャー」を発信させる意義はあるのでしょうか。「日本独自のサブカルチャー」がオタク文化を指すなら、秋葉原に任せておけば良いと思います。やるなら「金沢市独自のサブカルチャー」でしょう。「日本」という広義なオタク文化の担い手は大都市にあると思います。いっては何ですが、金沢市に「日本独自のサブカルチャー」はありません。メイド喫茶だって大都市にあるものを田舎都市に持ってきただけのことです。閉店後に復活を望む声がネット上で上がっていたそうですが、そもそも売上よりも人件費の方が高くなっているくらい客数が少なかったわけですから、提供される商品の価格だって一般的な飲食店よりも高いらしいのに、根本的にオタク人口の少なさが閉店の大きな理由ではないのでしょうか。
 メイド喫茶とは全く関係ありませんが、やはり金沢市のオタク文化の担い手といって過言でなかったブック宮丸という書店も2店舗が一時休業状態に陥りました。「一時」だけなのか完全に「閉店」になるのか。あっちこっちにポイントカードのある大型書店ができ、ネット通販が当たり前になった今、経営が厳しく、規模縮小になったのかもしれません。心配ですから、できるだけ本はブック宮丸で買うようにしています。ポイントカードもない、客としてはどちらかというと得な買い物ができないかもしれない書店ですが、あえて得をしない選択をするのも文化というものではないでしょうか。

 安易に得な方へ進んでばかりだと、大切な文化はあっという間に衰退します。
 たとえば<カナザワ映画祭>も同じです。これこそ「金沢市独自のサブカルチャー」の発信の成功例でしょう。いってしまえばキュレーターとしての目利きがものをいうイベントですから、努力次第で世界のどこでも誰でも行えるイベントです。膨大な映画群から何をどのように見せるか、その点では東京国際映画祭にも負けていません(むしろ勝っている)。それを支えるのはたくさんの観客数――利益です。お金なしにできることは限られています。ボランティアだけでは無理でしょう。いや、<FREEDOMMUNE>という物凄い例外はありますが、あれを毎年行うのは難しいと思います。
 健在の間は気にしませんが、いつなくなるかわかりません。なくなってから復活を望む声を出しても意味がありません。いつまでもあると思うな親と金と<カナザワ映画祭>、ですよ。「保守的でおとなしい県民性」が文化を衰退させる要因にはなりません。重要なのは、数と気概。<カナザワ映画祭>の攻撃性も文化として続ける秘訣でしょう。守りに入らない。
 竪町を歩いていてメイド喫茶の看板を見て、<カナザワ映画祭>の今後の心配へと至ったということでした。

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2012-07-23

たかが電気ですよねー

 かの坂本教授が「たかが電気」と仰ったそうで。ですよねー。

 言ってみれば、たかが電気です。たかが電気のためになぜ命を危険に晒されなければいけないのでしょうか?
 たかが電気のために、この美しい日本、そして、国の未来である子供の命を、危険に晒すようなことをすべきではありません

 このようなことを仰ったそうです。
 で、私は、電気といえば電気グルーヴの略称、坂本教授の発言の「電気」部分を電気グルーヴに読み替えてみまして、何とも微笑ましい気持ちになりました。
 電気グルーヴのために命を張るって、ないよねー。電気グルーヴのために美しい日本や子供の命を貶めちゃ、いかんよねー。はっはっは。

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2012-07-20

今のところ今が良い

 色々と思うところがあるのですが、とりあえず――

 最近のいじめは陰湿だ。昔はここまでのいじめはなかった。弱いものいじめはカッコ悪いものだった。ガキ大将がいて、弱い者いじめをしている奴を見つけたら懲らしめてくれた。男の子同士、喧嘩をして仲を深めたものだ。

 今話題の大津市いじめ事件でもいわれいている、よくある「昔は良かった」論です。今さら、未だに、こんなことをいう方がいらっしゃるとは思いませんでしたが、TVの中にはまだご健在のようでした。とりあえず日本にだって部落差別があったことくらいは思い出した方が良いのではないでしょうか。昔は良かった? みんなが扇動されて誤った方向へ進み、戻ることができなかった戦時中のことでしょうか? 昔が良かったというのは、どれくらい昔のことなのでしょう。
 社会全体を細々と見回せば問題点は山ほど容易く見つけられます。昔からずーっと残っているものがあれば、今になって改悪されたものもあるでしょう。それでも、時の流れに沿って社会制度や生活水準や生活環境、人の心が変化する中、様々な方々が少しでも良い世の中にしようと努力していることは間違いのないことです。「ゆとり教育」なんて大失敗の好例だと思いますが、あれにしても「詰め込み教育だけでは駄目だ」という目指した場所は間違ってなかったと思います。それら失敗も含め、未だ終わりの見えない努力の道程を「昔は良かった」論で台無しにすることは悲しくなります。

 確かに「昔は良かった」と思うことはあります。映画館にシネコンはなく、劇場に一度入ってしまえば何回でも繰り返し観られたし、年齢制限はあってないようなもので、子供でもソフトポルノくらいなら平気で観られましたし、二本立て、三本立ても普通にあり、ホラー映画もソフトポルノもTVで普通に放送されており、映画好きとしては「昔は良かった」と思います。愛煙家も「昔は良かった」と思うでしょう。ロリコンな方々は、涙を流すくらい「昔は良かった」と絶叫するでしょう
 サブカル好きとして「昔は良かった」と思うことは多々ありますが、だからといって公害があって女性の社会進出が低かった“昔”の社会が今以上により良いものだったとは思いません。今ある問題は、今の見地で解決するしかないのです。辛くても、ムカついても。
 たとえ“昔”みたいに戻すとして、そこにどれだけのコストとリスクがかかると思っているのでしょうか。とりあえず財政難を解決するために、「昔は良かった」論を出す方々には長生きを諦めてもらう必要がありますね。下手すると今以上に多くの自殺者を生むことになりかねません。

 問題はたくさん山積しています。原発問題や尖閣諸島問題なんかを見ていると、日本の社会が悪化するのかもしれない、と恐れることはあります。でも、それでも、こんな時は、「昔は良かった」と口から溢れそうになる気持ちを堪えるべきです。
 TVのように強い影響力を持つメディアで有識者がいうべきは、「昔は良かった」でなく、「今は良い」です。「昔は良かった」と語ったところで現状打破には繋がりませんし、何の対案にもなりません。まずは全力で“今”を肯定するところから始めるしか、現状打破には繋がりません。加害者を糾弾するのでなく、被害者を――これから被害者となる知られざる方々も想定して――救うべく、刻々と更新されている“今”に対して真摯に発言してもらいたいと思います。

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2012-06-01

とりあえず、議員を調査したら?

