2008-10-07
テレビ局は映画作りを止めたらいいのに
フジテレビがカンヌを目指すそうで。
産経ニュース→カンヌ目指す! フジ、「エヴァ」スタッフとCGアニメ製作
馬鹿だねぇ。金にものいわせてブランド買いっすか。成金が芸術の価値もわからずに芸術品を買い漁るのと似ているな。
それにしても、何で3Dアニメで目指すかね。宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』が大ヒット大絶賛だってのに。
「およそ3年をかけ、若手スタッフ約200人で試行錯誤を繰り返した。そして、手描きで書いた2Dの絵を、3Dで作った映像に張り付けるという独自の技術を開発。日本らしい温かみのある絵を出すことに成功した」らしいけど、「2Dの絵を3Dで作った映像に張り付ける」のはゲームでもとっくの昔に成功しているじゃないか。その精度が上がっただけでしょ、大袈裟な。「手描きの日本らしい温かみのある絵」を作りたいなら、最初から手描きでいいじゃないか。わけわかんねー。
そもそも、「『ファインディング・ニモ』や『モンスターズ・インク』など、CG大作で次々とヒットを飛ばすハリウッドに宣戦布告し、カンヌを目指す」そうだけど、ピクサーの映画は、CG技術以前に、根本的に物語が面白いんだけど。素晴らしい物語を完璧に表現するための技術をピクサーは実現しているのであって、フジテレビの行おうとしていることはその逆。悲しくなるね。
「今回はあえてアニメと物語の質で勝負。これまでディズニー映画をはじめ、フルCGアニメ映画を専売特許としているハリウッドに、ひと泡吹かせるべく、じっくりと製作を進めている」みたいだけど、目標が「ハリウッドに、ひと泡吹かせる」とは、小っせーな。ただ単に傑作を作ればいいのに。それに、日本のアニメの専売特許が何なのか忘れてないかい? 「萌え」でしょ。「萌え」でカンヌを目指せばいいのに。
あと、監督が佐藤信介監督という時点で失敗は確定していると思うのだけれど。
産経ニュース→カンヌ目指す! フジ、「エヴァ」スタッフとCGアニメ製作
馬鹿だねぇ。金にものいわせてブランド買いっすか。成金が芸術の価値もわからずに芸術品を買い漁るのと似ているな。
それにしても、何で3Dアニメで目指すかね。宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』が大ヒット大絶賛だってのに。
「およそ3年をかけ、若手スタッフ約200人で試行錯誤を繰り返した。そして、手描きで書いた2Dの絵を、3Dで作った映像に張り付けるという独自の技術を開発。日本らしい温かみのある絵を出すことに成功した」らしいけど、「2Dの絵を3Dで作った映像に張り付ける」のはゲームでもとっくの昔に成功しているじゃないか。その精度が上がっただけでしょ、大袈裟な。「手描きの日本らしい温かみのある絵」を作りたいなら、最初から手描きでいいじゃないか。わけわかんねー。
そもそも、「『ファインディング・ニモ』や『モンスターズ・インク』など、CG大作で次々とヒットを飛ばすハリウッドに宣戦布告し、カンヌを目指す」そうだけど、ピクサーの映画は、CG技術以前に、根本的に物語が面白いんだけど。素晴らしい物語を完璧に表現するための技術をピクサーは実現しているのであって、フジテレビの行おうとしていることはその逆。悲しくなるね。
「今回はあえてアニメと物語の質で勝負。これまでディズニー映画をはじめ、フルCGアニメ映画を専売特許としているハリウッドに、ひと泡吹かせるべく、じっくりと製作を進めている」みたいだけど、目標が「ハリウッドに、ひと泡吹かせる」とは、小っせーな。ただ単に傑作を作ればいいのに。それに、日本のアニメの専売特許が何なのか忘れてないかい? 「萌え」でしょ。「萌え」でカンヌを目指せばいいのに。
あと、監督が佐藤信介監督という時点で失敗は確定していると思うのだけれど。
2008-10-06
腰が痛い5
接骨院に行ったら、今日から新しい治療が加わった。ストレッチだ。
実は、自宅で自主的にストレッチとかやった方がいいのかな、と思っていたから、丁度良かった。
痛かった。
簡単なストレッチでも、左足から腰にかけて痛みが走る。一通りストレッチが終わった後、「自宅でもストレッチとかした方がいいですか?」と訊いてみたら、「いや、まだ駄目です。ここ(接骨院)でやる以外にはしないで下さい」と駄目出し。むぅ。
接骨院に通い始め、今日で3回目だから当然、痛みはまだ消えない。院長には、「なかなか簡単には治らないよ。最低でも2週間はかかる。じっくりと焦らず、治療をすること」といわれたけど、私はせっかちなので、「じっくり焦らず」を実行するのが何よりも難しい。
実は、自宅で自主的にストレッチとかやった方がいいのかな、と思っていたから、丁度良かった。
痛かった。
簡単なストレッチでも、左足から腰にかけて痛みが走る。一通りストレッチが終わった後、「自宅でもストレッチとかした方がいいですか?」と訊いてみたら、「いや、まだ駄目です。ここ(接骨院)でやる以外にはしないで下さい」と駄目出し。むぅ。
接骨院に通い始め、今日で3回目だから当然、痛みはまだ消えない。院長には、「なかなか簡単には治らないよ。最低でも2週間はかかる。じっくりと焦らず、治療をすること」といわれたけど、私はせっかちなので、「じっくり焦らず」を実行するのが何よりも難しい。
2008-10-06
『ダークナイト』は単純で真っ当なヒーローもの
今、社会の底辺で喘いでいる人々が犯罪を起こし、同じく底辺の人々が被害者になるような事件がよく起きている。社会を揺り動かす事件は、しかし社会全体に影響は与えられない。影響を与えるのは、底辺の人々のことなど大して慮らない、上の上で過ごしている人々だ。政治家には、底辺に蠢く人々をダシにして、自分たちに都合の良い事案を通す者もいる。そんな社会で、徹底的に社会をぶち壊してくれるような悪人がいたら、怖いけど、痛快かもしれない。『ダークナイト』に登場するジョーカーは、正にそんな悪人だった。何もかもをぶち壊してくれる、完全悪といえる存在。
社会を憎むでなく、社会から搾取してやろうと思うでもなく、ジョーカーの悪行は、ただただ「悪」を世の中に蔓延らせることだけが目的だ。金や権威なんてのは、オマケ。ジョーカーは、貧乏だけど、悪人の貴族なのだ。
対してバットマンは、金と権威を持っているだけのヒーローだ。バットマンであるブルース・ウェインは、金と権威がなければ何にもできない。生まれながらのヒーローであるスーパーマンなんかとは決定的に違う。
でも結局は、どっちも変人である点で、ジョーカーとバットマンは共通している。
正義の味方と悪人は表裏一体――それは、昔から様々な物語で繰り返されたテーマでもある。バットマンとジョーカーは表裏一体。ゴジラは人間の敵だけど、敵の敵が来れば、人間の味方になってしまう。見方次第でいくらでも価値が変わってしまう。ジョーカーは、バットマンがいなけりゃ単なるこそ泥に過ぎないけど、バットマンという天敵がいるお陰で大犯罪者として活躍できる。正義と悪の共存関係、それが『ダークナイト』の要点だ。
正義の味方がどれだけカッコ良くても、悪人に同じくらいの魅力がなけりゃ、正義の味方の価値は輝かない。昔から、正義の味方の物語――刑事ものなんかも含めて――は悪人を描くことに腐心して来た。悪人が馬鹿だと、それだけで物語はつまらなくなる。『ダークナイト』のジョーカーは、そうゆう意味では抜群に優れた、映画史上トップクラスの悪人といえる。対抗できるのは、『ダーティハリー』のスコルピオくらいのものだろう。
社会を憎むでなく、社会から搾取してやろうと思うでもなく、ジョーカーの悪行は、ただただ「悪」を世の中に蔓延らせることだけが目的だ。金や権威なんてのは、オマケ。ジョーカーは、貧乏だけど、悪人の貴族なのだ。
対してバットマンは、金と権威を持っているだけのヒーローだ。バットマンであるブルース・ウェインは、金と権威がなければ何にもできない。生まれながらのヒーローであるスーパーマンなんかとは決定的に違う。
でも結局は、どっちも変人である点で、ジョーカーとバットマンは共通している。
正義の味方と悪人は表裏一体――それは、昔から様々な物語で繰り返されたテーマでもある。バットマンとジョーカーは表裏一体。ゴジラは人間の敵だけど、敵の敵が来れば、人間の味方になってしまう。見方次第でいくらでも価値が変わってしまう。ジョーカーは、バットマンがいなけりゃ単なるこそ泥に過ぎないけど、バットマンという天敵がいるお陰で大犯罪者として活躍できる。正義と悪の共存関係、それが『ダークナイト』の要点だ。
正義の味方がどれだけカッコ良くても、悪人に同じくらいの魅力がなけりゃ、正義の味方の価値は輝かない。昔から、正義の味方の物語――刑事ものなんかも含めて――は悪人を描くことに腐心して来た。悪人が馬鹿だと、それだけで物語はつまらなくなる。『ダークナイト』のジョーカーは、そうゆう意味では抜群に優れた、映画史上トップクラスの悪人といえる。対抗できるのは、『ダーティハリー』のスコルピオくらいのものだろう。
tag : ダークナイト
2008-10-05
レアなバナナ
腰と左足が痛いのに、近所のスーパーにバナナを買いに行く。ずっと家にいるのが我慢できなくなっただけで、とにかく出かけたかった。だから、バナナが買えるかどうかには、大して期待していなかった。そしたら、売ってた。1週間ぶりのバナナだ! しかし!
お1人様、1袋までとなっております。
なーにをーっ! 痛いのを我慢して来てみりゃあ、1人1袋かよ! つか、バナナに購入数制限がかかる日が訪れるとは!
いや、買えるだけでも嬉しいんだけど、何か、アホみたいな事態になってんなぁ。「1袋」には、4本の1房が入っている。つまり、「お1人様4本」だ。
しかたないので、1袋だけバナナを持ってレジに行ったら、「バナナ、テレビのせいで、すみませんねぇ」といわれた。本当、どうかしてるよ。
でも、ま、出かけただけでもストレス解消になったし、バナナも少ないながら入手したし、良かった良かった……
お1人様、1袋までとなっております。
なーにをーっ! 痛いのを我慢して来てみりゃあ、1人1袋かよ! つか、バナナに購入数制限がかかる日が訪れるとは!
いや、買えるだけでも嬉しいんだけど、何か、アホみたいな事態になってんなぁ。「1袋」には、4本の1房が入っている。つまり、「お1人様4本」だ。
しかたないので、1袋だけバナナを持ってレジに行ったら、「バナナ、テレビのせいで、すみませんねぇ」といわれた。本当、どうかしてるよ。
でも、ま、出かけただけでもストレス解消になったし、バナナも少ないながら入手したし、良かった良かった……
2008-10-05
腰が痛い4
土日祝日は接骨院の定休日なので、今日は自宅でただ安静に過ごす。しかし、出かけたくてウズウズする。さすがにクラブのイベントなんてものはパスするけど、映画は座っているだけだし、観に行ってもいいような気がしている。たぶん、止めるべきなんだろうけど。でも、せっかく署名までした『ホットファズ』が公開されているのに、観に行けないのは辛い(今週で上映終了だし)。
本屋やらCD販売店やらに気軽に行けず、自宅にいても読書するのにも姿勢を気にしながらだから面倒さを感じ、とはいえ寝るのも姿勢が問題になって安眠できず、とにかくイライラする。2日間くらい外出しないだけで、悲しくなってくる。引きこもりの人たちは、一体何をして1日を過ごしているのだ? 時間潰れるのか? いや、まだ簡単に寝られるだけ私よりもマシかもしれない。仰向けになって寝られることの幸せが、今の私には遠くに感じる。
というわけで、何となくネットで椎間板ヘルニアのアレコレを調べている。お陰様でかなり詳しくなれた。
今気になっているのは、処方されたロキソニン(鎮痛剤)と市販されているバファリンのどちらが効くか、ということだ。
なぜだかしらないけど、私にはロキソニンよりもバファリンの方が効く。つか、バファリンを飲むこと自体が初めてだったりする。バファリンを飲んだ時、しばらくしたら痛みがかなり軽減されて物凄く驚いたものだ。「さすがに半分が優しさでできているだけはあるな!」と。
その後、ロキソニンを処方されたので、そっちを服用することにしたのだけど、鎮痛効果が低い。なかなか効いてこない上に、痛みが軽減されない。でも、医者が出すものだからと思い、その日はロキソニンを服用し続けた。
次の日は、バファリンを服用した。一応、ロキソニンなら1日3回、バファリンなら1日2回、と制限があるので、ちゃんとそれを守っている。同日に交互に飲むような危険なことはしていない。
その結果、やはりバファリンの方が効く。気のせいかもしれないけど、どう考えても、バファリンの方が効いている。これが気になって仕方ない。仕方ないので、ネットで調べてみた。
殆どの人は、ロキソニンを勧め、バファリンは大して効かない、と書いている。うーん、私の体験と異なっているな。人によって効果に差があるのかな? ちなみに今日は、バファリンを服用している。朝の8時くらいに飲んで、痛みはまだ軽減されている。なので、しばらくはバファリンを服用し続け、バファリンが切れるか効かなくなったら、ロキソニンに切り替えようかと思っている。ロキソニンはバファリンみたく気軽に買えないしね。