 久しぶりにTVなんぞを見てみたら、どうやら最近のトレンドは「お笑い芸人は家族に生活保護費不正受給させる」ことらしいですね。
 パッと見、不正受給者は生活保護受給者全体の何パーセントいるのか、その数字が報道されていないようでした。生活保護の申請を行った中で何パーセントが受けられるのか、その数字も報道されるべきでしょう。
 生活保護を受けることは、かなり難しいと聞きます。色々な事情で働くことが困難であっても、あれやこれやと無理難題を並べて受けさせないと聞きます。しかし今回の事件は、簡単に受けられていることに問題があるようです。つまり、役所の問題なのでしょう。受けるにしろ受けられないにしろ、改善すべきは役所の処理ですから、お笑い芸人を吊し上げても意味ないと思うのですが。マスコミは役所批判を行っているのでしょうか?

 そもそもお笑い芸人にモラルを求めるとは……いつの間にお笑い芸人にモラルを求める世の中になったのかと驚きです。お笑い芸人が涙ながらに謝罪会見を開くとは……しかもその謝罪会見でギャグの1つも披露しないとは……会見途中に目薬を差すくらいのことは行うべきです。
 いや~、つまらん。

 ところで、議員のご親族に不正受給者がいないか確認されているのでしょうか? 公務員のご親族にも不正受給者がいるかもしれません。調査すれば絶対に不正受給者が見つかると思いますので、是非とも行うべきです。見つかれば今よりも大騒ぎになりるでしょう。
 このような下世話な話に発展させることこそマスコミの本質だと思うのですが、何か最近は手抜きっぽいですね。

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2012-04-28

意見だけ見ると侮れないどころじゃない

 幸福の科学映画の最新作公開が迫っている中、ただ待ちわびているわけにもいきませんので、下ごしらえとして大川隆法さんの本を立ち読みしました。
 何かこんなことばかりいってると幸福の科学信奉者のように思えそうですが、いやしかし実際、幸福の科学本は超面白いのです! 最近発売されたものだけでも――

 『台湾と沖縄に未来はあるか?』 馬英九台湾総統と仲井眞弘多沖縄県知事のインタビュー本
 『韓国李明博大統領のスピリチュアル・メッセージ』 李明博大統領のインタビュー本
 『ロシア・プーチン新大統領と帝国の未来』 プーチン大統領のインタビュー本
 『財務省のスピリチュアル診断』 安住淳財務大臣と勝栄二郎財務次官のインタヴュー本
 『ネクスト・プレジデントⅡ』 ミット・ロムニーさんとリック・サントラムさんのインタビュー本
 『ネクスト・プレジデント』 ニュート・ギングリッチさんのインタビュー本
 『もしケインズなら日本経済をどうするか』 ジョン・メイナード・ケインズさんのインタビュー本

これだけのラインナップ! 短期間でこれだけの偉人・有名人を揃えたインタビュー本は他にありますまい!
 日本にとって重要な国である台湾、韓国、ロシアを揃えるのは当たり前といわんばかりの連発販売!
 正直かなりどうでもいい安住財務大臣のインタビューまで採っている意外性!
 ロムニーさんやサントラムさんやギングリッチさんの忌憚ない意見を読めるのは幸福の科学本だけ! まだ党候補の候補でしかない時点での意見ゆえ、やはりか~なりどうでもいい意見が大半ですし、今となってはサントラムさんもギングリッチさんも候補者指名争いからの撤退表明をしていますから、その2人の意見は全くの無駄! でもまあ、英語の勉強にもなるし、受験生は朝日新聞なんか読んでる場合じゃない!
 「もしドラ」をパクった題名である『もしケイ』! こんなところにも「もしドラ」便乗商法が!
 そして、何が面白いって、本人でなく守護霊のインタビューであること。本人の意見ではないのですが、本人の守護霊ですから、本人みたいなものなのです。何たって守護霊ですから、むしろ本人が守護霊に操られているのかもしれません。
 幸福実現党の公式サイトを見ると、ロムニーさん、サントラムさん、ギングリッチさんの守護霊インタビューの様子を動画で少し楽しめます。


入れ歯が外れかかっている老人のようなモゴモゴした喋りですが、大川さんのウーパールーパーみたいに愛らしいご尊顔を楽しめるだけで満足です。
 Amazonの各レビューを見ると、大絶賛! みんな5つ星! 信者以外のレビューはないようです。

 どれだけの政治家や学者を集めても守護霊と直に語り合える幸福実現党には敵いません。幸福実現党は最強です! これで幸福実現党でさえなければ!
 とまあ、笑って馬鹿にしても許してくれそうな余裕ある幸福実現党は、公式サイトや出版物を見る限り、色物キワモノな意見は意外や少なく、驚かされます。
 たとえば大阪維新の会を批判的に見ており、堂々と原発再稼働を訴えていたりします。大手マスコミや殆どの政党が真正面から堂々と原発再稼働を訴えることをしない現状、これは偉いことだと思います。国防についても積極的に語っており、他国によって占領される恐れがあることを示唆します。大阪都構想から発展する道州制は国防を揺るがす問題である、とも批判しています。そこから当然のように『ファイナル・ジャッジメント』の宣伝も行っており、少しも気を緩めることができません。
 イノベーションが重要だ、と当然のことを語っており、幸福の科学は宗教のイノベーションなのでしょう。

 もう全てが素晴らしく、なぜもっと大手マスコミは幸福実現党を取り上げないのか不思議でなりません。洗脳されるとか思って怖いのでしょうか? ま、そんな方も大勢現れそなくらい、一見して真っ当に見えますから、油断大敵です。自分が常識的で真っ当な人間だと思っていると、簡単に洗脳されてしまうものです。ネットがこれだけ広がって、その結果、「動物的」な人が増えたのかもしれません。
 いつもなら本屋の立ち読みでさらさら~っと読んでおしまいなところを、幸福の科学映画を楽しみにしているくせに立ち読みばかりは申し訳ないと思い、今度は何か買ってみて、もう少し詳しく読んでみたいと思います。