色々と見ていると、とんでもない人がいる。バファリンを1回で6錠も飲んで、それを1日に4回もやって、それでいて「頭痛が治まらないからどうしたらいいでしょう?」とか質問している人。最早、医者の手にかかる以外ないだろうに、素人判断でもそれはヤバイんじゃないかというところまで行っている人がいて、愉快だ。
「溺れる者は藁をも掴む」という諺があるけど、どんだけ追い詰められても藁を掴んじゃいかんよな、とつくづく思った。
本屋やらCD販売店やらに気軽に行けず、自宅にいても読書するのにも姿勢を気にしながらだから面倒さを感じ、とはいえ寝るのも姿勢が問題になって安眠できず、とにかくイライラする。2日間くらい外出しないだけで、悲しくなってくる。引きこもりの人たちは、一体何をして1日を過ごしているのだ? 時間潰れるのか? いや、まだ簡単に寝られるだけ私よりもマシかもしれない。仰向けになって寝られることの幸せが、今の私には遠くに感じる。
というわけで、何となくネットで椎間板ヘルニアのアレコレを調べている。お陰様でかなり詳しくなれた。
今気になっているのは、処方されたロキソニン(鎮痛剤)と市販されているバファリンのどちらが効くか、ということだ。
なぜだかしらないけど、私にはロキソニンよりもバファリンの方が効く。つか、バファリンを飲むこと自体が初めてだったりする。バファリンを飲んだ時、しばらくしたら痛みがかなり軽減されて物凄く驚いたものだ。「さすがに半分が優しさでできているだけはあるな!」と。
その後、ロキソニンを処方されたので、そっちを服用することにしたのだけど、鎮痛効果が低い。なかなか効いてこない上に、痛みが軽減されない。でも、医者が出すものだからと思い、その日はロキソニンを服用し続けた。
次の日は、バファリンを服用した。一応、ロキソニンなら1日3回、バファリンなら1日2回、と制限があるので、ちゃんとそれを守っている。同日に交互に飲むような危険なことはしていない。
その結果、やはりバファリンの方が効く。気のせいかもしれないけど、どう考えても、バファリンの方が効いている。これが気になって仕方ない。仕方ないので、ネットで調べてみた。
殆どの人は、ロキソニンを勧め、バファリンは大して効かない、と書いている。うーん、私の体験と異なっているな。人によって効果に差があるのかな? ちなみに今日は、バファリンを服用している。朝の8時くらいに飲んで、痛みはまだ軽減されている。なので、しばらくはバファリンを服用し続け、バファリンが切れるか効かなくなったら、ロキソニンに切り替えようかと思っている。ロキソニンはバファリンみたく気軽に買えないしね。
色々と見ていると、とんでもない人がいる。バファリンを1回で6錠も飲んで、それを1日に4回もやって、それでいて「頭痛が治まらないからどうしたらいいでしょう?」とか質問している人。最早、医者の手にかかる以外ないだろうに、素人判断でもそれはヤバイんじゃないかというところまで行っている人がいて、愉快だ。
「溺れる者は藁をも掴む」という諺があるけど、どんだけ追い詰められても藁を掴んじゃいかんよな、とつくづく思った。
2008-10-04
腰が痛い3
今日も今日とて腰が痛い。今じゃ腰よりも左足の痛みの方が気になってるけど。
つーわけで、今朝も接骨院に行ってきた。元々、病院に行くことすら殆どなかったので、接骨院なんて行ったこともなく、想像していたのは、「ゴキッ!」とか「グキッ!」とか音を立てながら間接を捻られて「うぎゃぁっ!」とか叫びそうな治療だったけど、全然違っていた。
私は、まず牽引というのを施される。最初、「牽引しかないね、今は」と院長にいわれ、「牽引」がなんのことかわからなかった私は、「けんいん? 検院?」と思い、よくわからないが、通いなさいということか……と間違って納得していた。ま、通い続けるのは合ってるんだけど。帰宅して「けんいん」が何のことかネットで検索してみて初めて「牽引」であることを知る。
私の通っている接骨院は、全自動の牽引椅子を使っている。まずは座ると、下半身を椅子に固定するためのベルトを太股に巻かれる。そこだけが人手を使う作業で、後は椅子が全自動で行う。椅子が傾いて背もたれが床とほぼ水平になる。傾いている間に、脇の間にストッパーみたいのが降りてくる。準備ができると、そのストッパーがぐいーんと上がり、脇から上半身を引っ張る。下半身はベルトで固定されているから、それで腰骨が伸ばされるわけだ。数秒間引っ張られたら、緩む。引っ張って、緩ませて、腰骨を伸ばして、縮ませて、それを十分間繰り返す。これが結構、気持ち良い。
牽引が終わると、ベッドにうつ伏せに寝かされる。ここが私にとっては大変な治療だ。何せ、真っすぐな姿勢でうつ伏せになるだけで腰から左足にかけて痛みが走るから。しかし、先に牽引をして背筋を伸ばしたためか、少しは痛むものの、ちゃんと真っすぐな姿勢でうつ伏せになることができる。
ベッドに寝かされて何を施されるかというと、電気を流される。電気アンマみたいなものか。腰の中心、腰の両脇、左足に電気を流す器具を付けられる。「痛かったらいって下さいね」といわれて各部位に流す電気の強さを決める。最初、私は勝手がわからず、「痛くなるまで我慢すればいいのか」と、本当に痛いと思うまで我慢していたら、左足が凄い跳ねている。釣ったばっかの威勢の良い魚みたいに、超跳ねている。あっはっはっは、面白ぇー。などと笑ってる場合でなく、痛くなくてもこれは弱めた方がいいんじゃないか、と思い、弱めてもらった。それでもびっこんびっこん跳ねている。そのままでしばらくいたら、筋肉が締め付けられるようになってきたので、もう少しだけ弱めてもらった。電気を流すのも十分間だ。
その後、「とっき」というのをする(「とっき」がどんな漢字なのかわからない)。これも電気を流す治療のようだ。要は、「根性焼き」みたいなものだ。どんな器具なのか見てないからわからないけど、棒状のものを皮膚に押し当て、電気を流す。これが、お灸みたいで、5秒くらい当てると、凄い熱く感じる。だから、「熱かったらいって下さいね」といわれるのだが、5秒なら我慢してやろうと、「あっっつぅー」と我慢している。十秒なら根を上げていると思うけど。どうも、肉の多い部位に当てられると熱く感じるようだ。
「とっき」とやらが終わると、マッサージ。この時にも「痛かったらいって下さいね」といわれるが、我慢できる痛みなら我慢してやろうと我慢する。が、痛いのに我慢していたら治療にならない。我慢比べじゃないんだから。素直に「あ、そこは痛いです」という。
ベッドでの治療はこの3種類。それが終わると、湿布を貼られる。
で、1日の治療は終わり。待ち時間を除けば、30分くらいの治療だ。
ただでさえ病院に行かない私は、どんだけ治療費を請求されるのかと思ったら、400円に満たなかった。安っ! 保険が利くとはいえ、接骨院て、どこもかしこもこんなに安いもんなんですか!?
ちなみに今現在、椎間板ヘルニア予備軍の症状は……まあ、ぼちぼちでんなぁ。
つーわけで、今朝も接骨院に行ってきた。元々、病院に行くことすら殆どなかったので、接骨院なんて行ったこともなく、想像していたのは、「ゴキッ!」とか「グキッ!」とか音を立てながら間接を捻られて「うぎゃぁっ!」とか叫びそうな治療だったけど、全然違っていた。
私は、まず牽引というのを施される。最初、「牽引しかないね、今は」と院長にいわれ、「牽引」がなんのことかわからなかった私は、「けんいん? 検院?」と思い、よくわからないが、通いなさいということか……と間違って納得していた。ま、通い続けるのは合ってるんだけど。帰宅して「けんいん」が何のことかネットで検索してみて初めて「牽引」であることを知る。
私の通っている接骨院は、全自動の牽引椅子を使っている。まずは座ると、下半身を椅子に固定するためのベルトを太股に巻かれる。そこだけが人手を使う作業で、後は椅子が全自動で行う。椅子が傾いて背もたれが床とほぼ水平になる。傾いている間に、脇の間にストッパーみたいのが降りてくる。準備ができると、そのストッパーがぐいーんと上がり、脇から上半身を引っ張る。下半身はベルトで固定されているから、それで腰骨が伸ばされるわけだ。数秒間引っ張られたら、緩む。引っ張って、緩ませて、腰骨を伸ばして、縮ませて、それを十分間繰り返す。これが結構、気持ち良い。
牽引が終わると、ベッドにうつ伏せに寝かされる。ここが私にとっては大変な治療だ。何せ、真っすぐな姿勢でうつ伏せになるだけで腰から左足にかけて痛みが走るから。しかし、先に牽引をして背筋を伸ばしたためか、少しは痛むものの、ちゃんと真っすぐな姿勢でうつ伏せになることができる。
ベッドに寝かされて何を施されるかというと、電気を流される。電気アンマみたいなものか。腰の中心、腰の両脇、左足に電気を流す器具を付けられる。「痛かったらいって下さいね」といわれて各部位に流す電気の強さを決める。最初、私は勝手がわからず、「痛くなるまで我慢すればいいのか」と、本当に痛いと思うまで我慢していたら、左足が凄い跳ねている。釣ったばっかの威勢の良い魚みたいに、超跳ねている。あっはっはっは、面白ぇー。などと笑ってる場合でなく、痛くなくてもこれは弱めた方がいいんじゃないか、と思い、弱めてもらった。それでもびっこんびっこん跳ねている。そのままでしばらくいたら、筋肉が締め付けられるようになってきたので、もう少しだけ弱めてもらった。電気を流すのも十分間だ。
その後、「とっき」というのをする(「とっき」がどんな漢字なのかわからない)。これも電気を流す治療のようだ。要は、「根性焼き」みたいなものだ。どんな器具なのか見てないからわからないけど、棒状のものを皮膚に押し当て、電気を流す。これが、お灸みたいで、5秒くらい当てると、凄い熱く感じる。だから、「熱かったらいって下さいね」といわれるのだが、5秒なら我慢してやろうと、「あっっつぅー」と我慢している。十秒なら根を上げていると思うけど。どうも、肉の多い部位に当てられると熱く感じるようだ。
「とっき」とやらが終わると、マッサージ。この時にも「痛かったらいって下さいね」といわれるが、我慢できる痛みなら我慢してやろうと我慢する。が、痛いのに我慢していたら治療にならない。我慢比べじゃないんだから。素直に「あ、そこは痛いです」という。
ベッドでの治療はこの3種類。それが終わると、湿布を貼られる。
で、1日の治療は終わり。待ち時間を除けば、30分くらいの治療だ。
ただでさえ病院に行かない私は、どんだけ治療費を請求されるのかと思ったら、400円に満たなかった。安っ! 保険が利くとはいえ、接骨院て、どこもかしこもこんなに安いもんなんですか!?