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ジャンル : 本・雑誌

2012-04-26

地味に続いている腰パン問題

 運の悪いことに京都でまた集団に飛び込む車の事故が発生し、今度は明確に加害者が悪いことから遠慮ない報道が始まるだろうなぁ、と思っていましたら、案の定。

 加害者は、若い男の子3人組。
 淡々とした感じ。
 ズボンをずらした今風の感じ。
 3人は現場で、ボーっと、他人事のように、救護するでもなく、普通に立っていた。

 ある報道番組で、複数の付近住民(?)がそのように述べていました。時間にして20秒程度に過ぎないその付近住民へのインタビューは、その報道番組の志向を示しています。
 インタビューからわかることは、加害者側はどこにでもいる今風の普通の若者ということです。しかし、たぶん、その報道番組を見ている視聴者の大半は、どこにでもいる今風の普通の若者に嫌悪感を抱く、どこにでもいる昔風の普通の中高齢者なのでしょう。でなければ、「ズボンをずらした今風の感じ」というコメントは必要ありません。視聴率を稼いでくれる大半の視聴者は「ズボンをずらした今風の感じ」に嫌悪感を抱いている、という判断があるから、そのようなコメントを採用したのでしょう。
 やはり加害者側は今風の若者で、今風の若者とは、ズボンをずらしているような奴らのことで、ズボンをずらしているような奴らは、やはりろくでもない。そーゆー論理が垣間見えます。スノーボーダーの國母和宏選手のオリンピックでのウェア問題を想い出しました。
 悲惨な事故を起こしてしまったのなら、普通の若者であれば、茫然としてしまうでしょう。救護しようにも、何をどうすれば良いのかもわからず、悲惨な現場を前に立ちすくんでしまうでしょう。それが第三者から「ボーっと、他人事のように、普通に立っていた」と見られても不思議ではありません。

 間違いなく加害者が悪い事故ではありますが、なーんか、マスコミ報道のいやらしさが際立って見えます。いちいち加害者の家族に取材に行ったり、それ、何か意味あるのでしょうか? 最近の視聴者は、それを行わないと満足しない?
 加害者の家族なら「取材はお断りします。マスコミはウザいので構わないで下さい!」といえないし、いったとしても「加害者の家族のくせに無責任だ」と非難できるから、遠慮なく取材できる。弱者には強腰なヘタレっぷりが今回の報道にも表れています。マスコミ各社の報道合戦の中に於いては、加害者の家族も被害者となります。それは見ていて気持ちの良いものではありません。刺激を求めるのが視聴者だとしても、本当に望まれている報道なのか甚だ疑問です。

 マスコミには、無知蒙昧である普通の視聴者を啓蒙する役割があると思います。多様性を示すことが重要だと思うのです。ネタがなく、時間の埋め合わせをするように付け足される加害者報道は、その真逆を突き進んでいます。

テーマ : 気になったニュース
ジャンル : ニュース

2012-01-24

そこに物語はあるのか

 4日前になりますが、北國新聞にこんな記事が載っていました。

北國新聞ホームページ → 国より厳しい基準 震災がれき受け入れで輪島市
 上記リンク先から抜粋。

 東日本大震災で発生した「震災がれき」の受け入れ方針を固めた輪島市長は19日、国よりも厳しい独自の受け入れ基準値を設ける考えを明らかにした。同日の市議会全員協議会終了後、記者団の質問に答えた。
 全協は非公開で開かれた。出席者の話を総合すると、市長は冒頭、「がれき処理が進まないと被災地の復興は進まない」と強調し、受け入れに理解を求めた。
 受け入れに慎重な市議からは「福島第1原発事故の対応を見ると、国は信用できない」との発言や世界農業遺産「能登の里山里海」への風評被害の懸念など徹底した調査を促す意見が続出した。
 一方、受け入れ支持を鮮明にする市議は「日本全体の問題で知らない顔はできない。いたずらに不安をあおらず、われわれも住民に説明すべきだ」との市側への協力姿勢を明らかにした。
 全協終了後、大宮正市議会議長は「(被災地を)何とかしてあげたいという思いは全員が共有しているが、今は調査結果を待つしかない」と慎重に言葉を選んだ。

Web版には載っていませんが、紙媒体には次のようなことも続いて書かれています。

<反対呼びかけメールも寄せられる 大半は市、県外から>
 がれき受け入れ方針に対し、輪島市に寄せられる電話やメールの中に「市に向けて反対のメールを山ほど送るよう仕向けることもできる」と、反対意見を呼び掛ける趣旨のメールがあることが19日、分かった。同日までの電話やメールは計224件。大半は市外や県外からで、市民からの意見は少ない。
 風評被害が最も懸念される輪島市朝市組合の組合長は「風評は怖いが未曾有の大災害。応援したい気持ちはある」とし、受け入れ方針を否定しない。
 能登半島地震の発生当時、門前区長として総持寺通りの復旧復興に力を尽くしたそば店店主は、市に反対意見が殺到していることについて「『困ったときはお互いさま』。この言葉を忘れてしまっては日本人は終わりだ」と嘆いた。


 輪島市のがれき受け入れは、金沢市民の私としては応援するだけです。気になったのは、反対意見が寄せられたってこと。しかも、大半が市外や県外。そんなの無視してしまえば良いのですが、塵のような意見でも大量に積もり積もれば超邪魔なゴミとなってしまうわけで、それが「反対のメールを山ほど送るよう仕向けることもできる」なのでしょう。超邪魔なゴミを作りたい者にとっては意見の内容なんて関係ありません。みんなの邪魔をすることだけが目的なのですから。いや、もちろんゴミクズといえども一片の心や魂があるのでしょう。善意で反対意見を集めているのかもしれません。しれませんが、はっきりと「お前ら邪魔」と断言してあげるべきです。
 また市議から世界農業遺産への風評被害を懸念するような意見もあったそうですが、助け合いを必要とする場所が明確にあり、しかし風評被害が恐ろしくて見て見ぬふりをするのだとしたら、世界農業遺産を守る資格がないのではありませんかね。人々の暮らしあってこその遺産です。もちろん世界農業遺産が観光資源となって地元住民の生活を支えている点を考えれば、どこの「人々の暮らし」を重視すべきかは議論あるでしょう。でしょうが、能登の世界農業遺産を心配する余り、評判を落としては本末転倒です。そこは注意すべきではないでしょうか。