ちなみに今現在、椎間板ヘルニア予備軍の症状は……まあ、ぼちぼちでんなぁ。
2008-10-04
『ハウルの動く城』を何となく見る
読書をしようにも、腰が痛くてうつ伏せができず、私は読書といえばうつ伏せだったので、読書ができず、何となくTVを点けたら、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』が放送されていたので、それを見た。
『ハウルの動く城』は、公開当時、批判が多かった。厳密にいえば、公開前から批判が多かった。曰く、「ジャニーズ効果を狙ってる。宮崎駿も終わったな」とか、「キムタクが声優? 観るまでもなく、駄作決定」とか。私の職場の上司にもそうゆうことをいう者がいた。
私は別に声優にこだわらない。作品に合えばそれでいいのだ。まあ、何十年と同じ役柄を演じてきた声優を変えて、アイドルやお笑い芸人を起用するのは正直、腹が立つけど。でも、そーゆー事情でもない限り、どんな者が声優をしようとどうでもいい。要は、結果だもの。
キムタクは嫌いどころか結構好きなので、『ハウルの動く城』に対しても前述したような反感は抱かなかった。実際、別に変じゃないどころか、合ってた思う。職場の上司は、アニメオタクでもあるので、キムタク起用が気に入らないらしいが、観もしないで判断するのは何よりも馬鹿のすることだ。駄目だ駄目だと批判したのなら、とりあえず観てみるべきだろう。私は、批判したら必ず観るようにしている。たまーに、私が間違っていることもあるもの。
『ハウルの動く城』の批判はもう1つ決定的なものがあって、それは「物語が破綻している」だ。それに関してはその通りだと思うけど、破綻していることが落ち度になるとは思えないのだけど。
私は宮崎駿監督の映画が大好きだ。初めて観たのは、小学生の頃の3本立て上映の1本、『ルパン三世 カリオストロの城』だ。他の2本は、『ルパン三世 ルパンvs複製人間』と『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』だ。
3本とも面白かったけど、『ルパン三世 カリオストロの城』は特別に面白かった。その面白さを表現すると、「映画」だったから、となる。
子供の頃の私は、「よくわからないけど、カリオストロは他のアニメ映画と何かが違う。何が違うのかはわからないけど」と考えていた。それは今でも同じで、他の数多あるアニメ映画と宮崎駿監督作品が決定的に違うのは、「映画」を作ろうとしているかいないかだろう。アニメという枠組みで語ろうとするのは、何となくズレがあると思う。
例えば、方向性は力一杯異なるが、クエンティン・タランティーノ監督の『デス・プルーフ』がそれまでの作品と異なり、初めて「映画」となったのと同じだ。宮崎駿監督の映画は、『ルパン三世 カリオストロの城』の頃から『デス・プルーフ』だったのだ。渡辺文樹監督の映画が「映画」としての感動を備え、クリスピン・グローヴァー監督の2作品がとんでもなく「映画」であったように。物語の破綻なんて、どうでもいい些細なことだ。そんなことを気にする人は、映画を一生観る必要はないし、本当に凄い映画を一生観ることが叶わない。
私はよく、職場のオタクの上司と軽い口論になる。その内容は、アニメ映画について。あのアニメ映画はどうだった? このアニメ映画は面白かった? と訊かれ、それに答えると、大抵の場合、意見が相違する。
私の答えは大抵こんなだ。
「アニメとしては好きなんで、映画でなければベタ褒めしますけど、映画としては大嫌いですね」
これが理解されない。
考えたら、映画がどのようにすれば「映画」になるのか、そんなことを何となく考えるきっかけになったのは、宮崎駿監督の映画を観てからだった。『ハウルの動く城』を何となく見ながら、想い出した。
『ハウルの動く城』は、公開当時、批判が多かった。厳密にいえば、公開前から批判が多かった。曰く、「ジャニーズ効果を狙ってる。宮崎駿も終わったな」とか、「キムタクが声優? 観るまでもなく、駄作決定」とか。私の職場の上司にもそうゆうことをいう者がいた。
私は別に声優にこだわらない。作品に合えばそれでいいのだ。まあ、何十年と同じ役柄を演じてきた声優を変えて、アイドルやお笑い芸人を起用するのは正直、腹が立つけど。でも、そーゆー事情でもない限り、どんな者が声優をしようとどうでもいい。要は、結果だもの。
キムタクは嫌いどころか結構好きなので、『ハウルの動く城』に対しても前述したような反感は抱かなかった。実際、別に変じゃないどころか、合ってた思う。職場の上司は、アニメオタクでもあるので、キムタク起用が気に入らないらしいが、観もしないで判断するのは何よりも馬鹿のすることだ。駄目だ駄目だと批判したのなら、とりあえず観てみるべきだろう。私は、批判したら必ず観るようにしている。たまーに、私が間違っていることもあるもの。
『ハウルの動く城』の批判はもう1つ決定的なものがあって、それは「物語が破綻している」だ。それに関してはその通りだと思うけど、破綻していることが落ち度になるとは思えないのだけど。
私は宮崎駿監督の映画が大好きだ。初めて観たのは、小学生の頃の3本立て上映の1本、『ルパン三世 カリオストロの城』だ。他の2本は、『ルパン三世 ルパンvs複製人間』と『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』だ。
3本とも面白かったけど、『ルパン三世 カリオストロの城』は特別に面白かった。その面白さを表現すると、「映画」だったから、となる。
子供の頃の私は、「よくわからないけど、カリオストロは他のアニメ映画と何かが違う。何が違うのかはわからないけど」と考えていた。それは今でも同じで、他の数多あるアニメ映画と宮崎駿監督作品が決定的に違うのは、「映画」を作ろうとしているかいないかだろう。アニメという枠組みで語ろうとするのは、何となくズレがあると思う。
例えば、方向性は力一杯異なるが、クエンティン・タランティーノ監督の『デス・プルーフ』がそれまでの作品と異なり、初めて「映画」となったのと同じだ。宮崎駿監督の映画は、『ルパン三世 カリオストロの城』の頃から『デス・プルーフ』だったのだ。渡辺文樹監督の映画が「映画」としての感動を備え、クリスピン・グローヴァー監督の2作品がとんでもなく「映画」であったように。物語の破綻なんて、どうでもいい些細なことだ。そんなことを気にする人は、映画を一生観る必要はないし、本当に凄い映画を一生観ることが叶わない。
私はよく、職場のオタクの上司と軽い口論になる。その内容は、アニメ映画について。あのアニメ映画はどうだった? このアニメ映画は面白かった? と訊かれ、それに答えると、大抵の場合、意見が相違する。
私の答えは大抵こんなだ。
「アニメとしては好きなんで、映画でなければベタ褒めしますけど、映画としては大嫌いですね」
これが理解されない。
考えたら、映画がどのようにすれば「映画」になるのか、そんなことを何となく考えるきっかけになったのは、宮崎駿監督の映画を観てからだった。『ハウルの動く城』を何となく見ながら、想い出した。
2008-10-03
腰が痛い2
腰の痛み、腰から左足にかけて痛みというか痺れがあり、歩くと左足を引きずるような感じになり、意識して引きずらないようにするととにかく痛いので、結局昨日の朝、病院へ行った。
レントゲンを撮り、診断してもらった結果、「背骨には特に異常は見られないけど、椎間板の狭さがちょっと気になるなぁ」といわれ、もしかしたらヘルニアの恐れがあると。MRIの予約をするかどうか訊かれ、「それとも湿布と鎮痛剤で様子を見て、痛みが退かないようなら、MRIにする?」ともいわれたので、様子見を採用。とりあえず2週間分の鎮痛剤と湿布で。
しかし、その後、どうしても痛いし、左足にかけての痺れ――正座を長時間したような――があるので、どう考えても単なる腰痛だけでなく、神経に何かあったとしか思えず、やはりMRIを――の前に、接骨院へ行ってみることに。私の母親が骨折をした時にお世話になった、評判の良いところなので、まずはそこで判断を仰いでみよう、ということで今朝、行ってみた。
軽く診てもらった結果、椎間板ヘルニア一歩手前、だそうだ。足に痺れが来ているのは、やばいよ、と。
実は私、ヘルニアってのがどんな状態なのかよく知らず、今回、初めて知った。すると、椎間板ヘルニアになる要素に覚えがありまくり。
数日前、長時間うつ伏せで読書をし、たまにえびぞりで物を取ったりしていた。その後、確かに腰がちょっと痛かったけど、「ちょっと」だったので、特に気にしなかった。次の日とその次の日には、3kmくらいだけど、ちょっと左半身を庇うような姿勢で走った。そのすぐ後、腰が痛くなり、左足を動かすのにも痛みを感じるようになった。
椎間板に負担をかけ、ヘルニアになる要素ありまくりだ。実際、今の症状は椎間板ヘルニアそのもの。
しかし、接骨院の先生は、「椎間板ヘルニア一歩手前」だといい、牽引などの治療をすることで、改善されるという。完全に直るかどうかは、わからない。「改善」か、「完治」か。
とりあえず、今の状態だと仕事も満足にできないので、整骨院で治療を受けることに。先生曰く、MRIはする必要ない、とのこと。椎間板ヘルニアの症状が現れているのはもうわかっているので、MRIはするだけ無駄だ、と。
この文章を打っている今も、腰は痛いし、左足に痺れるような痛みを感じる。ただ、2日前よりはマシ。2日前は、鎮痛剤も湿布もない状態で、よく仕事をしていたなぁ、と我ながら感心。我慢我慢、と我慢してたし。
本当は映画に行きたかったんだけど、さすがに断念。あーあ……
レントゲンを撮り、診断してもらった結果、「背骨には特に異常は見られないけど、椎間板の狭さがちょっと気になるなぁ」といわれ、もしかしたらヘルニアの恐れがあると。MRIの予約をするかどうか訊かれ、「それとも湿布と鎮痛剤で様子を見て、痛みが退かないようなら、MRIにする?」ともいわれたので、様子見を採用。とりあえず2週間分の鎮痛剤と湿布で。
しかし、その後、どうしても痛いし、左足にかけての痺れ――正座を長時間したような――があるので、どう考えても単なる腰痛だけでなく、神経に何かあったとしか思えず、やはりMRIを――の前に、接骨院へ行ってみることに。私の母親が骨折をした時にお世話になった、評判の良いところなので、まずはそこで判断を仰いでみよう、ということで今朝、行ってみた。
軽く診てもらった結果、椎間板ヘルニア一歩手前、だそうだ。足に痺れが来ているのは、やばいよ、と。
実は私、ヘルニアってのがどんな状態なのかよく知らず、今回、初めて知った。すると、椎間板ヘルニアになる要素に覚えがありまくり。
数日前、長時間うつ伏せで読書をし、たまにえびぞりで物を取ったりしていた。その後、確かに腰がちょっと痛かったけど、「ちょっと」だったので、特に気にしなかった。次の日とその次の日には、3kmくらいだけど、ちょっと左半身を庇うような姿勢で走った。そのすぐ後、腰が痛くなり、左足を動かすのにも痛みを感じるようになった。
椎間板に負担をかけ、ヘルニアになる要素ありまくりだ。実際、今の症状は椎間板ヘルニアそのもの。
しかし、接骨院の先生は、「椎間板ヘルニア一歩手前」だといい、牽引などの治療をすることで、改善されるという。完全に直るかどうかは、わからない。「改善」か、「完治」か。
とりあえず、今の状態だと仕事も満足にできないので、整骨院で治療を受けることに。先生曰く、MRIはする必要ない、とのこと。椎間板ヘルニアの症状が現れているのはもうわかっているので、MRIはするだけ無駄だ、と。
この文章を打っている今も、腰は痛いし、左足に痺れるような痛みを感じる。ただ、2日前よりはマシ。2日前は、鎮痛剤も湿布もない状態で、よく仕事をしていたなぁ、と我ながら感心。我慢我慢、と我慢してたし。
本当は映画に行きたかったんだけど、さすがに断念。あーあ……
2008-10-02
バナナダイエットと町山さんのブログの感想
「バナナダイエット」がTV番組で放送されてから、瞬く間にスーパーからバナナが消えた。納入されてもすぐに売り切れになる毎日だ。結局、私は未だにバナナを買えてない。ちくしょう。
マスコミの、特にTV番組の効果は、ネットが普及した今でも絶大だ。だから思う。映画評論家の町山智浩さんは、「ネットの時代、知識は誰でも簡単に拾えるようになったので、知識そのものに価値がなくなった」などというけれど、それは大間違いだ。だって、みんながみんなネットを使って拾わないんだもん。拾ってりゃ「バナナダイエット」でバナナが馬鹿売れしないよ。
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記→「知っている」それ自体にはもはや何の価値もない
私は、「知っている」だけでも価値があると思う。価値がないのは、勤勉に調べる人だけだろう。みんながみんな町山さんみたいに頭の良い人ばかりじゃないのだ。本屋の売り上げランキングを見ればそれがよーくわかる。上位の常連本は「血液型別のマニュアル」だよ。そんなもんが大ヒットしているってのに、単なる「知識」に価値がないわけがない。いちいち調べるのが面倒な人は、簡単に引っかかる。それが今の大衆の知的レベルだ。
DSのゲームでも、常識クイズみたいなものが大ヒットした。TVでも最近は雑学クイズみたいなものが大流行のようだ(見たことない)。みんな、「へぇ〜」つって喜んで見ているのだろう。んで、翌日には「ねー、ねー、コレ知ってる?」と知識自慢をするのだ。所詮はそんなもんでしょ。知識同士に繋がりがなくてもいいような、単なる知識として利用価値のあるものを求めている。即物的で、ファストフード的な知識で構わないのだ。
体験による体系的な知識の重要性はあるだろうけど、体験そのものが間違っていた場合、何の意味もなさない。代表的な例が、オウム真理教だ。信者は、間違いなく体験によって「真実」を得たと思っているんだもん。信じ切っている人々に対して、それが嘘であると証明することはとても難しい。物凄く頭の良い大学卒の人々がオウム真理教に心酔したのは、結局は「体験」が仇となったのだ。私は良く知らないけど、オウム真理教の信者に、運動神経が抜群の運動選手はいないんじゃないか? 勉強はできても身体の動かし方を「知らない」人ばっかなんじゃないか?