 イラン映画のモフセン・マフマルバフ監督は、世界遺産であるバーミヤンの石仏がタリバン政権によって破壊されたことに対し、「アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ」といいました。
 人々の暮らしを見守る石仏が、眼下に広がる人々の悲惨さに、己の不甲斐なさを恥じ、自ら崩れ落ちたのだ。
 その発想はとても面白いと思いました。そこには物語があります。現象や事実だけではない、別の「真実」。政権やテロに対して反対意見をただ声高に叫ぶのでなく、物語を見出し、語る。なるほど、そんな考え方もあるか、と心底から感動しました。

 がれき受け入れ反対意見を出す方々には、声高に叫ぶ言葉はあっても、「語るべきもの」が欠けています。
 いつもは批判されまくりの石原都知事ですが、がれき受け入れへの反対意見に対し、「黙れといえばいい」と断言したのはさすがだと思いました。大失敗な「天罰」発言もありましたが、被災地への実質的な協力を行ったので、かなり人気回復したのではないでしょうか。
 能登半島地震の際には支援も受けましたし、ここで輪島市が弱気になって「がれき受け入れ断念」とかになったら恥ずかしいですよ。しかし、そんな感情論とは別の問題もあります。

中日新聞Web → 輪島がれき受け入れ 市長「震災支援 恩返し」
 上記リンク先から抜粋。

 能登半島地震で全国から支援をいただいた恩返しに何とかお手伝いしたいという思いをずっと抱いていた。輪島市に焼却炉があり、処理能力に余裕があることも理由の一つだ。
 東京のように埋め立て地で離れた場所で処理するのとは違うので、地元への配慮や、理解を得ることは当然していかねばならない。


北國・富山新聞ホームページ → RDF化がハードル 輪島、がれき受け入れで
 上記リンク先から抜粋。

 輪島市が受け入れ方針を固めた東日本大震災の「震災がれき」に関し、河北郡市以北の他市町では、各広域圏事務組合が行っている一般ごみの固形燃料(RDF)化処理がハードルとなっている。RDF化に伴い、現在は自前の焼却施設を持つのは輪島市のみ。受け入れを模索する動きもあるが、がれきをそのまま埋め立てるのは現実的でなく、市町関係者からは「物理的に困難」との声が聞こえる。


 結局、問題になるのは「風評被害」のようです。安全性が明確になれば良いのですが。そうすれば脅迫めいた反対意見も無視できます。

 それにしても、本来は政府が指揮すべき問題だと思います。増税に夢中になっている今の日本政府は、ギャグにはなっても物語にはなりませんなぁ。見出すのが難しい。日本の場合、恥辱のあまり崩れ落ちるのはどこになるのでしょう。

テーマ : 気になったニュース
ジャンル : ニュース

2011-12-25

紅白にチェン様とな!?

 昔から大して興味のなかった「NHK紅白歌合戦」が、昨今ますます興味がなくなり(昔は親が観ていたので、私もしかたなく観ていた)、今では馬鹿にすらしているのですが(遂に親も4年前から観なくなった)、今年はちょっとだけ興味が湧いています。ジャッキー・チェンさんが登場するから。

デイリー・スポーツ・オンライン→ガガ、紅白出演正式決定!史上初の収録出演

 上記リンク先から抜粋。

NHKは24日、米女性歌手・レディー・ガガ(25)が、大みそかの「第62回NHK紅白歌合戦」(後7:15)に出演することを正式発表した。「『あしたを歌おう。』世界からのメッセージ」コーナーでニューヨークからパフォーマンスを届ける。
 紅白史上初の収録となるものの、NHKによると、撮影は日本時間の31日(現地時間30日)に行われるため、限りなく“生”に近い形になるという。
 なお、「世界からのメッセージ」コーナーには、香港出身の俳優ジャッキー・チェン(57)、サッカー日本代表MFで、ドイツ1部リーグのウォルフスブルクに所属する長谷部誠(27)も登場する。

 なぁーんだ、メッセージだけかぁー。

 それにしても、「NHK紅白歌合戦」にチェンさんやガガさんを登場させる意義はあるのでしょうかね? 2007年の「NHK紅白歌合戦」で

現在NHKは、今回の58回から再来年の60回までの3か年で、紅白のリニューアルを進めています。その3年間のコンセプトが「歌力(うたぢから)」。歌の力を見直し、歌本来の魅力を伝えることを大きな目的としています。3か年の初年度にあたる今回は、「歌の力・歌の絆」をテーマに掲げ、歌を通してつながる社会、世代、そして心を見つめ直す紅白を目指し、選び抜かれた56組の歌手と司会陣が、歌の力で人々の心をひとつにつなげます。

と語っていたものですが、計画通りに「歌本来の魅力」を伝えることに成功したのでしょうか? 余計なことをせず、純粋に「歌本来の魅力」だけを伝えてもらいたいものです。

 今年は、遂に韓国のアーティストが出場することになり、世間では――というか主にネットでは批判的な意見が出ているようですが、そのような方々はアホですな。いや、差別的なだけのバカと蔑んで構わないでしょう。出演する若者向けのアーティストを知らない視聴者からすれば、日本語で歌う韓国アーティストは「日本人」ですよ。
 そもそもボロボロじゃないですかラインナップが。国外アーティストを出演させることに批判的なのはわからなくもないですが、そもそも今年出演している国内アーティストが国外アーティストを上回る程に魅力ありますかねぇ? 視聴率を気にする余り、「歌本来の魅力」がどっかに吹き飛んでます。
 視聴者によっては、演歌歌手が邪魔だと思っている方もいるでしょう。それを自覚した上でNHKに「日本の心を――日本の歌を若者に知ってもらいたい」というような心意気があるとは思えません。そのような心意気を見事に示したのは、今年の京都音楽博覧会に於ける石川さゆりさんの出演でしょう。くるりが主催しているという前提があるから盛り上がったのだとしても、祝祭としての醍醐味をちゃんと演出できていました。「NHK紅白歌合戦」にそれがあるとは思えません。
 国外アーティストが出演するしない以前に、もう「NHK紅白歌合戦」は日本人の国民的な番組ではないのでしょう。

 個人的には、三浦大知さんが出演してくれれば絶対に観るのに。歌も巧いですが、視聴者の目を釘付けするに違いない三浦さんのダンスは、番組を盛り上げると思うのです。もっと有名になっても良いと思うのですが、三浦大知さん。

テーマ : 今日、気になったネタ
ジャンル : ニュース

2011-12-21

霊的ビジネスチャンス

 金正日総書記が亡くなったというニュースを聞いて真っ先に思ったのは、大川隆法さんが金正日総書記の公開霊言を発売しそうだなぁ、ということでした。金日成さんとの親子対談を行ったり。
 その本に、カダフィ大佐フセイン大統領も混ぜ、独裁者鼎談を行うとか。「世界トップクラスの人心掌握術!」とか。カダフィ大佐とビンラディンさんとで、今年亡くなったはた迷惑な大物鼎談も面白そう。

 公開霊言シリーズは、面白くて大好きです。発売されると必ず立ち読みします。よく行く本屋(ブック宮丸金沢北店)の入り口付近の新刊台に(最も注目してほしい本が置かれる場所に!)、なぜか必ず平積みされてるので。
 面白いのは、意外とまともなことが書かれてる点。それと、私のように批判的な者をちゃんと想定している点。私からすると単なるコント集なんですが。爆笑ポイントが絨毯爆撃のようにひしめき合っており、立ち読み時には要注意です。にや~と笑いながら公開霊言を立ち読みしている姿は、恐い。

テーマ : どうでもいいこと。
ジャンル : 日記

2011-08-24

演奏時間ゼロの無音フェスの詳細

 <FREEDOMMUNE>開催中止となった経緯の詳細が公式サイトに改めて掲示されていました。
公式サイト→<FREEDOMMUNE 0<ZERO>開催中止に関するご報告とお詫び>
 その全文。

<FREEDOMMUNE 0<ZERO>開催中止に関するご報告とお詫び>
8/19に開催を予定しておりました、東日本大震災復興支援イベント「FREEDOMMUNE 0<ZERO>」は、
悪天候のため中止とさせて頂きました。

当日遠方から会場までお出でいただいた皆様、川崎駅周辺で待機を余儀なくされた皆様、出演者の皆様、協賛/協力各社の皆様、そして当イベントを楽しみにされていた全ての皆様のご期待に添えぬ結果となってしまい、本当に申し訳ございませんでした。

また、今回川崎市の後援にてご提供いただいた会場、東扇島東公園という素晴らしいロケーションから、皆様とこのフェスティバルを分かち合う事ができず、また今回のフェスの最大の目的であった「東日本大震災復興支援」を果たす事ができなかった事を、関係者一同、大変残念に思っております。

当日は、17時の開演予定時刻が過ぎても止まない暴風雨の中、どうにか開催できないかと模索し続けましたが、川崎市に発令された大雨洪水警報が解除されず、電源や配信システム用のインターネット回線の確保もままならない当日の会場の状況下に於いて、皆様の安全を最優先に考え、断腸の思いで中止の決断をいたしま した。

中止の理由は「川崎市に発令された大雨洪水警報、及び雷注意報」が当日18時の時点で解除されていなかったことと「19日の深夜川崎市で80ミリの雨量が見込まれるとの予報」が気象庁から発表されていたことの2点です。
(警報/注意報が解除された時間はそれぞれ以下のとおりです。
洪水警報:18時44分 大雨警報:22時26分 雷注意報:22時26分 <気象庁発表>)

当日DOMMUNEのtwitterアカウントからの中止発表後、このFREEDOMMUNE 0<ZERO>サイト上でも緊急の中止のお知らせページを表示させて頂いておりましたが、今回改めまして公式にお知らせさせて頂いております。
当時の緊急のお知らせは、その時の文章のまま、8.19のNEWS記事でご欄になれます。

今後の展開につきましては、まだ何も発表できる段階にございませんが、引き続き協議して参りたいと思います。
ご理解賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

また、公演中止の発表後にも、DOMMUNEがウェブ上で行っている募金活動に寄付金をお寄せ頂いておりますことに心から感謝申し上げます。

JustGiving Japanのサイトよりお寄せ頂いた寄付金は、サイトを通じて、被災地支援活動を行うCivic Forceさんに届けられます。

また、今回のフェス開催にあたってDMM.comに設けられたウェブ募金システムに関しましては、
DMM.comさんのご協力のうえ、FREEDOMMUNE 0<ZERO>で支援を予定しておりました基金に全額(355,100 円)寄付させていただきます。 (詳細につきましては、追って明瞭にご報告させて頂きます。)

皆様からの寄付金は、1円たりともDOMMUNEに入る事なく、支援先に届きますのでご安心下さい。

*今回のインビテーションカードについて:
現在皆様がお持ちのインビテーションカードは、正式なご案内ができるまで、そのままお持ち下さい。

なお、書籍「DOMMUNE オフィシャルガイドブック-1ST[初回版]」(幻冬舎)の返品は受け付けておりませんので何卒ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

*パーキングチケットについて:
全額払い戻しを受付いたしますので、手続きを行って頂きますようお願いいたします。
http://www.dmm.com/mono/top/information_html/=/ch_navi=/#info_110822
上記URLにてDMM通販からのお知らせ欄に返金についてのお知らせを記載しております。

*ZOMMUNEグラフィックツールについて:
トー クブースのみではありますが、配信自体は、本フェス中止決定後も実施しておりましたが、FREEDOMMUNE 0<ZERO>実行委員会の決断でAM1:00すぎに配信終了いたしました。また、豪雨による影響で、LANケーブルの接続ポイントがダメージを受け、配 信中、2回ほど中断されましたことをお詫びいたします。
グラフィックツールにおきましても、全額払い戻しをさせていただきます。購入者の方にはその旨をメールにてご連絡いたしますので、ご確認願います。

最後に、参加して頂いたアーティストの方々並びに、関係者の皆様、そしてなによりこのフェスを楽しみにして下さっていた皆様、この度は、本当にご迷惑おかけいたしました。心より深くお詫び申し上げます。御支援を頂きましたみなさま、本当にありがとうございました。