私はジョギングをしているから何となくわかるんだけど、身体の動きを制御するのはとても大変だ。息が乱れた時、疲れで筋肉が思うように動かなくなった時、怪我で身体が動かなくなった時、つくづく実感する。身体を動かすのは簡単だけど、「ちゃんと考えて身体を動かす」のは難しい、と。たぶん、オウム真理教なんかにハマる人は、「ちゃんと考えて身体を動かす」をしてない人だと思う。自分の身体を制御するのに頭を使っていれば、オウム真理教がやってるようなヨガに全く意味がないことはすぐにわかる。
人は大抵、自分の体験による学習を重要視する。例えば会社で、現場人間と机に向かいっ放しの理論家がいて、二者の意見が相違したとする。よくあるのが、現場人間の「お前は現場を知らないからそんなことがいえるんだ」という台詞だ。この場合、現場人間は、現場を知っている自分こそが正しいと思っている。しかし、そうとも限らないのは歴史が証明している。机上の理論には机上の理論だからこそ、価値がある。現場人間は、よくそれを軽視して、失敗したりする。
自分の見聞きしたものが必ずしも正しいとは限らない。しかし、人は基本的に自分を中心にして物事を考えるから、例えば事件や災害に遭った時、「何で自分がこんな目に」などと考えたりする。確率的には誰に起きたっておかしくないことでも。
町山さんはとても頭の良い人だ。だからたまに感情的になることがある。唐沢さんを批判する余り、庶民の当然の感覚を見逃している気がする。
役に立たない知識でも、積もれば山となり、山となればそれなりに価値あるものに見えてくる。唐沢さんの「知識」が間違いだらけだったとしても、まだまだその「知識」は生き延びると思うのだ。勉強なんてする余裕がなく、一知半解の知識を喜んで見聞きする人々はいくらでもいる。
町山さんのいっていることは正しく、唐沢さんを批判して「みんなの立場に立っている」ように見えるけど、その実、上から目線なんだよね。「バナナダイエット」が大人気の今、そう思う。
マスコミの、特にTV番組の効果は、ネットが普及した今でも絶大だ。だから思う。映画評論家の町山智浩さんは、「ネットの時代、知識は誰でも簡単に拾えるようになったので、知識そのものに価値がなくなった」などというけれど、それは大間違いだ。だって、みんながみんなネットを使って拾わないんだもん。拾ってりゃ「バナナダイエット」でバナナが馬鹿売れしないよ。
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記→「知っている」それ自体にはもはや何の価値もない
私は、「知っている」だけでも価値があると思う。価値がないのは、勤勉に調べる人だけだろう。みんながみんな町山さんみたいに頭の良い人ばかりじゃないのだ。本屋の売り上げランキングを見ればそれがよーくわかる。上位の常連本は「血液型別のマニュアル」だよ。そんなもんが大ヒットしているってのに、単なる「知識」に価値がないわけがない。いちいち調べるのが面倒な人は、簡単に引っかかる。それが今の大衆の知的レベルだ。
DSのゲームでも、常識クイズみたいなものが大ヒットした。TVでも最近は雑学クイズみたいなものが大流行のようだ(見たことない)。みんな、「へぇ〜」つって喜んで見ているのだろう。んで、翌日には「ねー、ねー、コレ知ってる?」と知識自慢をするのだ。所詮はそんなもんでしょ。知識同士に繋がりがなくてもいいような、単なる知識として利用価値のあるものを求めている。即物的で、ファストフード的な知識で構わないのだ。
体験による体系的な知識の重要性はあるだろうけど、体験そのものが間違っていた場合、何の意味もなさない。代表的な例が、オウム真理教だ。信者は、間違いなく体験によって「真実」を得たと思っているんだもん。信じ切っている人々に対して、それが嘘であると証明することはとても難しい。物凄く頭の良い大学卒の人々がオウム真理教に心酔したのは、結局は「体験」が仇となったのだ。私は良く知らないけど、オウム真理教の信者に、運動神経が抜群の運動選手はいないんじゃないか? 勉強はできても身体の動かし方を「知らない」人ばっかなんじゃないか?