2011年8月22日
FREEDOMMUNE 主宰 宇川直宏
FREEDOMMUNE 実行委員会 一同


■追記
「FREEDOMMUNE 0<ZERO>開催中止にあたって…..」

先述しましたとおり、8月19日に予定しておりました東日本復興支援イベントFREEDOMMUNE 0<ZERO>開催中止についての理由は、当日ツイッターから僕自身が呟いた内容と全く変わらず、川崎市/東扇島東公園を襲った集中豪雨によって発令された「大雨洪水警報、及び雷注意報」が開演予定時刻の17時を1時間が経過した18時になっても解除されなかった為です。様々な憶測がネット上を駆け巡っていますが、この天候予測の不確かな状況下ではお客さんの安全を確保出来ないという判断から、関係各所と協議の結果今回のフェスは涙を飲んで中止にさせて頂きました。
当日遠方から会場まで向かって下さっていた皆様、川崎駅周辺で待機して見守ってくださった皆様、出演アーティストの皆様、協力各社の皆様、そしてお楽しみにされていた全ての皆様のご期待に添える事ができず、本当に申し訳ございませんでした。深く、深く、お詫び申し上げます。

FREEDOMMUNE 0<ZERO>は、僕自身「えいぞうのまち川崎」が主催する映画祭の審査委員を努めさせて頂いていたご縁などから、川崎開港60周年事業として、川崎市の後援の下、開催させて頂く計画でした。地域活性化の展開など、川崎市からの協力体制に基づき、積極的に取り組んでいた為、当日は神奈川県警の方々も万全の態勢で警備をして頂ける予定でした。

そしてこのフェスは”東日本復興支援イベント”の標題のとおり、「音楽のエネルギー」 を”直接の支援”に変換することを目的として、震災で家族を失った被災孤児と遺児、原発事故によって避難区域に取り残されたぺットなどの被災動物の未来をサポートしたいと考えていました。にもかかわらず、またもや、人知の及ばない強大な自然の力の前では、畏怖の念を抱きながら現実を直視する以外なかった、という因縁の顛末となってしまいました。この「東日本大震災復興支援」という自らが設定したミッションを、大自然の猛威に晒されて実現するに至らなかった現実に対して、ただただ無念に感じています。そして皆様、非力であった我々DOMMUNEをどうかお許し下さい。

しかしこんな状況下で、非常に沢山の示唆を得たことも事実です。FREEDOMMUNE 0<ZERO>のタイトルは、一刻も早い復興のために、日常の復権を目指し、全てを一度0に戻すというコンセプトが秘められていました。なのに当日、遂行することが不可能になり、結果、ジョン・ケージの「4分33秒」を彷彿とさせるような、演奏時間0分間の無音のフェスになってしまいました。途方も無い長さのフリによる壮大なオチがついてしまったように見えますが、「4分33秒」のコンセプトは偶然性の音楽の最も端的な例であり、「結果をあるがままに受け 入れる」という態度があったとききます。これは正に今回のFREEDOMMUNE 0<ZERO>の趣旨、そして事の顛末にも重なり合う概念だと考えることができました。つまり「無=0」を聞くのではなく、演奏以外のさまざまなノイズ、 風の音、雨の音、そして人々の声…….。いつも耳を澄まさないと聞く事が出来なかった様々な音や気配が、音楽となってオーディエンス 0<ZERO>の会場にスーパーナチュラルな和音を奏でていました。そして更に当日は演奏時間0分間のこの無音のフェスから派生して、各地で各アーティス トが自然発生的に同時多発的に、#diydommune というハッシュタグのもと、音楽配信を繰り広げていたと聞きます。1年前から準備していたにも関わらず、悪天候の為中止となったFREEDOMMUNE 0<ZERO>が、奇しくもこんな形で進展を遂げた事には、一抹の未来を感じずにはいられませんでした。この事実を、自然の力の前では我々人間はまたしても非力でしたが、無力ではなかったことの証だと捉えることにしたいと考えています。

最後に、もういちど、参加して頂いたアーティスとの方々並びに関係者の皆様、そしてなによりこのフェスを楽しみにして下さっていた方々、この度は皆様本当に本当に申し訳ございませんでした。 そしてこんな結果を導いてしまったにも関わらず、ツイッターやDMやメールや電話にて、最後まで応援して下さった大勢の方々に心から感謝いたします。有り難うございました。FREEDOMMUNE 0<ZERO>….このタイトルのまま再起できるかどうか現在はまだ未定ですが、何らかの形で必ずカムバックいたしますので、これからもDOMMUNEをよろしくお願い致します。

8月22日
宇川直宏(DOMMUNE)

 見た感じ大した悪天候には思えませんでしたが、「深夜川崎市で80ミリの雨量が見込まれるとの予報」が出ていたのですか……それにしても、演奏時間ゼロの無音フェスって凄いです。どこのフェスよりも斬新なフェスでしたね。しかし、フェス自体は演奏時間ゼロでしたが、その後、出演者がUSTREAMによって演奏を配信しましたこともあり、観客としては十分に楽しめました。
 ZOMMUNEのグラフィックツールの購入者には全額返金するそうですけど、そのまま貰っておいてDOMMUNEの運営費や<FREEDOMMUNE>をリベンジする際の費用に充てて構いませんのに。たぶん殆どの購入者がそう思っているのではないでしょうか。
 何はともあれ、お疲れ様でした。

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

2011-08-15

人の振り見て我が振り直そうか

 金曜日にTV放送されたクリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』を観、感心する気持ちと落胆する気持ちの両方を抱きました。『硫黄島からの手紙』は何度も観てますが、いつも同様の気持ちを抱きます。
 感心したのは、これが本当に日本語によってコミュニケーションを行うこともできないアメリカ人監督による作品なのか、という点。落胆したのは、たぶん観た殆どの方が同様の思いを抱くとは思いますが、なぜこれが日本人による作品でないのか、という点。つまりどちらにせよ、日本を倒したアメリカに、下手な日本作品以上の素晴らしい作品を余裕で作られてしまう、という悔しさがあります。
 私の中で『硫黄島からの手紙』は、アメリカ作品なのに、今や日本作品と比較する評価基準となっています。日本人が下手な作品を作ると「日本製なのにアメリカ製の“日本映画”を超えてない」と思ってしまう。『硫黄島からの手紙』は、「アメリカ人による日本映画」ですが、「アメリカ人によるアメリカ映画」でもある、厄介な存在です。『硫黄島からの手紙』以降、『硫黄島からの手紙』を超える日本人が作った素晴らしい戦争映画は未だ存在していません。
 敗戦から、日本は“アメリカ流”を甘んじて受入れてきました。そして今ではそれが意識できないくらいに定着しています。これは考えようによっては、アメリカに文化的な占領を受けたようなものです。戦争を直に知らない世代は、洗脳されたこともわかりません。

 ところで最近(といっても少し遅い話題)、高岡蒼甫さんという俳優が、韓国製TVドラマの過剰な隆盛から今日の日本を心配した発言(ツイート)をし、それが余計な騒動に発展したそうです。
 高岡さんは、日本――特にフジTV――が余りに親韓すぎるのではないか、と疑問を呈しました。その発言が話題となり、現実に反韓運動が始まりました。韓国製TVドラマ放送枠のスポンサー商品をAmazonにて事実無根の非難レビューし、それが多数(1人で何人分も兼ねているだけかもしれないけど)の賛同を得る、という異常事態が発生。花王の製品が標的になったようで、レビューを見ると酷いこと酷いこと。非難レビューのためだけにアカウントを取得したのか、レビュー1件のみのレビュアーや花王商品の非難レビューのみのレビュアーが何人もいます。で、それにたくさん「参考になった」が付いているので、レビュアー・ランキングも中位以上に入っています。また実際にフジTVを標的にした抗議活動も行われました。
 
 韓国製TVドラマが嫌ならTVを観ないかチャンネルを替えれば良いだけ、と単純に思います。どんなボロいTVにもチャンネルを替える機能はあると思うのですが、意外とないものなのでしょうか? それとも壊れたTVを使っている方が多いのでしょうか? 壊れていてフジTVしか観られないのであれば、確かに韓国製ドラマばかり放送されるのは困ったことです。しかしそれであれば、問題になるのはTVそのものなので、放送局が悪い、ということにはなりません。
 その前に、本当に韓国製TVドラマが危機感を抱く程に氾濫しているのでしょうか? 私の地方では、朝~昼過ぎにかけて毎日、韓国製TVドラマが放送されていますが、多いと感じる程ではありません。時間帯からすれば、夕方にかけて家にいる方に向けて放送されているものと思われます。つまり、主婦向けが主流なのではないでしょうか。夕方を過ぎると韓国作品は殆ど観られませんから、多いと感じることは全くありません。ただ、映画も韓国作品はここ数年で日本作品以上に目立つようになりました。それはもちろん完成度が高いからです。音楽でもいわゆるK-POPが台頭し、日本のヒットチャート上位に入ることは普通になってきました。韓国作品が目立っているのは確かです。
 昔から「洋楽」「洋画」を楽しんできた私にとっては、なぜ今さら近隣アジアの時代遅れ感溢れる作品が盛り上がっているのか不思議でなりませんが、少なくとも完成度の高い作品が選別されて韓国から輸入されていることは間違いありません。AKB関連よりは少女時代KARAの方が音楽として面白いと思います。

 私は十年前くらいからTV番組を殆ど観なくなりました。お笑い番組が大好きだったのですが、製作費の問題からか、漫才やコントがTV番組から減少し、お笑い芸人が司会者やコメント機能として便利に消費されるようになってから、徐々にTV放送を観なくなりました。ビートたけしさんが事故後に復帰した時期から、だったかもしれません。
 嫌悪すべきは今のTV番組の作り方です。確かにTV局が非難されるべき問題だと思いますが、韓流ドラマなんてどーでも良い部分です。韓流ドラマの放送が今回の騒動でなくなったとして、良質のTV番組が残るでしょうか?
 まずは日本人による日本人向け番組の体たらくを心配すべきです。あんな番組ばかりを観ている方々が日本を担うことになると思うと――いや、担うわけがありませんね。日本を真の意味で担うような役職に就く方々は、今のTV番組を観るわけがありません。今は皇太子妃である紀子さまは、川嶋家であった頃、TVを観ないで育った、とお聞きしました。川嶋家にはTVが置いてなかったそうです。これこそが教育であり、洗脳です。偉くなろうと思うなら、TVなんぞは不要である。それくらいの意気込みが必要です。

 そもそも、今さら本当に韓国から洗脳されるのでしょうか? 色んな主義主張があり、趣味趣向があり、今は韓国作品が好まれているだけのことではないのでしょうか? 元々、日本作品をバカにしていたような「洋楽」「洋画」好きの私からすると、日本作品が見下されるようにして韓国作品が台頭することに大した疑問はありませんし、別にどうでもいいことです。それで日本作品の傑作がなくなるわけでもありませんし、韓国作品に刺激を受けて日本作品が良くなることもあるでしょうし。
 ですから過激にいってしまえば、韓国作品に洗脳される方は、元からその程度の知性しか持ってない、ということです。となると今度は、「韓国に洗脳されることは悪いことなのか?」という疑問が出てきます。
 今の日本のTV番組レベルだけで考えれば、韓国産のTV番組が面白ければ、韓国作品の放送枠が増えることに何一つ問題ありません。それに、日本人は本当に韓国から学ぶことはないのでしょうか? 日本は韓国から何一つ学ぶことがないくらいに優れているのでしょうか? まずはそこから考えるべきだと思うのです。

 こないだ『メアリー&マックス』というクレイアニメーションの映画を観、とても感動しました。出来損ないの私は、終盤のマックスの独白に涙が止まりませんでした。
 人は、自分らしい自分になろうと努力します。しかし、「自分らしさ」とは何か、それがまずわかりません。自分の考える「自分らしさ」は、他人から望まれている自分なのか、憧れている自分なのか。「自分らしさ」なんて曖昧な自己は、「なりたい自分」でしかないのかもしれません。それも他人がいて初めて規定できる基準です。
 マックスはいいます。欠点は選べない。ですから、欠点を含めた自分を受け入れよう。その通りです。完璧な人はいないのです。どんな障害を抱えていても、それを含めて個性と受け入れることが大切です。しかし、それは大変なことです。みんなそれができないから死ぬまで苦労します。

 大好きなコーマック・マーッカーシーさんの『血と暴力の国』に、こんな文章があります。

 人は自分の望みを知ってるつもりでいるが実際にはたいてい知らないもんだ。運がよければ望みがかなうこともある。(…)
 人はよくいわれのないひどい目にあってると文句を言うが自分の身に起こったいいことについてはあまり話さない。そんないいことが起きたのは自分が何をしたおかげかというようなことは。おれは神様からこんなに微笑みかけてもらえるほどいいことをした覚えはない。でも神様は微笑みかけてくれたんだ。