私はジョギングをしているから何となくわかるんだけど、身体の動きを制御するのはとても大変だ。息が乱れた時、疲れで筋肉が思うように動かなくなった時、怪我で身体が動かなくなった時、つくづく実感する。身体を動かすのは簡単だけど、「ちゃんと考えて身体を動かす」のは難しい、と。たぶん、オウム真理教なんかにハマる人は、「ちゃんと考えて身体を動かす」をしてない人だと思う。自分の身体を制御するのに頭を使っていれば、オウム真理教がやってるようなヨガに全く意味がないことはすぐにわかる。
人は大抵、自分の体験による学習を重要視する。例えば会社で、現場人間と机に向かいっ放しの理論家がいて、二者の意見が相違したとする。よくあるのが、現場人間の「お前は現場を知らないからそんなことがいえるんだ」という台詞だ。この場合、現場人間は、現場を知っている自分こそが正しいと思っている。しかし、そうとも限らないのは歴史が証明している。机上の理論には机上の理論だからこそ、価値がある。現場人間は、よくそれを軽視して、失敗したりする。
自分の見聞きしたものが必ずしも正しいとは限らない。しかし、人は基本的に自分を中心にして物事を考えるから、例えば事件や災害に遭った時、「何で自分がこんな目に」などと考えたりする。確率的には誰に起きたっておかしくないことでも。
町山さんはとても頭の良い人だ。だからたまに感情的になることがある。唐沢さんを批判する余り、庶民の当然の感覚を見逃している気がする。
役に立たない知識でも、積もれば山となり、山となればそれなりに価値あるものに見えてくる。唐沢さんの「知識」が間違いだらけだったとしても、まだまだその「知識」は生き延びると思うのだ。勉強なんてする余裕がなく、一知半解の知識を喜んで見聞きする人々はいくらでもいる。
町山さんのいっていることは正しく、唐沢さんを批判して「みんなの立場に立っている」ように見えるけど、その実、上から目線なんだよね。「バナナダイエット」が大人気の今、そう思う。
2008-10-01
『アブグレイブの亡霊』とバナナ
私は子供の頃からバナナをよく食べている。朝食はちゃんと摂らなきゃ駄目、とかいわれるので、朝にバナナを食べる。その理由は、「1.栄養素が優れている」、「2.吸収され易い糖分が多いので脳の活性化に良い」、「3.消化に良い」、という3点だ。それが正しいかどうかは知らない。そう親がいってたので、そのままずーっと今に至っているだけ。
でも、いっつもバナナばっかだと、さすがに飽きるので、多少は工夫を凝らす。つっても、凍らせるとか、しそジャムと生クリームを軽く塗った食パンでバナナを包んだ「バナナ巻き」を作るとか、ヨーグルトにバナナを浸して食べるとか、その程度。とにかく、バナナをよく食べるのだ。
なのに、最近、なぜかどこにもバナナが売ってない。非常事態宣言発令! バナナが、バナナがない! 私の大切な栄養源が! 原油価格がバナナにも影響を与えているのか!?
……バナナのない日々が1週間くらい続いて、昨日、ようやくその理由を知った。新聞に載っていたのだ。「バナナダイエット効果で、バナナが売り切れ」と。どうやらTV番組で「バナナダイエット」とやらが扱われたようだ。
昨日今日になってバナナに群がる豚どもめ! 私は何十年来のバナナ愛好家なんだぞ! そんな私がバナナを食べられないのは大問題だ! お前らみたいな豚どもがバナナダイエットくらいで痩せられるもんか! ばーか、ばーーかっ!!
などと、恨み言でもいいたい気分だ。今日も、たぶん明日も明後日も、私はバナナを食べられない。一時期の「納豆ダイエット」現象と同じだね。何でみんなTVに踊らされるのかなぁ。「納豆ダイエット」で懲りなかったの? ていうかさ、「ダイエット」という言葉に惹かれる人は、それなりにダイエットについて詳しいと思うのだけど、バナナが身体に良い、ということを知らなかったのか? そんなことも知らない人がダイエットできるとは決して思えないんだけど。
「納豆ダイエット」も「バナナダイエット」も、TVがきっかけだった。TVの効果は大きい。たぶん「バナナダイエット」に走った人は、「あのTVがいうんだから正しい」と思ったに違いない。自分で調べ、考えることを放棄している。私は、マスメディアの強さが、今回ばかりは肌身に沁みた。そして、「あー、戦時中もこんなだったのかなぁ」と思考はあらぬ方向へとすっ飛んだ。
『アブグレイブの亡霊』を観た。カナザワ映画祭で観た、イラクにあるアブグレイブという刑務所で行われたアメリカ軍によるイラク人虐待の事実を暴く、ドキュメンタリー映画だ。アメリカ軍も、無思考で「バナナダイエット」に群がる人々と似たり寄ったりだったのかもしれない。
でも、いっつもバナナばっかだと、さすがに飽きるので、多少は工夫を凝らす。つっても、凍らせるとか、しそジャムと生クリームを軽く塗った食パンでバナナを包んだ「バナナ巻き」を作るとか、ヨーグルトにバナナを浸して食べるとか、その程度。とにかく、バナナをよく食べるのだ。
なのに、最近、なぜかどこにもバナナが売ってない。非常事態宣言発令! バナナが、バナナがない! 私の大切な栄養源が! 原油価格がバナナにも影響を与えているのか!?
……バナナのない日々が1週間くらい続いて、昨日、ようやくその理由を知った。新聞に載っていたのだ。「バナナダイエット効果で、バナナが売り切れ」と。どうやらTV番組で「バナナダイエット」とやらが扱われたようだ。
昨日今日になってバナナに群がる豚どもめ! 私は何十年来のバナナ愛好家なんだぞ! そんな私がバナナを食べられないのは大問題だ! お前らみたいな豚どもがバナナダイエットくらいで痩せられるもんか! ばーか、ばーーかっ!!
などと、恨み言でもいいたい気分だ。今日も、たぶん明日も明後日も、私はバナナを食べられない。一時期の「納豆ダイエット」現象と同じだね。何でみんなTVに踊らされるのかなぁ。「納豆ダイエット」で懲りなかったの? ていうかさ、「ダイエット」という言葉に惹かれる人は、それなりにダイエットについて詳しいと思うのだけど、バナナが身体に良い、ということを知らなかったのか? そんなことも知らない人がダイエットできるとは決して思えないんだけど。
「納豆ダイエット」も「バナナダイエット」も、TVがきっかけだった。TVの効果は大きい。たぶん「バナナダイエット」に走った人は、「あのTVがいうんだから正しい」と思ったに違いない。自分で調べ、考えることを放棄している。私は、マスメディアの強さが、今回ばかりは肌身に沁みた。そして、「あー、戦時中もこんなだったのかなぁ」と思考はあらぬ方向へとすっ飛んだ。
『アブグレイブの亡霊』を観た。カナザワ映画祭で観た、イラクにあるアブグレイブという刑務所で行われたアメリカ軍によるイラク人虐待の事実を暴く、ドキュメンタリー映画だ。アメリカ軍も、無思考で「バナナダイエット」に群がる人々と似たり寄ったりだったのかもしれない。
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