 アメリカにはとっくの昔から洗脳されるているようなもので、今さらそれを「洗脳されている」とか非難しても意味ありません。アメリカ相手だとそう考えることはできても、近隣アジア相手だと近親憎悪なのでしょうか、過剰反応する。東日本大震災後のTV番組の体たらくを思い出せば、韓国製TVドラマのことなんてどうでも良いレベルの話です。
 しかし、それでも、私にもTVには楽しい記憶がたくさんあります。TV番組を観るのが何よりもの楽しみだった時期もありました。韓国作品にも、「何でこれを日本は作れないのだ」と悔しくなる作品が何作もあります。情報が溢れいてる現代、洗脳されるには、洗脳する側が優れている必要があります。優れているし、憧れてしまうから、洗脳されるのでしょう。韓国作品にそれはまだないと思うのです。アメリカ作品には……『硫黄島からの手紙』があります。それ以前に、羨ましくなる面白い娯楽映画がたくさんあります。今の日本の政治を考えると、羨ましいと思うことはあります。同時に、アメリカのようになりたくはない、と思うことも多々あります。
 韓国作品――韓国文化に洗脳されると考えた方々は、日本文化をどの程度理解し、愛しているのでしょうか。そんな心配をする前に、今の充実した多様性のあるこの時代を楽しむ方が建設的だと思います。色んな文化を取り入れて大きく寛容になる――そんな日本文化であれば良いと思うのですが。そして、「自分がその担い手になる」と世間の洗脳を解除するべくポジティヴに頑張った方が良いと。

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

2011-08-06

タイムテーブルは興奮と共に

 <カナザワ映画祭>の公式サイトに今年の詳細な情報が発表され、トークショウ等のチケットの売り上げも順調なようで良いことであるなぁ、と思いつつ、さて、自分はどうしよう、と考えた時、最も楽しみなのは、何だかんだいってトークショウであり、それは23日(金)に行われる入場無料のカナザワ映画祭5周年記念シンポジウムです。
 何といっても金沢市が誇る駅前シネマの館長である藤岡紫浪が出席するのですから。毎月楽しみにしていた「駅前シネマニュース」が発行されなくなり(ブック宮丸の笠市店から入手していた)、とても寂しく思っておりましたので、生の藤岡館長節が聞けるかと思うと、それだけでワクワクします。
 <カナザワ映画祭>の話をするということは、シークレットで『シェラ・デ・コブレの幽霊』を世界初の映画館上映した時のことや、同じくシークレットで渡辺文樹監督作品を上映した時の騒動が語られるのだろうと予想します(公式サイトのブログが更新されないままなので、ここで色々と語られるのではないかと)。<カナザワ映画祭>を楽しみ続けてきた者としては、絶対に見逃せません。
 入場無料だけあり、当日は大変な混雑が予想されるので、早々に並びに行こうかと思っています。いやぁ、本当に楽しみです。あ、柳下毅一郎さんと小野寺生哉さんはオマケです(いや、御二方にはクリスピン・グローヴァーさんの話をしてほしい)。
 
 <WIRE11>のタイムテーブルも発表され、これまた興奮。
 毎年この時期は、<WIRE>付録のある『ぴあ』が発売され、それを購入し、タイムテーブルや屋台の種類を見て、<WIRE>当日を夢想していたのですが、『ぴあ』が休刊となり、発表は公式サイトのみとなりました。正直、寂しい。
 今年は、メインフロアの初っ端がシン・ニシムラさん、続いてタサカさんと、何年か前の<WIRE>を想い出させる順番で、相変わらず出だしから頑張り過ぎて深夜前には体力が底を尽きる方々が大勢いそうな感じです(まあ、そうはいっても石野卓球さんの出番には殆どの客がメインフロアに集まるのでしょうが)。石野さんの前にはケン・イシイさんがいて、後にはウエストバムさんがいる。この並びにも覚えありますな。深夜にかけて超盛り上げようという意思が感じられます。
 しかし、そこで盛り上がりすぎると、後が大変。メインフロアの深い時間帯には、フェリックス・クロヒャーさんがいて、レディオ・スレイヴさんがいて、レン・ファキさんがいて、何と驚きのカール・クレイグさんもいます。
 クロヒャーさんは、一時はシュランツの第一人者として名を馳せていましたが最近はそうでもなく、速いくせにしっかりとグルーヴがあるクロヒャーさんのプレイが大好きだったので、久しぶりにシュランツちっくなプレイを期待したいところです(しかしそーなると、クロヒャーさんで体力が尽きそうですが)。
 レン・ファキさんがトリなので、いつも面白いプレイをするのですが、トリとなるとどのようなプレイで<WIRE>を終結に導くのか楽しみです。
 それにしても驚きなのは、カール・クレイグさん。69名義ですが、最近はクラシカルな方面での活躍が目立っていただけに<WIRE>でどのようなライヴを行うのか、とっても楽しみです。うん、クレイグさんのライヴがもしかしたら今年の<WIRE>で最も楽しみかも。

 また、今年の<WIRE>は、東日本大震災の影響下にあるため、耐震性と省エネを考慮したフロア作りをしているようです。
 天井から吊るされたデコレーションはなくなり、<WIRE11>のロゴである「ひまわり」のような、照明の効果でさまざまな色に変化するオブジェを床に複数配置するそうです。今までと全く異なるデコレーションに、これまた想像するだけでワクワクしてきます。
 さらに今年は、メインフロアが「踊りたい人」、「揺れたい人」、「眺めてたい人」、という客層に合わせ、前方に3つのステージ、後方にはスタンドを配置するそうです。これは……ちょっと懸念材料。どちらかというと「踊りたい人」である私は、フロアが狭く区切られていやしないかと心配です。好きな(音の良い)場所で――または過密度の低い場所を探して踊っていた私からすると、客層に合わせてメインフロアを区切るのは懸念材料でしかありません。まあ、実際に見てみないと判断できませんが。
 何にしろ、新しい試みをしている今年の<WIRE>は、やはり今から楽しみではあります。

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tag : カナザワ映画祭 WIRE

プロフィール

Author:ばっどていすとさんどいっち
テクノ好き。
アンダーワールドのRez大好き。
映画大好き。
ジャッキー・チェンが生涯の英雄。
生涯1位作品は『ミミズバーガー』。
2位が『溶解人間』。
泣き虫で、馬鹿。
itsuka-omoi-dasu-bts@hotmail.co.jp

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